アニメ見た感じシールドエネルギーはゲージみたいな感じだったので追加しときます
シールドエネルギーの最大値400
セシリアのスターライトmkⅢ最大出力(あれって威力調整できたっけ)を一発直撃すると100減ります。
やったねセッシー!四発当てたら勝てるよ!
ゴーレムのレーザーは確かスターライトmkⅢより威力が上らしいので200減ります。
やったねゴーレム!2発当てたら勝てるよ!
ワンオフアビリティNebelはシールドエネルギーを30消費して一回発動可能
やったねみんな!Nebelを14回発動させたら勝てるよ!
これくらいハンデ無いとヒロインの皆様が辛そう(それでも勝てるかこれ?)
「お、織斑先生!何ですかあのISは!?あの距離を一瞬だなんて速すぎます!瞬間移動能力でもあるんですか!?」
モニター越しに煙に消えて気がついたらセシリアの横に立っている白狼を纏った大尉を見て山田真耶は驚きを隠せない。千冬はと言うと驚いた風は一切無く、足を組んで座り、未成年のシュレディンガーや箒がいるにも関わらず、スーツの胸ポケットからタバコの箱を取り出した。紙タバコに火をつけ、タバコの煙を吸い、白い煙を吐く。
タバコを口で揺らしながら千冬はニヤリと笑う。
「あいつ、私がモンドクロッソでやったイグニッションブーストを見ただけで覚えたのか」
「イグニッションブースト!?まだISの授業が少ししかやって無いのにそんなものやってのけたんですか!?それにイグニッションブーストでもあの速さは上記を逸してます!」
「白狼は最速かつ最強の攻撃力というコンセプトを下に造られたISらしい。普通の速度でも第三世代のイグニッションブーストを上回るそうだ。そのISのイグニッションブーストは常人からして見れば瞬間移動している様にしか見えない。・・・最も乗り手にはその速度に着いていくために相当な動体視力を要求されるがな。」
千冬は自分の方に振り向く真耶に楽しそうな笑みを向ける
「あいつは戦闘の天才と言ってもいいほどの戦闘に置ける才能全てを備えてる。イグニッションブーストくらい見ただけで覚えるだろうさ。」
千冬はタバコを手に取り、口から煙を吐く。
「それに、あいつは私の弟だ。姉が出来るのなら、その家族である弟が出来ない訳は無いだろう?・・・さぁ、これからの方がもっと凄いぞ?あのお嬢様にあいつの闘争はどう映るのだろうな」
千冬はモンドクロッソ決勝戦直前に起きたあの事を思い出し、タバコの煙を吸いながらニヤリと笑うのだった。
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銃声が響き、セシリアのこめかみに向けてロングモーゼルの弾丸が放たれる。ISがシールドエネルギーを消費してセシリアを致命傷から守る。セシリアはこめかみに響く痛みを堪え、大尉から距離を取る為にブルー・ティアーズのブーストをフルパワーにする。
"コッ"
しかし距離を取ろうとしたセシリアの移動先には大尉が先回りをして、セシリアの額にロングモーゼルの銃口を押し当てていた。
「・・・・・2」
セシリアが大尉に気づき、距離を取ろうとするより早く大尉が引き金を引き、再びブルー・ティアーズにシールドエネルギーを消費させる。
「くっ・・・!この!」
"コッ"
セシリアが額から来る痛みを懸命に堪え、ミサイルポッドからミサイルを発射するより早く、大尉はセシリアの真上に居た。逆さになり髪が重力に引かれ下を向いていた。大尉とセシリアの顔は僅か30cmほどの距離しか無く、大尉はセシリアをじっと見つめる。
「・・・遅い・・・・・・3」
ロングモーゼルがセシリアの胸、丁度心臓のある位置に斜め上から銃口を当てていた。
再び銃声が鳴り響き、セシリアに弾丸が放たれる。その弾丸はセシリアの心臓のある位置に当たる。シールドバリアにより致命傷は無いが、ある程度の衝撃はくる。セシリアは胸を抑え、痛みが体から引くのを待つ。
大尉はセシリアの数m先にロングモーゼルを二丁手に持ち、セシリアに視線を向ける。
「・・・頭に二発・・・心臓に一発・・・ISが無かったらお前は3回死んだ・・・」
そう、ISが無かったら自分は3回死んでいた。その事の実感がセシリアに今まで知らなかった恐怖を味あわせる。
自分が死ぬと分かる瞬間の恐怖。
死の恐怖は自分が今まで味わってきた恐怖、不安、悲しみ全てを押しつぶしすように自分の心を埋め尽くす。
ISの絶対防御があろうが関係ない。理屈抜きに自分は死の恐怖を味あわされる。
あの男はわざとかはわからないが、自分が銃口を向けられているのに気づいてから引き金を引く。まるで自分に死ぬ瞬間を解らせるように待ってから引き金を引くのだ。
セシリアの呼吸が乱れる。あの自分の体に銃口を突きつけられた音を聞くのが怖い。その後に聞こえる自分の体を貫く筈の弾丸が発射される、あの銃声を聞くのが怖い。額から嫌な汗が出て頬に伝わる。セシリアは自覚してないが目には恐怖の色が浮かび、手足がカタカタ震えている。
大尉はセシリアに視線を向けたまま、首を傾げる。
「・・・どうした?・・・呼吸が乱れているし・・・震えているぞ・・・恐怖しているのか?」
「だ、誰が恐怖など!」
セシリアが自分の心を埋め尽くす恐怖を見透かされたようなセリフを打ち払うかのようにスターライトmkⅢからレーザーを発射する。しかし、震えた腕では狙いが定まるはずも無く、大尉はその場から動くことなく、レーザーは大尉の頬の横を通り過ぎていく。
「・・・そんな震えている腕では当たる物も当たらないぞ?・・・やはり恐怖を感じてるな?・・・だから・・・」
セシリアの視界から再び大尉が消える。セシリアが当たりを必死に見回す。ハイパーセンサーを使うという考えは頭から離れていた。瞬間、セシリアの首がなぞられ、セシリアの体に何かが走る。
「・・・こんな簡単に接近を許す・・・・・・4」
大尉はセシリアの後ろに回り込み、セシリアの首を人差し指でなぞっていた。まるで頚動脈の位置を確かめるかのように。その気になればいつでも頚動脈を引きちぎれる、と言いたげに。
「・・・墜ちろ」
大尉は震えて動けないセシリアの背中に向かって、左脚を振り上げ、"ただの"踵落としを喰らわす。セシリアはあまりの衝撃にブースターを使って墜ちるのを防ぐのすら忘れて、地面に叩きつけられた。
「(は、速すぎですわ・・・何をされるのか直前まで解らない・・・反応が追いつけない・・・)」
セシリアは床に叩きつけられ、肺から空気が抜ける。
大尉が地面に着地し、額の上と胸の前に握り締めた拳を構え、セシリアにゆっくりと歩いていく。セシリアには大尉から出る足音が死神の足音のように聞こえた。
「(このまま何も出来ずに終わるんですの・・・?このまま、私はあの死神に魂を奪われるんですの?)」
セシリアの脳裏に両親の顔がよぎる。優しくて厳しいお母様、いつも誰に何を言われようと笑っていたお父様。二人とも事故でずっと前に亡くなってしまった。
「(あぁ・・・そう言えばお父様は恐い時、何をすれば良いって言ってましたっけ・・・)」
最初はヘラヘラしてるだけのダメな男だと思ってたお父様、だけど裏ではオルコット家を守る為に懸命に働いていたお父様。お母様とお父様が亡くなって、私がオルコット家の遺産に縋り付こうとした寄生虫のような汚い男共を見て、男性を嫌いになる前・・・・・・私が幼い時に恐い夢を見た時・・・お父様は確かこう言ってましたっけ・・・。
『セシリア、怖いからって怯えちゃいけないよ。逃げちゃいけない、目を逸らしてはいけないんだ。お前なんか怖くないぞって向き合うんだ。人間は恐怖を乗り越えて強くなれる。だから向き合って勝つんだ。目の前の恐怖に打ち勝てるのは人間だけなんだから』
「(そうでしたわねお父様・・・恐怖から逃げてはいけない・・・向き合って・・・勝つ・・・そうしなければ私は・・・あの男・・・いえ、あの方には勝てない・・・!)」
父の言葉、父の笑みを思い出し、セシリアの体に勇気が宿る。震える手で起き上がり、セシリアは大尉に・・・目の前の恐怖に向き合う。スターライトmkⅢの銃口を大尉に向ける。その瞳には恐怖と向き合あおうとする強い意志が宿っていた。
ヘルシングキャラはタバコ吸ってる奴が多いなと思い千冬もタバコを吸わせました。
カッコイイ女性にはタバコが良く似合うと思うので。
一応言っておきますが大尉はタバコについてはとやかく言いません。