フェアリーテイルの傍観者   作:雨人提督

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すみません
諸事情により第六話を投稿し直させていただきます。
駄文に代わりありませんが

よろしくお願いします


第六話 出会い

キョウヤside

僕は今A級クエスト『森バルカンの掃討』の途中だ。森バルカンは一体一体はさほど強くはないが群れの長のボスバルカンだけは別格。それに今回のクエストでは『掃討』とある。ということは全てのバルカンを倒さなければならない。正直めんどくさい。でも一度受けた依頼だ。ちゃんとこなさなければ。

さて、どうするか一掃しようと思えば出来るけど森が更地になってしまう。かと言って眠らせるのは面白くない。仕方ない『流星(ミーティア)』だけで今回はやろう。

 

「その前にバルカンを見つけなきゃ」

 

 

 

二時間後

 

 

 

やっと見つけた!なんでこんなに見つからないんだよ!?それよりも疲れた。戦う前から疲れるって..........さっさと片づけて帰ろ。

 

「というわけでさっさとくたばってくださいね(黒笑)『流星』!!」

 

光を纏い高速でバルカンたちを蹴散らしていく。しかし、なんでこんなに数が多いんだ?普通は10~30匹で群れを組む筈なのに50匹位いるぞこれ?

 

「くそっ、それだけボスバルカンが強いってことですか」

 

ボスバルカンが強いほどそこには多くのバルカンが集まる。つまり今回のクエストのボスバルカンは相当な強さを持っているということだ。

 

「あー、めんどくさいなぁ」

 

 

 

一時間後

 

 

 

「後はボスバルカンだけだ」

 

数が多くて手こずったけど後はボスバルカンだけになった。だけど、流石あの数のバルカンを従えてただけあって強い。いや、強いというか頭が良いのか?さっきの僕とバルカンの戦いを見ていただけで何もしなかった。恐らく僕に敵わないと思っているはず..........

 

ザッ!

 

「あ!?逃げた!?くそっ、めんどくさいなぁ」

 

僕が考え事してる間にボスバルカンは逃げてしまった。まぁ逃がさないけどね。すぐに見つけて上げらるよ..........................

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなことを考えてた時期が僕にもありました。

よく考えて見ればここはボスバルカンの縄張りなわけであいつの方が地の利がある。それに比べて僕は探知系の魔法も持っていないし、ここに来るのは初めてだ。明らかに僕の方が不利だ。

 

「はぁ、地味道に探しますか」

 

 

一時間経過

 

 

「ボスバルカンどこに行ったんだ?」

 

 

 

さらに一時間経過

 

 

 

「頼むから出てきてくださーい」

 

 

 

さらにさらに一時間経過

 

 

 

「..............................」

 

なんでだ。確かに地の利は向こうにあるがなぜこんなにも探してるのに影すら見つからないんだよ....ヤバイ、正直めっちゃ帰りたい。朝からこのクエストしてるのにもう日が傾きかけている。

 

「でも、ここで逃がしてまた群れを組まれるのは、それはそれでめんどくさいですねな。いっそこの森全部更地にしたら早くね?そうか、その手があったか.......ふふふふふふふふふふふ」

 

「きゃあああああーーーーーー!!!!!!」

 

「は!?僕はなんて恐ろしい考えを!?その前にこの悲鳴!一体どこから!?」

 

僕はすぐさま『流星』を使い悲鳴の聞こえた方に向かう。まさか逃がしたボスバルカンが誰かを襲っているのか?

 

「くそっ、もしそうだったら最悪じゃないか」

 

僕はさらに速度を上げて行く。案の定着いた先には、ボスバルカンが10歳いくかいかないか位の少女に襲いかかろうとしていた。

 

「させるかっ!」

 

『流星』で少女とボスバルカンの間に入り込み

 

「『三重魔法陣 鏡水』」

 

目の前に三重の魔法陣を展開しバルカンの拳を弾き返す。ボスバルカンが怯んでる間に少女をこの場から離さないと

 

「ちょっとごめんね」

 

「え?........きゃ!?」

 

少女の背中に手を回し抱きかかえる。いわゆるお姫様だっこだ。仕方ないじゃん、これが一番手っ取り早いし。

 

「揺れるけどちょっと我慢してね。『流星』」

 

少女を少し離れた場所まで移動させる。一旦少女を降ろす。その時に気づいたが軽く怪我をしてるみたいだ。

 

「ごめんね。怪我をしてるみたいだけどちょと待ってて。あいつをすぐに倒してくるから」

 

「ポーー/////」

 

「ちょっと聞いてる?」

 

「は、はい!」

 

「じゃあ、ちょっとだけ待ってて」

 

僕はボスバルカンに向きを変える。ボスバルカンは既に臨戦態勢に入っており、いつでも攻撃できると言う感じだ。『流星』なら速攻で倒すことができるが、僕はそうしようとは思わない。この三時間の恨みを晴らすためにちょと痛い目にあってもらおうかな(黒笑

 

「僕から逃げたことを今になって後悔しなよ。ふふふふふふふふふふふ」

 

ビクッ!?

 

僕の殺気を感じたらしくボスバルカンは身を震わせる。

 

「跡形もなく消してあげるよ。『七星剣(グランシャリオ)』!!」

 

あらかじめ展開しておいた魔法陣から隕石に相当する魔力弾をボスバルカン目掛けて放つ。当たった瞬間爆風がおき砂埃が舞う。しばらくして、砂埃が消えるとそこには更地になっており、ボスバルカンは消えていた。

 

「これでクエスト終了。早くあの子の手当てをしなくしちゃな」

 

少女の下に駆け寄り、持ってきてたバックの中なら応急処置用の道具をだす。

 

「大丈夫かい?傷、あったでしょ?見してごらん。応急処置するから。」

 

「はい、お、お願いします/////」

 

なんか、反応がおかしいな?まぁいいか。それよりも治療治療。

 

 

治療後

 

 

「本当にありがとうございました」

 

「別にお礼なんかいいよ。元は僕があいつを逃がしたのが原因なんだし、それよりも立てるかい?」

 

「はい。んしょと......あれ?」

 

少女は立とうとしたが尻餅をついて倒れてしまった。怪我したのが足だからしょうがないか。仕方ない

 

「きゃ!?また!?」

 

僕は先程のように少女をお姫様だっこした。

 

「ねぇ、君の家はどこ?その足じゃ帰れそうにないから送って上げるよ」

 

「そ、そんな、何から何まで申し訳ないです」

 

「いいからいいから」

 

「わかりました。...........せめてこの運び方はやめてください」

 

「わかったよ。じゃあおんぶするから背中に乗って?」

 

「は、はい」

 

よし、乗ったみたいだね。それじゃあ行きますか。あ!?その前に

 

「どこに送ればいいかな?」

 

「あ、妖精の尻尾っていうギルドまでお願いします/////」

 

妖精の尻尾!?まさか、この子も妖精の尻尾の魔道士なのか?でも妖精の尻尾ならちょうどいい。

 

「妖精の尻尾?そしたら君も魔道士かい?」

 

「はい、ついこないだ入ったばかりですけど、妖精の尻尾の魔道士です。えっと........あのお名前は?」

 

「あぁ、そう言えば教えてなかったね。僕の名前はキョウヤだよ」

 

「私も教えてませんでしたね。私は『リサーナ』っていいます。ところでキョウヤさんはどこのギルドに所属してるんですか?」

 

「敬語使わなくていいよ。なんか慣れないから、あと呼び捨てで構わないよ。」

 

「うん、わかった」

 

「えっと、僕のいるギルドも妖精の尻尾だよ」

 

「本当に!?でも見たことないよ?」

 

「そりゃあね。だって僕はあまりギルドにいかないし、行っても皆を眠らせてから入るから知らないのも無理ないよ」

 

「あの急に眠たくなるのキョウヤのせいだったの!?でも、なんでそんなことするの?」

 

「人と話すのが嫌だからかな」

 

「でも、私とは話してるよ?」

 

「なんていうか一人や二人くらいなら話せるけど数が多くなると嫌なんだ」

 

「みんなと話すの楽しいよ?」

 

「僕はどちらかというと参加するよりそれを見てるのが好きだから別にいいんだよ。」

 

そんなことを話してるうちにギルドに着いた。そしていつも通り眠り魔法を使い。中に入る。中に入った瞬間、リサーナにも魔法が聞いて眠ってしまった。

 

「マスター今戻りました」

 

「おぉ、戻ってきたか。お主、これはどうにかならんのかいのぅ?」

 

「無理です☆」

 

「そ、そうか。ん?その背中におるのは誰じゃ?」

 

「リサーナって子だけど。クエスト先で偶然助けて、歩けなかったからおんぶして連れてきました」

 

「おお!良かった。帰りが遅くてミラやエルフマンたちが心配しておってのぉ。探しに行こうとしてたところじゃったんじゃよ」

 

「ミラ?エルフマン?」

 

「そう言えばお主は知らなかったのう。その背負っておるリサーナの姉と兄じゃ。三人ともつい最近入ってきたのじゃから知らなくて当然じゃ」

 

「そうだったんですか。それよりもなんでリサーナは一人で森にいたんですか?」

 

「リサーナは森の薬草を取ってくるという簡単なクエストに言ったはずじゃったんじゃがまさか、キョウヤ、お主のクエストと鉢合わせるとは........」

 

「ハハハハハハ.........それじゃあリサーナをよろしくお願いします。僕はこれで失礼します。」

 

「ちゃんと眠り魔法を解いてから帰るのじゃよ!」

 

「分かってますって」

 

そうして僕は帰路につくのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リサーナside

 

私が目を覚ますとそこは見慣れた場所だった。体を起こして立とうとするが痛みが走りコケてしまった。

 

「リサーナ、おきたのじゃな........って何をしておるんじゃ!怪我をしているんじゃから大人しくしとれい」

 

「あのマスター!き、キョウヤは!?」

 

「あやつはお主を送り届けたあとすぐにかえったぞい」

 

「そっか........」

 

「なんじゃ?お主、キョウヤに惚れたか?」

 

「!?ち、違うよ!!た、確かにカッコよかったし優しかったけど........」

 

「よいよい、そうか最近の子はその若さで恋をするのか.........ませとるのう」

 

「/////もう、マスターどっか行って!!」

 

「わかったわかった。今日はギルドに止まっていきなさい。それじゃあ家まで帰れんじゃろう。ミラたちにはワシから言っとくから心配はしなくてよい。じゃあの」

 

そう言ってマスターは部屋から出ていった。

 

「キョウヤ..........か」

 

初めて会ったけど良い人だったなぁ。私とあんまり年変わらなさそうだったのに凄く強くて........その、カッコよかった。それに優しかった。でも、あんまり彼のこと知らないなぁ。もっと知りたい。なんだろうねこの感じ?




やっと、やっと、リサーナが出せたァぁぁああああ!!!
上手く書けたか心配です

こんな駄文ですがこれからもこの作品をよろしくお願いします
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