仮面ライダーW ToLoveるボイルダー 作:ダブルボイルダー
一年後 風都
彩南学園
リト「ぐ~。ぐ~。」
ビギンズナイトを生き延びた少年、結城リトは疲れ果てているかのように机にうつ伏せて眠っていた
春菜「結城君。もうすぐ授業だよ。」
リト「ん~後五分・・・・・・・」
春菜「結城君朝じゃないんだよ。ほら、起きて。」
リト「ん?おはよう、西連寺。」
春菜「おはよう。でも、もうすぐ最後の授業だから起きてね。」
リト「ああ。」
(本当に春菜ちゃんは何時見ても可愛いな~♪しかし、流石にドーパントがらみの事件の後は寝み~な~・・・・・・・・フィリップの奴今ごろなにしてんだか。)
結城リト、本名は左翔太郎と言う。これが、この少年の名前だ。
彼は、ビギンズナイト以降鳴海荘吉の後を継ぎ風都を守る探偵となっていた
ちなみに、翔太郎を起こそうとしている少女は西連寺春菜。翔太郎が心から愛している少女だ。
リト「こうやって過ごせるのも町を守っているお陰かな・・・・・・・・」
(俺は、風都を守れてるよな?おやっさん・・・・・・)
一方、遥か彼方の宇宙では一つの宇宙船が複数の宇宙船に攻撃されながらも地球目掛けて飛んでいた
?「こんなところで・・・・・・・こんなところで諦めてたまるもんですかぁああああ!」
そして、宇宙船は地球目掛けてワープした
放課後
リト「やっと終わったか・・・・・・・・フィリップの奴の様子でも見に行くか。」
リトは学園を離れると風都の片隅にある事務所『鳴海探偵事務所』に足を運ぶ
「フィリップ?起きてるか~?」
?「なんだい翔太郎?僕は今、大事なものを検索しているんだ。君は、知らないだろう?流星群と言うものを。」
リト「んなこたぁどうでもいいんだよ。ちゃんと飯食ってるのか?」
リトが話しかけている少年、彼もビギンズナイトを生き延びた一人名はフィリップと言う
それ以外の事は覚えていないらしい
フィリップ「それよりも翔太郎。何時までそんな格好をしているんだい?」
リト「そうだな、ちょっくら着替えるわ。」
そう言ってリトは被っていたカツラを取り(あたかにも地毛のように見える)本来の黒髪を見せると制服を脱ぎ探偵スタイルの仕事服に着替えた
俺は、左翔太郎。この探偵事務所のオーナーだ。俺たちは、ある組織から何とか脱出しこの風都を守る探偵として日夜戦い続けている。コイツは、相棒のフィリップ。少し性格はアレだが俺の大切な相棒であることに変わりはない。
フィリップ「ところで翔太郎?ニュースを見たかい?どうやら、銀河の彼方でこの地球目掛けて何かが飛んで来るのが観測されたらしい。実に、ゾクゾクするよ。」
翔太郎「ほぉ~?だが、この地球には危険が多いことを知らないみたいだな。ハードな裏社会で生きている俺たちが・・・・・・・何よりの証拠さ。」
フィリップ「僕たちはこの平和な毎日守るために戦っているようなものだからね。今日は、君の家で夕食を頂くよ。」
翔太郎「あまり、美柑の前でぺらぺら喋るなよ。」
そう言うと翔太郎はカツラを被りリトになる
リト「そんじゃ行くか。」
二人は、表に停めてあったバイク『ハードボイルダー』で結城家に向かった
結城家
リト「ただいま。」
フィリップ「お邪魔するよ。」
二人は結城家に入ると小学五年辺りの女の子が出てきた
この子は、リトの妹の美柑だ
美柑「お帰り。後、フィリップ君もいらっしゃい。その感じだと、事務所に寄ってきたのね。」
リト「コイツの様子を見に行ったんだよ。一人にすると何しでかすか分からねえからな。」
美柑「まあ、慣れたからいいわよ。後少しで夕食だから待ってて。」
リト「俺も、手伝うよ。」
フィリップ「なら、テレビを見てもいいかな?昼間の落下物事件がどうしても気になってね。」
リト「ドーパントがらみだったらすぐ呼べよ。」
フィリップ「そうならないことを祈るよ。」
そう言いながらリトは美柑の手伝いに向かった
園咲家
ここは、風都の中でも一二を争う豪邸の園咲家
その当主である園咲琉兵衛は夜空を見ながら呟いていた
琉兵衛「宇宙からの来訪者か・・・・・・・・この風都に随分と舐めたことをしてくれる輩が居たものだな・・・・・・・・・果たして、私たちに勝てるのかな?」
琉兵衛はこれから何が起きるのかを楽しみにしていた
結城家
フィリップ「ご馳走さまでした。美柑ちゃん。また、料理の腕が上がったんじゃないのかい?」
美柑「そう?あたしは、自覚は無いんだけどな。」
リト「お前もそう言うことを言うようになったじゃないか?」
フィリップ「君の相棒をして色々なことを学んだからね。これぐらいの事は言えるようにならないとおかしいさ。ところで翔太郎、今日は、愛しの春菜ちゃんに告白出来たのかい?」
リト「ブッー!?」
フィリップの行きなりの爆弾発言にリトは飲んでいたコーヒーを吹き出してしまった
美柑「リト大丈夫!?」
リト「行きなり何言い出すんだフィリップ!?」
フィリップ「だって、君が西連寺春菜に恋心を持っているのはもうバレバレなんだよ?だったら、どれぐらい進めたのか気になるのが普通だよ。」
リト「昨日ドーパントがらみだったらずっと眠っててろくに話してねえよ。まあ、起こしてくれたけど・・・・・・・・って何言わせんだ!」
美柑「リト、ごっさんです♪」
美柑とフィリップは手を合わせた
リト「たくっ、じゃあひとっ風呂浴びてくるわ。」
フィリップ「僕も、入ってから帰らせてもらうよ。」
美柑「泊まっていけば良いじゃない。どうせ、一人何だから。寂しいでしょう。」
フィリップ「そう言われると返す言葉も見つからない。ここは、甘えさせてもらうよ。」
フィリップとは今から半年前に俺たちの秘密がバレ美柑に世話になっている。ちなみに、俺の部屋には事務所に繋がっている隠し通路があり緊急の場合はそこから事務所の方に移っている。まあ、フィリップの生活習慣の管理には丁度いい。
リトはカツラを取り翔太郎に戻ると風呂に入り湯船に浸かった
一方、テレビでは再び都心のまっただ中に落下物事件が起きたことを伝えていた
風呂
翔太郎「告白か・・・・・・・・俺が、恋をしても良いのか?」
翔太郎が呟いていると湯船から稲妻が走り
突如湯船が『爆発』した
翔太郎「のわぁあああああ!?風呂が爆発した!?」
翔太郎は前を振り向いていると驚愕した
そこには、何とスタイルの良く、ピンクのロングヘアーの全裸の少女が立っていたからだ
少女「ん~!脱出成功♪ん?」
翔太郎「風呂から何かが出てきたぁあああああああああ!?」
フィリップ「どうしたんだい翔太郎!?」
美柑「大丈夫!?」
翔太郎「風呂から変な女が出てきた!フィリップ、バットショット!」
フィリップ「ああ!」
二人は風呂場に行くと既に少女は居なかった
美柑「誰も居ないじゃない。」
フィリップ「いや、ここに誰か居たみたいだ。」
フィリップは床に落ちていたピンクの髪を拾い上げる
翔太郎「そう言えば、さっきまた落下物事件が起きたんだよな?」
美柑「まさかドーパントの仕業?」
フィリップ「いや、ドーパントの仕業ならば行きなり正体を現す筈がない。これは、別の物だ。とにかく、気をつけよう。」
翔太郎「ああ。俺は、二階を調べてくる。」
翔太郎は仕事着に着替えると二階に上がり自分の部屋に入るとバスタオルを巻いた先程の少女を見つけた
少女「ふ~。あっ、タオル借りてるよ。」
翔太郎「人の部屋で何ナチュラルに過ごしてんだ!後、お前誰だ!?」
少女「わたし?わたし、ララ。」
翔太郎「ララ?」
ララ「そう、デビルーク星から来たの。」
翔太郎「デビルーク星?」
ララ「そう、デビルーク星。」
翔太郎「って事はお前宇宙から来たってことか!?フィリップが言ってたことはこう言うことだったのか。」
ララ「まあ、地球から見たらそうなるかな。」
翔太郎「しかし、実感が湧かねえよな。完全に地球人のまんまだし何より俺が言っている言葉が解るもんな。」
ララ「もしかして信じてないの?じゃあこれならどう?」
ララと言う少女は翔太郎に背中を見せるとなんと尻尾を出してきた
大事なところも一緒に
翔太郎「年頃の少女がそんなことをするんじゃない!って言うか何で家の風呂場から出てきたんだ?」
ララ「それはね、ジャーン♪これを、使ったんだ。」
ララは腕に着けているブレスレットを見せる
翔太郎「ブレスレット?」
ララ「わたしが作った『ぴょんぴょんワープくん!』行き場所の指定は出来ないけど生態単位の短距離ワープが出来るの。」
翔太郎「つまり、服だけ残して何処かにワープするブレスレットってことか・・・・・・・・ってお前が作ったのかよ!?ある意味『ガイアメモリ』よりも厄介だな。でもどうしてそんな厄介な物を使ったんだ?」
ララ「・・・・・・・・追われてるんだ。わたし。」
翔太郎「追われてる?」
ララ「地球まで来ればもう追ってこれないだろうって思ってたけど追っ手が来ちゃって、宇宙船も壊れてたし脱出ポットの中で使ったの。これを使ってなかったら今頃どうなってたか・・・・・・・・・」
俺は、彼女の消え行かんとする表情を見て何かを感じていた
翔太郎「それよりもいい加減服ぐらいなんとかしろよ。」
すると、窓を開けてねいぐるみのようなものが現れた
?「ララ様!」
ララ「ペケ!あなたも脱出出来たのね!」
?「はい!宇宙船がまだ大気圏内だったのが幸いでした。ん?ララ様?この冴えない顔の地球人は何ですか?」
翔太郎「おいおい?冴えないは言葉のあやだぜ?俺みたいな男はそうは居ねえぜ?」
ララ「この家の住人だよ。そう言えば名前聞いてなかったよね?何て言うの?」
翔太郎「俺は、左・・・・・・・・結城リトだ。」
翔太郎は敢えてリトの名前を教えた
ララ「ふぅーん。リトって言うんだ。」
翔太郎「ところでそのマネキンはなんだ?」
ララ「この子はね、ペケ。わたしが作った万能コスチュームロボットなの。」
ペケ「初めまして。」
翔太郎「コスチュームロボット?」
するとララはバスタオルを脱いだ
翔太郎「お前には恥じらいと言うものはないのか!」
ララ「じゃあペケ。ヨロシク♪」
ペケ「了解!」
『チェンジ!ドレスフォーム!』
するとペケは光だすとララの周囲に展開し白を基調とした摩訶不思議なドレスへと変わった
翔太郎(『W』のような装着!?)
ペケ「キツくないですかララ様?」
ララ「ピッタリだよ。早めにペケが来てくれて良かった~。ねえ?似合う?」
翔太郎「あ、ああ。」
(コイツまさかこんな発明をするから追われてるじゃ・・・・・・・ん?誰か近づいてきやがる!)
ペケ「ところでララ様?これからどうなさるおつもりですか?」
ララ「実はね、ちょっと考えがあるんだ~。」
その時、開いた窓から二人のSPのような男が現れた
SP「全く、困ったお方だ。宇宙船から連れ出すときには手足の自由を封じて動けなくするべきでした。」
ララ「・・・・・ペケ?尾行には気を付けてねって言ったよね?」
ペケ「申し訳ございません!」
ララ「全く何やってるのよこのバカロボット!」
翔太郎(コイツらもデビルーク星人か?動きは、マスカレイド並みだな。)
ペケ「ララ様!もう一度あのブレスレットを使ってみれば?」
ララ「無理よ。アレは、一度使ったらエネルギーの充填に一日は掛かるもの。」
SP「さあ、行きますよ。」
ララ「嫌よ!離して!」
翔太郎「おい?お前らヒトんち入ったんならまずは靴ぐらい脱げよ?汚れんだろうが?ああ?」
SP「そうでした。スイマセン何せまだ来たばかりでして。」
素直に脱ぎ始めるSP達
翔太郎「こっちだコイ!」
ララ「え!?」
その隙に翔太郎はララの手を引き窓から部屋を出た(靴をもって)
SP「あっ!待て!」
SP達も追いかける
翔太郎はララの手を引きながら屋根を伝って逃げていく
ララ「どうして?」
翔太郎「普通に考えて拐われそうになった奴を助けるのは当たり前だろ!それに、お前が見せたあんな顔見せられたらほっとけるわけねえだろうが!」
二人は公園まで逃げるとSP達に追い付かれる
翔太郎「ドーパントでもないのに早い奴等だな!」
ララ「ドーパント?」
翔太郎「この町を泣かせる奴等の事だ。増援か。」
翔太郎達の後ろに二人のSPが来た
翔太郎「しょうがねえ。」
翔太郎はララの手を離すと腰に着けたロンガーハットを被った
SP「怪我をしたくなければ退くのだな。」
翔太郎「ああ、お前達がな。」
SP「小僧が!」
SPの一人が殴りかかろうとするが
翔太郎「ちょっと痛えぞ?」
翔太郎はそれを軽くかわし溝を蹴りあげ足払いで地面に叩きつける
SP「なっ!?地球人の分際で!」
今度は二人がかりで来るが翔太郎は二人の拳を巧みに防ぎ顔に裏拳を決めもう一人を肘打ちで沈めもう一人を殴り飛ばす
すると最後の一人が殴りかかるが翔太郎はそれを片手で受け止める
翔太郎「この、小わっぱが!」
そして、SPの顎を殴り思いっきり蹴り飛ばした
SP達は全て伸びてしまった
ララ「デビルーク星人を倒した!?地球人なのに!」
ペケ「しかも、息一つ切れておりません!」
翔太郎はロンガーハットを左手で外し息を吹き掛けると被り直す
翔太郎「決まったな~。ハードボイルドに♪」
?「ほう?随分と勇ましいな。」
すると、翔太郎の頭上に巨大な円盤が現れそこから鎧を着た男が降りてきた
ララ「ザスティン!」
ザスティン「そこをどけ地球人。」
翔太郎「退かないと言えばどうするんだ?」
ザスティン「命はないぞ。ララ様!もうお止めください!『家出』など!」
翔太郎「・・・・・・・・・はっ?今なんて言った?」
ザスティン「だから、家出だ。」
翔太郎「はあ!?家出!?たかが家出でこんな騒ぎを起こしたって言うのか!?」
ララ「わたしもう懲り懲りなの!後継者かどうとか分かんないけど毎日お見合いばっかりなのは嫌なの!」
ザスティン「ですが、これはお父上の意思なのです。」
翔太郎「おい?お前?」
翔太郎は何処から出したのか分からないスリッパで
パコン!
ララ「痛っ!」
ララの頭を叩く
翔太郎「アホかお前は!家出ごときでここまで騒ぎをでかくすんじゃねえ!ハードボイルドに決めてた自分が恥ずかしいじゃねえか!おい!さっさとこの家出娘を連れて帰れ!後、お前らが落とした宇宙船も!修理費も払え!」
ザスティン「あっ、申し訳ございません。ララ様のわがままのせいでとんだご迷惑を。」
ララ「パパは関係ないもん!」
ララは携帯のような物を取り出すと
ララ『転送!ごーごーバキュームくん!』
巨大なタコのようなメカを出してきた!
翔太郎「なんか出てきたぞオイ!?」
ザスティン「不味い!ララ様の発明品だ!」
ララ「そーれ!吸い込んじゃえ!」
するとごーごーバキュームくんと言うメカはザスティン達を吸い込み始めた
ザスティン「あああああああ!?」
ザスティン達はあっという間に吸い込まれたがごーごーバキュームくんは今度は辺り一面を吸い込み始めた
翔太郎「暴走してんのか!あんなのが町に出たらマズイ!」
翔太郎は宙に浮いているララの見えない所に行くとビギンズナイトで手に入れたバックル
『ダブルドライバー』を装着する
翔太郎「フィリップ!今すぐ変身するぞ!」
そして、懐から黒いガイアメモリ『ジョーカーメモリ』を取り出した
『JOKER!』
ララ「これって・・・・・・・・・どうやったら止まるんだっけ?」
ララはごーごーバキュームくんの止め方を忘れていた
その時
『JOKER!MAXIMUM DRIVE!』
謎の電子音が響いた
ララ「え?」
すると、何者かが空中高く舞い上がり
?「『ジョーカーエクストリーム!』」
ごーごーバキュームくんを攻撃しごーごーバキュームくんは破壊された!
ララ「バキュームくんが!?」
ペケ「ララ様!彼処を!」
バキュームくんの残骸が燃え盛るなかその炎の中に体の右半身が緑、左半身が黒で銀のマフラーをなびかせ赤く輝く両目を持つ仮面の戦士が姿を現した
ララ「何あれ・・・・・・・・・・」
ペケ「アレは、戦闘用強化服です!しかも、デビルーク星の科学力を遥かに越えています!」
ララ「この星にそんな技術が!?一体何なの?貴方は誰なの・・・・・・・・」
?「答えてやろうか?」
戦士はララの方を向く
?『僕たちは、二人で一人の探偵さ。』
?「この町を泣かせる奴等を捕まえるな。」
ララ「二人の声!?」
戦士はララに左手を向けると
?「『さあ、お前の罪を数えろ!』」
ララに向けていい放った
ララ「わたしの・・・・・・・・罪・・・・・・・・」
後にこの戦士は伝説の名前を受け継いだ
その名は
『仮面ライダーW』
To be Continued
BGM『W-B-X ~W-Boiled-Extreme~♪』
次回!仮面ライダーW!
真理奈「もう一週間も連絡がつかなくて・・・・・・・」
翔太郎「ドーパントか・・・・・・・・」
戸川「燃えろ!」
翔太郎「止めてやるよ。俺が!いや、俺たちが。」
翔太郎、フィリップ『『変身!』』
次回 Wの検索/探偵は二人で一人
これで決まりだ!
どうでしょうか?可能な限り書いていきますので感想等がありましたらお願いします。