毛利家の次女   作:残月

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北斗星殺人事件

 

 

 

「へぇ、千紗さんが体育祭で応援合戦に参加ですか」

「大変不本意な決定でしたが」

 

 

私はいつもの喫茶店で白馬さんとお茶をしていた。話題に上がったのは体育祭の事である。

白馬さんは興味深そうに聞いていた。日本と違い、海外では体育祭や運動会と言った行事がそもそも存在しない。だからこそ気になってるんだろうね。

 

 

「当日は是非とも観戦したいですね」

「……とても嫌な予感がしますね」

 

 

事件的な意味でも、トラブル的な意味でも。コナンもそうだけど人数揃うと事件が起きる。仮に事件が起きないとしても、柴田さんが絡んでいるとどんな衣装になるか予想がつかない。

つまりどう転んでも私にとっては碌でもない結果に終わりそうなのだ。

 

 

来週から北海道だし、これ以上は……あ、白馬さんのお土産も買って来ますね。

白馬さん?何か考え込む様なポーズをしていますけど、何を考えてるんですか?

 

 

 

◆◇

 

 

 

そんな訳で私達毛利一家+コナンは北海道へ来ていた。しかも鉄道ファンの皆さんが憧れる北斗星。夏江さんもチケット取るの苦労したみたいです。

 

お父さんは「この名探偵が事件を解決したお陰だな!そういや、事件の最中に眠くなり始めたのはその頃だな」と上機嫌と疑問を口にしていたけど、コナンは「オッチャンに麻酔銃を撃ち込んで代わりに事件解決し始めたのは、その頃からだよ」と顔が雄弁に語っていた。

 

 

その後、流れる様に事件が発生したけどコナンが奔走し、表向きはお父さんが事件を解決した。強盗団の内輪揉めによる殺人事件として幕を閉じた。

 

しかし、真犯人を捕まえた……と言うよりも自首を促したのはコナン、もとい新兄の両親の工藤優作さんと工藤有希子さんだった。

そもそもこの事件の発端は北海道で起きた強盗事件が皮切りであり、その一連の流れが優作さんが過去に書いた推理小説のプロットが元になっていた。その事に気付いた優作さんと有希子さんは緊急帰国して事件解決に赴いたのである。

 

所で有希子さん、貴女若過ぎません?ウチのお母さんもそうだけど年齢にそぐわぬ見た目と言いますか……いや、褒めちぎった訳ではないので抱き締めて撫でないで下さい。

それと私の背中に手を回した時にビクッと驚いたみたいですけどブラはしてますよ。

え?ブラしてるの?みたいなリアクションしてましたけど。胸はペタンコですけどブラはしますよ。

 

 

この後、工藤夫妻と別れを告げ、お父さんとお姉ちゃんに合流した私とコナンは夏江さんの牧場へと行き、残りの旅行を楽しんだ。

白馬さんへのお土産は紅茶に合うお菓子とかが良いかなぁ……

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