たぶん、ヴィランが親らしいが。それはそれとしてヒーローの子どもの方が気苦労が多い。 作:幽
原作に入ります、体育祭の当たり。
といっても、原作の話とプロヒの当たりの話を混合で載せていくと思います。
燈矢と転夜のいちゃこら描いてたらちょっと尖りめのエッチなやつになってお蔵入りになりました。
何か、こういったの読みたいとかありましたら、ここにくだされば。何か、アンケートというか、興味です。
https://odaibako.net/u/kasuka_770
轟焦凍というクラスメイトのことを、緑谷出久はよく知らない。
推薦で入ったという彼は、ひどく物静かで、そうして、クールといった方がいいのだろうか。
他者と必要最低限の話しかせず、どこか周りを伺うような仕草が目立っていた。
人当たりが良いとは言えない、ただ、なんだか凪いだような空気を感じる。そんな少年だ。
だからこそ、体育祭にて、急に自分を呼び出したことに驚いた。
「えっと、その話って?」
「・・・・・そうだな。」
そう言って焦凍は己の口元を覆った。焦凍はよくそんな仕草をするので癖なのだろう。
「お前は、オールマイトのおじさんの隠し子なのか?」
出久はそれに慌てて否定の意を唱えた。それに焦凍はそうだよなと頷いた。
「えっと信じて?」
「お前がそうなら、あの人が転夜姉に教えないはずがないしな。」
「・・・・と、轟君って、オールマイトの知り合いなの?」
それに焦凍はゆるりと目を細めて、くすりと淡く微笑んだ。まるで花が咲くような可憐な笑みを浮かべる。それに出久はちょっとどきどきした。
今まで、不機嫌そうな、そんな顔しか見ていなかったせいかふと浮かべた柔らかな笑みは確かに目を引いたのだ。
けれど、焦凍は慌てた様子で顔を引き締め、そうして軽く頭を振った。
「・・・・俺の親父はエンデヴァー、知ってるか?」
「そりゃあ、№2のヒーローだから!」
「そのせいかうちに時々遊びに来てたんだよ。だから、親交があってな。でも、お前には何かしら、オールマイトとの繋がりがあるわけだ。」
そう言った後、焦凍は、出久の顔をじっと見た。
「なあ、お前、強いのか?」
「え?」
そう言った焦凍の顔は、なんだか、とても幼い。
わくわくしているというか、期待に満ちているというべきか。
そんな顔をしていた。
「ぼ、僕は・・・・・」
「弱いのか。」
そう言った焦凍の顔は、心底、がっかりしたような顔をした。
「どうして、そんなことを聞くの?」
「・・・・俺の夢のためだな。」
そう言った後、焦凍はそのままその場を去って行く。
「・・・・おじさんが目をかけてるなら、期待したんだけどな。」
物憂げにそう言って、去って行こうとする焦凍に出久は声をかけた。
「あの!」
それに焦凍は振り返る。
「・・・・僕は、その、君に比べれば弱いのかも知れない。」
出久は考える。己の力の制御も出来ずに、今だってズタボロだ。今も、強いのかという問いかけに応えることも出来ない。
けれど、それでも、だ。
「憧れたヒーローがいる。その人に肩を並べるほどのヒーローになりたい。だから、その宣戦布告に応えるよ。」
君に勝つ!
それに焦凍は少しだけ驚いた顔をした。そうして、淡く微笑んだ。
「・・・・楽しみにしてる。」
「やあ、エンデヴァー君!」
弾んだ声に、エンデヴァーは振り返った。そこには階段の上段に佇むオールマイトの姿があった。それに、エンデヴァーは面倒くさそうな顔をした。
「・・・・なんの用だ?」
「連れないな!えっと、あれ、いつぶりだっけ?」
「昨日電話してきたばかりだろうが!もう、耄碌したのか!」
「いや、転夜君から君の話を聞くから、いつぶりかわからなくなっちゃって。焦凍君の試合見に来たの?」
「ああ!見事な快進撃だろう!?」
「嬉しそうだねえ。にしても、相変わらず、君の所の焦凍君はすごいね。氷だけの個性であの威力だ。次世代を教えるハウツーってのを教えて欲しいね!」
「御免被る。」
「えー、だめ?」
「お前はあくまで感覚でしか話ができんだろうが。俺の教え方とでは相性が悪い。他を当たれ。」
「・・・・燈矢君と同じこと言うね。」
はあとため息を吐くオールマイトをエンデヴァーはじっと見つめる。そうして、男にしては珍しく囁くように言った。
「体調は?」
「・・・・・変わらず。」
二人の間に沈黙が訪れる。
エンデヴァーが知っているのは、数年前のヴィランとの対決で男が体調を崩していることだった。それがどれほどのものかわからない。
オールマイトは入院をし、休みはしても、焼け石に水でしかなかった。事実、男が人の前に姿を現すことは少なくなった。
時折来ていた轟家にも来なくなってきている。
それが、どんどん弱っていく事実が耐えられなくなる。
輝かしいはずの星が、墜ちていく様に耐えられるはずがないだろう。
平和の象徴になってやる!
そう叫んだ事実を覚えている。
弱くなった男への怒りもある。けれど、それと同時に、男の背が小さくなってしまったような、そんな哀れさがあるのも事実だった。
エンデヴァーはなんというか、理解していたのだ。
教師なんてものになった時点で、それの体が限界に近づいていることを。
(そのために、積み上げてきたものがある。)
「ところで、エンデヴァー君、今日ここにいていいの?」
「何の話だ?」
「だって、雄英高校の体育祭って違法賭博をしてるヴィランが大騒ぎすることがあるだろう?それで、エンデヴァー事務所は全員、事務所待機とかになるって転夜君が言ってたんだけど。」
「・・・・・・それは。」
「今日も、焦凍君が活躍したら教えてって。あ、ほら。噂をすれば。」
SNSの通知音なのか、オールマイトはスマホを取り出した。そうして、一瞬黙り込み、無言でエンデヴァーに画面を見せた。
転夜君:うちのおっちゃんを会場で見かけてない?
それを見たエンデヴァーから、何かの通知音が聞こえる。
「・・・・エンデヴァー君。」
「うるさい・・・・・」
「いや、見てよ!私だって関係があるんだからね!?いいの!これに答えて!」
それにエンデヴァーは渋々スマホを取り出した。そうして、オールマイトと共に画面をのぞき込んだ。
転夜:おっちゃん今どこ?
転夜:まさか、体育祭に行ってないよね?
転夜:どこ?
連投されるそれに二人は顔を見合わせた。そうして、オールマイトは無言で画面に触れようとする。
「まてい!!」
「やーだよ!?これは君が悪いんだからね!?」
「いないと返せ!」
「共犯にはなりたくない!!」
「貴様、俺には借りがあるだろうが!!」
「う、それは!」
「焦凍の試合が終われば、すぐに帰る!」
「それってもう、終わりまでいるって。わかったよ。」
オールマイトは渋々ではあるが、転夜に見ていないというそれを返す。
「怒られるよ、きっと。」
「かまわん、あれにびびっていてはヒーローの名折れ・・・」
そこで、また通知音が響く。それに、エンデヴァーとオールマイトは画面をのぞき込んだ。
転夜:私、テンヤちゃん!今、会場の入り口にいるの!」
・・・・と、二人は黙り込む。
転夜:私、テンヤちゃん!今、廊下にいるの!
転夜:私、テンヤちゃん!今、階段を上っているの!
転夜:私、テンヤちゃん!今、席の廊下にいるの!
二人は冷や汗を流して、どんどん増えていくメッセージを見つめる。
「ねえ、やばくない!?」
「ええい!動揺するな!」
転夜:私、 テンヤちゃん!今ね。
そこで止まったメッセージに二人が目を向ける、そこで。
「今、あなたの後ろにいるの!!!」
「うおおおおおおおお!!」
「わああああああああ!!」
突然、後ろから聞こえた声に二人は思わず叫び声を上げる。幼い、甲高い少女の声に二人が階段の上段を見上げた。
そこには、一人の少女がいた。
それは、おそらく小学校高学年ほどだろうか。
ぶかぶかのジーンズに、無地のTシャツと、チェックのシャツ。そうして、キャップを目深に被っている。
「お、お前は!」
エンデヴァーがそういうと同時に、子どもはむくむくと大きくなる。
そうすれば、妙齢の女がそこにいた。全体的にぶかぶかだった衣服はそうすればぴったりになる。
ジーパンは丁度ショートパンツと言っていいほどになり、ぶかぶかのTシャツはぴったりと体の線が見えるようになった。
キャップを取れば、ばさりと長い、黒い髪が現れる。
そこそこに目立つ存在であることを自覚している転夜は、年齢操作によって変装をしていた。
「おっちゃん!!!」
その怒鳴り声に、エンデヴァーはそっと視線をそらした。
「やあっと見つけた!!もう、帰るよ!!」
「待て!焦凍が勝ち上がったんだ!もう少し!」
「ダメに決まってるでしょ!今日、もしかしたら雄英高校の体育祭で違法賭博してる奴らが暴れるかも知れないから待機ってことになったでしょ!燈矢だって今日は我慢したんだよ!私だってそうなのに!」
「それは、悪かった!ただ、焦凍のことが心配で!」
「何かあったら、相澤ちゃんとか香山ちゃんがなんとかしてくれるから気にしないの!!ほら、さっさと動く!!」
ぐあああああと息子と変わらない女にエンデヴァーが怒られている様は非常にシュールだった。けれど、オールマイトは必死に空気として振る舞う。
自分もエンデヴァーを庇った手前、怒られる可能性を考えて壁と同化する。
「オールマイトのおっちゃんもだよ!炎司のおっちゃんのこと庇ったでしょ!!」
「い、いや!それはね!」
「・・・・もう、どうせ、おっちゃんがお願いしたんでしょ。まったく。」
そこまで言って、ふと、転夜は改めてオールマイトを見た。
「・・・・あれ?」
「え、ど、どうしたの!?」
転夜はじいっとオールマイトを見つめる。それをエンデヴァーも珍しく見つめた。
オールマイトに好意的でも、どうも苦手意識があるらしいそれは精神的には懐いても、物理的に距離を詰めたことはない。
けれど、その時、転夜は自らオールマイトにとてとてと近づく。女にしては長身でも、オールマイトからすれば小柄なそれはオールマイトをじっと見た後、ぴょんと抱きついた。
「!!??」
オールマイトは自分に抱きついてきたそれに目を白黒させる。そうして、それを抱き留める。
転夜は驚いたような顔でオールマイトの腕の中に収まっている。それにオールマイトはエンデヴァーにスマホを渡した。
(お願い、撮って!!)
エンデヴァーは素直に思った、どうなんだお前、と。
けれど、エンデヴァー自身、散々に転夜に塩い対応を取られ、滅多に近寄って貰えず、なんでえと情けなく言っているのを聞いている手前、哀れみも存在した。
それは、散々に懐いて貰えなかった飼い猫だとかに懐かれた飼い主の感動に近いのだろうか。
そんな大人たちの仕草など気にもとめずに、転夜はオールマイトの顔をのぞき込んだ。
「・・・・おっちゃん?」
「え、あ、うん!?どうしたんだい!?」
転夜はまじまじとオールマイトを見つめ、小さく首を振った。そうして、ぎゅううっとオールマイトの首に手を回し、そうしてすりっと首に額をこすりつけた。
「・・・・・ううん、久しぶりに会ったから。よかったなあって。」
そういった転夜は己の胸に手を当てた。
胸のざわつきは、何故か、もう存在しなかった。
出久は焦凍との試合を前に、廊下を歩いていた。
鳴るような心臓を前に、歩いていると丁度曲がり角から人影が現れた。
「えん!?」
それにエンデヴァーは目を見開き、そうして、出久を見下ろした。
「・・・君、すまないが、これからくる人間に、俺は来なかったと伝えてくれるか?」
「へ?」
「ちっ!」
エンデヴァーは出久を自分がやってきた廊下の方向に押し出した。出久は訳がわからずに目を向けると、誰かが走ってくる。
「ねえ、君!」
「は、はい!?」
小学生ほどの少女が出久に詰め寄る。
「こっちにエンデヴァー来なかった!?」
「え、えっと!?来てないです!」
「くそがあ!あんの親父!どこで撒きやがった!?」
少々は口汚く罵りつつ、元来た道を戻ろうとした。そこで、改めて出久を見た。そうすれば、その少女は驚いたような顔をした。
「え、な、何かな?」
金と銀の瞳は、ゆっくりと瞳孔が開かれる。それに、出久は何か、妙に目の前の少女が気になる。何か、惹かれる。
わからない、けれど、出久は誘われるように少女に手を伸ばそうとした。その衝動といっていいそれの意味もわからずに。
少女も又、その手に誘われるように一歩、足を進めた。
バクバクと、心臓が高鳴っている。
けれど、そこで、観客席から甲高い歓声がする。
そこで、少女ははっと気がつくように頭を振った。
「ごめん!ありがとう!」
「あ・・・・」
そのまま自分に背を向けて走って行く様に、出久は茫然と見送る。
「・・・・いったか。」
「あ、あの!?」
「すまんな。付き合わせて。」
そこでエンデヴァーは改めて出久のことを見た。
「君、次の焦凍の対戦相手か。」
「あ、はい!そうです!」
「前の試合も見せて貰った。オールマイトに匹敵するパワー系だな。」
「な、なんのことだか、わかりませんね!」
出久はともかく、何かを覚らせてはいけないとその場を去ろうとした。
「・・・・もしも、危険だと思うなら、すぐに棄権することだ。」
「ど、どういうことですか!?」
出久はその台詞に思わず振り返った。それにエンデヴァーは思い悩むような仕草をした。
「あれは高い火力を持って生まれた。俺はそれを嬉しく思い、鍛えた。だが、あまりにも強くなりすぎた。学生としては、あまりにも。あれの炎で、身内がやけどをしてな。それから、意図的に炎を使うことを忌避している。」
雄英高校だ、止める手段はあるだろうが。
「気をつけるといい。」
焦凍は、自分が強いことを自覚していた。
純粋な練度では父には勝てないし、火力という意味では兄には勝てない。けれど、それを考慮に入れても、焦凍は学生にしてはあまりにも個性の練度は高かった。
高く、そうして、そのせいで一度だけ姉のように慕う人にやけどを負わせたことがある。
「気にするな。燈矢とか、おっちゃんとかに付き合ってればこれぐらいよくある。」
事実、姉の体にはやけどの跡がよくあった。けれど、それに、焦凍は改めて理解した。
自分の周りには、火への体勢(耐性)を持つ人が多いけれど、普通はこうなってしまうのだと。
だから、兄や父以外の前では炎を封印して、氷だけを使った。
少なくとも、氷ならば即死なんてことはないからだ。
でも、物足りなかった。
強くなりたい。
彼の憧れたヒーローはいつだって、勝って、助けていた。
そうして、彼がそうありたいと思ったヒーローはいつだって強者の中で立ち振る舞い、己の出来ることを理解して生きていた。
焦凍の力では、誰かをサポートすることは難しい。
ならば、戦うという在り方を突きつけて、共にある誰かを支えたいと願っていた。
けれど、焦凍はいつだって、どこかズレているらしい。
小学校の頃だ。
もう、卒業だという時、何故かクラスの女子生徒が大喧嘩をして、軽くではあるが怪我をした。
少女達はよく言った。
どっちが好き、と。
焦凍には、どちらのことも特別好きというわけではなかった。
それが喧嘩の理由で、それに家族は困った顔をしていたし、転夜も叱られていた。
焦凍はそれから、何か、怖くなってしまった。
自分のせいで、誰かを傷つけているのかも知れないと。
だから、中学では誰のことも寄せ付けないようにした。家族がいるから、そんなに寂しくはなかった。
家族は、焦凍は悪くないと言ってくれたけど、自ら誰かに近寄る気にならず、父のように振る舞うことで人を遠ざけた。
そうして、雄英高校の推薦であった同い年の少年は大丈夫だと思った。だって、それは父親を慕っているらしく、自分が何かをすることもないだろうと思って。
けれど、その少年が違う高校に行ったとき、また、間違えたのだろうかと悩んだ。
いいのだ、自ら近寄りたいと思うほどの誰かなんていなかった。
だから、いいのだ。
(雄英なら、もしかしたら。)
友達が、出来るかもしれない。
そう、思っていた。
けれど、入学して改めて、上手くやれるのか不安になった。
なんとなくみな、優しいのだろうなと思っていた。
同じ推薦で少し話をした八百万という少女は少しだけ姉に似ていて、いい人だなあと思ったし、可愛い子だなあと思った。
けれど、何か、改めて誰かに歩み寄ることが出来なかった。
だから、期待した。
オールマイトに目をかけられているというクラスメイト。
それは、強いのだろうか。
それならば、自分は。
けれど、それは弱かった。
当たり前だ。自壊が前提の能力は、長期戦に向いていない。
ああ、ダメだと思った。
やっぱり、それは弱くて。やっぱり、自分が近寄るには脆いのだと、そう思っていたのに。
「ふざけるな!」
ボロボロの、姿で、そう叫んだ。
「みんな、勝ちたくて、全力をぶつけてるんだ!なのに、君はそうやって手加減して!なら、全力で来いよ!!」
痛みに震えて、それでも己を見る少年。
自分を見る、強い瞳。
「君の力で!全力で!来いよ!」
「緑谷・・・・」
そうかな?
ねえ、本当に?
君は、どうしたい?
そう聞いてくれたのは、誰だったろうか?
でも、焦凍は思った。
そうか、全力で、いっていいのか?
「受け止めてくれよ!そこまで言うんなら!!」
左手を掲げた。
「ふ、ふふふふふふふふふふふふふ・・・・」
口から漏れ出るのは、笑い声だった。
自分の個性のせいか、壁に叩きつけられた出久に焦凍は駆け寄る。
痛みに呻くそれに、焦凍は笑った。
そうして、倒れた出久の顔を己の両手で覆って、そうして顔を寄せる。
「と、とどろく(き)くん?」
「すごいな、緑谷。」
そう言った後、焦凍は今までの仏頂面なんて嘘のように、微笑んだ。
その整った顔に、まるで甘えるような、そんな幼くて、愛らしい笑みを浮かべてみせた。
「俺、お前のこと、大好きだ。」
そう言って、甘えるように額をこすりつけた。
なあなあ、転夜姉。
なんだい、焦凍?いいことあったのか?
あのな、友達が出来たんだ。
お、そうかあ、よかったなあ。中学の時から楽しみにしてたんだもんな?
うん、かっこよくて、強いんだ。特にな緑谷と仲良くしててな。
・・・・なんか、聞き覚えが。まあ、いいか。そりゃあよかったなあ。
あと、爆豪って言う奴ともな、仲良くなりたいんだ。すげえ強いんだけどな、上手く行かなくてさ。
・・・・・小学校の時のこと思い出すねえ。
懐かしいな、焦凍を取り合って女の子がキャットファイトを繰り広げたときのこと。
転夜の奴も、その軟派な仕草を治せって怒られてたもんなあ。
推薦の時の士傑の生徒の時も大変だったんだぞ!燈矢!
ところで、お父さんのその首に提げてるプラカードは?
お母さん、それ、あんまり触れたげないで。
・・・・”私は仕事を抜け出して焦凍の応援に行きました”。お父さん、やっぱり行ったんですね。
ぐう!
とればいいんじゃないの?
取ったら転夜姉と燈矢兄からの冷たい視線が来るから出来ないんだよ。
俺も、一人で応援行ったこと怒ってるからね?
・・・・すまん。
以前、後書きにあった転夜の異母兄、本編に出そうか、それとも番外編に置いておこうか悩んでおりまして。参考程度に知りたいです。
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二次創作だし、いいんじゃない!
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一周回って見たい!
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番外編で留めておけば?
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いっそ、兄弟増やそう!
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どっちでも