弱虫ペダル Rainbow Ride (全話編集中) 作:サクータ
***************
2年前
一差と出会ったのは中学2年の春、可愛いものがとにかく大好きな私がある時スクールアイドルの動画を見て衝撃を受けた みんなキラキラしてて、可愛くて、その動画を見て私は、スクールアイドルをやってみたい! いや 日本一可愛いスクールアイドルになりたいと言う夢が出来た けど、みんな「やれるわけがない」「お前には無理だ」ってよく言われた
中須かすみ(14)
かすみ 「あむ! ムウウ! 何でみんなかすみんがスクールアイドルをやることに反対するの!? 出来るわけないじゃんってやってみなきゃ分からないじゃん! フンだ! いいもん! 高校上がってスクールアイドルやって、かすみん1人で日本一有名になって見返してやるんだから!」モグモグ
そんな時
「おいお前」
かすみ 「ん? なに? あんたもかすみんの夢を馬鹿にしに来たの? (ええと確か 同じクラスの) 鏑木くん」
鏑木 「そうじゃねぇ 俺様もお前と同じ目標があるんだよ」
かすみ 「え?(男の子なのにスクールアイドル!?)」
鏑木 「俺様も日本一を目指しているからな 自転車(こいつ)で」
かすみ 「え? 自転車で?(ああ、そっちね)」
鏑木 「そうだ 俺ともう1人、4組の段竹と一緒に社会人チームの「SS」に入っているんだけどよ 高校に上がったら日本中に俺たちの名を轟かせようっていう約束をしてんだ」
かすみ 「? 何でかすみんにそんな話をするの?」
鏑木 「単刀直入に言う お前も一緒に日本一を目指すぞ!」
・ ・ ・ ・ ・ ・
かすみ 「はあ!? え!? ちょ、なに言って!? って言うかなんでかすみんがソレ(自転車)に乗らなきゃいけないの!? かすみんは別に自転車なんて乗りたくもないし、そもそも私はスクールアイドルをやりたくて!」
鏑木 「そうじゃねぇ 同じ日本一を目指す者同士 一緒に夢を叶えようぜって事だ」
かすみ 「はい!?」
鏑木 「別に自転車に乗れなんて言わない ただお前のその真っ直ぐな思いは 本物だって思ったからな へへッ 他の奴らの言葉なんて気にするな お前のやりたいことを貫けば良い!」
かすみ 「・・・」
あの時、本当に変な子って思った 日本一って言ったのは大袈裟だったかな?って思ってたけど、本気な目の一差の言葉でかすみんは改めて やってみようって 一緒に夢を追いかけてみようって
かすみ 「うん! わかった! 一緒に叶えよ! よろしくね♪ ・・・ 一差!」
鏑木 「おう よろしくな! ええと中須かすみだから・・・かすかす!」
かすみ 「んな⁉️ かすかすじゃない! かすみん❗️」
鏑木 「ハハッ! 面白い奴だ」
かすみ (本当に変な子 だけど、悪くないかも!)
***************
なのに
{インターハイ1日目 最初のゼッケン「グリーンゼッケン」を手にする勝者は 箱根学園 銅橋正清選手! インターハイ最初のゼッケンは箱根学園が獲得!}
「銅橋!」
「箱学銅橋!」
「やっぱ箱学だろ!」
銅橋 「ブッハアアアアアア‼️ 俺が 箱学ダァ‼️」
鏑木 (くそっ くそっ 負けた)
メイン集団
審判車からのボードで選手たちに現状報告される
小野田 「!?」
審判ボード
1.箱根学園 15 銅橋正清
2.虹ヶ咲学園 6 鏑木一差
手嶋 (ファーストリザルト)
鳴子 (虹学・・・2位!)
しずく 「そんな 一差くんが」
璃奈 「負けた」
彼方 「はじめんと2人で勝ちに行ったのに」
エマ 「勝てなかった」
果林 「2人相手に1人で勝つなんて」
愛 「強すぎだよ!」
歩夢 「ね、ねぇ 見てこれ」
スマホの画面に映し出される映像から
「箱学が動くぞ!」
泉田 「すまない手嶋くん 道を譲っていただくよ」
おおおお❗️
「絶対王者 神奈川箱根学園が 前に出た!」
「すげぇ威圧感 オーラが違う」
「ファーストリザルトを獲ったチームは先頭に出て集団をコントロールするんだ」
せつ菜 「こ、これが絶対王者、箱根学園 ですか」
歩夢 「さ、坂道くん達は去年 この人達に勝ってきたの!?」
しずく 「あの銅橋って方程の強さの人がまだ5人もいるって思うと」
愛 「愛さん、色んな部活の助っ人としてやって来て、色んな学校の色んなスポーツの強い人とやって来たけど、自転車のレースは別格だよ 流石の愛さんもびびっちゃった」
璃奈 「愛さんがびびってしまう程だなんて」
果林 「ほんとうに大丈夫なのかしら? ウチは」
せつ菜 「だ、大丈夫ですよ 生徒会長として最後まで彼らを見守ることが私の・・・いえ、私達の役目でもありますし、それにまだまだ勝負は終わりではありませんよ」
歩夢 「そ、そうだね まだ完全に負けた訳じゃないし まだまだこれからだよ! 坂道くん達がなんとかしてくれるよ」
小野田 (前に!)
手嶋 (箱学)
鳴子 (1位)
今泉 (去年俺たちと同じ 勝者のポジション)
泉田 「よくやった銅橋」
葦木場 「ばっしい」
黒田 「計画通りだな 塔一郎」
真波 「平坦で2人相手に1人で勝つなんて すごいね」
悠人 「銅橋さんならやるだろうって 隼人くん言ってました」
「やっぱ箱学が前にいると落ち着きますね」
「ああ このまま集団を山の麓まで引いて先頭のスプリンター達を吸収しながら進んでくぞ」
泉田 「さあ 仕事だよ
箱学キャプテン泉田、チームを連れて加速
「え、あれ? おーい! 後ろ距離空いてるぞ?」
手嶋 「空けたんだよ わざと!」
「え?」
手嶋 「あいつらは集団から飛び出して 先頭と合流しながらそのままゴールを獲る気だ このインターハイ1日目の序盤で!」
泉田 「アッブゥ❗️」
「マジで!?」
「山までまだ距離があるぞ!」
「油断してた速いぞ っは!」
「虹学も飛び出した!」
手嶋 「けど読んでたよ 全開で上げるぞ! 小野田・鳴子・今泉!」
小・鳴・今 『はい❗️』
泉田 「来たね虹学ア ブゥ!」
手嶋 「悪りぃが行かせねぇよ 箱学 余裕ねぇじゃねえか泉田 箱学がこんな序盤で人数減らしなんて」
泉田 「本来シングルゼッケンのはずの僕らが二桁ゼッケンを付けている その意味か分かるかい? 手嶋くん!」
手嶋 「分かるよ! 俺たちは去年、ダブルどころかトリプルだったからな!」
泉田 「どんな手を使ってでも、奪還しなきゃならない “ 王者の称号 ” を! 僕がファーストリザルト争いに出なかったのは この状況を作り出すためさ アブ❗️」
小野田 「箱学 さらに加速します!」
手嶋 「追うぞ!」
小・鳴・今 『はい❗️』
手嶋 「うあああああ‼️」
泉田 「平凡な走りだね 手嶋くん 苦しいかい? 2人もスプリンターを出したからじゃないのかい?」
手嶋 「俺は弱いよ」
泉田 「!」
手嶋 「だから頭で考えるのさ 努力するんだよ 手は打ってあるんだ 出ろ!」
「鳴子章吉❗️」
鳴子 「ハイな❗️」
手嶋 「こっちにも用意してあるんだよ 最上級の平坦屋をね!」
鳴子 「この状況 うずうずが止まりませんわ! さっきの続きをやろうか? まつ毛くん❗️」
泉田 「願ってもない❗️ 赤頭くん❗️ アアアアッブウ‼️」
鳴子 「おっるらああああ‼️」
今泉・黒田 『今度は止めねぇ! 飛び越えろ! イケェ‼️』
鳴子・泉田 『るらああああ‼️(アブ❗️アブ❗️アブ❗️アブ❗️)』
先頭
鏑木 「全開出し切って 豚に 負けた」
青八木 (よくやった 凄いことだ 勝者は常に1人だけ 負けにはどんな賞賛も意味を成さない 掛けてあげる言葉 見つからないものなんだな)
一差ァァ 一差ァァ
鏑木 「っあ」
段竹 「一差ァァ!」
鏑木 「段竹(今、1番話したくない奴だ 俺は、豚に負けたんだ)っく」
段竹 「見てたぞォォォォ‼️」
段竹はその後手を横に出し
パシん!
何も言わずにハイタッチをした
鏑木 「・・・(段竹 俺は負けた 全開を出し切って、力勝負して負けたんだ)」
杉元 「鏑木ィ! 見てたぞォォォ!」
杉元も段竹達と同じように手を出す
鏑木 「杉元さん」
今泉の背中はお前が押してやれ
鏑木 「はい」
パシん!
鏑木 「あざっす!」
古賀 「鏑木ィィ!」
幹 「鏑木くん!」
侑 「鏑木くん!」
かすみ 「一差ァァ!」
古賀 「見てたぞォォォ!」
古賀も手を出して
パシん!
鏑木 「はい!(古賀さん、みなさん)」
古賀 「この先の給水所に 先回りして待ってるぞ」
鏑木 「なんで なんでなんすか 青八木さん 本当は何やってんだって、負けてんじゃねぇよってやじられても良いのに 見てたってだけで何も言わず、触れた手がこんなにあったかい なんでなんすか 杉元さんも、古賀さんも、段竹も」
青八木 「あいつらはチームメイトだからだ そして、負けた痛みを知っているからだ」
鏑木 「ぁ」
俺は、怪我には詳しいんだ
全部やったぁぁぁ!
それで良い 一差
鏑木 「くそっ! くそっくそっくそおお! 青八木さん誓います! もしこのインターハイ あいつともう一度戦う事になったら 絶対勝ちます!」
青八木 「良し!」
鏑木 「俺はみんなの分も戦っているんだ なんでそんな事もわからねぇんだ俺は! バカだ!」
青八木 (成長しろ、この3日間でだ 去年、金城さんがそうアドバイスをしたのは今泉だったな お前にもその言葉を送るよ 鏑木)