たぶん、ヴィランが親らしいが。それはそれとしてヒーローの子どもの方が気苦労が多い。   作:幽 

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燈矢と、轟夫妻の話


何か、こういったの読みたいとかありましたら、ここにくだされば。何か、アンケートというか、興味です。
https://odaibako.net/u/kasuka_770


人の恋路を邪魔すると、馬に蹴られるらしい

その日、轟燈矢は珍しく昼間に家にいる父親を前にしていた。午前中は何やら弟の轟夏雄に構っていたようだが、午後から聞きたいことがあると父の自室に呼び出された。

部屋の真ん中辺りに向かい合って座るが、何やら父は非常に言いにくそうなことを口にする時の顔をしていた。

 

ぶち切れ五秒前かと言いたくなるようないかめしい顔をして、轟炎司は燈矢を見つめる。それに痺れを切らした燈矢が口を開く。

 

「お父さん、何の用?用がないなら、転夜と課題をしたいんだけど。」

「・・・・いや、すまん。その、だな。」

 

炎司は、ひどく、言いにくそうな顔で、けれど意を決したかのような顔で口を開いた。

 

「・・・・転夜、のことだ。」

「・・・・なに?転夜に何かあった?」

 

燈矢は頭の中に、懸念事項になりそうなことを並べる。

 

(・・・学校の成績や態度は。いや、女関係は置いておくとして。それ以外なら、病院かな?でも、この頃夜泣きもしてないし。なら、もしかして、転夜の父親のことでわかったことが?)

「・・・燈矢。」

「何?」

「お前、転夜とは正式に交際しているのか?」

 

ぽくぽくちーんと、なんて幻聴が聞こえてきそうだった。

一瞬の沈黙の間、燈矢はは?という顔で炎司を見つめる。そうして、燈矢はそのまま立ち上がる。

 

「じゃあ。」

「おい、待て!」

 

炎司はがっつりと燈矢の腕を掴んだ。

 

「待たないからな!!やけに真剣な顔をしてるなと思ったら何聞いてんだよ!?そんなこと聞いてくるタイプじゃないだろ!?息子のそういうことは無視するだろ、普通!?」

「仕方が無いだろう!色々と事情があるんだ!!」

「事情ってなんだよ!?今までそこら辺頑なに触れてこなかったくせに!?」

「だから、事情があるんだ!結局どうなんだ!?」

「いう必要ないだろ!?」

 

そこまで叫んだとき、炎司がじとりとした目をした。

 

「・・・・燈矢、お前。」

「あ?なんだよ?」

「お前、あの距離感で、もしかしてまだ交際してないのか・・・・・!?」

 

・・・・・・と、漫画の表記とすれば、そんなものが出そうな沈黙が二人の間に広がる。燈矢は、少しだけ炎司から目をそらした。それに、炎司は燈矢から手を離し、そうして廊下に叫んだ。

 

「冷!!燈矢が!!」

「お母さん呼ばないでくんない!!??」

 

 

 

 

燈矢の目の前には、炎司と、そうして呼ばれてやってきた轟冷が座っている。そうして、冷は困ったような顔をした。

 

「燈矢、転夜ちゃんと付き合ってないの?」

「・・・・関係ないだろ。」

 

それに冷は心底困ったかのような顔をした。

 

「ヴァレンタインの時、転夜ちゃんに誰にも、それこそ女の子にもチョコをあげないようにさせたのに?」

「学校の行き帰りに、手を繋いでいるだろう。」

「転夜ちゃんの外出着、全部燈矢が選んでるのに?」

「わざわざ自分が作ったと言い回った弁当を転夜に持たせてるのにか?」

「スマホだって同じ機種に、待ち受けを自分の写真にさせてるわよね。」

「ほかには・・・・・」

「ああああああああ!もう!これは、転夜と俺の問題だろ!?」

 

燈矢がそう叫んだ。それに、炎司は一瞬、確かに息子と言えどもそういったことに口を出すのはどうかと考える。

けれど、それを冷がばっさりと切り捨てる。

 

「何言ってるの、責任をとるきもないくせにここまで外堀埋めまくって何してるの?」

 

炎司はごほりと喉の奥で咳をした。それに燈矢がうっと呻いた。

 

「・・・・そりゃさ。でも、俺たちだって高校生だし。転夜のやつゲロチョロいんだから、これぐらい牽制しといた方がいいじゃん。」

「それこれとは別よ。もし、本当にダメな相手ならいいけど、そうじゃないなら転夜ちゃんの自由でしょう。大体、あそこまで転夜ちゃんにべったりで、ベタ惚れのくせに何言ってるの?」

「・・・・・まだ、結婚もできない年齢なんだから、付き合わなくてもいいじゃん。というか、別に、付き合わなくても結婚は出来るし。」

「女の子の十代は重いわよ?」

 

冷の思った以上に重く、冷たい声に炎司は何か背筋に冷たいものが流れるような感覚がした。いいや、というよりも、何か割って入る隙が見えなかったのだ。

炎司は首を振る機械のごとく、冷と燈矢のことを交互に見ていた。

 

「・・・・・というか、あなた、もっと手が早いと思ってたわ。とっくにやること済ませてるかと。」

「冷!?」

「俺だって、もろもろ済ませたいけど!!」

「燈矢!!??」

 

炎司の困惑した声なんて燈矢は気にしない。燈矢は吐き捨てるようにそう言い、畳に拳を叩きつけた。

 

「でも、告白はしたくない!!」

「どうして?あの子なら、燈矢のそれなら全力でOKすると思うわ。私に顔だってそっくりだし。」

「冷、転夜の全ての価値基準が顔のように言うのは止めてやれ・・・・・」

 

炎司は思わず力なくそう言った。

そこで燈矢はまるで血反吐を吐くような声を上げた。

 

「だって、ここで俺が告白したら、俺ばっか転夜のことが好きみたいだろ!?」

 

ぽくぽくちーんと、また幻聴染みた音がした気がした。

 

「そうだろう!?」

「そうでしょう!?」

「やだ!!俺ばっかり、俺ばっかり!!俺、ばっかり!!」

 

何か、ため込んでいた諸諸が吐き出されたのか、燈矢はだんと畳に拳を叩き込んだ。

 

「お父さんに、お母さんも、俺の気持ちわかる!?あんな、あんな奴が、思春期真っ盛りにべったりと張り付いてきてさ!もう、俺、色々とめちゃくちゃなのに!あいつは、もう、どこ吹く風でさ!俺がどれだけ動揺しても、あいつは平気で!!俺は、俺は!!!」

 

炎司はその場に蹲った燈矢の背中をさすってやった。そうして、何をそんなに動揺しているのだろうか?

炎司の脳内には、ゴールデンレトリバーとハスキーが混ざったかのような性質の少女のことが浮んだ。

 

おっちゃーん!

 

そう言って、尻尾を振りながら自分に駆け寄ってくる少女は確かに、なんというか、愛されてしかるべきと言われても納得だろう。

けれど、そこまで燈矢の何かをたたき壊すようなものがあっただろうかと首を傾げる。

けれど、冷だけはそっと燈矢の肩を叩いた。

 

「・・・燈矢。それは、もう諦めて受入れるしかないわ。」

「お母さん!」

「わかるわ。私も、前、男の子になった転夜ちゃんのことを見たけど。確かに、あれで、女の子になって。何を放っても自分に好意を伝えてくれる存在がいたら性癖なんてぶっ壊れるわ。」

「わかってるなら、何も言わないでよ!もう、俺、男の転夜にもどきどきしてるのに!?あいつ、ひどいんだ!男でさ、無愛想なときだって、俺のことみた瞬間に、甘えてくるし、全力でデロデロな笑みを浮かべてさ!ぐりぐりって額とかこすりつけてくるし!!」

「だからこそ、よ。燈矢、さっさとここまで外堀埋めて準備したなら全力で狩りにいかないと・・・!!」

「お前達、なんの話をしてるんだ?」

 

炎司は妻と息子の間で繰り広げられる話について行けずに困惑したような顔をしていた。

 

「いい、勘だけどね。そうやって、丁度良い関係になっていると、急に変なのにかっ攫われていくのよ?」

「・・・・そんなことを語れるほど恋愛経験あるの?」

「残念ながらそんなものはないわ。元々、政略結婚に使われるのは決まってたから、恋愛する気も起きなかったし。ただ、女子校時代の友達がね。」

「・・・・理解は出来るけど、青春時代の使い方への割り切りがシビアだよね、お母さん。」

 

遠い目をした冷に燈矢は思わずそう言った。炎司はその二人の間でひたすらおろおろしていた。元より、恋愛なんてもので燈矢も冷も、炎司に期待はしていなかった。おそらく、この家で一番恋愛のぽんこつは炎司なのだ。

 

「・・・・その子、幼なじみの子がいたんだけど。年上でね。相手は大学に通うために遠方にいっててね。友達以上恋人未満みたいな、みんなの公式、みたいな感じだったんだけど。」

「だけど?」

「・・・・・大学に入ってすぐに近くにいた女の子にぐらついて、普通に帰ってきたときに婚約者が生えてたって泣いてたわ。」

 

それに燈矢の顔色がすっと悪くなる。

 

「・・・・・ヒーローになって、個人行動が増えていって。ある時、可愛い銀髪の女の子を連れてくる。この子と結婚したんだけど、燈矢は兄弟みたいだからお祝いしてくれるよねって。」

 

燈矢の喉の奥から、声にならない悲鳴が聞こえる。

炎司は、何故、相手の想定が男ではなく女なのだろうかと不思議に思った。

 

「う、ううううううう・・・・・」

「想像、できるでしょう?」

「でも、でも、でも!!転夜なら!恋人とか、気になってる人がいたら!絶対に、俺に言ってくるし!!」

「・・・・ハニトラ、というものもあるわ。」

 

それに燈矢ははっとした顔をする。それに、炎司は、転夜がハニトラにかかる前提なのかと思った。

けれど、銀髪に儚げな女性から迫られた状態を考えれば、あるかもなあとも思った。

 

「だから、今のうちに、全力で囲い込みに行きなさい!もう、同棲の域を超えてるんだから、今更恋人になっても変わらないでしょう!?」

 

それに燈矢はぐっと歯をかみしめた。

 

「・・・・でもさ。」

「これ以上、なにがあるの?」

「転夜は俺のこと、好きだって言うけどさ。あいつの好きは、どっちかっていうと、信仰だし。」

 

 

 

「燈矢。」

 

目は口ほどにものを言う、なんてよく言った。

燈矢は、ずっとわかっている。

 

転夜というそれが、自分を見るときの瞳に、どんなものがあるのかなんて。

 

見つめてくる度に、囁いてくる。

 

大好き、大好き、大好きだよ。

見つめてくる度に、どろどろとした甘い瞳でそう言ってくる。

おまけに転夜はそれはもう、ボディタッチも多い。常に手を繋いでいるのは理由はあるが、それはそれとして抱きしめてくるし、柔らかい胸を押しつけ、額をぐりぐりとすり寄せてくる。

燈矢は、転夜の愛と言えるものを疑うことはなかった。それは、きっと、何があっても自分を見ていてくれると確信していた。

けれど、それと同時に、わかってはいた。

 

「大好き!」

 

その大好きが、すべからく、自分と同じものではないことを。

 

縋るような仕草がある。自分のためなら何の戸惑いもなく走ってしまう。

わかっている。

 

恋人であることを望めば、恋人に。親友であることを望めば、親友に。姉や妹であることを望めば、そうあるだろう。

下手をすれば、体を望めば、それは簡単に差し出すだろう。

 

けれど、燈矢が望むのは、そうではない。

 

自分の感情が、けして、真っ当なものではないことは理解している。

始まりは、利己的なものだった。

けれど、あの夜に、自分は彼女と駆けたのだ。一人の少年を救うために。

そうして、共に夜明けを見た、あの時。

 

朝日の中で、涙を流しながら、それでもこれ以上無いほどに笑った少女は、きっと、燈矢が知る中で誰よりも美しかった。

 

そこから、とんでもない速度で、燈矢の諸諸はぐっちゃぐちゃになってしまったのだが。

もう、だめだ。

具体的に言うと、女の子になって甘えてくれつつ、かっこいい男になって迫ってくれるような人でないと満足出来なくなってしまっている。いや、もっと求める要素は多々あるのだが。

大事故である。

 

けれど、燈矢だって男の子である。

出来れば、好きになった女の子に、自分と同じような感じであって欲しい。元々、父親似で目を付けたものにこれ以上無いほどに執心してしまう人間なのだ。

けれど、恋しい少女は、ものの見事に、他の女に目移りしまくっている。どれだけケツをしばき倒そうと、懲りずにラブコールを止めやしない。

 

「違うんだよ!俺は!ちゃんと、俺みたいに!転夜自身に!俺のことを好きになって欲しいの!!」

 

魂の叫びのようなそれに、冷と炎司は遠い目をした。冷はどうしたものかと額に手を当てていたが、そこで炎司は思わず口を開く。

 

「・・・・自分が与えている感情と同じ感情を返して欲しい、ということならば、それを転夜に伝えなければ意味が無いんじゃないのか?」

 

正しすぎるド正論に、燈矢はふらりと立ち上がり、炎司に飛びかかった。

 

「それでなんとかなったらどうにかするよおおおおおおお!!」

「うおおおおおおお!!燈矢!お前まで人の眉毛を!!!」

 

冷は隣で起こる父子のいちゃいちゃを無視して、どうしたものかと悩んだ。

 

信仰、というそれについては理解が出来る。少女は、確かに愛を振りまいているが、それと同時に特に執心している炎司と燈矢への感情は、少しばかり真っ当であるかは悩んでしまう。

 

(事実、私にはあまり甘えてくれないのよね。)

 

それはそれで、何か、自分を神聖視している節があるのもわかっている。

それに対して、恋人同士としてありたいという燈矢の要望もわかっている。

 

「大体!!俺と付き合っても、あの女好きが止まらないなら、マジであのバカ殺すからな!!」

「俺の上で叫ぶな!お前、今、身長と体重、いくつになったと思っているんだ!?」

 

そんなとき、どたどたと廊下を走る音がした。それに、三人は、音のするほうを見た。

 

「なあああああああ!!燈矢!!」

 

そう言っていると、話題の中心である転夜がふすまを開けて入ってきた。

 

「あれ?燈矢、どうしたの?おっちゃんの上に乗っかって。」

「・・・・なんでもない。」

「ふうん?」

 

転夜は不思議そうに首を傾げた。そこで、顎をさすりながら、炎司が口を開いた。

 

「・・・・・・お前も、いったいどうしたんだ?」

「え、えへへへへへへへへへ、あのね、実はね。」

 

転夜はそう言ってくるりと三人に背を向けた。転夜は燈矢とおそろいで買ったジャージを着ていた。前をきっちり締めているのが気になったが、転夜はファスナーを降ろした。

そうして、振り向きながら、上着のジャージを脱いだ。

 

「じゃーん!!」

 

それに、炎司と冷、そうして燈矢が目を見開いた。

 

「おっちゃんの前面プリントシャツ!やっと届いたんだあ!!」

 

それは、エンデヴァーのTシャツである。

黒地に、拳を握り、ポーズを決めたエンデヴァーが前面一杯にプリントされているシャツである。

ダサい、いや、ダサい。いや、ダサいとまでは行かないが、なかなか外に着ていくのは戸惑うレベルのそれである。

 

「お、おう・・・・・」

「黒地だからおっちゃんの炎が映えるし、ポーズかっこいいよね!できれば、違うポーズも欲しいなあ!あとね、ちゃんと着る用と、保存用と、布教用にも買ったんだ!前からお小遣い貯めててね、それ全部ぶっぱしたんだ!」

 

るんるんと転夜はくるりと三人の前で踊る。燈矢はあまりの絵面に絶望したように頭を抱え、炎司は炎司で目の前で自分のグッズをそこまで嬉々とされて恥ずかしそうに顔を手で覆っている。

冷は、冷静に、転夜の顔が良い分、少しだけ痛々しい感じもするなあと素直な感想を浮かべた。

 

「見せびらかしたかったの?」

「うん!!ずっと楽しみにしててね、さっき届いたんだ!」

「かっこいいわね!」

「でしょでしょ!!」

 

端から見れば、お気に入りのヒーローのシャツを褒められる幼児のごとしだ。

 

「燈矢はいったいどうしたの?」

「・・・・色々、頭が追いついてないの。」

「ふうん?あ、そうだ、燈矢、今からコンビニ行ってくるから欲しい物とかある?」

「待て、転夜、お前、まさか、それで行くのか?」

「うん?せっかく着たんだし。」

 

炎司は恐る恐ると転夜の着ていた自分のTシャツを指さした。それに、転夜は平然と頷いた。それに、炎司と燈矢が転夜に詰め寄る。

 

「馬鹿野郎!!お前、この辺りは、俺も生活圏内なんだぞ!?それで、俺のシャツを着て歩き回る気か!?」

「バカだろ!?絶対止めろよ!!!」

「えー、なんでさ!これ、学校にもシャツの下に着ていこうかなって思ってるんだ!あ、そうだ、おっちゃん、光るエンデヴァーTシャツ出さない?夜のランニングのお供とかにさ!」

「「絶対ダメだ!!!!」」

 

冷は、それに転夜に恋人が出来る確率は少ないだろうなあと思った。雰囲気のあるときに、あのTシャツを嬉々として着ていきそうな存在に恋人が出来るという確率は低そうだ。

 

「・・・・お父さん。」

「なんだ!?」

 

燈矢と転夜の言い争いから脱落し、疲れ切った夫に冷は話しかけた。

 

「もう、二人のことは放っておきましょう。このまま、同室のままで。」

「いいのか?」

「もう、これなら一周回って既成事実を作ってくれた方が早い気がします。」

「冷さん!?」

 

動揺のあまり、妻にさん付けをした夫を冷はじとりと見つめた。

 

「・・・・だって、あの様子で、私たちが何か言っても無駄な気がしません?」

 

それに炎司は現在、両手をがっちりとつかみ合い、プロレスのように押し合いをしている二人がいた。

 

「ぜっっっったい!!それ着て外にいくなよ!?」

「いいじゃん!こんなにかっこいいだろ!?」

 

それを見て、炎司はため息を吐いた。

 

「・・・・せめて、部屋に鍵がかかるようにしてやるか。」

 

夫婦はその日、息子達に口を出すことを諦めた。

 






やっほお!エンデヴァー事務所の、炎のチャンネル、不定期雑談枠なんだけど。今日はお知らせがありまーす!いぇい!
・・・・・・・・・
燈矢さ、不機嫌だね。
あったりまえだろ!俺は絶対嫌だったんだ。
えー、なんでさ。私のシュチュエーションボイス。
嫌に決まってるだろ!!大体、それ売らなくても、お父さんに頼ればよかったのに!!
あー、話がわからない人に説明すると、私が色々と支援している孤児院等で色々としたいことがあってね。金欲しいなって言ってたら、雄英時代の後輩に提案されてねえ。まあ、声だけだし。儲かった分は寄付に行くから買ってくれたら嬉しいぞい。おっちゃんに頼るのはごめんだよ。これはあくまで私のエゴだしねえ。
ああああああああああああああ!!なあ、やっぱり、発売中止にしようよ!
なんでさ、別にそんなに変なものはないし。
・・・・・どんなのがあるの?
うん?学校の後輩とか、先輩とかになったり。幼なじみになったり、なんか、色々とシュチュエーションの台本貰ったけど、これって聞いて楽しいのか?ああ、楽しみにしてくれてる人は多いみたいでよかった。すごい勢いでコメントが流れていく・・・・・
大体さ、男と女のバージョンまで出さなくてもいいじゃん!
まあ、売れる確率は上がった方がいいし。変なものでもないでしょ?アイドルの人とか売ってる人もいるし。
・・・・・お前が、自分を安売りしてるみたいで、やだ。
ふふふふ、可愛いなあ。別に、私は君のものだよお。それに、言って欲しいことがあるなら、いくらでも、君にだけしてあげるよ?・・・コメントがすごい速さで、流れて。いちゃつくな?これ、いちゃつく範囲なの?まあ、ともかく、みんなも買ってね!最後におまけの付けてるから!


・・・・転夜。
あ、優ちゃん、おひさ。どったの?
あんたさ、シュチュエーションボイス、売ったでしょ?
売ったね。売り上げが、なんか、引くぐらいすごくて・・・・・
それで、あんた、おまけって名目で、NTRシュチュエーションのボイス、入れてたでしょ?
ああ、あれね。なんか、コアな人気があるらしくてさ。言われるままにしてみたよー
・・・・ボイスの中で、ずっと、君とか、あなたとか行ってる部分、全部燈矢に置き換えたNTRボイスね。
うん?いやあ、正直、シュチュエーションボイスとか言われても、お芝居もしたことないしさ。言ってるとき、燈矢に言ってるのを想像してたら上手く出来たからねえ。ああ、でも、燈矢に許可とってなかったから、おっちゃんには怒られたんだけど。燈矢はなんでかガッツポーズしながらOKしてくれたよ。でも、後で許可とるのは止めないとねえ。
・・・・・なんか、当然の結果だけど、燈矢以外は色々と死んでる奴よ。致死量越えてるわ。

以前、後書きにあった転夜の異母兄、本編に出そうか、それとも番外編に置いておこうか悩んでおりまして。参考程度に知りたいです。

  • 二次創作だし、いいんじゃない!
  • 一周回って見たい!
  • 番外編で留めておけば?
  • いっそ、兄弟増やそう!
  • どっちでも
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