IS×ヘルシング~ヴェアヴォルフの闘争~   作:心太マグナム

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久しぶりの更新

最近忙しいんですよ。忘年会シーズンですからバイトが入る入る。マジ勘弁。

でも時給は上がるからついついシフト入れちゃう///ビクンビクン


42話

「んん……」と潜持った声を出しながらシャルルの目が覚める。シャルルがテーブルの上に手袋と一緒に置いてあったデジタル時計で時刻を確認するとVTシステムによって起こった事件から数日立っている事がわかる。ベッドに寝ていたシャルルの近くでは大尉が壁にもたれかかるように立ちながら寝ているのが目に入った。シャルルの体には綺麗に包帯が巻かれていて、起きた時に落ちてしまったのか濡れたタオルがベッドの上にあった。

 

シャルルが起き上がってベッドの擦れるような音がすると立ちながら寝ていた大尉の目が開く。大尉はシャルルが起きていることを確認すると一息をつく。

 

「……どうやら死んでないようだな……安心した」

 

「アハハ……大袈裟だよ一夏」

 

「……数日間目が覚めてなかったからな……それなりに心配もする」

 

シャルルを守ると約束したばかりの大尉としては気が気では無かったのか大尉の目にはシャルルを心から心配しているのをシャルルは感じた。大尉はシャルルを見下ろしながら小さな声で呟く。

 

「……VTシステム」

 

「え?」

 

「……VTシステム、高名なIS乗りのデータを元にして作られた戦闘システム……それがお前のISに仕込まれていた」

 

「………」

 

「……聞いた話だが……お前に仕込まれていたそれは……お前の絶望、諦めといった感情をトリガーにして発動されたそうだ。」

 

大尉がそう言うとシャルルはああ、成程といった表情を見せる。同時にあの時絶望してしまった自分の心の弱さも公開しながら。大尉は窓に映る夕焼けを見てシャルルに言葉をかける。

 

「……ラウラにキツイ言葉を浴びせられ……絶望をしてしまったのはお前が弱かったからだ」

 

「アハハ……そうだね、僕の力が弱かったから……」

 

シャルルが自嘲気味に言うと大尉は首を横に振る。

 

「……実力のことを責めてる訳ではない……俺はお前の心の弱さを責めている……」

 

大尉は夕焼けからシャルルへと目線を動かす。大尉の目で見られシャルルの体が強ばる。

 

「……絶望を感じるのはいい……だが問題は絶望を受け容れるか乗り越えるかだ」

 

大尉はシャルルに近づいてシャルルの頬に手を当てる。

 

「……絶望を退ける勇気を持て……お前が"人間"であるのならな……人間だけが勇気を持つ……勇気は人間の最高の武器……無くさないことだ」

 

そう言うと大尉はテーブルの上に置いてある手袋を付けて立ち上がり、保健室から出ようとするとシャルルが大尉を呼び止める。大尉はシャルルの声で扉に手を掛ける手を止める。

 

「……待って!」

 

「…………」

 

「ありがとう、一夏」

 

「…………」

 

シャルルの唐突な言葉を表情を変えることなく聞いた大尉はシャルルの方を少し見てドアを開いて保健室から出ていった。大尉が出ていくのを見送ったシャルルは大尉が触れていた自分の頬に手をそっと当てる。

 

「絶望を退ける勇気を持て……か」

 

 

普段あまり喋らない大尉の言葉がシャルルの心に響く。シャルルは絶望を前に少しの勇気を持って立ち向かったが結局呑まれてしまった。あの時の事件は自分の心の弱さ故に起こってしまった事件。VTシステム越しに見えた恐怖を一切感じることなく倒した大尉にシャルルは凄いなぁとため息をつく。しかしシャルルの中で大尉の言葉がどこか引っかかる。

 

「……お前が"人間"なのなら、勇気は人間の持つ最高の武器……あの時見えた一夏に恐れは一切無かったな……一夏……キミは一体何者なんだろう」

 

あの時見えた大尉はVTシステムの相手をまるで作業をしているかのように倒していた。そこには大尉が言っていた勇気は見えなかったような気がしたシャルルは大尉の正体に疑問を抱く。

 

「だけど、さっきの一夏の目には優しさがあった。それだけで僕は一夏が何者だろうと受け容れるよ。それに一夏、勇気は人間の持つ最高の武器って言ってたけど僕は優しさも最高の武器だと思うな」

 

大尉が触れていた頬は冷たく、大尉の手は所々ひび割れてた。大尉は何も言わなかったがシャルルの事を懸命に看病してくれたのだろう。褒められることを望まずシャルルの事を看病してくれ、シャルルを勇気づける言葉をかけてくれた大尉の優しさにシャルルの頬が赤くなる。

 

「僕は弱かった。だけどこれからはどんな事にも立ち向かってみせるよ。人間の持つ最高の武器と一緒に。だからその時は僕の事を受け入れてくれると嬉しいな」

 

シャルルは自分の中に芽生える憧れに似た淡い恋心を抱きながら胸のあたりでキュッと手を組んだ。

 

_____

 

デュノア社本社、理事長の解毒薬により体調を取り戻したロベールの元に電話がかかってくる。ロベールは何も言わずにその電話をとる。

 

「やあシャル、体調の方は大丈夫なのかい?……そうか、それは良かった。……私か?私は大丈夫だよ、言ったろう?ただの風邪だって」

 

ロベールはシャルロットとの他愛のない会話を暫く楽しみながらシャルロットの事を気遣う。聞けばシャルロットのISに仕込まれたVTシステムも無事に鎮圧されたそうだ。

 

「(……シャルと楽しく話せるのも理事長のおかげなのだろうか?……私も所詮は理事長の手のひらで踊る道化なのかもしれんな)……ん?どうしたシャル……ほう、気になる人が出来たのか」

 

シャルロットがロベールに大尉に恋心を抱いていると打ち明けるとロベールは少し驚くがすぐに嬉しそうに笑う。

 

「フフフ、娘から恋の話を聞くとは嬉しいが何とも複雑な気持ちだ。シャル、その恋を大事にしなさい。恋愛を脳の電気信号だと蔑む輩もいるが私はそうは思いたくない。恋愛は様々な感情が入り混じり人を人間的に成長させてくれる素晴らしいものだ、たとえその恋が叶わぬものだとしても決して諦めてはいけないぞシャル。決して私とエミリーのような悲恋になってはいけないよ。ラブストーリーはハッピーエンドこそが素晴らしいのだからね。……ハハハ、心配いらないか。……ああ、頑張りなさい。愛しているよシャル。それじゃあ」

 

短い間の娘との会話を終えロベールの顔に笑みが浮かぶ。

 

「無事を祈っておこうかな。娘の恋次の無事を……。エミリー、キミも祈ってくれるかい?」

 

ロベールは机にある自分とエミリーとシャルロットが映る写真に笑いかけた。

 

____

 

「え、ええと……突然なんですが、再びこのクラスに転校生が来ます。」

 

朝のホームルームでの麻耶の発言に一組はざわつく。麻耶はざわつく生徒たちを落ち着かせると苦笑いしながら転校生を呼び寄せる。呼ばれて入ってきた人物を見て一組は再びざわつき始める。転校生はペコリとお辞儀をするとにこやかに笑いながら自己紹介をする。

 

「本日転校してきましたシャルロット・デュノアです!みんなよろしくね!」

 

「ええ、というわけでシャルルさんはシャルロットさんで実は女の子でした……アハハハ…」

 

麻耶がそう言うとラウラが席から立ち上がり、シャルロットに近づいていく。

 

「シャルロット、私はお前に謝らなければならない。私は気に食わないと言った理由でお前にキツくあたり過ぎた。父に厳しく叱られゲンコツをくらって私は自らの愚かさに気づいた。本当にすまなかった」

 

ペコリと謝るラウラにシャルロットは少し厳しい表情を見せる。

 

「ダメ、謝るだけじゃ許さないよ」

 

「…………」

 

シャルロットの発言にラウラはそうだろうなと静かに頷く。真剣な面持ちをするラウラを見てシャルロットは厳しい表情から優しい笑顔をラウラに見せる。

 

「ひどい言葉を浴びせられたからね。その分優しい心を示してくれないと許さないよ。……ううん、そうだなぁ」

 

シャルロットは暫く考えるとラウラに向けて手を差し出す。

 

「僕と友人になって優しさを示して貰うよ。それがラウラの償いだよ」

 

シャルロットが笑いながら言うとラウラは目を見開いて驚くとすぐに笑ってシャルロットの手を握る。

 

「ああ、いくらでも示すさ。これからよろしく頼む」

 

手を取り合う2人を大尉は誰にも気づかれないように静かに笑うのだった。

 

 




「絶望を退ける勇気を持て、キミがガンダムのパイロット…ニュータイプであるなら」

キャ-ブライトサ-ン

ガンダムいいなぁ。個人的には逆シャアが大好きです。アムロが凄くかっこいいです。ロンドベルの皆もかっこよくて最高です。戦闘シーンも凄く見所満載ですしね。

しかしエクバのバンシィノルンとリガズィ強いなぁ。友だちと固定やっててバンシィノルン見ると嘘やん……ってなる。冬休みはエクバを楽しくやる予定、もしかしたらやってるみなさんと対戦するかもしれません。まぁ、楽しくプレイしていくつもりです。儂弱いんで楽しくプレイしか出来ないんすわwwwガチ勢の皆さんサーセンwww
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