--四葉 紘邸--
朝目が覚めて時間を確認するといつもより少し早く起きる事が出来たので早く動こうと思いベットを立つと扉を開けて水波が入ってくる
水波「紘様おはようございます。起きていらしたんですね」
紘「おはよぉみなみ」
水波「紘様まだ眠そうですね先に降りてコーヒーを入れておきますね」ニコニコ
なぜか水波がすごく微笑ましい笑顔のまま部屋を出ていく
(寝起きさらすのもやだな)そんな事を思いながら着替えてリビングへ降りる
水波「朝食とコーヒーです。」
まだ少しニコニコしている水波がテーブルに美味しそうなサンドイッチとコーヒーを置いてくれる
紘「ありがとう水波。今日は少し時間あるから食べ終えたらトレーニングしようと思ってるんだけど一緒にやらない?」
水波「ぜひご一緒させてください!」
食べ終えたあと水波といつも通りのトレーニングをしながら水波の体術と魔法も見ていく
紘(やっぱり流石使用人家だな対象を守る為の魔法への適正が高いし他の魔法も発動速度が早い)
水波「紘様そろそろお時間では?」
紘「え?あ、、やべ急いでシャワー浴びてくる」
水波「わかりました。お荷物の準備はしておきます」
トレーニングに集中しすぎてしまい予定していた時間を少し過ぎてしまったがシャワーを浴びて着替えて玄関へ向かう
玄関で水波から荷物を受け取る
水波「紘様、気をつけて行ってらっしゃいませ。」
紘「ありがとう。行ってくる」
朝の時間管理をほぼ水波がやってくれており水波が居てくれて助かったなぁと感じる朝だった。
コミューターに乗り込み学校へ向かう途中母上から水波に送られてきたブランシュの情報に目を通す。
非魔法系クラブの参加者をエガリテに取り込んでいる事とブランシュのアジトの位置、戦闘員の数と装備。
第1高校内でエガリテを統括しているのは剣道部主将という所まで書いてある。
(なんだこれ凄いな一体学校内部の事をどうやって調べてるんだ…事前に知れたことはすごく大きいがこの新人勧誘週間は荒れそうだな)
情報を頭に入れているといつの間にか学校最寄り駅に着いていた
コミューターから降りて学校へ向かって歩く。
--1-A教室--
教室に入るとほとんどの生徒が登校しており間に合っているのだが遅刻した気分になる
自分の席に向かい荷物を置く
雫「紘さん今日は遅かったね」
紘「朝ちょっと遅れたんだ」
ほのか「紘さん朝苦手なんですか?」
紘「どうだろ、起きるのは別に苦手じゃないんだけどねなんか遅れてる」
雫「朝何かしてたりするの?」
紘「今日は早く起きれたから魔法のトレーニングをしててさ集中しすぎて時間忘れてた。こう思うとなんかに集中してて時間忘れてること多いかも」
雫「朝からトレーニングなんて凄い絶対出来ない」
ほのか「雫は朝苦手だもんね」ニヤニヤ
雫「ほのか、うるさい。」
紘「へぇ〜雫しっかりしてるけど意外と抜けてたりするの?」
ほのか「しますします!意外と可愛い抜け方してるんです」
雫「ほのかに抜けてるって言われたくないし紘さんの前でそんな事言わなくていいから黙って」
雫は少し顔を赤くしながら強めにほのかに抗議する
ほのか「いつもやられてるから仕返しだよっ」
紘「2人ともほんと仲が良いんだな」
雫「たった今悪くなった」
雫は相当ご立腹なようでほのかがくっついて謝っているがそっぽを向いている。
そんなやり取りを見ていると予鈴が鳴りほのかは席に戻って授業がスタートする
昼休みになり深雪が席へ来る
深雪「紘さん少しよろしいですか?」
紘「どうした?」
深雪「会長がお呼びでして。お昼を一緒にどうかと」
紘「分かった行こう」
深雪と一緒に教室を出て生徒会室へ向かう
ほのか「雫、今日もお昼取られちゃったね」
雫「取られたもなにも誘ってないし…」
ほのか「今誘おうとしてたでしょ?それにそんな悲しそうな顔して背中見つめちゃって〜」ニヤニヤ
雫「ほのかは何が言いたいかわかんない。早く食堂行くよ」
ほのか「ああ!待ってよ雫!」
ほのかは雫があまり普段表情を変えないのを知っている、だが最近コロコロと表情を変えているのをよく見る。そしてその表情の変化は四葉紘が居る場面で良く起こるこれにほのかは気づき始めていた。
ほのか(雫…やっぱりちょっと紘さんのこと…?)
--生徒会室--
扉がノックされ男女2人組が入ってくる
深雪「失礼します。」
紘「失礼します。」
真由美「四葉くん連日来てもらってごめんなさいね」
紘「いえ、必要なことでしょうから。それに自分もお話したい事がありましたので。」
真由美「多分同じ件でしょうね。深雪さんも伝えてくれてありがとう。ごめんなさいねら雑用のような事をさせてしまって」
深雪「いいえ。会長お気になさらず。では私は兄と昼食をとってまいります」
紘(え、俺取り残されんの?深雪…?)
という意思を伝えようと目線を送るが深雪は頷くだけで生徒会室を後にする
紘(がんばれってことか…)
真由美「じゃあ四葉くん食べながらになってしまうけど早速本題に入りましょう?」
紘「わかりました。」
昼食のプレートを取り奥の部屋へ向かう
真由美「四葉くん今日から新人勧誘週間な事はご存知ですね?」
紘「ええ。」
真由美「放課後風紀委員でも同じ説明を摩利がすると思うけどこの新人勧誘週間はクラブのデモに使用するため通常CADの携行が許されていない一般生徒も携行が許可されています。なのでクラブ同士や個人間でのいざこざが多数発生します。」
紘「なるほど。そこまでだと止めるのは風紀委員である自分の業務ですので協力要請をされるような事ではないと思いますが」
真由美「…ブランシュからの侵食を受けているのは主に非魔法系クラブという情報を掴みました、そこから二科生へ広がっていると。」
紘「新人を確保するチャンスなのはそちらもという事ですね。」
真由美「ええ。だからそれを頭に入れておいて欲しくて。何らかのアクションを起こしてきてもおかしくないから」
紘「了解しました。ありがとうございます。では自分が話したかったことを話してもよろしいでしょうか」
真由美「もちろん」
紘「昨日、母上と連絡を取り本件に関して確認を取りました。
予想通り四葉は把握と情報収集をしておりその情報を共有してもらうことは出来ましたが、七草先輩や他への共有は許可されていません。その点は申し訳ありません。」
真由美「いえ、四葉くんが謝ることじゃないわむしろ当然よ。集めた情報をおいそれと他の十師族に渡せないもの。」
紘「ですが、自分がこの情報を利用し動く事には許可を頂きました。ですがあくまで自分は自分や、自分の周りに被害が出た時もしくは出る危険性がある時に動くつもりです。」
真由美「…わかりました。では四葉くんが動くと決めた時は私に1報頂けるかしら」
紘「わかりました。その際はご連絡します。自分からは以上です」
真由美「ありがとう四葉くん入学早々迷惑をかけてしまってごめんなさい。」
紘「いえいえ、頼っていただけて光栄です」
真由美「四葉くん1ついいかしら」
紘「なんでしょう?」
真由美「その…四葉として話す時の雰囲気と普段の雰囲気と使い分けているの…?」
紘「使い分けというか母上が自分と話していると変わるので真似している感じですね。」
真由美「そうなのね…」
紘「でも昨日と今日先輩の前で変えたのは自分の意思というかわざとですよ」
真由美「へ?」
わざと雰囲気を作っていたと伝えると真由美はポカーンとした表情で固まる
紘「最初は癖でなってしまったんですけどその時の七草先輩の反応が普段と違う可愛さだったのでつい」
真由美「か、かわいいってそんな///褒めても許しませんからね!!//」
顔を赤くして頬を膨らませながら怒ってくる
紘「申し訳ありません。次回から気をつけます。ではもうそろそろ時間ですので失礼します」
そう言って足早に部屋を出る
真由美「あ!ちょっと待ちなさい!四葉くん!」
真由美(んー!!!可愛いなんてあんな面と向かっていわれたら照れるわよー!!!これはどこかでやりかえさなきゃね)
これ以上居ると都合が悪くなると判断し部屋を出てトレーを片付け生徒会室を後にする
教室に戻った所で予鈴がなり午後の授業に入る
午後の授業2つ目は実習という事で実習室へ移動する
移動中深雪に小声で話しかけられる
深雪「実習もお力を抑えられるのですか?」
紘「ほどほどにかな。深雪は?」
深雪「私は隠す必要はありませんから」
紘「そっか、まぁ見ててよ」
深雪「はい。紘お兄様楽しみにしております」
--第1実習室--
ほのか「初めての実習だね雫」
雫「うん。楽しみ」
楽しみと答えながら雫の視線の先にいるのは紘で、ちょうど今から発動速度と処理能力の実習を始めようとしていた
実習機の前に立ち教員から説明を受ける
概要はレーンに乗っている台車をレーンの奥まで移動させそこから最初の位置に戻すまでのタイムを計測する物らしい
ある程度魔法のイメージをつけながら測定器に手をつけスタートの合図を待ち、スタートの合図と同時に魔法を発動し台車を加速させ瞬時に奥まで押し込み間髪入れずに台車をスタート位置に引き寄せて終了する。
終えたので次の人に変わるため場所を空け教室の端へ移動する
移動中ザワついているのを感じたのでちょっとやりすぎたかぁと反省していた。
すると雫とほのかがやってきた
雫「紘さんおめでとう。歴代最高記録らしいよ」
ほのか「紘さんすごいです!」
紘「そうなんだ。ありがとう」
雫「発動速度も使った魔法もすごかった」
紘「使った魔法は大した事ないけどね」
ほのか「十分すごかったですよ!どんだけコンディション良くてもあんな速さぜ〜ったい無理です!」
紘「凄い過大評価受けてる気がするなぁでも嬉しいやありがとうね2人とも」
雫「過大評価なんかじゃない。けど1部はあまりいい感情を持ってないかも」
紘「あ〜〜まぁいつかどうにかなるさ」
クラスの1部の男子に畏怖なのか嫉妬なのか分からないがそんな類の感情を向けられつつ初めての実習を終えた
HRを終え帰りの支度をしていると雫から声をかけられる
雫「紘さん一緒に帰らない?」
紘「ごめん。風紀委員に入ったからこれから仕事なんだ」
ほのか「風紀委員に入られてたんですね」
紘「成り行きでね、てことで悪いなまた今度一緒に帰ろう」
(最近この2人と話すのは慣れてきたな嬉しい事だ)
雫は少し下を向きながら不機嫌オーラを出している
雫「……わかった」
紘「(これは拗ねてるのか。。?)し、しずく今度埋め合わせするから。な?」
雫「約束?」
紘「あ、ああ約束する」
雫「わかった、じゃあばいばい」
機嫌は治ったようで手を振りながら教室を出ていく
残されたほのかと目を合わせ
紘「なんだったんだ、?」
ほのか「自分で気づいた方がいいと思います。それにしても今の雫可愛かったですね」
紘「雫はいつも可愛いと思うけど、」
ほのか「それ今度直接言って上げてくださいね!紘さんまた明日!」
少しやり取りをするとほのかは雫を追いかけて走っていった
2人を見送ってあまり遅くなると怒られるので早めに風紀委員室へ向かう
風紀委員室に到着しノックしてドアを開ける
紘「失礼します」
部屋に入ると達也は既に席に座っていてその他にも先輩と思われる生徒が席に着いていた
空いている席に向かい着席前に
紘「遅くなってしまってすみません」
一言お詫びして着席する
渡辺「さて、揃ったな。ここに居るのが今期の風紀委員だ皆覚えておくように!早速本題だが今日からクラブの新人勧誘週間が始まる。演習用に一般生徒にもCADの携行が許されているため毎年必ずいざこざが起き忙しくなる。だが幸い今年は卒業生分の補充が間に合った!立て!自己紹介を」
紘「1年A組四葉 紘です」
達也「1年E組司波達也です」
渡辺「2人にも今日からパトロールに加わって貰う!色々聞きたいことは有るだろうが四葉くんは服部を正式な試合で下しその四葉くんが実力を認めているのが達也くんだ2人とも役に立ってくれるだろうという訳で忙しい期間になるが全員頼んだぞ!では出動!」
渡辺先輩の号令で先輩方は部屋から出てパトロールへ向かって行く
渡辺「2人とも常に無線は繋いでおいてくれ。逮捕者やけが人が出たら応援を呼ぶようにな、分からないことがあったらすぐ聞いてくれ」
紘・達也「了解しました」
達也は何やら委員会室のCADを借りるようで確認を取っているので達也を置いて先にパトロールへ出る
(パトロールって言ってもどこ回ればいいんだろうなぁ校門前とかの方が激しいのかなぁ聞いとけばよかった)そんな事を思いながら窓から校門の方を見ると真下の方で人だかりができているのが見えた
--昇降口前--
ほのか「雫はどこのクラブを見に行きたい?」
雫「私は九校戦の選手に選ばれやすくなるようなクラブが良い」
ほのか「雫の夢だもんね九校戦に出るの」
雫「うん。」
〇〇「あの子達北山さんと三井さんだよね。」
△△「成績3位と4位だよ!」
☆☆「有力新人だ!取られる前に声かけろ!」
〇△□☆「クラブきまってますか!!!うちどうですか!!!!!1回みにきませんか!!」
何故か成績を知られておりあっという間に人に囲まれ押しつぶされるような形になってしまい身動きが取れなくなってしまった
ほのか「雫っここから出ないと見にもいけないよぉ」
雫「でも無理これうごけない…」
紘「(あれはやっぱり雫とほのかか成績が漏れてるのかなるほどこれで取り合いになり問題になるわけだ。そんなことよりまず助けないとな)」
いざというとき用に魔法発動との準備とレコーダーの電源を入れて声をかける
紘「先輩がた風紀委員です。2人とも困っているので1回離れてください」
☆☆「風紀委員は黙っていろ!」
□□「戦力アップに必要なんだ!」
2人の先輩が逃げとこちらへの攻撃魔法を展開しようするので2人の魔法を破壊し準備していた重力魔法で捕える
紘「お2人とも魔法の不正使用で拘束します。
これ以上2人から離れないようでしたら全員拘束しますがよろしいですか?」
渋々といった形で離れだす先輩がたこれでいいかと思った瞬間雫とほのかの近くにいた2人が雫とほのかを抱えて逃げていく
雫「きゃあ!」
ほのか「いやー!」
紘「は??」
意表をつかれ驚いたがまだ魔法効果の範囲内なので先輩の足を重力制御魔法で止めて自己加速術式で追いつく
〇〇「え!!?足が重くてうごかせないっ」
△△「なにこれ、こんなの、、」
紘「はい。お2人も魔法の不正使用で拘束させていただきますね。痛い思いしたくなければ2人のこと離して貰えます?」
先輩方を拘束し雫とほのかを解放してもらう
紘「昇降口前で魔法の不正使用により4人逮捕しました。応援よろしくお願いします」
無線で報告し渡辺先輩が来てくれるということなのでしばらく待つ事になる
雫「ありがとう紘さん」
ほのか「ありがとうございます紘さん」
紘「いやいや仕事だし。こっからも気をつけてねなんか狙われてそうだし」
雫「校門まで送ってくれないの…?また連れてかれちゃうかも」
紘「狙われるってわかってたら抵抗でき…わかった。渡辺先輩に引き渡すから少し待ってくれるか?」
雫「もちろんっ」
抵抗できるだろうと言おうとしたのだが上目遣いの雫がみるみる落ち込んでいく様子に言えなくなり少し待ってもらうことにした
紘「ほのかもそれでいいか?待ってもらうことになるけど」
ほのか「もちろん大丈夫です!ありがとうございます」
少し待つと渡辺先輩が来て下さり4人と事件の録画データを引き渡して2人を校門に送る
紘「待たせた行こう」
雫「うん」
ほのか「はいっ」
歩いている間誰も話さず無言の時間が続いた特に気まずいとかは無いがいつもはよく話す2人なのだが黙っている違和感というのは感じでいた
そのまま歩き続けもう少しで校門という所で雫が口を開いた
雫「紘さんここまでで大丈夫ありがとうそれと、わがまま言ってしまってごめんなさい」
紘「それ気にして静かだったのか?」
少し落ち込んだ様子で謝ってきたので聞くと小さく頷く
紘「なんだそういう事ね全然気にしないでくれ。あんな大勢に囲まれて怖かったんだろ。頼ってくれて嬉しかったよ」
気にしていないし頼れる事は頼って欲しいので本心を伝えながら雫の頭を撫でる
雫「っ!///」
ほのか「!!!!」
自分が雫の頭を撫でてしまっていることに冷静になりすぐ手を離して謝る
紘「雫申し訳無い!許可もなく軽々しく頭に触れてしまった」
雫「大丈夫。気にしないで」
紘「ほんとうか?嫌だったろ何かお詫びをさせてくれ」
ほのかが雫に近寄りなにか耳打ちをするほのかが離れると雫は顔を上げて
雫「じゃあ紘って呼ばせて欲しいのと良かったら今度のお休みに買い物付き合って欲しいです。」
紘「それくらいでいいならもちろんOKだ」
雫は返事を聞くと後ろを向いてもう一度こちらに向き直す
雫「じゃ、、バイバイまたあしたね紘」
紘「また明日。ほのかもまた明日な」
ほのか「はい!風紀委員のお仕事頑張ってください!」
校門を出るまで2人を見送り校舎の方へ戻る
(結構仕事した感あるけどまだいっぱい起こるんだろうなぁ。。早めにかえらないとおこられそうだし急ごう)
ストーリー進めるの難しい
全部難しい文才無さすぎてワロタ
魔法系に関してはお前チートだろになってる可能性ありますご了承ください
雫の可愛さを伝えきれない悔しさと少し恋愛要素書けたので満足