弱虫ペダル Rainbow Ride (全話編集中)   作:サクータ

77 / 145

過去に投稿したRIDE,37までのエピソードを複数編集しました
新しく書き加えたエピソードが複数あります。
主に RIDE,19・35・36・37


RIDE,74 負けたくない

 

 

鳴子 「嘘やろ、チーム6人のうちの2人が まだ2日目序盤やぞ!」

 

小野田 「青八木さんは必ず戻るって言ってた けど手嶋さんはこれからは4人で戦うって…っくぅ」

 

鳴子 「そ、そや 黒田さんは?あの人昨日のゴールスプリントで落車して 今日は遅れてスタートしたやろ? だったら箱学は3人で追って来るのか ほなら箱学の方がひとり少ない…」

 

小野田 「箱根学園は」

 

鳴子 「っ!」

 

小野田 「一旦追走の全員後ろの集団まで下がって黒田さんを回収して フルメンバーで登って来てます!」

 

鳴子 「な!」

 

今泉 (っく 誰だよ上出来だって言ったやつは! 今泉駿輔 だとしたら…)

 

 

今泉 (来るのか奴ら!)

 

鳴子 (この登りで チーム全員揃える気か 箱学さん!)

 

 

小野田 「そ、その前に手嶋さんが来るよ 手嶋さんが来れば その、4人で加速すればなんとか…」

 

今泉 「小野田 残念だが 先に登って来たのは」

 

小野田 「っは!」

 

 

 

今泉 「箱根学園だ」

 

 

 

黒田 「真面目に仕事しているじゃねぇか 悠人」

 

 

悠人 「ええ、もちろん」

 

葦木場 「幸ちゃん もう一度幸ちゃんが走ってる所を見られるだなんて 俺…俺」

 

黒田 「死人か俺は 生き返っているんじゃねぇんだぞ」

 

葦木場 「俺はてっきりぃ」

 

黒田 「おい!泣いているんじゃねぇんだよな」

 

 

小野田 「手嶋さん!」

 

今泉 「箱学が…」

 

鳴子 「っく!」

 

今泉 「箱根学園が…揃った!

 

 

 

泉田 「ふふ・・・アッブゥゥ‼️

 

 

 

鳴子 「まつ毛くん雄叫びおった!」

 

小野田 「手嶋さんは!」

 

今泉 「まだ後ろだ!箱学に追い抜かれてる!」

 

鳴子 「アカンでスカシ!箱学、陣形を整えはじめた!動く気や!どうするスカシ 手嶋さんを待つか それとも誰か1人でも追いかけるか ここで逃したらあいつら!」

 

小野田 「手嶋さん! は、早くぅ!」

 

鳴子 「スカシ!」

 

今泉 「(前を追いかけるのに人数が欲しい だがこのタイミングで逃したら っく 俺はどうするべきなんだ 手嶋さん…)手嶋さんを待つ!虹学は4人揃えたら加速する!」

 

今泉がそう判断した瞬間

 

小野田 「箱学 フルメンバーで加速した! どんどん加速して距離が!」

 

鳴子 「おお!ミスミス スカシ、誰か1人でも追いかけるか?ワイか小野田くんで」

 

今泉 「手嶋さんを待つ!全員で!(待つ…それで正しい きっと)」

 

小野田 「箱根学園が…視界から…消えた」

 

 

鳴子 「スカシィィィ❗️

 

 

 

 

委員長 「日光市と沼田市を結ぶ120号線の金精(こんせい)峠 標高1843mの金精トンネルの境に、登りから下りに変わりコースは栃木県から群馬県に入る・・・はぁ 去年の富士山といい箱根といい どうしてロードレースってこんな山の上でやるのかしら 街中でやって欲しいのにね! 移動も大変、電車とかバスに乗り継いで」

 

***************

 

真波 「まちなか〜?」

 

委員長 「いや別に興味がある訳じゃないけど」

 

真波 「街中のレースは俺ダメ 活躍しないよぉ〜」

 

***************

 

委員長 「って山岳が言うから もう! 結局ここまで来たわよ 遅刻ばっかりでプリントもやんないで、これで活躍しなかったらホントに自転車禁止なんだから/// だけど」

 

委員長 (山の上って景色良くて 確かに気持ちいいわね)

 

「来たぞ!」

 

委員長 「ええ!?」

 

 

「先頭箱学!2年生のエースクライマー真波が引いてるぞ!」

「メンバーも全員合流してる!」

 

 

委員長 (ええええ! 来た、来たってええ! 本当に活躍しているじゃないの! 去年おにぎり渡せなかったから 今年は反省を活かして…) 

 

ガサガサ 自分のカバンに手を入れる

 

委員長 「えい! うわああ!色々出てきちゃった!」

 

委員長 (っは! ひよってる場合じゃない せっかくここまで来たんだから せめて声だけでも)

 

カバンから炭酸飲料を取り出してコースに手を出した

 

委員長 「山岳 頑張っ(ダメ、間に合わない…)」

 

 ガシッ❗️

 

委員長 「ぁぁ…」

 

 

真波 「炭酸(これ)俺に? 委員長 ありがとう」

 

 

委員長 「///」

 

 

真波 「遠かった?」

 

 

委員長 「山…岳///(渡せちゃった)」

 

 

「いけよぉ〜!」

「箱学!」

 

 

 

 

 

小野田 「手嶋さん、早く!」

 

今泉 (早く来てくれ手嶋さん 手嶋さんが追いつくのは2・30秒ぐらいかそれ以上か くそっ 長い 待っている時間ってこんなに長く感じるものなのか)

 

鳴子 「もう待たれへん!」

 

今泉 「落ち着け鳴子!今は待つ!」

 

鳴子 「ロードレースは一瞬の判断で全てを分けるんや」

 

今泉 「っ!」

 

鳴子 「敵の動きに反応するかしないか 今がその瞬間や 動かんといかんところや!」

 

 

鳴子 「手嶋さんを置いてでも❗️お前も分かっとるやろ❗️

 

 

今泉 「っく・・・」

 

鳴子 「・・・行くで小野田くん」

 

小野田 「ぇ」

 

鳴子 「2人で回せば まだ奴らに追いつける!」

 

今泉 「ダメだ鳴子!虹学は4人揃ったら加速する! これは命令だ❗️止まれ鳴子❗️

 

鳴子 「アホかスカシ ロードレースは先にゴールラインを割った方が勝ち 最有力チームが前を走っとるんや そんなの動くのが同義やろ ワイはなスカシ…」

 

 

鳴子 「もう負けるわけにはいかんのや」

 

 

今泉 「・・・」

 

小野田 「・・・」

 

鳴子 「勝つ時も派手、散る時も派手 なにわの最速男、それが 鳴子章吉やから」

 

小野田 「鳴子くん!」

 

 

鳴子 「やっぱ小野田くんはええで!」

 

鳴子、2人を置いてひとりで加速

 

 

今泉 「くそ!飛び出した!」

 

小野田 「鳴子くん最後に言ってた オーダーに背くのは1人でいい 僕は巻き込まないって」

 

今泉 「カッコつけやがって 勝手だ 鳴子!」

 

 

 おおおお❗️

 

「虹学3番来たぁ!」

「単独で追うのか!?」

 

 

鳴子 (すまんな小野田くん、スカシ、手嶋さん この状況、誰かが行かんともしかするんや そんなんなったら)

 

 

鳴子 「よっしゃ!峠越えてトンネルに入った!後は下りや! 追いつくで 箱学! 1対6やけど耐えたるわ ワイの意地をかけた…」

 

 

御堂筋 ハァァァァ❗️

 

 

鳴子 「⁉️」

 

御堂筋 「ナイスタイミングやったね 鳴子」

 

鳴子 「なんやねん御堂筋 お前もこのタイミングで追うんか 箱学を」

 

御堂筋 「追いつくギリギリのタイミングで出たねぇ鳴子 ブゥゥゥ! 流石やわ 箱学はすぐに追いかけるとスピードを増す せやから少し先行させて 油断してスピードを緩めるタイミングを待っとった」

 

鳴子 「ほんで単独で追いはじめたと?」

 

御堂筋 「ハァァ いや ハァァ」

 

鳴子 「っ!」

 

御堂筋 「僕が…」

 

鳴子 (おい!まさか!?)

 

 

御堂筋 「そんな虹学みたいな無謀な事すると思うん? 来るよ、もちろん すぐそこまで 小鞠くんと僕のザクは」

 

 

鳴子 (嘘やろ!?京伏メンバー来るやと全員!?)

 

御堂筋 「せやから言うたやろ 言いよったやろ僕が…」

 

 

御堂筋 「君らの状況が悪なる前に 親切に❗️」

 

***************

 

御堂筋 「あれ? 行かへんの前? せっかくチームのエース格2人揃っとるのに飛び出さへんの? いずみくん 何で動かへんの? こっちは1人ずつやでぇ 虹学2人で逃げ切るチャンスやよぉ〜 チャーンス ブブッ 僕らを置いていくチャンス ピヨピヨ〜 ピヨい? もしかして ブブブッ きみ2年になったのにまだピヨいのぉ? ピヨ泉君がぁ」

 

今泉 「相変わらずだな 御堂筋」

 

御堂筋 「笑うとる」

 

今泉 「のらねぇよそんな揺動作戦 ひとりで喚いてろよ こっちにはオーダーがあってな」

 

御堂筋 「揺動? 僕が揺動? ブブブッ 違うし」

 

鳴子 「・・・」

 

***************

 

 

御堂筋 「ひとつだけ残念なのは 頑張りすぎたあの顔を見られんことや あのピヨ泉くん 目ぇ見開いて口開けて 鳩が豆鉄砲を食ったような顔言うの 僕のザクに追い抜かされて なすすべなく「うっ」とか「なっ」とか言葉にならんことを言うて」

 

 

 

御堂筋 ポッキリ心折れて絶望する ボキ泉くんの顔をォォォ❗️

 

 

 

 





虹学メンバー出せませんでした
次の次あたりから2日目のスプリント勝負に入りますが
回想パート除いて全部書くか、展開を一部省きながら一気に決着させて次にどんどん進めるか…



  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。