仮面ライダーW ToLoveるボイルダー 作:ダブルボイルダー
夜中
河川敷
リトはララをここに連れてきた
ララ「どうしたの?リト。いきなり、「外で話がある」なんて改まっちゃって、早く帰ってゲームの続きやろーよ♪」
リト「・・・・・・・・・なあ?本気で俺んちで暮らす気なワケ・・・・・・・・お前?」
ララ「え?だってリトOKしてくれたじゃん。」
リト「や・・・・・・・俺は別にOKしたわけじゃ・・・・・・・・」
ララ「それに、地球でも結婚したら一緒に暮らすものでしょ?」
リト「だ・か・ら!何で俺がお前が結婚なんだよ!?説明しただろ!?全部誤解だって言ってんだろ!それに、俺は結婚する気はねえ!」
(おやっさんを見殺しにした俺に人を好きなる資格なんてねえ・・・・・・・・・・・それにしても、このララってガキに会ってからろくなことがねえ。ドーパントにもぶちあたっちまうし。なんでもいいから早く自分の星に帰ってもらいたいもんだぜ・・・・・・・・・ああ~、胃が・・・・・・・・・)
リトは胃炎になりかけていた
ララ「リトはわたしの事を好きじゃない・・・・・・・・」
リト「いや、別にそういうわけじゃ・・・・」
ララ「わたしはいいよ。別にそれでも!」
リト「いや、良い訳ねえだろ!」
ペケ「ララ様・・・・・・・・」
ララ「なに?」
ペケ「わたしにはだんだんララ様の狙いが読めてきたのですが・・・・・・・・」
ララ「ちょっと!なに変な事言ってんのよペケ!」
リト「狙い!?狙いって何だよ!?」
ララ「まぁまぁ、とにかく仲良くしよリト♪」
リト「質問に答えろ!」
すると
ザスティン「ララ様!」
何故か傷だらけのザスティンが現れた
ララ「ザスティン!」
リト「また面倒なヤツが来たなオイ!?」
ザスティン「フフ・・・・・・全く苦労しましたよ。警官に捕まるわ、犬に追いかけられるわ、道に迷うわ・・・・・・・」
リト(ほぼ自業自得だぁああああ!?)
ザスティン「これだから発展途上惑星は・・・・・・・しかし!それもここまで!さぁ、私と共にデビルーク星へ帰りましょう、ララ様!」
リト(そう言えば、こいつは、お見合いばかりされるのがイヤで星から逃げてきたお姫様だったっけ・・・・・・・ん?って事はララの狙いって・・・・・・・)
ララ「べ~っだ!わたし帰らないんもんね。帰れない理由ができたんだから!」
ザスティン「・・・・・・・帰れない理由とは?」
ララ「わたし!ここにいるリトの事好きになったの!」
リト(俺を、帰れない口実にしやがったこのガキぃいいいい!?)
ララ「だから、リトと結婚して地球で暮らす!」
ザスティン「・・・・・・・・」
リト(こいつ正気か?どう考えたってムリがありすぎるだろ!?こんなのに騙されるのはよっぽどのアホとお人好しぐらいだぜ。)
そう考えていると
ザスティン「なるほど、そういうことでしたか。」ふーむ
なんと信じこんだザスティン
リト「バカがここにいたぁああああ!?」
ザスティン「そう言われると貴様はララ様を助けたあの時の地球人だな。」
リト(それぐらいの見分けがつくなら普通に考えろ!小学生でも気づくぞそんな嘘!)
ララ「わかったら帰ってパパに伝えて!わたしはもう帰らないしお見合いもする気はないって!」
ザスティン「・・・・・・・・・・そうはいきません。このザスティン、デビルーク王の命によりララ様を連れ戻しに来た身・・・・・・・・・得体の知れぬ地球人とララ様の結婚を簡単に認めて帰っては王に会わせる顔がない。」
ララ「じゃあどーすればいいの?」
一陣の風が吹き終わると
ザスティン「お下がりください。ララ様!」
リト「!」
ザスティンは腰に携帯していたイマジンソードでリトに斬りかかり
リトはそれをかわすと地面に斬撃の後が残った
リト「力づくってか?デビルーク星人ってのはどいつもこいつもバカばっかりだなオイ!」
ザスティン「さぁ、リトとやら。実戦で貴様の実力を見させてもらう!いざ勝負!」
リト「河川敷に来といて正解だったぜ!」
リトは走りながらザスティンの斬撃をかわしていく
(どうにかしてララから離れねえとな。アイツが居たんじゃWに変身出来ねえからな!)
リトはとにかくララの目が映らない事を考えていた
ザスティン「どうした!逃げるのか地球人!そんなことでは貴様を認めることはできんぞ!」
すると、ザスティンに自動車がぶつかろうとしたがザスティンはジャンプしてこれをかわす
リト「ジャンプ力もドーパント並みかよ!」
ザスティン「逃げる振りをしてわたしをハメるつもりだったとは・・・・・・・・しかし!戦いはこれからだ!」
と言って着地すると勢いよく電車にはね飛ばされるザスティン
リト「やっぱバカばっかりだな・・・・・・・・」
ザスティンはそのままブロック塀に激突した
その時、線路の向かい側にウォッチャマンが言っていたメモリの売人の姿が見えた
ウォッチャマン『黒い服装に白いスカーフ、そこに一点だけ血がついたような模様がある男。』
リト「!ガイアメモリの売人か!?」
リトは直ぐ様向かい側に向かうが既に誰も居なかった
「俺の見間違いか?・・・・・・・・でも確かに居た筈なんだが・・・・・・・・疲れてるのかな?」
ザスティン「ぐぉおおおお!」
リト「えぇえええええ!?」
ザスティンが頭から血を流しながらリトにイマジンソードを振るってきた
ザスティン「この程度ではわたしは負けんぞ!」
リト「バカ!こっち来んな!」
流石のリトも全速力で逃げた
すると、ララが足をかけてザスティンを転ばせる
ザスティン「何をなさるララ様!」
ララ「ヒキョーだよ。デビルークNo.1の剣士って言われてるザスティンにリトが勝てるわけないじゃん。」
ザスティン「しかしララ様!ララ様と結婚すると言うことはデビルーク王家の後継者としてデビルーク王が治める数多の星々の頂点に立つ事!軟弱な者に務まるものではありません!だから王は銀河中から有志をつのってララ様とのお見合いをー」
ララ「それが嫌だって言ってるの!どーせパパはわたしより後継者の方が大切なんだよ!」
ザスティン「いーえ!そんなことはありません!」
リト「おいお前ら?」
リトは立ち上がると
『少しはいい加減にしろ。』
殺気混じりで二人に言い放つ
ララ「!?」ゾクッ
ザスティン(殺気!?この小さな歳でここまでの殺気を何故!?)
リト「デビルーク星の後継者とかお見合いとかどうでもいいんだよそんなこと。」
(それに、ララはめちゃめちゃカワイイし結婚って言われたときは正直本当は嬉しかった・・・・・・・・でも・・・・・・・・俺に人を愛する資格なんてねえ。)
「お前らは、ララの立場にたって考えたことは一度でもあるのか?やりたくもないお見合いを無理矢理やらされ、ただ息苦しい生活をさせられてる気持ちになったことがあるのか?」
ザスティン「・・・・・・・・・・」
リト「だったら、普通の生活をさせろ。もうこれ以上好きでもないやつに結婚とかそういう話をさせるんじゃねえ。もうこの星から帰れ。自由にさせろ!まだ、子供だろうが!」
ララ「リト・・・・・・・・」
ザスティン(地球人・・・・・・・・)
リト「でもそれ以上に許せねえのはお前達がこの街を泣かせていている事だ。」
ララ「この街を?」
リト「テメエらのゴタゴタのせいでどれだけの被害が出たと思ってる!お前らはこの風都そのものを泣かせている。」
ザスティン「この街そのものを泣かせている・・・・・・・・・」
リト「風都は俺の庭だ。例え宇宙人だろうとこの街を泣かせる奴は絶対に許さねえ。さあ、お前たちの罪を数えろ!」
リトはスタッグフォンを操作しハードボイルダーを呼び出す
「ザスティンとか言ったな?決着を着けてやる!ついてこい!」
リトはハードボイルダーに乗るとザスティンだけを誘導する
ララ「わたしの罪を数えろ・・・・・・・・か。」
ララはしばらく考えていた
港区
リト「ここなら誰もいねえ。思う存分戦える。」
ザスティン「まさか、ララ様が居たから戦えなかったのか?」
リト「アイツが居たんじゃWになれねえんだよ。」
リトはダブルドライバーを装着する
BGM『俺たち二人で一人♪』
リト「フィリップ。起きてるか?」
フィリップ『ああ。君たちの行動はバットショットを通じて見せてもらったよ。どうやら、お仕置きが必要だね。』
リト「ド派手にいくぜ。」
『JOKER!』
フィリップ『ああ。』
『CYCLONE!』
ザスティン「む?」
リト、フィリップ『『変身!』』
『CYCLONE!JOKER!』
リトはザスティンの前でWに変身する
ザスティン「!?戦闘強化服!?それで、ララ様から遠ざけたのか!」
W「『さあ、お前の罪を数えろ!』」
BGM『Cyclone Effect♪』
ザスティン「面白い!」
W「行くぜ!」
Wはイマジンソードを片手で弾くとザスティンに蹴りを放っていく
ザスティン「くっ!」
ザスティンもイマジンソードでこれを防ぐが徐々に押されていく
W「この街を泣かせる奴は例え宇宙人だろうと許さねえ!」
Wはイマジンソードを弾き横腹に蹴りを叩きつける
ザスティン「がっ!?」
W「まだまだ!」
Wはソバットでザスティンを吹き飛ばすと素早くメモリを変える
『HEAT!』
『METAL!』
『HEAT!METAL!』
W『熱く行くよ?翔太郎。』
W「おうよ!」
Wはメタルシャフトを取るとイマジンソードと激しくぶつかり合う
ザスティン「良い腕をしている!」
W『それほどでも?』
W「おらぁあ!」
Wはメタルシャフトを次々とザスティンの鎧に叩きつけていき火花が散っていく
ザスティン「この!」
ザスティンはメタルシャフトを掴み動きを封じるが
W「それがどおした!」
Wは右手に炎を纏わせザスティンを殴りメタルシャフトを離すと今度はメタルシャフトに炎を纏わせザスティンに叩きつけた!
ザスティン「があ!?」
流石のザスティンも大きく吹き飛ばされる
W「さらにこいつだ!」
『LUNA!』
『LUNA!METAL!』
Wはルナメモリに変え
『仮面ライダーW ルナメタル!』になる
W「美柑の苦労の分まで叩き込んでやる!」
するとメタルシャフトがムチのように伸びそのままザスティンを滅多打ちにしていく
W『翔太郎、マキシマムで決めるよ。』
W「ああ。サイクロンジョーカーで決めるぜ!」
『CYCLONE!』
『JOKER!』
『CYCLONE!JOKER!』
Wはサイクロンジョーカーになるとジョーカーメモリをマキシマムスロットに差し込む
『JOKER!Maximum Drive!』
ザスティン「なっ何を!?」
Wは風に乗りながら宙を舞い始め必殺の体勢に入りマキシマムスロットを叩く
W「『ジョーカーエクストリーム!』」
そして、ザスティンに必殺のジョーカーエクストリームを放った!
W『ハァアアアアア!』
W「オラァアアアアア!」
ザスティン「ぐぁああああああああ!?」
ジョーカーエクストリームをまともに喰らったザスティンは大きく吹き飛び壁に激突する
ザスティン「流石はララ様が認めた男・・・・・・・・・とてつもないほど強い・・・・・・・」
そして、ザスティンは気を失った
W『Wのマキシマムをまともに喰らって生きているだなんて。流石に一筋縄ではいかないね翔太郎。』
W「ああ。ドーパント以上に面倒な事になっちまったな。」
そう言いながらWは変身を解きリトに戻る
リト「手当てぐらいしてやるか。」
そして、ザスティンの顔の血を止めるリトだった
ララ「おーい!リト~!」
ララはリト達がいる港区にやって来た
リト「来たな。」
(変身解いといて良かったぜ。)
ララ「ザスティンは?」
リト「俺の事を大王様に報告するんだとよ。「ララ様のお気持ちを真に理解できるお前なら任せられる」だと。いい迷惑だぜ。」
リトはカツラを外し翔太郎に戻りながら言う
ララ「それカツラだったんだ。」
翔太郎「美柑はこっちの方が見慣れてるんだよ。」
翔太郎はカツラを見せる
ララ「リト・・・・・・・・」
翔太郎「どうした?」
ララ「わたしね、さっきリトが言ってくれたことが嬉しかったの。わたしの事好きじゃないって言いながら・・・・・・・ホントはそこまでわたしの気持ち理解してくれていたんだって・・・・・・・・・・・・」
翔太郎「あ~、まあ俺も色々あったからな・・・・・・」
ララ「リトの言う通りわたしは・・・・・・・自分の好きなように自由に生きたい。まだまだやりたい事たくさんあるし・・・・・・・結婚相手だって自由で決めたい・・・・・・・・・・そう思ってた。わたし、ホントはリトと結婚するって言うのは連れ戻されないための口実のつもりだったの。でも・・・・・・やっとわかった。わたし・・・・・リトとなら本当に結婚してもいいと思う。ううん、『結婚したい』!」
翔太郎「お前・・・・・・・・・そう思ってくれるのは嬉しいんだがよ。今の俺に・・・・・・人を愛する資格なんてねえ。いや、『愛する事じたい許されねえんだ』。」
ララ「そんなこと!」
翔太郎「いや、こいつは俺自身の問題なんだ。あの、『ビギンズナイト』から俺が背負わなきゃいけない罪の償い・・・・・・・俺は、残りの人生を償いの為に過ごす。この街でひっそりとな。」
ララ「リト・・・・・・・・」
翔太郎「翔太郎。」
ララ「え?」
翔太郎「左翔太郎。俺の本当の名前だ。言いたきゃ好きに呼べよ『ララ』。」
ララ「!、リト~♪」
ララは翔太郎に抱きつく
翔太郎「なんでくっつくんだよ?」
ララ「いいじゃないリト~♪」
翔太郎「ったく♪」
俺は、この時既に運命の歯車が動き始めていた事に気がつかないでいた。だが、それでも俺は歩き続ける。越えないといけない人たちが山ほどいるからな。
To be Continued
ドライブ始まりましたね。結構気になる。不定期間ですが頑張っていきます。
BGM『W-B-X ~W-Boiled-Extreme~♪』
次回!仮面ライダーW!
若菜『間違いなく実在するようです。幻のカジノ『ミリオンコロッセオ』。』
マネー「彼らは全てを捨ててもなお勝負がしたいのさ。」
ザスティン「部下の仇だぁああああ!」
次回『Mに手を出すな/天国への行き方』
これで決まりだ!