九十九と仲違いした人   作:覚め

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主人公の名前ぇ!?七曲 総士(しちきょく そうし)です
前提知識一覧
模倣条件 相手の術式を体験する、術式の名前を知る、術者、もしくは術式を知っている者に質問をして返答をもらう。
使用条件 片手で本(術式に付いてきた呪具)を開き続ける。
栞を挟んで両手を空ける条件 術者を本で殴る


第1話

まずい。高専の中でほほ唯一と言って良いくらいの繋がりがある歌姫に呼ばれたからなんだと思えば。五条悟の封印。さらに、封印した人物は呪霊とも繋がっているとされる呪詛師…のはずだが、なんだか。目の前にいるのは夏油傑。呪霊操術を持つ男が呪霊と繋がる?何言ってんだか。

 

「…まさか、君が来るか。」

 

「夏油傑が相手とか、勝つ気消えるんだけど」

 

「え、誰この人」

 

「七曲総士。術式は…秘密で」

 

「え、何それ」

 

「まだ極ノ番の説明中なんだけどね」ゴクンッ

 

「目的は?虎杖悠仁」

 

「五条先生を奪い返す」

 

「なるほど」パシュンッ

 

呪力の矢を飛ばす。夏油傑はこれを弾く。成程、生前とあまり変わらない…いや、違うな。多対一、しかもさっき飲み込んだ呪霊。呪霊を出さないこと自体がおかしい。一人で突破できる気か?まあ不可能ではないだろうな。それとも五条悟の封印に呪霊の大半をつぎ込んだか?わからん…加茂憲紀が飛ばしたであろう矢にも冷静に対処してる。狙撃銃も呪霊で対応。

 

「虎杖悠仁、術式は大体わかったな?」

 

「ウス!多分、呪力飛ばしてる!」

 

「援護は任せなさい」

 

「わかりました!」

 

突撃しようと思ったら。なんだか青髪の子が簡易領域してる?…あれ、あの子死ぬくない?

 

「抜刀!」ザンッ

 

「極ノ番━」パキンッ

 

「っ!」パシュンッ

 

「うずまき」ボウッ

 

…遅かったか。青髪の子は助かったようだが、日下部がなんとか防いだか。いや、あれは威力を抑えただけだな。簡易領域…覚えるべきかな。やっぱ。歌姫が前線に出てきてしまったことを考えると、いよいよかなりやばいか?

 

「…あ!」

 

「ん!?」

 

今度は短いツインテールの男が来た。虎杖悠仁は知っているようだが、俺にはわからん。なんだあいつは?なんで夏油傑に歩み寄る?

 

「そういうことか!!加茂憲倫!!」

 

「はぁ!?」

 

「私!?」

 

「うわぁ!?」

 

…なんか、いつの間にか加茂がいた。さらに驚くことに、例のツインテールは赤血操術を使いよった。その過程でどこからかよくわからん白髪の人間?が出てきた。あーもうわけわからん。とりあえず自分の周りに呪力の矢だけでも浮かしとくか。

 

「場が乱れたな。全員で殴らないにしろ、今の穿血で白髪も早くには戻らん。今がチャンス」

 

「まだ2機残ってるオレが出る」

 

「全員でやれば隙は出来る。援護は私がする」

 

「ほっ」パシュンッ

 

と、放とうとした瞬間。なんか冷えた?と思ったら氷漬けになっていた。どんなバケモンだ、こういう術式でこの範囲、しかもバケモンみてーな速さ。下手に動けば割れることもあってあまり動けないぞ…どーすんの、これ。マジでこいつらほんと化け物。呪力の矢も凍ってるし。は?

 

「反転術式を使っても治るかどうか…」

 

「わたしが先に…!」ジュゥゥ

 

「そこの白髪!」

 

「…」

 

「術式の名前は!?」

 

「…」

 

「氷凝呪法」

 

「貴様ぁ!」

 

「なるほど…」バギンッ

 

「!?」

 

「白髪。着いて行く仲間は選ぶべきだな」バサッ

 

「反転術式を使いながら出て来たおかげだ。傷が浅い」

 

「氷凝呪法━霜凪?かな」フーッ

 

「な!?」

 

「っ!」

 

「三連矢」パシュッ

 

「私を狙うか!」

 

白髪に狙いを定める。夏油…もとい、加茂憲倫を虎杖悠仁とツインテールに任せる。白髪の方はまだなんとかなる可能性が高い。その上で考えれることとしては、こっちは穿血によりダメージがあるし、術式面でのアドバンテージもある。

 

「じゃ、始めよか」

 

「術式か。猿真似が」

 

「術式は…」パラパラ

 

「直瀑」バギィ

 

「術式解放」ボッ

 

「!?」

 

「焦眉之赳」ボワッ

 

「炎か。だが無駄だ。全て凍らせれば関係ない」フーッ

 

また凍らされてしまった。焦眉之赳で溶かすこと自体はできるが、この調子だと体温の乱高下で俺が死ぬ。っつーか、そもそも炎をどこから出せるのかもわからん。さらに、さっきやられた直瀑。死んだな、これは。

 

「久しぶりだね、夏油君。あの時の答えでも聞かせてもらおうか?」

 

「…お前か」

 

「どんな女が、好みかな?」

 

「九十九由基…っ!」

 

「お前かって何だよー」

 

「まあ助かったし良いわ」ボウッ

 

そこから。九十九由基と夏油傑の高尚な話し合い。全人類を呪力に適応させるか、呪力から脱却させるか。しょーみ、どうでも良いかな。どっちにしろ並の人間では無理。というのが俺の結論である。禅院甚爾なんてのはイレギュラー中のイレギュラー。参考にはならん。サンプルにはなるがな。

 

「さて白髪。第二ラウンドと行くか?」

 

「やめておくべきだ、総士。白髪を囮にされるかもしれない」

 

「それを考えるのは面倒なんだよな」

 

「見てなかった?さっき、術式の遠隔発動してたけど」

 

「白髪見てた。あのツインテールがなんなのか知らんが、穿血喰らってんだから毒の一つくらいないのかって」

 

「あれかい?あれは…なんだい?」

 

知らねーから聞いてるんだけどな。呪力の矢のページに入れてた栞を焦眉之赳に移したから遠距離攻撃はできないし…どーなってんだか!はーあ!とか不貞腐れてたら白髪の奴が倒れ込んだ。今がチャンス、早めに駆け寄り、五条悟が封印されている(らしい)箱に手を伸ばす。

 

「悪いけど、これはあげられないね」ズォッ

 

「今更呪霊かよ」

 

「よせ!」

 

「ぢっ」

 

「バカ、もっと考えてっていつも言ってるよね」

 

「考えなしじゃないと術式の条件達成出来ないでしょーが」

 

そう叫んでるうちに夏油傑は消えていた。九十九、悪いがそういう目で俺を見ないでくれ。まるで俺のせいで取り逃したような目で。泣くぞ?まあ相手が百年以上生きてる化け物で、夏油傑とかいうまたバケモンになってんなら取り返せなかったのは恥じるべきことではないな。多分。

 

「…すまん、九十九」

 

「珍しいね。君が私に謝るなんて」

 

「使う術式を炎ではなく投射にするべきだった」

 

「あ、そっち?」

 

「日下部なら投射にしただろうしな」




大体ハンターハンター読め。ヒソカvsクロロとソルディックvsクロロを読め。
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