IS×ヘルシング~ヴェアヴォルフの闘争~   作:心太マグナム

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10話

授業開始のチャイムから少し遅れて千冬姉さんと山田先生が入って来る。千冬姉さんは主席簿を机に置くと教卓に両手を置く。

 

「授業を始める前に昨日決め忘れた事を今決めようと思う。クラス代表についてだ。」

 

クラス代表?何だそれは?

 

俺が疑問に思ったことに答えるように千冬姉さんが喋る

 

「クラス代表は文字通りこのクラスの代表だ。学級委員といった方が分かり易いだろう。何かを決める際の議長としてやる事と、もうすぐ行われるクラス対抗戦にてクラスの代表として出てもらう。誰かやる者はいるか?自他推薦は問わない」

 

自他推薦問わないという発言を聞いてクラスの何人かが手を上げる。

 

「はい!織斑くんを推薦します!」

 

「私もー!折角男子がいるんだからね!」

 

「織斑くんのISの動き見てみたーい!」

 

「・・・期待されてもな・・・」

 

ISの動きを見たいと言われても動かしたのはラウラやドイツ軍に頼んで動かした数回だ。期待されてもな。

 

周りは凄いとか言っていたが俺は千冬姉さん位しかまともにISの動きを見たことがない。それにラファールリヴァイブは少し動きにくかったから自分がどれだけの実力を持っていたのかわからない。

 

しかし戦えるならいいかもしれん。だが議長とかをやるのは面倒だ

俺は話すのはそんなに得意ではないのだ。

 

微妙そうな俺の顔を見て千冬姉さんは腕を組み、ニヤリと笑う

 

「ちなみにクラス対抗戦を優勝したクラスは半年間デザート食べ放題のフリーパスがついて来るぞ。もちろん・・・アイスも食べ放題『やります』・・・反応が早いな」

 

「(チョロい・・・)」「おりむーかわいい~」「(カワイイ)」「(アイス食べさせてあげたい)」「(カワイイ)カワイイ」「(頭撫でたい)」

アイス食べ放題の単語を聞き俺は勢い良く手を上げる。周りはそんな俺を見て慈愛の眼差しで見つめてくる。やめろ、そんな目で俺を見るな。千冬姉さんもそんな目で俺を見ないでくれ

 

「他に立候補する者はいないか?」

パネルに俺の名前が書かれ、代表が決まりそうな雰囲気の中誰かが机をバンッと叩いたような音が響く。後ろを振り返ると先ほど俺に突っかかってきたセシリア・オルコットが席を立っていた

 

 

「納得がいきませんわ!男が代表をやるだけでも納得がいかないのに、よりによってこんな食べる事しか脳の無いような男にやらせる何て、そんな屈辱を受けろというんですの!?」

 

セシリア・オルコットは俺に言いかけるように俺を見ながら女尊男卑の観念の典型的な事を言う。全く舐めたセリフを言ってくれる。一度ヒートアップしたセシリア・オルコットの口は止まらない

 

「大体文化が後身的に送れてるこの国にいるだけでも嫌だというのに、代表候補生である私にこれ以上私に屈辱を受けろというんですの!?」

 

「・・・お前・・・少し黙れ」

 

俺は席から立ち上がり、セシリアの方を向く。殺気が自分から出ているのがわかる。周りのクラスメイトは怯えたような顔になる。一部にいたっては気絶している。セシリア・オルコットも怯んだ様子を見せるが直ぐに俺を睨み返し、挑発的な顔を見せる。

 

「あら?アイスにつられて立候補した犬が何のようかしら?」

 

「・・・俺に関しては不問としよう・・・だがその傲慢な態度が気に入らない・・・そして俺の住む国を侮辱した事も気に入らない」

 

「あら?侮辱に聞こえたかしら?日本の文化が我が国イギリスに比べて送れているのは事実なのではなくて?」

 

「・・・侵略と腐った資本主義、奴隷で発展した文化で何を誇るというんだ?」

 

「ぐっ・・・」

 

セシリアが言葉をつまらせるが俺は喋るのをやめない

 

「・・・それにお前は本当にイギリスの貴族か?・・・俺の知るイギリスの貴族はそんな傲慢なプライドを持っている奴はいなかった・・・!」

 

インテグラ・ヘルシング、ペンウッド卿、アイランズ卿。少佐と俺とミレニアム相手に闘ったイギリスの貴族は皆プライドはあったが、その傲慢さは無かった・・・!他国を馬鹿にするような態度もない!皆、少佐と俺たちミレニアムから逃げることなく母国を守るために闘った者たちだ・・・。貴様のその傲慢さは俺の中の彼らを侮辱している・・・!

 

「・・・俺はお前を認めない・・・!」

 

「言ってくれますわね・・・!私が貴族ではない?舐めた口を聞いてくれますわね!」

 

セシリアオルコットは俺に向かって指をさす。

 

「決闘ですわ!」

 

「・・・いいだろう・・・ハンデでもつけてやろうか?」

 

「なっ・・・!私がハンデをもらう?何を馬鹿なことをいってるんですの!?」

 

「・・・見せてやる・・・傲慢な貴様に俺の闘争を!」

 

俺は珍しく声を荒らげ、もう話すことは無いと思い席につく。セシリア・オルコットは俺を未だににらみ続けている。俺とセシリア・オルコットのやり取りを見た千冬姉さんは頭を片手で抑える。

 

「まったく・・・ヒートアップしおって・・・。だが決闘という案は受領しよう。クラス代表決定戦は一週間後行う!」

 

千冬姉さんに決闘を許可され、俺は闘う覚悟を決めた

 

 




大尉の殺気をくらったら普通に失禁ものだと思う私

この作品の大尉も案外チョロかったりする

これ書きながら思ったんだけど侵略と資本主義に関してはドイツも日本もほかの国の事言えない気がしたw

まぁいいや(笑)

あと自分はイギリスにこれといって恨みとかはありません。ただノリで書いてます。

イギリスさん、ほんとに申し訳ない
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