弱虫ペダル Rainbow Ride (全話編集中) 作:サクータ
小野田 「手嶋さん来てます!追走の箱根学園がすぐそこまで!」
手嶋 「ああ、けど先頭の今泉達にも近づいて来てる このままいけば 俺たちが先に先頭に追いつく」
小野田 「はい!」
手嶋 (合流出来る 何事も起きなければ)
悠人 「じゃ、行ってきていいっすか 泉田さん」
泉田 「ああ、連中僕らより先に先頭に追いつこうとしている 奴らの意思を打ち砕いて来い 新開悠人!」
悠人 「やっと行ける 山王」
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悠人 「しましょう? 勝負 今年のインターハイのどこかで」
小野田 「え? しょ 勝負?」
悠人 「さぁ 答えはYESですか?山王?」
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悠人 (あなたとの勝負が!)
箱根学園新開悠人、隊列を抜けて加速する
銅橋 「ブア!?なんだ今の登坂スピード!? 一気に200mぐらい離していきやがった 登りだとあんなに速く走るのか あの登りバカは…気持ち悪りぃなクライマーってのは」
真波 「ん?」
小野田 「っは!箱根学園ひとり上がってきます!」
手嶋 「っな!」
小野田 (なんだ、凄いプレッシャーだ 誰!?)
悠人 (追いつきますよ すぐに!)
小野田 「っ!16番新開くんです!」
手嶋 「っな!」
新開が来ている事に驚いている間に、5mぐらい後ろまで追い付かれてしまう
悠人 「捕まえてたぁ!」
小野田 「速い!」
手嶋 「(単独で前に出て合流する気か いや、あの目 俺たちを落とす目だ)仕方ない」
手嶋 「行け小野田! 単独で!」
小野田 「ええ!?」
手嶋 「あいつら16番を使って俺たちを落とし、自分らが先に合流するつもりだ!お前だけでも先頭に合流しろ!」
小野田 「で、でも 手嶋さんは!」
手嶋 「…やつを止める 壁になってな 全開でぇ❗️今泉と鳴子に追いつけぇぇ‼️」
小野田 「はい❗️」
手嶋 「イッケェェ❗️小野田ァァ‼️」
小野田 「はい‼️」
手嶋 (16番、新開 昨日まで目立った動きはなかった 箱根学園史上2人目の1年生メンバー ヤバいデータが揃ってる けど、俺は青八木と3年間一緒に走ってきた、飯も一緒に食った、何度も青八木を表彰台に立たせた 止めてやる ここで!)
手嶋「逃げろ❗️小野田ァァ❗️俺が壁となってこいつを止めてやる❗️」
キュイ❗️
手嶋 「(っな!?何が起こった!?真っ直ぐこっちに進んできたはずなのに寸前でコース変更して左側に!?右側に車輪ををねじ込んだと思わせてのフェイント バイクコントロールがとてつもなく早い)けど、こっちにも都合ってものがあんだよ‼️(レースに神奈川から来たやつから聞いた事がある 箱根学園新開悠人は ‘ピーク・ホーネット’ 頂上の雀蜂と呼ばれている その身のこなしの軽さが蜂ってことか)」
手嶋 「行かせるかぁぁぁ❗️俺は、努力で登るクライマー手嶋純太だ!」
悠人 「・・・へへ」^_^
スズッ❗️ 顔を近づける
手嶋 (!? 近い!)
ズズズッ‼️
手嶋 「(近いって!)うわぁ!」
ガタガタガタガタ‼️
手嶋 「(路肩!?)うわ!ちょぉぉ!」
悠人 「ふふふ じゃ」
手嶋 「っく くそっ(行かれた…一瞬何が起きたか分からなかった 身体ごと路肩へ押しやられた 押す早さ、タイミング こっちがやる動作の間に5個ぐらいやる感じだ しかも、容赦も躊躇もない)」
悠人 「5番 落ちました」
手嶋 (あれがピークホーネット クソ…気をつけろ 小野田)
小野田 「はああああああ❗️ っは❗️」
悠人 「ようやく来ましたねぇ!勝負のステージが」
小野田 (新開くん!?え!?何故そこに!?)
悠人 「さぁ、やりましょう山王 勝負を 答えはイエスですか?」
小野田 「(手嶋さんは止めるって言ってた なのに)あ、あの!てし…」
悠人 「てし? ああ、手嶋さん 5番の人ですか?あの人なら、お喋りしながら走っていましたので 軽く引きちぎってきましたよ」
小野田 「っ!」
スッ!
小野田 (並ばれた!)
ズズッ❗️
小野田 「っ!近い!」
悠人 「先頭まで」
小野田 「え」
悠人 「どちらが先に先頭に合流するか勝負しませんか?」
ズズズッ❗️
小野田 「っ!」
悠人 「行くんでしょう?先頭に、そう言うオーダーでしょう?これはゲームじゃない レースです 戦略としてあなたは先に先頭に合流したい ここで俺を止めない限り合流出来ない 分かるでしょう?あなたはここで俺と勝負しないとならない さぁ、答えは…」
悠人 「YESでしょう!」
ジャリジャリジャリ❗️
気付かぬうちに自転車のハンドルが壁に当たるまで押し込まれていた
小野田 「(いつの間に!?)うわっ!うわあああ!」
ふらついてバランスが崩しているうちに100m前に行かれていた
悠人 「始まってますよぉ〜とっくに レースは!」
小野田 「っく…速い!追いかけなくちゃ」
小野田 (新開くん…速い……けど!)
(手嶋 お前だけでも先にいけ❗️)
小野田 「はい!」
(手嶋 お前はゼッケン1だ お前にはまだやるべき事がある)
小野田 「はい!」
(青八木 お前は巻島さんに何を教わった)
小野田 「はい❗️」
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RIDE,17 「笑顔のカタチ^_^」より
小野田 「新開くん!」
悠人 「そういえばまだでしたね 勝負の返事 YESでしょ?」
侑 「勝負?」
小野田 「いや」
悠人 「ん?」
小野田 「君にもあるの? あだ名!」
悠人 「ありますよ まだそれほど有名ではありませんが」
「頂上の雀蜂〈ピーク・ホーネット〉」
小野田 「ピーク・ホーネット」
悠人 「チクッと痛いみたいです では」
果林 「ど、どう言う意味? エマ」
エマ 「頂上のスズメバチって意味だよ」
侑 「え!? カッコいい何そのあだ名!? ねぇ坂道くんはあだ名ないの? 坂道くん?」
『ん?』
小野田 (新開…悠人くん…か)
目つきが変わり右肘を上げ 拳を強く握り 見届ける
小野田 (あの新開さんの弟くん…強そうだな)
侑 「坂道くん、なんか嬉しそう」
小野田 「え?嬉しそう?ぼ、僕が?」
侑 「うん、早くインターハイ来ないかなぁって顔をしてる」
小野田 「え? そ、そうですか?」
侑 「うん!」
歩夢 「さっきあの子 ‘勝負の返事’ って言ってたけどどうするの?」
小野田 「あ、そうだった どうしよう」
侑 「良いんじゃない?インターハイで会えるからその時に応えれば」
小野田 「そ、そうですね」
小野田 (その時になれば…)
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小野田 (正直、勝負って言葉はあまり好きじゃない 勝負って聞くといつもびっくりしてしまう 勝っても負けてもあまり良い気がしないから けど今は)
悠人 「…………っ!」
小野田 「あの日、ジョイポリスのライブの後で君に聞かれた勝負の問い応えは…」
小野田 「応えはイエスです❗️」
悠人 「ヒュ〜(100mは離したつもりだったのに)良いですねぇ、闘う目をしてるじゃないですか じゃあ早速見せてくださいよ!」
悠人 「噂の
ギュイーーーーーーン‼️
悠人 「っは!(なんすかその登坂能力!? 一瞬で追いつかれた!)凄い…」
悠人 「やっぱあんた凄いよ❗️山王❗️」
小野田 「絶対に前に行かせない❗️」