弱虫ペダル Rainbow Ride (全話編集中) 作:サクータ
合宿 4日目
手嶋 「・・・来た 2人」
今泉・鳴子
『うおおおお‼️(おるらあああ‼️)』
青八木 「最後はどっちだ!」
今泉・鳴子
『ざけんなぁああ‼️(おるらあああ‼️)』
午後12:30
鳴子 「よっしゃらあああ‼️」
鳴子章吉 1,000キロ 達成
今泉駿輔 コンマ数秒差で1,000キロ達成
「1,000キロ 鳴子さんが先に達成した!」
鏑木 「なんだ⁉️ あの最後の伸びは⁉️」
小野田 (鳴子くん進化してる 最後、ものすごく速いスピードで伸びた! 僕はまだ 鳴子くんにも今泉くんにも近づいていない! 僕も!)
鳴子 「ハァ ハァ ワイが勝ったった ははっ」
今泉 「うるさい たまたま勝ったぐらいではしゃぎ過ぎた」
「鳴子さんタオルとボトルを…」
鳴子 「ええ あ〜喉が乾いたなぁ 取ってきて貰おうかなぁ 今泉くんに」
今泉 「・・・」
鳴子 「約束通り」
***************
鳴子 「スカシ! もうすぐ最終周や! 先に1,000キロゴールした方が」
鳴子
「今日1日、2位のやつになんでも言う事を聞く」
鳴子 「これでどうや?」
今泉 「・・・」
今泉 「いいだろう!」
***************
鳴子 「かっかっか!」
今泉 「えい」
ポイ コツン!
鳴子 「あ痛ァ! なにすんねんゴルァ‼️」
今泉 「汗で手が滑った」
鳴子 「お前今 ‘えい’ 言うてたやないか!」
手嶋 「小学生か」(ー ー;)
古賀 「そうだ小野田 横風の場合 風向きと逆に車輪ひとつ分前につけ!」
小野田 「はい!」
古賀 「風よけは車輪の後ろにつくのが基本だが 横風の場合 少し前に出た方が少しは楽になる お前はクライマーだ 平坦でどれだけ楽できるかチームの勝敗に関わってくる この合宿とインターハイまでの練習で俺のレースノウハウをお前に叩き込む! 集中して走れ!」
小野田 「はい! あ、鏑木くん!」
鏑木 「ん? っげ! 追いつかれた! 先に今泉さんや鳴子さんにゴールされて 小野田さんにまで くそ! ほるらああああ‼️」
古賀 「苦戦してるな鏑木 自分のイメージした通りにに走れないってとこか そりゃそうだ このコースは登りが急だからな 本人は気づいてないだろうが、意識すればもっと速くなるだろう」
古賀
「鏑木一差…あいつは紛れもなくスプリンターだ」
鏑木 (平坦は速くいけるんだ なんでだ!? 登りだって同じ踏み方すれば速く回せるのに!?)
小野田 「ス、スプリンター!? 鏑木くんが!?」
古賀 「鍛えれば3年の時の田所さん超えるんじゃないかと青八木も言ってたよ」
小野田 「す、凄い! でも、本人には直接言わないんですか?」
古賀 「1,000キロも走れば気づくと思ってたけどな あれは とんでもないバカか天才のどっちかだ」
青八木一 17:30 1,000キロ 達成
小野田 「ヒメぇぇ‼️」
小野田坂道 18:50 1,000キロ 達成
鏑木 「ほるらああああ‼️」
鏑木一差 20:05 1,000キロ 達成
手嶋 「っぐううう!」
手嶋純太 21:25 1,000キロ 達成
鏑木 (手嶋さんはなんとか抜いた うーん もっと速くなるには)
そして
鳴子 「来たで!」
小野田 「ファイトです! 古賀さん!」
古賀 (あと、少し 金城さん 大分遅くなりましたが俺 達成しましたよ 合宿1,000キロ!)
古賀公貴 22:00 1,000キロ 達成
手嶋 「お疲れ 公貴」
古賀 「長かった 1,000キロ」
手嶋 「ああ 分かってる」
古賀 「3年 かかっちまった」
手嶋 「やり遂げた事に変わりはない」
その後、1,000キロ達成出来なかった者はいなかったが、残ったメンバーは時間まで走りきり
午前 00:00
手嶋 「これで虹ヶ咲学園合宿を終了する‼️」
『ありがとうございました‼️』
翌日
幹 「おはよう どうだった合宿?」
鳴子 「かっかっか ワイが勝ったった」
今泉 「1ミリ差でな」
幹 「お疲れ様 じゃあもうひと頑張り頑張ろう 補習!」
小野田 「わ、忘れてたぁ!」
12:30
最後の補習授業を終えた後
鳴子 「アカン やっぱ補習はキツいで」
杉元 「去年より少し楽に感じたけど」
小野田 「それでもまだ補習の方がキツく感じるよ」
今泉 「まだ来年もあると考えると」
鳴子 「やめんかスカシ! 考えたない!」
侑 「おーい」
小野田 「あ、高咲さん」
侑 「みんな合宿お疲れ様」
今泉 「オッス 高咲」
鳴子 「ちゃーす」
侑 「聞いたよ1,000キロ走ったんだって? すごいね!」
鳴子 「かっかっか せやろ? ちなみにワイが先にゴールしたった」
今泉 「2度も言わなくていい」
鳴子 「なんやスカシ? ワイに負けたこと大分落ち込んどるようやな」
今泉 「忘れてないだろうな? 明日、俺たちの動画の再生数勝負 明日勝敗が決まるんだぞ」
鳴子 「分かっとるわ そっちでもワイが勝ったるちゅうねん!」
侑 「動画ってみんなの活躍シーン集のこと? 幹ちゃんから聞いてるよ どっちの再生数が多いか勝負しているんだって?」
今泉 「ああ そうだ」
鳴子 「どうや? 動画の再生数? ワイら合宿の間 一度も見ておらんからな」
侑 「うん! みんな凄い再生数で、うちの学校も他校からも結構話題になってて 坂道くんの動画なんて 3人の中で1番再生されてるよ」
小野田 「え、えええ! いやいやいや! 僕はただゴールを取っただけだし、他に凄いことしたわけじゃないし」
杉元 「小野田 そういうのは素直に認めなよ」
小野田 「杉元くん」
侑 「そうだよ 最後のゴールのシーンもそうだけど、箱根の山で100人抜き、アレ、とても初心者とは思えない走りで話題になってね 坂道くんのファン増えているんだよ」
小野田 「ぼ、僕にファン!?」
侑 「うん! ちなみに私もせつ菜ちゃんも坂道くんのファンなんだぁ」^_^
小野田 「ぼ、僕にファン///」
鳴子 「顔赤いで 小野田くん」
小野田 「そ、そう?」
今泉 「ところで 手に持ってるそれ、なんだ?」
侑 「あ、コレ? 実はこの後、虹ヶ咲と藤黄学園との合同演劇祭があってね ウチから演劇部と掛け持ちしている桜坂しずくちゃんが主役の演劇があるの コレはその演劇のビラだよ 劇場ホールで3時からだから良かったら観に来て」
鳴子 「そういや 見慣れん制服が沢山いると思うてたけど」
今泉 「演劇か」
杉元 「良いんじゃない? 観に行くのも」
鳴子 「せやな 今日は部活休みやし」
小野田 「うん 行こうよ今泉くん」
今泉 「っえ」
今泉 (なんか前にも似たような流れがあったような)
小野田 「行かないの?」
今泉 「い、行く」
侑 「ふふふ」
劇場ホール 玄関口
【虹ヶ咲学園・藤黄学園 合同演劇祭】
虹ヶ咲学園
舞台 「荒野の雨」
紫藤 「姫乃 この舞台の主役の子 虹ヶ咲のスクールアイドルらしいわよ」
綾小路 「そうなんですね」
控え室
鏡で身なりを整え、同好会のみんなから送ってくれた手作りの首飾りを着ける
しずく 「よし!」
劇場ホール 観客席エリア
小野田 「うわ〜」
鳴子 「結構おるやんか」
杉元 「そりゃそうだよ 藤黄学園は都内でも有名な学校だからね そこがウチと合同で演劇祭をするとなればたくさん来るよ」
今泉 「へぇ〜」
段竹 「しずくちゃん 再オーディション受かってよかったな」
かすみ 「うん 何せこの部長のかすみんが、しず子に気合いを入れ直させたんだから! 受かってくれなきゃ困るよ」
鏑木 「あ? かすみって部長だったのか?」
璃奈 「自称だけど」
かすみ 「あれ? かすみんが部長って言わなかったっけ?」
鏑・段 『聞いてない』
かすみ 「かすみんが2代目部長になって かすみんワンダーランドを作るって言わなかったっけ?」
鏑・段 『聞いてない』
手嶋 (なんだ? コントか?)
青八木 (鏑木が2人いるみたいだ)
エマ 「しずくちゃんの演劇 楽しみだね はじめくん」
青八木 「うん」コク
歩夢 「なんだか私 ドキドキしてきちゃった」
侑 「私も」
幹 「あ、おーい こっちだよ」
小野田 「寒咲さん」
手嶋 「やっぱり お前たちも来たんだな」
小野田 「手嶋さん、青八木さんに古賀さんまで」
鳴子 「カブ達もおるやんか」
鏑・段・定 『ちわーす!』
杉元 「みんなも招待されてたんだね」
今泉 「それより なんでみんな 同好会の人達と交互に座ってるんすか?」
璃奈とかすみの間に鏑木、かすみの左隣に段竹と定時
エマと果林の間に青八木、果林と彼方の間に手嶋、彼方の左隣に古賀
かすみ 「先輩 気にしてたらキリがないですよ」
愛 「そうそう 気にしない気にしない」
侑 「みんなが座るところはとってあるからさ」
手嶋 「ほら はやく座れよ」
小野田 「と、とりあえず座ろうよ」
杉元 「そうだね」
定時 「兄ちゃん ここ座って」
杉元 「おお すまない定時」
幹 「小野田くんはここ 私と菜々ちゃんの間」
小野田 「は、はい」
愛 「鳴っちは愛さんとりなりーの間だよ」
鳴子 「あお! すまんなぁ邪魔するで…お?」
璃奈 「っ?」
鳴子 「ジョイポリでのライブ 小野田くんと見てたで 顔にボードを着けて踊るとは派手なことをするやん」
璃奈 「え?」
鳴子 「カッコ可愛かったで お陰で楽しませてもらったわ またライブがあれば教えてや いつでも行くで」
璃奈 「あ、ありがとう///」
愛 「よかったね りなりー」
璃奈 「うん」
侑 「駿輔くんは歩夢とエマさんの間だよ」
今泉 「おう すいません隣失礼します」
エマ 「うん 座って座って」
今泉 「わりぃ邪魔するぜ」
歩夢 「う、うん」
今泉 「ん? どうした?」
歩夢 「駿輔くん 少し見ない間にたくましくなったね」
今泉 「そうか? 日に焼けただけだと思うぞ」
歩夢 「そんな事ないよぉ」
歩夢 (なんだか 前より迫力がましてカッコよくなってる)
菜々 「う〜ん」ジー
小野田 「あ、あの なんでしょう?」
菜々 「知りたいものですね」
小野田 「え!?」
菜々 「私と同じぐらいの身長で細身のその体でそして強い、しかも同じアニメ好き、ますますあなたの事知りたいですね あなたのファンとして」
小野田 「ファ、ファン///」
侑 「あはは 菜々ちゃん興味津々」
幹 「小野田くん カクカクしてる」
果林 「ねぇ純太くん あれが小野田坂道くん?」
手嶋 「ああそうだ あれがうちの超級エースクライマーよ」
果林 「とてもじゃないけど 彼が日本一を取ったという感じに思えないわ この間の予選でもあまりすごいと言う感じではなかったけど?」
彼方 「やっぱり果林ちゃんもそう思う?」
手嶋 「あん時は平坦メインのコースだったからな あいつは俺と同じクライマー 登りが得意とする選手 弱々しい見た目だけど山に入れば一変する 一度あいつの登りを見ればその考え 間違ってた に変わるぜ」
果林 「そう、一度見てみたいわね」
ブーーーー! 公演開始の合図
果林 「始まるわよ」
かすみ (頑張れ、しず子)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
しずく 「ある町のある劇場に1人の少女がいました 彼女の夢はこの町1番の歌手になる事 そしてたくさんの人に歌を届けること あなたの理想のヒロインになりたいんです」
しずく 「待ってくださいオーナー どうして私だけ出番がないんですか!?」
オーナー 「残念だけど、あなたの歌の評判がよくないの もううちの劇場に立たせる事は出来ないわ」
「ねぇ待って! もう一度オーナーに頼んでみようよ チャンスをくださいって」
しずく 「もういいの!」
黒しず 「そんなに怖いの? 本当の自分を見てもらうのが」
しずく 「・・・くっ!」
黒しず 「待って! わたし、それでも歌いたいよ」
しずく 「… ぁぁ 私もあなたと目を逸らしていたの 私も歌いたい この気持ちだけはずっと真実 今まで、ごめんなさい」
しずく
「これがわたし 咎めようのない 本当のわたし!」
黒しず 「嫌われるかもしれない」
しずく 「けど、好きだって言ってくれる人もいた」
しずく・黒しず
『だからこの小さなステージでもう一度始めよう!』
♪ 「Solitude Rain」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
パチパチ
ステージ横
黒しず 「…」
着けていたウィッグとメガネを外す
演劇部部長 「ふふ」
演劇祭終了後
かすみ 「うぇーんしず子ぉ! すごかったよぉ〜!」
しずく 「かすみさん 泣きすぎだよぉ けど ありがとう かすみさん あの時 かすみさんが言ってくれなかったら わたし 本当の自分をさらけ出すことが出来なかった」 なでなで
かすみ 「だってかすみんとしず子の仲でしょ お互い支え合っていくのが虹学でもあって 親友でしょ!? しず子」
しずく 「支え合う うん!」
新聞部部員 「素晴らしかったです まさしくスクールアイドルの桜坂しずくさんにしか出来ない舞台でしたね」
しずく 「ありがとうございます」
新聞部部員 「役者、そしてスクールアイドルとして 何かメッセージはありますか?」
しずく 「本当のわたしを見てください!」
紫藤 「良いステージだったわね」
綾小路 「はい 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 面白いですね」