メスガキゲーマーのわからせたい! 保管庫 作:にゃあたいぷ。
此処、平和公園と銘打たれた戦場に爆発を起こす。
花壇の裏側に隠れた対戦相手を焙り出す目的で放った擲弾は花弁と共に煙を舞い上げた。遮蔽物を幾つか破壊した後、もうもうと立ち込める黒煙から人影が飛び出すのを見逃さず、私は手に持っていた擲弾発射器をストレージに戻して代わりに小銃を呼び出す。CODE:Fの銃器は、実弾と光弾の二種類に分けられる。実弾が癖なく使えるのに対し、光弾には特殊な性質を抱えている事が多い。今回、私が装備した小銃は、光弾系で単発の威力が高くプレイヤーの間ではエネルギーライフルの名で知られている。威力の代わりにサイズが大きく、重量が重く設定されているので取り回しが難しかった。
光弾系の銃器は、サイズと重量が膨れがちで中近距離での使い勝手が悪い。
「逃がさない」
平和公園の開けた視界に限られた遮蔽物。CODE:Fの中でも射撃戦に特化したステージで、攻撃を受けた相手はまだCODEも使わず無防備な姿を晒している。緊急時に使えるCODEを装備していないようで近場の遮蔽物を目掛けて走っている。とはいえだ。CODE:Fにおけるプレイヤーの身体能力は現実を遥かに凌駕するので狙撃の一発で仕留めるのは難しい、搦め手が必要だ。
私は、対戦相手を照準器の中心から少し外し、遮蔽物まで先回りするように光弾を放った。エネルギーライフルの一発は、視覚的にもよく目立つ。眼前に閃く一撃に相手は思わず、足を止めてしまった。その一秒未満の隙を突いて、二射目を放った。光弾の直撃は、相手のシールドを大きく削る。
「CODE:アクセラレーション」
此処が勝負所だと見た私は、追撃を仕掛ける為に隠れていた遮蔽物から身を乗り出す。
アクセラレーションは速度に直接作用するCODEだ。ギュンと加速する感覚に身を委ねて、一気に相手との距離を詰める。実力者が相手の時は、こんな状況でも冷静に立て直してくる。だけど今日の対戦相手は、焦りでまともに身体を動かせていない。突撃銃で反撃を受けるも照準が定まっておらず、致命傷になるまでダメージを削られる心配もなかった。急所さえ避ければ、一発や二発の被弾は許容範囲。エネルギーライフルをストレージに入れて、代わりに銃剣付きの突撃銃を呼び出して応戦する。
距離が詰まり、相手が武器を拳銃に持ち替える。その判断も遅かった。
CODE:アクセラレーションの加速分を考慮できていない。構えた拳銃を意にも介さず、改めて呼び出したエネルギーライフルの銃口を相手の鳩尾に押し当てる。その間、相手が放った銃弾は一発だけだった。武器をストレージに入れている間、時間が止まったように武器の状態は保存され続ける。即ち発射直後にストレージを入れた時、次に呼び出す時は発射直後の状態が維持されたままになっている。エネルギーライフルも同じだったけど、デメリット込みで連続で三発まで使用する事が出来る。
引き金を絞る、光弾が輝いた。
「チィッ!」
シールドを貫通する一撃に対戦相手が苦悶の顔を浮かべる。
実弾と比較した時、光弾は被弾時の衝撃が少なかった。しかし、それでも少なからず距離が開いた。実質、三連射したエネルギーライフルはオーバーヒートを起こしてしまったので、ストレージに入れ直す。相手がCODEを使用する。擲弾で破壊された遮蔽物の破片が動き出す。CODE:テレキネシス、生物以外の物質に作用する力である。それを横目に確認した私は擲弾発射器に選択、手元に呼び出した。相手は破片群で反撃はせず、自分の前面に展開して盾にする。
私は、破片群に目掛けて擲弾を発射し、着弾を確認する前に銃剣付きの突撃銃に持ち替えた。
「CODE:アクセラレーション」
CODE:アクセラレーションはリソースを継続消費するタイプのCODEだ。
擲弾が遮蔽物を爆破した後、まだ煙も晴れぬうちに突撃銃の引き金を絞りながら突撃する。
黒煙を抜けた先、相手は、背中を向けて逃げ出そうとしていた。
CODE:テレキネシスは使用中、操作する重量分の負荷がプレイヤーに掛かる。
色々と悪用できるけど、一筋縄ではいかないCODEだ。
「これで、終いっと」
加速した勢いのまま、銃剣の切っ先で対戦相手の背中を貫いた。
対戦相手は、程なく身体が0と1に分解される。
YOU WIN.と文字が表示されたのを見て、ほっと息を零す。
no name:傭兵さん、おみごと!
no name:GG
no name:レイドボスの相方は伊達じゃない!
視界の端に流れるコメント欄には、私を称える文字列が数多く書き込まれていた。
「……ぶい」
ちょっとしたファンサービスのつもりでカメラの向こう側に居る視聴者にピースサインを送る。
no name:うーん、表情筋が貧弱
no name:傭兵さんはクールなだけだから…
no name:無表情で口下手
ちゃんと笑顔を浮かべたつもりだったのだけど、アバターには反映されなかったようだ。
今日も機器の調子が悪いらしい。
no name:ゲーム機のせいにしないで
no name:レイドボスとゲーム機を交換した時のこと忘れたの?
no name:傭兵さんが笑顔を取り戻す日は何時になるのか
とりあえず両手の人差し指で口の端を持ち上げてみる。
可愛いって持て囃してくれたので、どやっと胸を張ってみせた。
表情よりも仕草が可愛いって言われた。
no name:ふくれっ面かわいい
no name:ありがとうございます
no name:ごちそうさまです
笑顔の反応は鈍いのに、こういう時だけしっかりと反映される。
そんな事をしているとフィールドから追い出されて、トレーニングルームに戻されてしまった。
とりあえず対戦待ちの状態を切って鏡を呼び出す。
鏡には、不思議な事に表情筋が死んだ長い黒髪の少女が映っていた。
衣装は戦闘服にタクティカルベストを着込んでいる。
チームで雑談する時は和服を着てるけど、一人でCODE:Fをプレイする時は軍用の戦闘服を着用している。
これは私がVsになる前から使っている衣装だ。日向がVsになった時、匿名で彼女と一緒のチームに参加していた時のもので今も使い続けている。ついでにいうとアカウントも当時と一緒でtokumei_03のまま貫いている。元々は日向と遊ぶ為に作ったサブアカウントで、メインは別にあったのだけど、Vsになってからはサブアカウントがメインになった。当時の私はメインアカウントだと、なんとかプラチナを維持するのが限界だったのだけど、サブアカウントだとダイヤモンドだったりする。
今は自力でダイヤモンドを安定させられるようになったので、もう日向に引け目を感じる事もない。
「もう少ししたらチーム戦の時間になるから一度、配信を打ち切ろうかねえ」
no name:乙
no name:もうそんな時間か~
no name:今日も楽しかった
no name:また一時間後!
「はい、一時間後にまたよろしくね~」
視聴者の温かい言葉に私は笑顔で手を振った。
no name:やっぱり無表情
no name:ちょっと目元が優しくなった気がする
no name:孤高のレイドボスが友達欲しさに作ったアンドロイド説すこ
不躾なコメントを最後に配信を切り、ゲーム機の電源を落とす。
意識が電脳世界から現実世界に引き戻される。
ゲーム機を外し、ふうっと息を零す。見慣れた天井、私はベッドの上に寝転がっている。のっそりと身体を起こし、部屋の中を見渡す。家具の少ない質素な内装、乱雑に脱ぎ捨てられた衣服類。ボリボリと頭を掻いて、パジャマ姿のまま部屋を出る。此処は事務所が買い取った寮の一室。三食付きで浴室は共用、部屋にトイレとシャワールームがある。部屋のサイズは一人で暮らす分には不自由しないけど、二人だと窮屈に感じる。隣の部屋には日向が居て、よく遊びに入っている。
他の子は、よく分からない。話しかけた事も、話しかけられた事もあんまりなかった。
私は、チームメンバー以外との事務所の人達とは、あまり交流を持った事がない。
理由もなく話しかけるのは気後れする。会話自体が苦手だし、慣れ親しんだ相手以外との会話は気疲れしてしまうのだ。皆、話すのが速いので付いて行くだけでも精一杯、会話の輪に入っても何も喋れないまま解散する事もあった。なので匿名でリア友の相方を務めていた時は、寡黙な仕事人って感じでとっても楽だった。クールで格好良い。それもVsになるまでの話、今はなんだか暖かい目で見られるようになった気がする。不服である。コメントだって読んでるし、リアクションも取っている。返事を思いつくのに少し時間が掛かっちゃうだけなのだ。
とりあえず合鍵で日向の部屋の扉を開ける。
日向の部屋は綺麗だ。当の本人はアイマスク型のゲーム機を付けた状態で横になっていた。
「……なんで此処に来たんだっけねえ?」
部屋の鍵を掛けて、玄関でポケッと思考に耽る。
日向がゲームをしていたので今日の対戦内容を振り返り「そうだ、今日はカレーが食べたかったんだ」と頭の中で何かがカチッと綺麗に噛み合った。ちなみに日向は日和の事だ、日和とは小春日和の事だ。日向の部屋を物色し、戸棚の奥の方に入れてあったカレーのカップ飯を発見する。完全飯だ、これだけで一食分。凄い。私はポットに水を入れて湯を沸かす。
待っている間は退屈だったので日向のタブレットを起動し、暗証番号を入力して彼女の生配信に繋げた。
そんな事をしている間に三分立ったので頂きます。
「なんか凄い良い匂いがしている気がする!?」
急に日向が叫んだ。
フルダイブ機能を使っている時はレム睡眠の状態を維持しているはずなのだけど、これって寝言に含まれるのかな?
相変わらず、日向って面白いね。って思いながらカレーを頬張る。
生配信のコメント欄は勢いよく流れ出していた。
no name:また傭兵さんが部屋に入り込んだのでは?
no name:配信中じゃなかったっけ?
no name:傭兵さんの配信は、十五分前に終わってるね
no name:リアルだと幼馴染なんだったか?
no name:妹ちゃんよりも付き合いの長い幼馴染……
no name:字面の闇が深い
なんだか好き放題に言われている気がした。私はスプーンを咥えてコメントを打ち込んだ。
tokumei_03:完全飯のカレー、55点。
『私の非常食ゥぅーっ!?』
画面内の日向がCODE:Fの対戦中なのに叫んだ。
五月蠅かったので耳を手で抑える。
対戦中なのに叫んじゃってたら相手に聞こえちゃうよ。
no name:また食べられてる
no name:隠してる場所を完全に把握されていて草生えるんですよ
no name:点数が微妙過ぎる
別に美味しくない訳じゃないのだけど、お米さんは焚いた方が美味しい。
『カップ麺の三倍の金額なんだけど!? ちょっと楽しみにしてたんですけどー!?』
no name:そんな事よりも今、部屋に居る方が恐怖なのでは?
no name:妹ちゃんが居るよりもマシだし……
no name:傭兵さんは番犬としても機能するからな
no name:前に妹ちゃんの気配を感じて強制切断した事件があったね……
no name:切断はレートが倍下がるんだっけ?
tokumei_03:ひーちゃん、ダイヤモンド安定するようになった(^_^)
『お、おめでとう? あ、ダメ! コメントが気になり過ぎて対戦に集中できない!!」
集中します。と言った後、日向はコメントに反応しなくなった。
対戦は日向の優勢で進んでいた。カレーを食べ終えた私は結構、お腹が膨れてしまった。お腹が膨れると眠たくなる。なので彼女が寝るベッドを少し間借りさせて貰った。持ち込んだゲーム機を装着し、音楽プレイヤーとして起動する。そして睡眠導入用としてよく使っているASMRを再生した。内容は日向が寝ている時に録音した寝息だ。他人の寝息を聞いているとよく眠れる。熟睡しても大丈夫、後で日向が起こしてくれるはずだ。
暫くして、くうくうと寝ていると「かえでー!?」と日向が私の身体を揺すっていた。
「起きてー!? なんでパジャマで熟睡してんのよー!?」
「ひーちゃん、おはよー?」
「もう配信が始まっているんだけどー!?」
日向に急かされて私はまだ半分、頭が寝たままゲーム機を起動する。
何時も配信で使っている少女趣味のチャットルーム。部屋の中心には、狐娘の小雪と銀髪ツインテイルの茉莉がファンレターを読み上げている。とりあえず私は「ごめんね」と謝罪した。「理由は?」と茉莉が問い止める。怖い、何か言わないといけない。
私は寝起きの頭で必死に考えて、思いついた理由を答える。
「今日はカレーが食べたいなって」
「えっと、どういう意味?」
「だから遅刻しました」
「ええ……」
素直に答えると茉莉が困惑してしまった。
「とりあえず正座してなさい」
そう茉莉に指示されたので床に正座した。
今の私は和服を着ている。和服を着ているので正座が様になってしまった。
もう良いわよ、と色々と諦めた様子の茉莉が私を立たせる。
「これで対戦中の動きがキレッキレなのって詐欺じゃない?」
茉莉は深く、深く溜息を零す。
私は鈍間ではないのだけど、言葉でコミュニケーションを取るのが苦手だった。進行役を務める茉莉を見てると憧れる。素直に格好良いなって思ってる。日向の事が大好きで妹を名乗っているけど、私から見た茉莉は妹というよりも姉だった。私達よりも年下なのに私達よりもしっかりしている。
茉莉は、私が椅子に座ったのを確認して「紅葉も来た事だし」と話を切り出した。
「私達は今、四人で別々のチームを組んだ対戦を企画してるのよ」
イベントという程でもないのだけど、と茉莉が付け加える。
no name:マジで!?
no name:風花雪月は、Vs界隈に敵がいないからな~
no name:メンバーどうするの?
no name:対戦形式は?
茉莉の報告にコメント欄は大いに盛り上がる。
CODE:Fには今、三つの対戦モードが実装されており、一つは一対一で対戦するシングル戦。最大四人の二組に分かれて対戦するチーム戦。そして最大三人のチームを組んで生き残りを賭けるバトルロワイヤル戦。バトルロワイヤル戦の参加チーム数は最大八組となっているけども都合良く人数が集まらない時もあるので最小四組から対戦可能になっている。
私達はVs界隈では最強のチームだという事もあってかコメント欄は目で追い切れないほど早く流れていた。
「対戦形式はバトルロワイヤル戦。メンバーは私達の方から誘う予定。まだ確定してないから追々報告する事になるわ」
茉莉が視聴者に告げた後、「ところで」と私を睨み付ける。
「……紅葉、ちゃんとチームメンバーは探しているのよね?」
急に話を振られた私は「あー、ん~」と視線を泳がせる。
私は事業所の中では孤立気味だ。勿論、仲間を見つけられているはずもない。
探しては居るんです。探しているけど話しかけられないのだ。
no name:傭兵さん?
no name:あ~、これはダメっすわ
no name:募集を掛けた方が早いのでは?
no name:最悪、マネージャーが用意してくれるでしょ
「駄目よ! そんなんじゃ何時まで経っても御姉様離れが出来ないわ!」
茉莉がバンと両手で机を叩いた。
no name:本性現したわね
no name:本音が漏れているわね
no name:さすいも
no name:これはもう姉なんですよ
「妹よ!」
茉莉は反論した後、私を見て人差し指を突き付ける。
「せめて一人、一人だけでも自分から誘いなさい!」
「が、頑張りますぅ……」
しょんぼりとする私の頭を自分よりも小柄で年下の小雪が撫でてくれる。
対戦中は害獣とか言われているけども性根は心優しい子なのだ。
兎も角、私はメンバー集めを頑張らないといけなくなった。
その後でチームでの対戦を終えた後、配信を切って部屋に帰った私は頭を抱える。
私には、友達が居なかった。茉莉も私が憎くて厳しくしている訳ではない。それは分かっている。事務所で孤立する私の事を気に掛けてくれている事は理解しているし、自分でも今のままでは駄目だという自覚もあった。悩んで、悩んで、悩んだ結果、とりあえずゲームを起動してCODE:Fのシングル戦を始める。その時に偶々対戦した相手が近接武器だけの面白い人だったので、追い詰められていた私は藁にも縋る思いでメッセージを認めた。
返信はすぐに送られてきた。
◇
件名:Re:対戦ありがとうございます
送信者:REN
本文:チームで戦うのは経験不足ですが、それでも良ければ良いですよ
◆
正直な事を云うと、チーム戦は苦手だ。今回の誘いはバトルロワイヤル戦だけど。
自分のせいで自分が敗北する事は許せるけど、自分のせいで他人まで巻き込むのは耐えられないのもあるし、連携が取れない事を理由に敗北を受け入れるのも嫌だった。弱い仲間に苛立つかも知れない。快不快をゲームをプレイする理由にしている私にとって、チーム戦は面倒な要素が多過ぎる。結局は食わず嫌いなだけかも知れない。だけど、私がCODE:Fを始めた理由の一つにシングル戦が実装された事は、確実にある。でもまあ、ただ単にチーム戦に入るきっかけがなかっただけかも知れない。
なので、有体に言ってしまえば、ゲームを隅まで楽しんだと言い切るのに、チーム戦も経験した方が良いのかなって考えた。
対戦した直後、tokumei_03からメッセージが届けられる。対戦した感じ、相手は順当に強かったし、ボイスチャットの声も女性で少しは安心できる。そんな感じで危ないかなって思いながらも一度だけと提案を受け入れる。私は、あまり対戦動画を観ない性質だ。というのも動画を黙って観ているのが苦手で、色々と考えるよりも先に実戦して実証して行く方が良いと考えていた。攻略サイトなんかで新しいネタを仕入れる事はあっても、先ずは自分で実証してみる方を優先する。
射撃は苦手じゃない。CODE:Fを初めてプレイした時は、初期装備で最後までストーリーモードをクリアした。最初に支給された装備が扱い易かったので、たぶん、標準的な装備だと思って使い続けていた。それが違うと知ったのはシングル戦に入ってからであり、シルバー帯で対戦している時に近接武器だけで戦っている人を見つける。そういうのもあると知った私は、ストーリーモードを近接武器だけでクリアし、それが楽しかったので対戦でも近接武器だけで戦うようになった。遠距離でチマチマと撃ち合うのは性に合わないのだ。CODE:バーストを使い続けているのは、もうずっとこれしか使っていないのもある。あと他のCODEを使うよりも、これが一番、可能性を感じているからってのも理由の一つだ。攻略サイトだと低い評価を受けているけど、私が実際に使って、一番しっくりと来るのだからこれが正解だ。
今回のチーム戦も肌に合わなければ、すぐシングル戦に戻れば良いと考えている。
「だけど、一緒に対戦するのって結構、先の話なんだよね」
まあ相手にも都合があるんだろうし、と深く考えるのは止めた。
今日も今日とて何十戦と対戦して、カスタムしたトレーニングコースで今日の課題を解消する。
予定があってもなくても、私のやる事は何も変わらない。