新たな伝説の始まり   作:なめらかプリン丸

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第16話

~~~陵星中部室~~~

 

西山「1回戦突破口だ!!」

 

勝利した翌日、部室ではおお盛り上がりをしていた。

 

岸田「全く、1度勝っただけでこの盛り上がり様。これじゃあ、身が持たんぞ。」

 

花美詩「そう言うおまえも、何時もより嬉しそうじゃないか。」

 

花美詩にそう言われ、岸田は少し照れ臭そうにしていた。

だがそんな中、速水だけは静かにトーナメント表を見ていた。

 

花美詩「どうしたんだ速水?そんなぶっきらぼうな顔して。」

 

速水「あぁ、すまん。次の対戦相手の事を考えていてな。」

 

西山「次の相手か・・・。次は守野浜中か。」

 

その言葉に、部員達にどよめきが走った。

 

早坂「守野浜ってどんなチームなんですか?」

 

花美詩「そうだな。一言で言えば鉄壁。今のキーパーが入部してからこれまで、失点そのものはたったの1点のみ。負けた試合も、PK戦で負けただけだからな。」

 

早坂「へぇ、そんな凄いチームがあるんですね。でも、1点だけ取られたって、どこに取られたんですか?」

 

花美詩「それは去年の覇者、秀栄中だ。まだ俺達は守野浜とは1度も戦った事が無いから、何処まで通用するかはわかんない所だな。」

 

西山「そう!俺達の力であの鉄壁の守りを崩せるかはわからない。だが、速水と早坂のシュートなら必ず突破してくれると信じてる。」

 

岸田「西山の言う通りだ。それに、1度シュートを止められても、俺達が必ず守りきって、何度もシュートのチャンスを作ってやるさ。」

 

速水「ふっ、そこまで言われるとプレッシャーになるな。でも任せろ。俺達が必ず守野浜のゴールをぶち抜いてやるさ!」

 

西山「そう来なくっちゃな!良し、これから練習だ!」

 

こうして部員達は、グラウンドへと向かっていった。

 

~~~グラウンド~~~

 

早坂「生きますよキャプテン!」

 

『ライトニングショット』

 

西山「良し、来い!」

 

『グリスリーキャッチ』

 

早坂の必殺シュートを、西山は見事に止めた。

 

西山「凄い威力のシュートだな!この調子なら、行けるぞ!」

 

早坂「ありがとうございますキャプテン。じゃあ僕は。」

 

そう言って早坂はグラウンドから離れようとしていた。

 

西山「ん?何処に行くんだ?」

 

早坂「ええ。シュートの威力を上げる為に、走り込みです。それに、守りが厳しいなら、少しでもスタミナをつけて置いた方が、攻撃するのに有利かなと思いまして。」

 

そう言って早坂は走っていってしまった。

 

岸田「前の試合でお前が言った言葉が、ちゃんと効いてるみたいだな。」

 

速水「そうだな。あいつらしいプレイ、それはまだ俺達が理解するには時間が足りなさすぎる。だから練習を重ねて、あいつを知って行かなければな。」

 

西山「おーい速水。次はお前がシュートうってくれ!」

 

速水「あぁ!今行く!」

 

こうして守野浜中との試合に向けて、練習をするのであった。

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