アニオリでやった以上は書こうかな、とは思ってます。そこに至るまでが長いですが……
どうも、ゲンドースタイルで不機嫌の千紗ちゃんです。
ええ、そりゃもう不機嫌で不満です事よ。激おこプンプンなんですよ。
何故かって?お父さんとお母さんがまた喧嘩したからです。
お父さんが軽井沢に旅行連れて行ってくれたんですけど、お母さんは弁護士の集まりがあって偶々軽井沢に来ていた。
お母さんは結婚記念日が近い事もあり、お父さんにネクタイのプレゼントと別居解消を考えていたけど、お父さんは弁護士の集まりで来ていた碓氷さんにデレデレになってしまった。怒り心頭のお母さんだったけど、お姉ちゃんの助言もあり、素直になって直接プレゼントを渡す事にしたけど肝心のお父さんが見当たらない。
そして殺人事件勃発。最悪なのは被害者となった碓氷さんの部屋でお父さんが酔い潰れて寝てしまった事でお父さんは第一容疑者……と言うか重要参考人として警察に連れて行かれてしまった。その際もお母さんは「最初からクロだと分かってる人間の弁護なんて御免だわ。私の無敗の経歴に傷をつけたくないし」お父さんは「下手に警察に顔を出しやがったら承知しねーぞ」とバチバチに喧嘩を継続。二人は喧嘩別れ。
なんて事にはならず、お母さんはコナンや私と協力し真犯人を探す為にホテルに残ったのだ。と言うか私達が謎を解かないと群馬のへっぽこ刑事である山村ミサオさんが捜査をする事になる。その場合、迷宮入り待ったなし。
まあ、そんな訳で謎解きをしましたよ。今回はトリック自体は簡易的な物だったし、動機も順を追って解いていけば自然と真犯人に辿り着き、無事に逮捕となった。今回は犯人さんよりも被害者の方が酷いパターンでした。
私的にはその後が問題でして……
真犯人が捕まった後に釈放されたお父さんは素直になり、お母さんに「悪かったな英理……お前なら俺の無実を証明してくれると信じてたよ」といつになく素直なお父さんは心情を吐露していた。喧嘩別れした時もお互いを信じてたからこその悪態だった訳だ。
「そ、その……千紗や蘭の料理も美味いんだがそろそろ……お前の一風変わった味が懐かしいと言うか……その……なんだ……そろそろ戻って来て来れねーか……俺はもう限界なんだよ……」と意を決した別居解消を申し出た。
あ、遠目だけど正面から見たらお母さんの顔、超緩んでる。そりゃ嬉しいよね。ベタ惚れの相手にそこまで言われたら……とここまでは良かったのだがお母さんのツンデレ発動。聞こえてなかったフリをして悪態をつきながら帰ってしまった。
でも、私は気付いていた。お母さんは手元の録音機材でお父さんの告白を録音していた事に。
大方、録音した告白音声を楽しんで聞くつもりなんだろうね。本当は嬉しくて仕方なかった癖に……もうツンデレを拗らせ過ぎでしょ!中学生日記か!
子供の立場からしてみりゃ、はよ仲直り……してんだろうけど素直になれや!と叫びたい。
こんな事があった後の学校だったから私は未だに不機嫌を引きずって登校して今に至る。はぁ……親の恋愛事情に振り回される子供ってツラい……
お父さんもお母さんもお互いにベタ惚れなのに素直になれず……お姉ちゃんと新兄はすれ違い……平次さんと和葉さんは両片思い……園子さんと京極さんは物理的な遠距離恋愛。
私の周囲ってマトモな恋愛模様が無いのでは?
「愛って……なんなんでしょうね……」
そんな私の嘆きは口に出てしまったらしい。昼休みの教室で呟いた私の声は何気に響いたのか教室が静かになってしまった。
「教えてあげるよ千紗……愛とは躊躇わないものだー!」
「ひきゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?」
私の呟きに反応した柴田さんが背後に回り込んで私の胸を揉みしだく。いちいち私の胸を揉むな!胸を揉むのを少しは躊躇え!と言うか歌詞が微妙に間違えてる!
私は柴田さんの腕を取り、アームロックを掛けた。
「毎回毎回、私の成長しない胸に何か恨みでも?」
「がぁぁぁぁ!痛たたたたっ!?」
「完璧に極めた!」
「それ以上はいけない!」
柴田さんにアームロックを仕掛けたら周りの男子が止めに入った。でも、私は緩める気はない。
「何言ってんの千紗。ちょっと成長してるよ?だ・れ・か・さんに惚れ始めてるからかなー……痛たたたたたっ!?」
「戯言は技を解いてから言うべきですね」
柴田さんは様々な戯言を抜かすが私の技から逃げる為の方便であるのは違いない。その戯言に私が惑わされるとでも?
◆◇side早川葵◆◇
また教室で柴田さんと毛利さんが騒いでる。周囲のクラスメイトは笑ってその光景を見ているけど少し前の毛利さんだったらこんな時でも静かにしていたけど今の毛利さんは騒ぎの中心にいる。
今だからこそ分かるけど毛利さんは物静かだけどノリが良い。
知識が豊富だからどんな話にもついてくるし、意外にもゲームとかも結構しているから話に困る事はない。
だから今は毛利さんもクラスにかなり馴染んでいる。少し毛利さんと話せば、あっと言う間に打ち解けてしまう程。
でも妙な所で毛利さんはガードが緩くて女子としては無防備過ぎる格好をしてしまったり、男子の会話に入ったり、思春期の男子達に取っては刺激の強すぎるものになっている。
だから毛利さんに、ほのかな思いを抱く男子達の心情に疎い面があり、ヤキモキさせているんだと思う。
その1番の被害者は間違いなく白馬さんだけど。
だからこそ疑問があった。去年までの頃の毛利さんがなんで孤立していたのか。前のクラスで毛利さんが孤立したのはその恋愛事情なんじゃないかと思う。
このクラスの男子達が毛利さんにほのかな思いを抱いているのは間違いないけど、仮にそれが自分の好きな男の子だったら話はどうなるだろう。
答えは簡単。好きな男子がほのかな思いを寄せる相手を恨む。その対象が毛利さんだったのだと思う。ある女子が他の男子が好きだったとして、その男子が好きな子が毛利さんだった。その場合、その女子や周囲は面白いとは言えなくなる。そうすると毛利さんは次第に孤立していく事となる。だから学校中に毛利さんの悪い噂が広まっていた。
そして孤立した毛利さんは何も言わずに受け入れてしまった……だからこそ進級した際に今のクラスでも毛利さんは孤立気味だった。
でも今は違うし、寧ろクラスに溶け込んでいる。
他のクラスの子達も毛利さんが気になって隣のクラスから見にくる人も居るほどだ。
多分だけどその中には毛利さんと仲が良かった子も居たと思う。その証拠に他のクラスの特定の女子が時折、チラチラと教室を覗きに来ている。
……他の友達に聞いたけどその女子は以前、毛利さんと仲が良かった人だと聞いた。その子は毛利さんの悪口を強要されて口にしたと聞いたけど本意ではなかった。だから多分、一時の感情で毛利さんを裏切り、傷つけた事を後悔をしたんだと思う。
ちゃんと話せば毛利さんも過去の事だからと許してしまいそうな気がするけど謝るなら自分から行かないとだと思う。流されるままに毛利さんを傷つけておいて毛利さんから許してもらうように言ってもらえるのを待つのは違うと思う。
「だ、だいじょーぶだって千紗。男の人に揉んで貰えば女の子の胸は大きくなるから」
「それは迷信です。寧ろ形が悪くなるそうですよ」
関節技を毛利さんに極められながら柴田さんはまだ話を続けていた。今はアームロック?って技からコブラツイストって技に変わっていた。
「詳しいじゃん千紗。もしかして調べ……イタタタッ!?」
柴田さんの察したような口振りに毛利さんは無言で締め付けを強めていた。
なんやかんやで毛利さんも胸の事を気にする辺り男の子の事を……と言うよりは白馬さんの事が気になってるのかな?
でもスカートのまま、その関節技はしない方が良いんだけど毛利さんは気付かないまま技を続けてる。
そろそろ昼休みも終わるし、チラチラと見てる男子達の目もあるから仲裁して続きは放課後に話を聞きたいな。毛利さんとはもっとこんな話をして仲良くなりたいし。
アンケートの結果『ジンVSサイコ野郎(笑)』になりました。
沢山のご投票ありがとうございます。オリジナル回は書き上げ次第掲載します。
やはりジンニキは強い……
見たいオリジナル回は?
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①『不良と優等生』
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②『痴漢と冤罪』
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③『犯人は幽霊?』
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④『ジンVSサイコ野郎(笑)』