新たな伝説の始まり   作:なめらかプリン丸

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第13話

二人でゴールへと上がって行く速水と早坂の前にDFが立ち塞がる。

そして早坂は、速水にアイコンタクトを送った。

 

速水(何をする気なんだ?)

 

すると早坂は、DFを避ける様に右側にドリブルをしていった。

それを追いかける様にDFの二人が移動したのを確認すると、早坂は速水にパスを出した。

 

パスを受けた速水は、移動したDFの方向から、ゴールポストギリギリにシュートを放った。

 

そのシュートはカーブを描き、動かなかったGKの真正面へと向かって行き、簡単に止められてしまった。

 

秋田「ふぅ、反応出来ずに動けなかったのが項を奏した様だな。」

 

早坂「まぐれですよ速水先輩。気にせず行きましょう。」

 

速水「あ、あぁ。」

 

火森(なんだあれは!?あのプレイは、まさに去年と同じプレイじゃないか。あの早坂とか言う選手・・・、もしかして。)

 

火森「秋田!何としてでも、ボールを俺に回せ!」

 

尾山中の攻撃となり、ずんずんとボールを渡して行き尾山中MFと一緒に火森は、陵星中ゴールへと向かっていった。

 

だが、陵星中DF達の必死のディフェンスに攻めあぐねていた。

 

火森「やっぱり、こいつらの守りは簡単には突破出来ねぇな。だが、それでこそ倒すべき相手に相応しいな!山下!」

 

火森からのパスを受けた山下にシュートチャンスが生まれた。

 

山下「よし!先制点は俺がもらった!」

 

『土玉ボンバー』

 

ボールが巨大な土の塊に包まれ転がっていき、爆発と共に中のボールは物凄い勢いでゴールへと飛んでいった。

 

西山「そうはさせるか!」

 

『グリスリークロー』

 

ボールは西山が止めた。

 

西山「そう簡単にこのゴールは決めさせないぜ!」

 

花美詩「西山、こっちだ!」

 

西山からパスをもらった花美詩の前に火森が立ち塞がる。

 

火森「さて、ボールを貰おうか。」

 

花美詩「ふっ、俺だって特訓で強くなってるんだぜ。」

 

巧みなドリブルで火森をかわそうとする花美詩に、火森は必死に食らい付いていた。

 

そして隙をついて、岸田へとパスをした。

 

山下「これ以上は進ませない!」

 

岸田「甘い!」

 

『マジシャンズシャッフル』

 

二人に増えた岸田の足元に、ボールが瞬間移動し山下を翻弄した。

 

山下「くっ、ならこっちだ。」

 

右側の岸田に向かった山下だったが、そちら側の岸田は突然消えてしまい、残った岸田はドリブルをし始めた。

 

西山「よし、順調にボールを運べてるぞ!」

 

新藤「ここは通さん。」

 

『腹太鼓』

 

大きく息を吸い込み膨れたお腹を新藤が叩くと、新藤の口から突風が吹いて岸田を吹き飛ばした。

 

こうして一進一退の攻防を続け、互いに無失点で前半戦は終了した。

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