弱虫ペダル Rainbow Ride (全話編集中)   作:サクータ

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RIDE,37 決戦前日

 

部室棟 中央

 

 「スゲェ気迫だな 自転車部」

 「ああ 明日からだもんな インターハイ」

 「ねぇねぇ 誰を応援する?」

 「ええ? 私はやっぱり今泉先輩かなぁ? カッコいいもん」

 

 

 「せーの」

 

 『小野田く〜ん❗️』

 

 「今年も1番とって〜!」

 「頑張ってぇ〜!」

 

小野田 「は、はい!///」

 

 

 「鳴子ぉ! 頑張れヨォ!」

 「今年もアツい走り見せてくれよぉ!」

 

鳴子 「おう! 今年も派手に暴れるデェ!」

 

 

 『今泉く〜ん❗️(せんぱ〜い❗️)』

 

 「きゃー! かっこいい!」

 「今年も頑張ってくださ〜い!」

 

 

鳴子 「お前は少しは反応してあげたらどうなんや?」

 

今泉 「そう言うお前は 男ファンばかりだな」

 

鳴子 「うっさい! ええやろ別に!」

 

小野田 「で、ても 応援してもらえるだけでも十分嬉しいよ」

 

手嶋 「そうだな小野田 去年まではこれほど応援して貰えることなんてなかったからな 応援は力に変わる」

 

小野田 「手嶋さん」

 

手嶋 「行くぞ虹学!」

 

 メンバー全員で手を重ね合う

 

手嶋 「明日はついにインターハイだ! この一年の想い、全てはこの3日間のレースで出し切るために練習して来た チーム全員で! 鳴子!」

 

鳴子 「ハイな!」

 

手嶋 「今泉!」

 

今泉 「うす!」

 

手嶋 「小野田!」

 

小野田 「はい!」

 

手嶋 「鏑木!」

 

鏑木 「はい!」

 

手嶋 「そして青八木」

 

青八木 「うん」

 

手嶋 「奇跡を信じるか?」

 

 

部室棟2階

同好会の部室の前 上から見ていた同好会メンバーたち

 

 

侑 「ついに明日なんだね」

 

歩夢 「うん」

 

侑 (あの日、初めて見たせつ菜ちゃんのライブの後 私たちはあの3人と出会った 最初はスクールアイドルも自転車部の事知らなくて、夢がなかった私が歩夢と一緒に同好会に入って、音楽の道に進むと言う夢が出来た それは歩夢と同好会のみんながいてくれたおかげ それもあるけど これまでの道を一緒に歩んでくれた、フェスティバルのサポートをしてくれた自転車部の人たち 彼らは明日、一年間の想いを込めて インターハイを走るんだ)

 

 

 

手嶋 「今まで死ぬほど積んできた それを爆発させなきゃ あの箱根学園には勝てない 京都や広島の動きも侮れない 全てを出し切ってコースに倒れても、奇跡を信じる力は届く 俺たちは支え合うチームだ 想いを繋げ 誰かが数センチの差で競うことになったら その想いが背中を押すはずだ!」

 

青八木 「純太」

 

 

 

果林 「純太くんの言葉って なんだか」

 

エマ 「心が熱くなってくるよね」

 

彼方 「うん(純くん、はじめん 2人がこの1年どれだけ練習してきたのか彼方ちゃんは知ってるよ 去年、合宿の後、彼方ちゃんの前では2人明るく振る舞ってたけど、裏では怪我してインターハイに出られなくて物凄く悔しがってたの知ってるんだよ その後、チームが優勝した時)」

 

 

***************

 

彼方 「自転車部 全国優勝したんだって?」

 

手嶋 「そうなんだよ! 聞いてくれよ彼方! 信じられないと思うけど、俺たちのチームジャージを1番にゴールを届けてくれたのがさぁ まだロードに乗り始めて4ヶ月の1年なんだぜ!」

 

彼方 「え!? 1年生が!?」

 

青八木 「うん! うん! うん!」

 

手嶋 「ああ! そうさ! 小野田って言う1年で、小野田はあらゆる物を吸収して、あっという間に俺たちを抜いてインターハイへの切符を手にしたんだ 俺は、あいつがどれだけ伸びるのか知りたくて、自分の靴とペダルをあげたんだ それがよ、最後3日目、チームのみんなに託されてまさか本当にゴールを取るとは思わなかった もうあん時の俺は嬉しくて嬉しくてたまらなくてよ…」

 

彼方 (す、すごい 純くん、興奮してる そんなに凄いレースだったんだ はじめんも普段無表情なのに凄いニヤニヤしてるし)

 

***************

 

 

彼方 「2人にとっては最初で最後のインターハイ 想い残さないよう 頑張ってきて欲しいな」

 

エマ 「うん」

 

果林 「そうね」

 

 

***************

 

手嶋 「ああ 見せたかったなぁ 間近でゴールをするところを」

 

彼方 「じゃ、じゃあ 来年見せてくれない? その、チームが優勝する所を なんて あはは」

 

手嶋・青八木 『・・・』

 

彼方 「純くん? はじめん?」

 

手嶋 「青八木」

 

青八木 「純太」

 

手嶋・青八木 『うん』

 

手嶋 「ああ 当然だよ 約束だ」

 

青八木 「見せてやるさ 絶対に」

 

彼方 「うん、約束 だよ」

 

***************

 

 

手嶋 「いくぞ虹学❗️ 目指せ【連覇】だ❗️」

 

 

  「おおおお‼️」

 

 

 

 

 

京都府 京都伏見高校

 

御堂筋 「ブックク 行くで」

 

 

 

神奈川県 箱根学園

 

泉田 「行くぞ箱学 王者奪還に向け僕らは突き進む」

 

 『おおおお❗️』

 

 

真波 (楽しみだよ 坂道くん 君とまた 全てを出し切る、一滴を絞り切るような勝負 その時は負けないよ 俺)

 

 

 

 

小野田 「・・・」

 

侑 「ついに明日だね!インターハイ」

 

今泉 「おう」

 

歩夢 「緊張 してない?」

 

鳴子 「ここに来て緊張なんかしてられへん 後は全て出し切るだけや」

 

今泉 「そうだな」

 

小野田 「・・・」

 

今泉 「どうした、小野田」

 

小野田 「今、真波くんに話しかけられたような感じがして」

 

鳴子 「おいおい ここはお台場やで 小野田くん」

 

今泉 「気のせいじゃないのか?」

 

小野田 「そう だよね」

 

侑 「気のせいじゃなければ良いね」

 

小野田 「・・・はい」

 

 

小野田 (もう一度、君と一緒に走れる時が来るの 楽しみにしてるよ 真波くん)

 

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