ようこそGTOがいる実力主義を覆してくれる学園へ!! 作:神熱
「堀北さん友達とカフェいくんだけど良かったら一緒にどう?」
「興味ないからもう誘わないで」
そう清々しい感じで堀北は断った。櫛田は笑顔を絶やさずにまた誘うねと言った。
「ならよ、俺とカフェしにいかねぇか」
「貴方と行っても時間の無駄よ。どうせくだらない話をして終わるだけよ」
「そんなこと言うなよ。後悔はさせないからよ」
「私が賭けの勝負に乗ってあげたからって調子に乗っちゃっているんじゃないの?」
どうやらやはり前回の水泳で泳いでいる人全員賭けの対象であり賭けに乗っていたのである。それでがっぽり堀北は稼いでいた。勿論鬼塚もだが。3連単で全部的中させたのはこの2人だけだった。
「別に乗っていねぇよ。来るだけでいいんだ、来て気にいらないならかえっていいからよ」
「貴方と話している方が無駄ね。行きましょう。気に入らないなら帰るからね」
鬼塚は頷き堀北を連れて行った。行った先にはメガネをかけたイケメンがいた。この学校の生徒会長である堀北学がいたのである。堀北は震えながらも
「兄さん」
と堀北はそう言った。萎縮してしまっている感じだ。だが鬼塚の顔を見ると萎縮している自分にバカバカしくなったのか険しい顔に戻り訳を聞いた。
「貴方兄さんと会わせるために私を呼び出したのね」
「お前からの情報は理事長から教わった。別に過去のことなんて興味ないんだが無理矢理聞かされてだな。迷惑していんだ。その腹いせに堀北を呼び出したわけだ」
「鬼塚先生ここからは家族としての会話です。どうか邪魔しないでいただきたい」
だが鬼塚は動くことはなかった。鬼塚も話を聞く気満々であることに学は気づく。話を聞かれるのは嫌だったため鬼塚に喧嘩を仕掛けることにした。
「鬼塚先生は唯一喧嘩相手になってくれるんですよね。そうとルールで書いてありました。もし言う事を聞かないなら拳で分からせるしかないみたいですね」
「やれるもんなならやってみろよ構わないよ。別に負けるつもりなんてないからな」
「空手五段で合気道なら4段何だから。貴方じゃ勝負になるわけなるじゃない」
彼女の不安は的中した。堀北学は鬼塚に拳を向けて攻撃した。だが鬼塚は完璧な受けをして堀北学の蹴りなどを受け止めた。学は必死になって当てようとする。だが鬼塚も空手5段であり喧嘩の経験から堀北学の攻撃パターンを理解しているのであった。
「鬼塚先生なぜ喧嘩だと言うのに殴らないんですか?」
「べつに殴らなくてもいいと思っているからだ。それに別に好きで今喧嘩したい気分じゃないし。俺の生徒の兄を殴るなんて可哀想だろう」
「ふー中々いい先生と巡り会えたみたいだな。まぁなんだ一回だけ困っていると言うなら私が手助けしてやろう」
すると堀北は首を横に振って断った。
「いつまでもダメな私じゃありません。もしダメなところがあったら仕方ないですが、そこの鬼塚先生に教わります」
「そうかじゃあ頑張るんだな。鬼塚先生鈴音のことは任せます」
そう言って鬼塚と堀北の目の前から学は立ち去った。
「結局何がしたかったんだろうな学は」
「私変わるわ。兄さんにダメな私だと言われるの嫌よ。言った通り責任を持って私を導きなさい。先生」
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