終わってる世界ですが生きてみようと思います(現在書き直し中)   作:一般司書補

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続きを書きたい、なのに書きたい内容がなかなかまとまらない、リフレッシュがてらゲームをするといつの間にか時間がたっている・・・負の連鎖全消しです。正直な話をすると大まかな流れはすでに決まってるんです。ただ道中のつなぎといいますか、原作キャラとのかかわりを作るのがなかなか・・・今回もそれで悩んでました。あと原作崩壊をしないように気を付けなければならないのも難しいですね。

(第7隊長を再教育センターに送ったので)初投稿です。


どいつもこいつも・・・私を苛立たせる・・・!

ローランと兄弟になってから1年、あれから二人一緒に依頼を受けたり、はたまた別々で依頼を受けて先に帰っていたほうが飯を作ったりとなんだかんだ安定した生活を送れていた。俺は2級、ローランはすでに1級フィクサーになっていた。気が付いたら階級が上がっていたが、正直金を稼ぐために日々依頼を受けていたので階級に関してはそこまで気にしてなかった。まあ上がる分にはいいのだが。

 

そして2級フィクサーとして仕事をしているのだが、最近困ったことがある。

 

 

 

「お前が今回の依頼の協力者か?こんなガキが2級フィクサーになれるとは・・・コネでも使ったのか?」

 

「・・・。」

 

 

 

ある時は

 

「なかなかこねーな今回の協力者・・・まさか逃げたとかじゃねーよな。」

 

「あの」

 

「ん?どうした坊主、俺は今暇じゃないんだ。遊ぶんだったらあっちに行け。」

 

「・・・。」

 

 

 

またある時は

 

「お前ごときがフィクサーなわけないだろっ、からかってるのか!?なんでもいいから早くフィクサーを連れてこい!あの虫が出てきちまう!」

 

「いや、だから・・・」

 

「お前みたいな子どもがいたって役に立たないからフィクサーを読んで来いって言ってるんだ!早くしないと・・・うわっ!?」

 

「ジーッ!!」

 

「くそ!だから早く呼べって言ったんだ!お前のせいだぞこのグズ!!!」

 

「・・・。」ブチッ

 

スッ、パァン!!

 

「ジッ!?・・・。」バタン

 

「は?」

 

 

 

それは背が小さいせいでなめられることだ。いやわかる、こんな子どもな2級フィクサーがいた前例がないのでそもそもフィクサーとみられないのはよくわかる。だがそれでもこうもなめられると腹が立ってくるのだ。ちょうど次の依頼のために集合場所に向かっているのだが・・・どうせまた子どもだからとグチグチ言われるのだろう。憂鬱だ・・・。

 

「どうせまた・・・。」

 

「ねえ」

 

「はあ・・・。」

 

「ちょっと!聞いてます?」

 

「・・・?俺のこと?。」

 

人が憂鬱になっているところになんだこの人は。

 

「そうです、さっきからそう言ってるじゃないですか。」

 

どうやら先ほどから声をかけていたが俺が気づいてこなかったらしい。それは申し訳ないことをした。

 

「ごめんごめん、それでこんな子どもに何か用かな。」

 

「たしかに見た目は子どもですけど・・・それでも2級フィクサーなんですよね?見てたらコネを使って上がってきたわけではないことぐらいわかります。」

 

どうやらこの人はほかの奴と違って子どもだからとなめたことを言わないらしい。今の俺にはそれだけでも好感度は爆上がりだ。

 

「そう、それで?何か用があるんじゃなかった?」

 

「数時間後の依頼のリーダーってあなたですよね。2級フィクサーが指揮を執ると計画書にあったので確認をしようと・・・」

 

「ん、そうだね。確かに今回指揮を執るのは俺だよ。君は?」

 

「まずそちらから名乗るべきでは?」

 

「確かにそうだね、非礼を詫びよう。2級フィクサーアルク、よろしく。」

 

「4級フィクサーのアンジェリカです。よろしくお願いしますね。」

 

今回の依頼のうち合同で行う俺含めた3人のうちの一人のアンジェリカさんだった。

 

「まだ集合時間に余裕は・・・あるよね、どうしてこんなに早くいたの?」

 

「22区にくるのは初めてで・・・もしかしたら迷うかもって思って早めに来たんですが、案外早く着いてしまったんです。そちらは?」

 

「ここら辺の散策をね、もしかしたら来たことのない工房無いかなぁってちょっと楽しみで早く来ちゃったんだよね。」

 

「君も武器を集めるのが好きなんですか!?」

 

おっと、なんかスイッチ押しちゃったかな。

 

「アンジェリカさんは好きなの?武器を集めるの。」

 

「アンジェリカでいいですよ。ええ、大好きです!なんというか、自分の手札が増えていくような、この武器の斬り心地はどうなんだろうって思ったり、この武器にはどういう仕組みが施されてるんだろうって!いいですよねぇ・・・。」

 

アンジェリカはサイコパスでおられるのか?まあ、わからんでも無いが。

 

「いいと思うよ、俺も今2個装備してるけどこいつらなら任せられるっていう信頼感ていうか、こいつらじゃなきゃダメというか。」

 

「どんな武器を使ってるんですか?」

 

「ん、これだよ。」

 

と言って腰の鞘に納まってるクレドポルトを抜刀してアンジェリカに見せる。

 

「こっこれは!?すごい!剣と銃が一緒になってる!?しかもこれ、構えると機構が変わって撃てるようになるんじゃないですか!?デザインも派手すぎなくていい・・・こんな物をどうやって!?」

 

「落ち着きなよ・・・、これ貰い物なんだよ。ある人から託されてからずっと愛用してるんだよ。」

 

急に接近、急な早口、俺じゃなきゃ見逃しちゃうね。じゃなくてアンジェリカって武器のことになると熱意がすごくなるんだ・・・。今度から武器の話題やめておくか?

 

「もう一つはどんな武器なんです!?」

 

「見せる!見せるから落ち着いて!」

 

しばらくは大変そうだな・・・。

 

「これ、これも貰い物なんだけど。」

 

「このナイフって・・・ソードダンサー!?あれ?でもこれって回収依頼出てませんでしたっけ。」

 

「あー・・・色々ありまして、今は俺が使ってるよ、ちゃんと許可有りで。」

 

「ならいいですけど・・・。いいなぁ・・・そのナイフ、投げても操作できるんですよね?避けられてもブーメランみたいに戻ってくるとか。」

 

ん?え?何の話?

 

「え?これって投げたらいつのまにか元に戻ってる投げ放題のナイフじゃ無いの?」

 

「そんなわけないじゃないですか、何言ってるんですか?」

 

「え?」

 

「え?」

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

「今までなんか便利な物扱いだったんですか・・・?」

 

「・・・はい。」

 

「バカなんですか?」

 

「返す言葉もございません。」

 

つまり、過去俺がコイツを投げて当てていたのは俺が当てるのが上手い訳でもなければ練習の賜物でもなんでもなく、ただ俺が当てるように投げたことを認識して勝手にコイツがあたりに行ってくれたというのが真相らしい、調子乗ってすんませんした。

 

「はぁ・・・まあいいです。今度からは気をつけてくださいね。・・・念の為に確認しておきますけど、もう一つのクレドポルトはちゃんと把握していますよね?」

 

「そりゃあもちろん、剣は普通に切れ味のいいどころか良すぎる剣、銃は専用の弾を使う方式で時間が経てばまた撃てるようになってる。」

 

「うんうん・・・うん?また撃てる?何発か装填するんですか?」

 

「いや?一発だけだって言ってたよ。」

 

「・・・・・過去にその銃にリロード・・・弾を込めたことは。」

 

「そもそも1発しか弾もらってないね。」

 

「・・・・・。」

 

黙っちゃったけど・・・どうしたんだ?

 

「ちょっと待って、君の装備は一体どうなってるの?」

 

「体は貰い物でできている。」

 

「ちょっと黙って、・・・はぁ、まずその白いマントは?」

 

「元リウのおじさんにもらった。」

 

「白いマントでリウ・・・まさか常在戦場の戦士・・・!?」

 

「えなに?あの人そんなすごい人だったの?」

 

ここに来てコブギ爺さんの話とは・・・

 

「聞いた話だと、昔ずっと戦場にいた男が居たそうなんです。武器が破損しても戦っているうちにいつのまにか武器が修復されていてずっと前で戦う戦士がいたんです。まさかその人に・・・奥さんとお子さんが亡くなられて久しいと聞きましたが、本人はまだご存命だったんですね。」

 

「なるほど・・・つまり、撃ってもしまって少ししたらまた弾薬が復活してるってこと?」

 

「え、なにそれズルい。そんな夢の装備があるだなんて・・・これなら武器が破損しても修理代が・・・」ボソボソ

 

何か言っているが、まあいい物だということはわかった。しかしユンさんに貰ったマチェットが治っていなかったことを加味するに、明確に壊れた時、もしくは弾がなくなった時というのがトリガーなんだろう。これが小夜の言っていた隠された機能なんだろう。

 

「アルクは何というか・・・いろいろと規格外ですね・・・。」

 

「剣と銃の一体化した武器、自分の意志で操れる投げナイフ、自浄作用のある認識を阻害して壊れたもしくは弾を再装填する白いマント。おまけに何の機能はついてないがマスク。まあ普通じゃ考えられないね。それでも赤い霧とは勝負にならないだろうけど。」

 

「赤い霧、最近になって特色になったフィクサーのことですか。あれはあれで人間やめてそうですね。」

 

赤い霧、最近になって特色になったフィクサー。なんでも純粋な戦闘力なら先にいた朱色の十字よりも強いと聞いた。なにもんだよ・・・。

 

「まあそんな雲の上の存在のことを話しても仕方ないさ。時間もいい感じだし、そろそろ集合場所にでも行こうか。」

 

いろいろ話してたら集合時間が迫っていたので送れない程度に歩いて行った。

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

「着いたね、時間きっちり・・・のはずなんだけど。」

 

「もう一人の姿が見えませんね。」

 

「案外迷ってたりしてね。」

 

「それはないでしょう・・・ないですよね?」

 

「さぁ?」

 

と話していると

 

「おいおい、よりによってガキと女かよ。こりゃ俺様だけで今回の依頼は楽勝だな。」

 

「いちおう言っておくと、君遅刻だよ。」

 

「なんだてめぇ、ガキのくせにいっちょ前に言うじゃねぇか。どうせコネでフィクサーになれてんだろ?てめぇの言う事なんざ聞くか雑魚が。」

 

「なんなんですこの人?協調性のかけらもない野蛮人じゃないですか。そこら辺の動物のほうが協調性ありますよ。」

 

「おい女ァ・・・てめ俺よりも上だからって調子乗ってんじゃねぇよ。どうせ男に股開いて2級にあげてもらってんだろ?てめぇなんかより俺のほうが何倍も強いぜ。なんなら俺の前でも股開いてみるか?そしたら俺様が今回の依頼一人で片付けといてやるよ。」

 

「はぁ・・・なんて下品な。」

 

かなり横暴な奴だな。いかにも力で全てねじ伏せてきましたって思ってるやつだ。さらに可哀そうなことに実力差もぱっと見で測れずに俺の級とアンジェリカの級を間違えるとは・・・。よく今まで生きてこられたなこいつ。

 

「君勘違いしてるけど、アンジェリカは4級、俺が2級で今回の依頼の指揮を執るよ。」

 

ガハハハハハ、面白い冗談じゃねぇかガキ。お前が2級?それだったら俺様はすでに特色にでもなっていそうだな!」

 

・・・何というか、見るに堪えないというか・・・ここまでくるとかわいそうだよ。

 

「依頼の確認でもしようか。今回の依頼はV社からの依頼だね。どうやら資材を運搬する道にモンスターが迷い込んだらしい。いかんせん数が多いから複数人での任務になったよ。あと、中には他の仲間を呼び寄せる特殊な個体がいるみたい。優先的に狙われないように気を付けて。」

 

一体一体は弱いが群れるとめんどくさいタイプだ。囲まれると一瞬で持っていかれる可能性もあるのでお互いの背を任せてくる敵を倒していくのが鉄則だが・・・

 

「んなもん全部俺様が倒しちまえばいいんだよ。お前らみたいな雑魚は下がってろ、足手まといだ。」

 

「・・・あと、V社から追加の依頼で新装備の試作品を渡されてる。どうやら短距離の空間転移ができるらしいけど、使いたい人いる?」

 

どうやらV社はついでに試作品のデータが欲しいらしく1つだけ渡されているが問題はだれが装備するか。

 

「私は結構です。今のスタイルが性に合っているので。」

 

「なら俺様が使ってやるよ。ま、この中じゃ俺様が一番強いからな、当然だ。」

 

こいつがしくじらなければいいんだがな・・・。

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

すこし歩きV社の運搬通路である地下通路の中に俺たちはいた。俺たちの少し前に植物がモンスター化したような奴がいた。今回のターゲットだ。

 

「気づかれないよう一体一体確実に、かつ静かに処理する。ばれたら全員に聞こえるように応援を頼むことすぐ行くから。」

 

「うるせーガキだな。こんなもん真正面から一気に全部ぶっ潰しちまうに限るだろ!!!」

 

な!?おい待て!!!くっそあいつに渡すんじゃなかった。」

 

「・・・大変ですねアルク、ちなみに今ので敵にバレました。当初の計画は破綻していますけど、どうします?」

 

「あいつはもう知らん。アンジェリカ、2人で背中合わせで行くよ。」

 

「わかりました。背中、任せますね。」

 

「こっちこそ、頼むよ。」

 

バカがバカやったので結局こうなる。しかも空間転移していくのだから助けに向かえない、今日は厄日かな。

 

と思っていたところに真正面からツタが伸びて来たのでそれを斬る。避けることはアンジェリカに被害が及ぶことを考えてしない。向かってくるものをすべて斬ればいい。最近になって幻想体やアブノーマリティと呼ばれるようになったこいつらをただすべて斬り伏せるのみ。

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

あれからどれくらいたっただろうか。こちらに向かってくるツタを斬ったり、ツタで覆われたコア部分をを斬ったり撃ち抜いたりしていくうちにすでに数体のみになった。

 

「そういえばあいつどうなったかな?」パァン!!

 

「さてどうでしょうか?最低でも近くで倒れていてほしいものですね。V社の試作品を回収しなければなりませんし。」ズシャ!!!

 

「あー、あいつが持って行ったんだっけ・・・めんどくさ。」シュッ・・・ザシュッ!!!

 

そうこうしているうちに最後の一体を倒し終わった。

 

「はいおしまい。じゃあ、あいつのところに行くかな。」

 

「近くにいるといいですね。」

 

いるかなぁ・・・と思ってたけどどうやら存外まだ生き残っているようで戦闘音が聞こえてきた。

 

「まだ生きてたんだ。こと戦闘に至っては優秀なのかもねあれでも。」

 

「戦闘以外のことが残念だったら意味ないのでは?」

 

「フィクサーになると戦闘を求められることが多いからね、案外こういうやつが素直で使いやすいんだよ、依頼する側は。」

 

「そんなものですか。」

 

音が近くなってきたもうすぐそこに

 

「ぐわっ!!!???」

 

なんと、音の発生源が自ら来てくれた!

 

「わあびっくりした。大丈夫?」

 

グッ・・・くそ、まだ俺はやれる・・・。」

 

「はいはい、その意気はいいけど君ケガだらけだから隊長判断でストップ。代わりにやっといてあげるか、もう休んで。」

 

「うるせえ・・・あいつは・・・あいつは俺が・・・」

 

なかなかしつこいな、ケガもしてるしこれ以上戦闘されると死なれかねないからおとなしくしててほしいんだけどなぁ。

 

「君ケガもひどいんだから休みなって、死なれても気分悪いからさ。」

 

「うるせぇ!俺がやるって言ってんだよ!ガキは黙って・・・」

 

「おい。」

 

「「!?」」

 

「俺はお願いしているんじゃない、命令しているんだ。いいか?命令に背くようなら今ここで足でも斬って無理やり動けなくしてもいい、選べ。」

 

「・・・。」

 

・・・少し殺意を込めてしまったがこれでだめなら無理やり叩いて気絶させるか何かしなければな。

 

「・・・これを使え。」

 

そういって渡してきたのはV社の試作品だった。

 

「・・・俺にはまともに使えなかった。お前が使え。」

 

「そう。・・・アンジェリカ、少しこいつ守ってあげて、俺はあいつをやってくるよ。」

 

試作品の装備を腕につける。使い方は教わったわけではないが、不思議とわかる。あとは倒すのみ。

 

「・・・ちょっとだけ本気を出すか。」

 

こちらを見ていた最後の人型幻想体の後ろに空間転移

 

「貫け」パァン!!

 

後ろからの銃撃、敵のど真ん中を射抜きまた空間転移。空中に出ること3回、ナイフを立て続けに投げる。

 

「!!!」

 

幻想体は自分のもとに向かってくるナイフをよけようとするがその行動に合わせてナイフが追いつき切り裂いてくる。ナイフを落とすことに夢中になっていた幻想体はそういえばと人間がいたところを見るがすでにいない。どこに消えたのかと周りを探すがすぐ目の前にいた。

 

「目の前のことに夢中になるのはいいけど、常に敵のほうを見ないと。」

 

しかし、目前にいることに気づいたときにはすでに姿がない。どこにまた消えたのかと思った幻想体は、しかし次の瞬間には視界がずれていることに気づいた、否、気づいてしまった。幻想体は気づいてほどなくどこかに消えてしまった。

 

「ふぅ、幻想体といえどこんなものか。」

 

やったことは単純だ。飛んでいるナイフに夢中になっている間に力をためて一気に肉迫して斬っただけだ。ただし、肉迫する速さは弾丸のそれとほぼ一緒、加速と斬撃の合わせ技である。

 

「いくら何でも無茶苦茶すぎませんか今の。」

 

「命の取り合いなんだ、卑怯も何もないさ。」

 

「・・・・・。」

 

まあ何とかなってよかったよ。それにそんな大した幻想体じゃなかったみたいだし。

 

「今の奴の強さ的にTETHクラスかな、5段階で下から2番目*1、対処を間違えなければ命に危機はないレベルだね。」

 

「クソッ・・・俺はそんな奴に・・・。」

 

「わかっただろう。力でどうにかするのは別にいい。ただし、自分よりも強い力をもった奴と相対したときはどうにもならないけどね。力だけで解決できるのはよほどな化け物だけだよ。それこそ最近特色になった赤い霧とかがいい例だよ。」

 

俺もローランもかなり上の階級になったし、それなりに強くなったつもりで入るがそれでも特色フィクサーはケタ違いだ。俺とローランが力を合わせても持って数秒だろうね。

 

「さ、帰るよ。こんな薄気味悪いところにいたくないよ。」

 

とりあえず今回の依頼は犠牲なく終わってよかったよ。

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

「今日はありがとうございました。」

 

「ん、お疲れ様アンジェリカ。お互い命があればまた会おう。その時は俺に武器を紹介してくれる?」

 

「いいですよ!それまではお互い死なないよう気を付けましょう。」

 

お互いにまた会う約束をして別れる。

 

「さーてローランの家に戻るかな・・・。」

 

ローラン先に帰ってるかな・・・地味に料理うまいからなぁローラン。いなかったら自分で作ればいいけど。

 

ピピッ「ん?通信?」

 

通信機から無線が入る。相手はローランかな。

 

『アルクか?』

 

「はいはーいこちらアルク。どしたのローラン?なんか緊急で依頼でも入った?」

 

『その通りだ。いま翼同士でよくない関係になっていることは知ってるか?』

 

「あー確かL社とどっかがL社のだす煙がよくないって争ってるって話だったね。それがどうしたのさ。」

 

『・・・規模が大きくなりすぎた、戦争になるらしい。緊急で俺たち一部のフィクサーに召集がかかってる。俺にもお前にも来てる。一応拒否もできるらしいが・・・。』

 

まあ普通行きたくはないよな。ただ出るだけ出ろって言われて出る奴はよほどの戦闘狂ぐらいしかいない。となると、出ることによるメリットを提示されているはず。

 

「報酬は?どうせ何かあるんでしょ。」

 

『・・・巣の居住権だ。終わった後希望するなら割り当ててくれるらしい。』

 

・・・そう簡単に話が進むかな。

 

「ローランは行きたい?」

 

『持っておいて損はないだろうからな。』

 

「わかった、ローランがそういうなら俺もいくよ。」

 

『・・・ありがとう。とりあえず俺の家に来てくれ。』

 

「今向かうよ。」

 

・・・戦争か、また人がたくさん死ぬのか。憂鬱な気分になりながら俺はローランの家へ急ぐことにした。

*1
アブノーマリティの危険度をまとめたもの。危なくない順にZAYIN(ザイン)、TETH(テト)、HE(ヘー)、WAW(ヴァウ)、ALEPH(アレフ)となっている。




アルク君

今まで装備の能力を把握してなかったお馬鹿さん。アンジェリカに教わったことでちょっとした強化に。見た目と年齢も併せてフィクサーに見られなく、またなめられることが多くイライラしていた。ちなみにV社の試作品はあの後返却したが調整された完成品を報酬として受け取りまた装備が増えた。


アンジェリカ

なんか気づいてたら武具オタクにしてしまっていた。武器をたくさん使うのでそうであってもおかしくないかなと。お下品な言葉を言われてこちらもイライラしていたが依頼の最中ぶっ飛ばされたところを見てスカッとしたらしい。


4級フィクサーの男

今回の件でかなりおとなしくなったらしい。以前までの横暴さは見られずちゃんと依頼をこなすようになった。


幻想体

TETHクラスの幻想体。モチーフはウィッチャーのレーシェン。ただし見た目のみなので能力は全く別。落ちた葉っぱから子分が生まれる。


赤い霧

ここまでアルク君を馬鹿みたいに強化してるがそれでも数秒しか持たない。圧倒的力で全てをなぎ倒す。ぶっちゃけこいつに勝てる奴おるんか。公式チートすぎます。
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