島博也(しま ひろや 3年)
DF
山本遍照(やまもと びんじょう 3年)
岡田謙一(おかだ けんいち 3年)
MF
寺島亮(てらしま りょう 3年)
大前田隆弘(おおまえだ たかひろ 3年)
菊池寿士(きくち ひさし 2年)
南場安司(なんば あんじ1年)
FW
双葉多善(ふたば おおぜん 2年)
山奏太(やま かなた 2年)
苦学鉄心(くがく てっしん 1年)
井伊乙哉(いい おとや 2年)
実況「さぁ、FF地区予選第2試合がこれから始まろうとしています!昨年秀栄中に敗れ、優勝を逃した陵星中か!今年こそ、完全無失点の鉄壁をつくれるか守野浜中!両者とも激しい試合が予想されます!」
実況により盛り上げられた会場は、最高のボルテージに達していた。
だがそんな中、未だ連携技の開発に成功していない速水と早坂は、少しだが焦りを感じていた。
西山「2人とも、表情が固いぞ?そんなんじゃ、入るシュートも外しちゃうぞ。」
速水「すまない・・・。早坂と守野浜を突破する技を考えていたんだが、全然完成してなくてな。」
花美詩「なんだそんな事か。そんな事気にせず普段通りのサッカーをすれば良い。本番でしか掴めない何かってのもあるだろ。」
佐々木「そうですよ。それに、俺達が守って必ずシュートに繋げますから!」
仲間の強い言葉に、速水の表情は柔らかくなり微笑んだ。
速水「そうか。それなら心強いな。」
こうして、守野浜中からの攻撃で試合が始まった。
双葉「何時も通りの攻め方で行くぞ。」
苦学「はい!」
苦学からのパスを受けて双葉が攻め混んできた。
が、直ぐに苦学にパスを戻した。
かと思えば、今度は井伊にパスを渡す。
早坂「そんな時間稼ぎ、僕が!」
早坂がボールを取りに行こうとするが、またパスをする。
あまりのパスの多さに困惑していた。
少し進んではパス。進んではパス。ボールを取ろうと近づくとパスや、ボールを持っていない選手のブロックにあう。
巧みなボール捌きもそうだが、より驚くことはGKとDF以外の8人全員がポジション関係無く上がって来ている事だった。
こうして陵星DFの前までやって来ると、いきなりゴールへシュートをした。
しかもそのシュートは左のゴールポストギリギリを狙ったシュートだったが、その前に佐々木が身体を張って止めた。
西山「ナイスブロックだ佐々木!」
佐々木「はい!速水さん、速攻です!」
手薄になった前線にパスを出し、簡単にFWにボールがわたった。
岸田「よし!これならブロックに間に合わない!」
だが、速水達が上がっているにも関わらず、8人は焦る素振りすら見せず、一向に戻ろうとはしなかった。
牛宮「何やってるんだよ。いくらDFが居る状態でも、このまま無防備な状態じゃ。」
大前田「無防備?何言ってるんだよ。これがどんな意味なのか直ぐにわかるさ。」
速水(なんだこれは。まさかオフサイドトラップ狙いか!?だが、DFが動く気配すら無い。)
速水「なら、これならどうだ!」
『バーニングビートル』
速水渾身のシュートが守野浜中ゴールへと向かっていく。
牛宮「よし!これで先制点ゲット!」
岡田「随分甘く見られたな。」
『怪力ギガトン』
岡田が地面を強く踏み込むと、目の前に巨大なオーラの壁が出現した。
そして速水のシュートを簡単に止めてしまった。
岡田「俺達が鉄壁だと言うことを知らないわけじゃ無いだろう?」