IS×ヘルシング~ヴェアヴォルフの闘争~   作:心太マグナム

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※途中からすんげーキャラ崩壊。注意して下さい

シリアスってつかれるんだもん。息抜きは大事


41話

 

ロベールが去り、2時間ほど経っただろうか。室内の探索をしていた理事長だが収穫は得られなかった。カトリーヌの部屋でココアを飲んでいる理事長にゾーリン、トバルカインが報告をする。

 

「ダメだね理事長。ここを結構調べたが情報は得られなかったよ。あの女の記憶の中もさっき見たがパソコンでのやり取りだったから声もいじってあるし顔も無い。奴の正体は解らなかったよ。」

 

「そうか」

 

「申し訳ない理事長、奴ら思ったよりやるようですなぁ」

 

「いや謝らなくていいさ。これで一つ解った」

 

ゾーリンとトバルカインが申し訳なさそうに報告する中、理事長は報告を聞きながら嬉しそうに笑う。トバルカインは理事長に何故笑っているのかを聞くと理事長はココアを飲み干して顔の前で手を組む。

 

「何故笑っているのかだと?だってそうじゃないか、奴は不用意に自分の手がかりを残すほどバカな敵じゃないって事だ。こいつは中々面白い。久しぶりに楽しくなってきたよ」

 

目立った収穫が無いのにニヤニヤと笑う理事長にゾーリンとトバルカインは未だにわからない理事長の底知れなさに鳥肌が立つ。

 

※こっからギャグ

 

理事長がカトリーヌが使ってたコーヒーメーカーでお湯を出してココアを作ってる時リップヴァーンが理事長のもとに走ってくる。その顔には焦りが浮かんでいる。

 

「り、理事長〜、もう任務終わりましたよね!?帰ってもいいですか!?」

 

「おや?どうしたのかねリップヴァーン」

 

「どうしたじゃありませんよ!ネロがルークじゃつまらないから早く帰って来いってうるさいんですよ!あの子わがままだから自分の思い通りにならないと泣きそうになるんですよ!?」

 

「ネロがかい?なら仕方ないな、リップヴァーンはもう帰っていいよ。いつもすまないなネロの我が儘を聞いてくれて」

 

「大変ですよ!こっちは三年でまだ進路が決まってないのにあの子はもぉ〜!」

 

「進路?進路なら暗部があるじゃないか。というより暗部以外選ぼう物なら私は全力で妨害するぞ?」

 

「お、鬼ーー!!」

 

 

さっきの魔弾の射手はどこへやら、ネロと同じ三年で何時もネロに振り回されているリップヴァーンは任務中に気づかなかったネロのメールに気づき急いでIS学園に戻るのだった。

 

「やれやれ、リップヴァーンは大変だねぇ。まぁ私は……っておや?ベビーシッターからの電話だ」

 

ゾーリンはISを展開して去っていくリップヴァーンを見てため息をついて自分の携帯に電話が鳴っている事に気づき通話ボタンを押して電話に出る。

 

「どうしたんだい?」

 

『た、大変です!凛斗くんがお父さんもお母さんも居なくて寂しくて泣いてます!いくら慰めても泣きやまなくて……早く帰って来て下さい!』

 

「何ィ!?斗羅の奴はどうしたんだい!?」

 

『斗羅さんはIS学園関係のお仕事が入っててまだ電話に出てないんです!』

 

「チッ……!少佐!あたしはちょっと急用が出来たんで先に帰らせてもらうよ!!」

 

「……うん、わかった。あと私は今は少佐じゃなくて理ちょ『オオオオオッ!!待ってろ凛斗ぉぉぉ!!今お母さんが行くからなあぁぁぁぁ!!』」

 

「「…………」」

 

電話でゾーリンの息子である凛斗が寂しくて泣いていると聞きゾーリンはISを展開して自宅の方へ飛んで行った。ゾーリン・佐藤、ミレニアム時代の時は凄く恐れられたドSだったが今は息子と旦那を愛するただの母ちゃんである。

 

リップヴァーンとゾーリンを見送った理事長とトバルカインは二人が出てったドアを眺めてため息をつく。

 

「……しまらないなぁ」

 

「ですなぁ……そういえば理事長、学園側は大丈夫なのでしょうかねぇ、VTシステムの騒ぎの時に奴らが来るのは確実でしょう?」

 

「まぁ何とかなるだろう。轡木の奴が珍しく私に部下を貸してくれと言ったんだ。これで何かしくじりでもしたら私は彼を殺してしまうかもしれんなぁ。しかし大丈夫だろう、あそこにはアルトリアがいる」

 

「ああ、そういえば奥様が防衛をなさっているんでしたな。それなら問題ないでしょう。奥様は我ら暗部の中でも最強の実力者、彼女がいるのなら安心ですな。」

 

「ああ、アルトリアにはいつも苦労をかけている。今度何処かに食事でも行くとするかな」

 

途中から理事長ののろけ話になり、トバルカインは葉巻を吸おうと胸ポケットを探るとあることに気付く。

 

「相変わらず仲がよろしいようで羨ましい限り……おや、葉巻が切れている?理事長、私そろそろニコチン切れそうなので葉巻買いに行ってよろしいですかな?」

 

「……はぁ」

 

理事長はため息をついてトバルカインに手を振って行けと命じると葉巻を買いに走るトバルカインを見ながらココアを飲んでため息をつく。

 

「……やれやれ、本当にしまらない」

 

「り、理事長……どうぞこちらを、ココアに良く合う菓子です」

 

「肩揉みますよ理事長!」

 

「わ、私ヴァイオリン得意なんで弾きますね理事長!」

 

「……ああ、ありがとう」

 

理事長はデュノア社に潜入していた3人の気遣いに感謝しながらココアに口をつけるのだった。

 

_______

 

モニターで大尉の戦闘を見ていたWORLD21とHERMIT9は大尉の戦闘振りにため息をつく。

 

「やはり…こうなりましたか…」

 

「そうだな、流石化物。理不尽な強さ、正面からの戦闘は避けたいものだ。しかし、元々VTシステムくらいでヴェアヴォルフを倒せるとは思ってはいない。我々の狙いは成功しているさ」

 

WORLD21はそう言うと大尉が写っているモニターとは別のモニターの方を見ると目を見開く。

 

「何!?正義と恋人の二人がシグナルロストしている!?」

_______

 

ネロと一緒に大尉の一方的な制圧を目の当たりにしたルークは相変わず出鱈目に強い大尉を見て尊敬の念を送っているとルークの携帯に着信が鳴る。

 

『もーしーもーねがーい ひぃとーつだけー かなーうならー♪』

 

「ん?ヤンか。お嬢様、少々お待ちを」

 

「別に構わぬがお前は着信音をどうにかしろ…せっかくの闘争劇の余韻が台無しではないか…」

 

「こればかりは嫌です。レイは私の嫁ですので」

 

「まったくお前は……」

 

ネロはルークの着信音を聴いてため息をついて悪態を着くがルークはこれだけは譲れないとキッパリと言うと少し離れたところで電話に出る。

 

『はろーはろーあんちゃん、こちらIS学園守り隊副隊長のヤンでぇす。こっちは轡木のジジイの指示通りIS学園の機密室の防衛は成功。こっちの被害は無しで襲撃しにきた二人の内奥様が1人を生け捕りにしたぜぇ』

 

「上出来だ。敵の伏兵がいるかもしれん、引き続きそこを防衛してろ」

 

『うへぇマジかよ、りょーかい』

 

「要件はそれだけだな、切るぞ」

 

ルークは弟のヤンとの電話を切ると再びネロの近くに行く。

 

「お嬢様、ヤンの方は防衛に成功。被害は無く、1人を捕虜にしたとのことです。」

 

「まぁそうなるだろうのな。母上が出張って来たのだ当然の結果といえる。のうルーク、一つ聞きたいのだがあの男、織斑一夏だったか?仮にあの男と母上が闘ったらどちらが勝つと思う?」

 

ネロはシャルルを運ぶ大尉を見ながらルークに質問すると、質問された方のルークは困った顔をしながら質問に答える。

 

「…大尉でしょうね。奥様も十分お強いですが大尉には勝てません。あの方は我々紛い物とは違い本物の化物、真の化物に勝てるのは神話に出てくる英雄くらいのものです。」

 

「…ふん、そこは余を気遣って母上が勝つと言うべきだ。全く、お前は相変わずつまらん奴だ。はぁ……リップの奴早く帰って来い……しかし……」

 

ルークの口から出た答えにネロは不満気にため息をつくが下に見える大尉を見つめる。その目には深い興味が宿っていた。

 

「織斑一夏……奴の闘う姿は美しい、その強さは鬼神そのものだ…顔も悪くない、むしろ良い……あれ、ほしいな」

 

「……え?」

 

ネロの発言にルークは嘘でしょ?と言いたげにメガネを上げた。

 

______

 

IS学園の機密室に繋がる通路で4人の男女がそれぞれの獲物を持っていた。電話に出ていたヤンは通話を終えて面倒くさそうな顔をする。

 

「轡木のジジイに指令を任されている兄貴からの連絡、引き続き防衛任務を継続しろってさぁ……ハァ、俺この後合コンあるから帰っていいっスかぁ?」

 

「SHI☆NE☆俺なんて折角のオフが任務でパァなんだYO☆ゾーリンの奴に子守りほっぽり出したのバレたら俺殺されるんだYO!!」

 

「オフ潰されたのは私も同じアル。あとヤンお前まだ中学生ダロ、その年でサカってんじゃないネ」

 

※まとまったオフが手に入ったのは理事長の暗躍。理事長マジ鬼畜。

 

愛銃を肩に担ぎ面倒くさそうに言うヤンにIS用の銃を平気で持つ佐藤と青竜刀2本を手に持つチャンが悪態をつく。しかしヤンは相変わず面倒くさそうにため息をつく。

 

「はぁ〜あ、珍しくサボってもセンコーが何も言って来ないと思ったら拉致られて任務だもんなぁ……マジ萎えるぜぇ…」

 

「愚痴を零すのはやめなさいヤン、まだ任務は継続中です。」

 

ヤンが愚痴を零していると剣を突き立て仁王立ちするアルトリアが凛々しい顔立ちで言うとヤンはウッスと言って黙る。仁王立ちするアルトリアはある事に気づいて後ろに控えるヤンの方を向く。

 

「ふむ……。ヤン、何か食べ物を持っていますか?」

 

「は?兄貴特製の弁当があるッスけど…」

 

「寄越しなさい」

 

「え?」

 

「寄越しなさい。ハリー!ハリーハリー!!ハリーハリーハリー!!!」

 

「う、うっす……」

 

「(見た目DQNの奴が弁当カツアゲされてるアル……)」

 

「(奥様マジ鬼畜)」

 

アルトリアの剣幕に押されたヤンは自分の昼飯をアルトリアに差し出す。その様子を見た佐藤とチャンはアルトリアの剣幕に汗を掻きながらヤンの肩に手を置いてヤンの弁当を食べるアルトリアを眺める。無駄口は叩かない。なぜなら喋ったら次は自分たちの愛妻弁当が狙われそうだったから。

 

ルーク特製弁当を奪われキレそうになるが自分の弁当を奪ったアルトリアは自分の上司であり、実力も遥かに上。やりきれない気分になったヤンは捕虜にした男でストレス発散をしようとして捕虜の方を見ると驚きの光景が目に入る。

 

「!?、んだとぉ……!?」

 

ヤンはかつて見たことのある光景を今この場で目の当たりにして見開いて驚愕するのだった。




ルークって髪型と髪の色変えたらオタクっぽくね?と思いオタクにした。ルークをオタクにするの楽しかったです!(小学生の感想みたいな感じで)

大分ふざけてしまったな……しかし私は反省もしないし後悔もしない。キャラ崩壊で叩かれようと知ったことか

HELLSINGのアニメ見て気づいたんですけどトバルカインのスーツって灰色じゃなくて茶色に近い色でしたね。まぁ、模様替え?ということで。

日本、中国の高官として潜り込んでいる佐藤とチャンは結構強いです。どのくらい強いのかというとヤンと渡り合えるくらいに人間辞めてて強いです。
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