弱虫ペダル Rainbow Ride (全話編集中) 作:サクータ
ゴールまで残り3.5キロ
今泉 (ゴールまで残り3500 ここで!)
御堂筋 「へあああ‼️」
黒田 「マジかよ⁉️」
葦木場 「アレは⁉️」
御堂筋 「みいつけた❗️」
今泉 (抜いて来たのか鏑木と青八木さん達を抜いて)
黒田 (京都伏見だと 去年ひっかき回したって話し 余りにものプレッシャーで大きく見えるって言うやつか 分かる こいつ、全て計算づく こいつは勝利の事しか考えてない)
御堂筋 「ッブ!」
黒田 (京伏、御堂筋 去年福富さんが言ってた)
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去年冬 箱根学園
福富 「今年の勢力図は優勝こそ分け渡してしまったが 箱学、虹学 そしてその他 と言うものだった」
黒田 「はい」
福富 「だが京都伏見の御堂筋という男 やつは今回の敗北を盾にして来年また挑んでくるはずだ 黒田、お前が3年に上がる時、より強い覚悟を決めておかなければならない」
黒田 「はい」
福富 「なぜならその時は…」
福富 「3強!箱学、虹学、京伏 3強の時代が来る!」
黒田 「!」
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黒田 「3強…」
御堂筋 「どこ向いてんのぉ❓箱学❗️」
黒田 「っ‼️」
御堂筋 「考え事でもしてたぁ?レース中に?」
黒田 (一瞬にして左へ!?こいつ、速い だが、全力で止めるだけだよ)
そして黒田の右側から
岸神 「アパ‼️」
黒田 「っな⁉️」
左手で黒田の右上脚筋(太ももの筋肉)に手を伸ばして触る スタート前、今泉にやった同じ事を黒田にも
岸神 「ハァ ハァァァ‼️」
黒田 「っく!なんだ!?何をする!?」
すぐに振り払う黒田、その後に言った岸神の言葉
岸神 「すいません僕1年生でインターハイ初めてなもので、噂の箱根学園の人にお会いできるってなって 嬉しくてついよろけてしまいましたぁ」
黒田 「嬉しくてよろけたダァ!?」
岸神 (コレが箱学、箱学黒田の ‘猫足’ 声が出てしまった インターハイのゴール前にはいい肉が揃ってる❗️)
今泉 (こいつ、京伏1年岸神小鞠 スタート前俺にも同じような事をした同様させようとしているのか?)
今泉・黒田 (なんだこいつは!?)
岸神 「にく」
黒田 (リストでは補欠だった なのに何故今ゴール前にいる?)
今泉 (とにかく踊らされるな、残り3キロだ ここから先はゴール前に続く葛折りの登りがあるんだ)
今泉・黒田 『‼️』
今泉 「待て!何処だ!?」
黒田 (いない?)
今泉 「御堂筋は何処だ⁉️」
黒田 「御堂筋がいない!」
葦木場 「幸ちゃん」
黒田 「まさか116番を使い、混乱に乗じた隙にアタックしたのか!」
岸神 「アパ」
今泉 「っく!」
黒田 「ヤツは上だ❗️単独でゴールを狙って❗️」
今泉 「上げるぞ鳴子❗️くそ!残り3キロ❗️くそ!俺は毎回御堂筋に…っ!鳴子!?」
返事しない事に気が付き振り向くが
今泉 「(どうした?何故いない?)鳴子ォ❗️」
御堂筋 (追いついた、そして追いついた混乱に乗じてアタック、計算通りやわ 僕が欲しいのは「勝利」 それだけ ブクッ!それにしても小鞠くんは本当に我慢の出来ん男やわ このまま後ろを離して単独でゴールを頂く!)
ゴール地点
「ゴールまで残り3キロ!最初に登りに入って来たのは京伏だ!」
「スッゲェ!マジかよ!」
「1日目最後の登りに入って来たのは、京都伏見の御堂筋だ!」
歩夢 「京都伏見って」
せつ菜 「確かウチに宣戦布告をしに来たって言ってた学校ですか 駿輔さん言ってましたね」
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侑 「京都伏見高校の御堂筋くん?」
今泉 「京都伏見のエース「御堂筋翔」去年俺たちと同じ1年でありながらエースとして走り、上級生を従え「友情」や「仲間」と言う言葉を嫌い、勝利の為ならなんでもする男だ 俺たちや箱根学園、他のチームはチームで勝ちを狙いに行くのだが、やつはたった1人で勝利を勝ち取ろうとするんだ」
歩夢 「たったひとりで?そんな事本当に出来たの?」
今泉 「まぁ実際実力は本物だ、1日目、虹学、箱学、京伏の3校同着一位 2日目、優勝は逃すも2つのカラーゼッケン獲得 3日目最終日、最後の富士の山で俺と戦って力尽きてリタイア あの時はマジでギリギリだったよ だから今年も奴が動き出したら俺が止めなきゃならない いや、俺しか止められないんだ」
歩夢 「駿輔くん、顔が怖いよ」
今泉 「え?ああ悪い」
せつ菜 「とにかく大ごとにならなくて良かったですよ 話を聞く限り相当計算高い方なんですね御堂筋さんって方は」
今泉 「御堂筋は計算高い作戦とトリッキーな走りで翻弄して来る 踊らされないように警戒しておかないといけない 特にゴール前は」
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せつ菜 「ここで抜くって計算をしていたって事ですか」
しずく 「速報で後ろの一差くん達をを抜いて来て先頭を追っているって聞いた時は驚きましたが」
エマ 「本当に先頭に追いついて」
歩夢 「駿輔くんが気づかない内に前に行かれちゃった 止めるって言ってたのに」
愛 「けど見てよ!」
御堂筋 (単独でいただく はずやったのに)
「2番手は」
御堂筋 (お前だけは、僕から目を離さなかったなぁ)
(豆トサカくん!)
鳴子 「感謝せぇよ御堂筋!ひとり旅は寂しいやろうからこのワイが来たったんや!」
「2番手は虹学、鳴子 単独で御堂筋に着いていってるぞ」
「どうなってるんだ?10分前の中継では虹学と箱学が過疎ってるって!」
「けど、これがロードレースの面白味でもあるぞ 誰が獲るんだゴールは?」
ゴール地点
歩夢 「章吉くん!」
愛 「鳴っちが1人で追ってる!」
璃奈 「章吉さんずっとあの人の事を見てたんだ」
愛 「あ!そういえば鳴っち、他校のテントに入って友達に勝負の約束をしたって言ってた」
しずく 「お友達、それがこの御堂筋さん」
せつ菜 「ですが駿輔さんは「友情」などという言葉を嫌う方だって言ってましたよ」
愛 「おお!?じゃあ後で問いただしてみるしかないね」
歩夢 「問いただす?」
鳴子 「去年の冬のあの戦い、覚えとるんやろうなぁ御堂筋!」
御堂筋 「ブプッ はて?なんの事やろうか?季節変わってしもうとるからなぁ(マメ男くん あの混乱の中で唯一僕から目を離さなかった男 てっきり去年のアレで心折れたのかと思っとったけどこの男、ホンマにスプリンター辞めてオールラウンダーになったわ!)」
御堂筋 「ブッ!ゴメンやわ、やっぱり思い出せへんわ豆トサカくん!」
鳴子 「めっちゃ覚えとる顔やないかい 御堂筋!」
御堂筋 「そういう大事な物、きっちり捨てれる男キライやないよ 僕」
鳴子 「アホか!それを取り戻す為にここにおんねん!」
御堂筋 「ここデェ!?1日目、残り3キロのゴール前にして…」
御堂筋 「僕と勝負して “リンター” の称号 取り戻そう言うんか⁉️」
鳴子 「またどない緊張感やろ!」
御堂筋 「ブブッ ええで、ほなやろうか?ただし」
体を大きく揺らしはじめ、サドルから尻をあげて
鳴子 「っぐぅ!」
御堂筋 「僕に着いてこれたらの話しやぁぁぁぁ‼️」
御堂筋、頭が地面に付きそうな前傾姿勢のダンシングで加速する
「京伏加速!一気に虹学を引き離す!」
「なんだアレ!?ほとんどハンドルに乗ってるような異様な前傾ダンシングは!?」
御堂筋 「キェェァァァァ‼️」
エマ 「な、何!? この走り方」
しずく 「もう頭が地面に付きそうですよ!?」
愛 「なんであれでこんな速く走れるの!?」
せつ菜 「コレが駿輔さんの言っていたトリッキーな走りですか」
璃奈 「章吉さんとの距離、離されてる」
歩夢 「章吉くん」
御堂筋 (いくら登りが速くなったとはいえ所詮はスプリンター ちょっとやそっとでは僕には着いてこられへんよ)
御堂筋 「キェェヤッハァァァ‼️」
鳴子 「おっるらあああああ‼️」
御堂筋 「アア??」
「虹学鳴子、キッチリ御堂筋に着いていってるぞ!」
「すげぇ、あいつ小さいのに登り速ええ!」
鳴子 「登りで引き離そうと思うても無駄やってスタート前にも言うとったやろ!御堂筋!」
御堂筋 「僕、何事も実戦して理解するタイプなんよ やるやないのトカサくん いや、鳴子くん」
鳴子 「っ!」
御堂筋 「ほな、協調しようか?僕とゴールまで?」
鳴子 「・・・」
御堂筋 「ええ考えやと思わんか?今ゴール前におるのは僕と君だけ、2人で協力して後ろを引き離せば 君がゴールを君らの大事なジャージを1番に届ける事ができるよ、ああ大丈夫大丈夫平和的な協調や 僕は明日の為になるべく上位でゴールしたいだけやから ここから先のゴールは “友情の証 ”として君に譲…」ニヤニヤ
鳴子 「ブラフやろ?その目は譲る奴の目やないわ!」
御堂筋 「ッブ!ブラフヤァァァ‼️」
鳴子 「友情とか使い慣れん言葉使うなや❗️」
御堂筋 「キェェェェ‼️」
カチッ! ガコン!
鳴子 (ギアを上げた!)
御堂筋 「キェぇヤハァァァ‼️」
御堂筋、ギアを一段あげて加速して引き離す
鳴子 (こいつ、去年の冬より遥かに強うなっとる!)
御堂筋 「ああそやそやトサカくん、君に特別教えることがあるで」
鳴子 「っ?」
御堂筋 「僕まだ、「とっておき」残しておるんよ」
自分のパンツの丈を少し上にずらす
丈の下、自分の太ももに制限が掛けてあるかのようにテープが巻かれている所を鳴子に見せつける
鳴子 「っな⁉️」