弱虫ペダル Rainbow Ride (全話編集中) 作:サクータ
先頭集団
銅橋 「ブハァ!」
大堀 (こ、こいつが箱学銅橋 でかい…だけじゃなかぁ こいつから感じる全身から溢れるプレッシャー)
ピキーン
大堀 (あ、足が なんだこの汗!?)(・_・;
「後ろから2人来たぞ!」
大堀 「っ⁉️」
「ギリギリで虹学の2人が先頭に追いついた!」
「バカ 去年のレース見てねぇのかよ!」
「え?」
「虹学はいつもギリギリなんだよ!」
鏑木 「捕えました 先頭!」
鏑木 「捕えました! 箱学のジャージもいます そいつを入れて先頭は7人!」
青八木 「8人だ!」
鏑木 「え! だって1・2・3…」
青八木 「飛び出した数から抜いた数を引いた」
鏑木 「す、すげぇ〜!」
幹 「ラインまで残り4キロで、青八木さんと鏑木くんが先頭に追いつきました」
寒咲 「どうなると思う? 古賀 今年のファーストリザルト」
古賀 「そうですね 今先頭に箱根学園が1人混ざってます この戦い、気を抜く事が許されないギリギリの戦いになるでしょう もし一瞬でも隙をつかれてしまえばこの勝負 確実に終わってしまうでしょう」
侑 「ええ!? じゃあみんなの活躍が見られずに終わってしまうの?」
幹 「ロードレースは一瞬の判断と行動で勝敗が決まってしまうの しかも相手が箱根学園となるとさらに油断は出来ない その可能性は十分にあり得る」
侑 「そ、そんな」
かすみ 「ねぇ竜包」
段竹 「どうした?」
かすみ 「一差 大丈夫だよね?」
段竹 「大丈夫 俺はずっと一差と走って来た この数ヶ月で一差は強くなった だから、そう簡単にはやられない もし何があっても青八木さんがついてる」
かすみ 「竜包」
「ラインまで残り4キロ!」
鏑木 「ああ! てめぇそのジャージ! そのゼッケン!」
銅橋 「ブハァ」
鏑木 「箱学の あん時の!」
《鏑木・銅橋》
『やんのかてめぇ‼️』
青八木 (銅橋 こいつが箱学銅橋 道の怪物 確かに今まで戦って来た相手と比べてまるで異質 野生の大型動物に遭遇したかの様な威圧感 戦っても勝てないと感じさせる圧迫感 全身から湧き出るプレッシャー 自身がそう生んでいる 確かこいつ2年 落車の傷も薄い なぜ去年出て来なかった この戦い一瞬の勝負になる そのプレッシャーお前も感じとっているか 鏑木)
鏑木 「てめぇは箱学の豚じゃねぇか! 何でここにいるんだ豚ァ!」
青八木 (感じてないな! 豚って言った!)
銅橋 「ブハァ テメェ今朝のオレンジじゃねぇか スプリンターだったのか」
鏑木 「俺はスプリンターじゃない! ちょっとしたオーダーミスでたまたまここにいるだけだ しかもお前のゼッケン15番」
鏑木
「“ 箱学の‘15番手 ’ってことだろ? 補欠のくせによくここにいるな!?」
・ ・ ・ ・ ・ ・
青八木 (ゼッケンの読み方教わってなかったのかコイツ! 一桁はウチが付けてるだろ!)
銅橋 「ブハァ でめぇ とびっきりのバカだろ」
鏑木 「バカじゃない! 俺様はどっちかというと そう! てんさ…」
銅橋 ゴゴゴゴ‼️
青八木 「っ‼️ 鏑木‼️」
銅橋
「ブハ‼️ バカを黙らせるのは走るのが1番だ‼️」
青八木 (プレッシャーが上がった!)
銅橋 「のんびり走るのも飽きてきたとこだ」
「ヤバい 銅橋ペース上げるぞ!」
「俺たちも追うぞ!」
「先輩ダメです 俺足がすくんで動けない」
銅橋 「ブアアアアアア‼️」
「すげぇ なんて加速だ!」
「虹学も加速したのにもうあんな所まで!」
青八木 「・・・」
青八木 (間に合わなかった 同じタイミングで出たのに気づいたら5m先 こっちが体制を整える間に10m先 分かってたのに反応出来なかった ファーストリザルトラインまで残り3キロこれまでか っく)
しずく 「な、何ですか!? 今の」
愛 「一瞬でこんなにも離された!」
せつ菜 「こ、これが、箱根学園…ですか 自転車部の皆さんはこんな方達と相手にしないといけないんですか!?」
歩夢 「マ、マズイよ! このままじゃ本当に!」
璃奈 「はじめさん 顔伏せちゃってる」
エマ 「はじめくん顔をあげて!」
彼方 「はじめん!」
果林 「まだ諦めちゃだめよ!」
青八木 「っく」
鏑木 「さぁて そろそろですかぁ? もうですかぁ? まだてすかぁ?」
青八木 「っ!」
鏑木 「引きますよ 俺が 聞きましたよ虹学はいつもギリギリなんでしょう?」
青八木 (こいつ とびっきりのバカ)
青八木 「追いつけそうか?」
鏑木 「そうっすねぇ あの程度の豚加速 オールラウンダーの俺ならすぐに追いつきますよ!」
鏑木が前に出て青八木とともに加速する
鏑木 「チラチラ見える 加速は負けてない けど残り2.5 ゆっくり走ってる暇はなさそうっすね!」
鏑木が下ハンドルを握ると同時に
✨鏑木✨
青八木 (下ハンを握ると同時にプレッシャーが上がった)
鏑木 「下ハン解放! 行きますよぉ! 気づいてました? 俺、このレースではじめて下ハンを握ったんですよ」
青八木 「っ!」
鏑木 「ずっと上ハンを握ってたんですよ なんとなくそう言う封じてがあった方が良いんじゃないかなって思ってまして」
青八木 (異様な前傾姿勢 理由がバカっぽい カッコいい 封じて? しかも)
鏑木 「ゴール前までに取っておきたかったんですけどねぇ!」
青八木 (気づいてましたか?って鏑木 ここまで抜いてくるまでの間、お前ちょいちょい下ハン握ってたぞ 自覚ないのか?)
鏑木 「ほるらああああ‼️」
青八木 (それはそれで良い 進め! 鏑木!)
鏑木 「ほるらああああ❗️」
青八木 (何で加速だ 油断したら引きちぎられそうだ あれからもずっと練習していたんだな 1人で)
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ある日の練習終わり
青八木 「帰らないのか?」
鏑木 「ええ、まぁ はい 学校下の自販機にしか俺の好きな炭酸が売ってないので ちょっくら買って来ます」
青八木 「・・・」