たぶん、ヴィランが親らしいが。それはそれとしてヒーローの子どもの方が気苦労が多い。   作:幽 

56 / 103
評価、感想ありがとうございます。感想いただけましたら嬉しいです。


オールマイトの話、あたり?AFOがちょいきもいかも?



何か、こういったの読みたいとかありましたら、ここにくだされば。何か、アンケートというか、興味です。
https://odaibako.net/u/kasuka_770


一等星の英雄は願っていた

 

怯えているような、それと同時に、なにか気まずい顔をする子だった。

けれど、どうしても気になって仕方が無かった。

だからこそ、あの子が攫われたと聞いたとき、確実に何かが手からこぼれ落ちてしまったことを理解した。

 

 

「・・・・さて、それはそうとして、アシストが攫われたことは痛いね。」

 

校長である根津がぼやくようにそう言った。

雄英高校の一年生合宿をヴィランが襲撃した。

それだけでも大変な事件だというのに、当時、合宿に参加していた生徒一人、そうしてプロヒーローが二人行方がわからない。

それに、雄英の教師陣はその二人も攫われたと思っていたのだが。

 

「どうしてですか?」

「・・・・そうだね、うーん、アシストはね、あまりにも人気がありすぎるんだよ。」

「それは、まあ。転夜は満遍なく人気はありますけど。」

「いや、違うね。人気、というよりもあまりにも他者からの印象が清廉すぎるのが問題だ。」

 

根津はぼやくように言った。

 

「いいかい、支持率と人気であることはけしてイコールではないんだよ。」

 

ビルボードチャートにおいて支持率というのは、あくまでもそのヒーローを一番だと思っている人間がどれほど多いかということだ。

けれど、一番ではなくとも、二番目に好きなヒーローというのは存在するように、誰にも聞いても一番ではないけれど好きであるヒーロー。

それが、アシストだろう。

 

アシストというヒーローの印象とは?

そんな言葉に大抵の人間は、こう答える。

 

え、アシスト?

ああ、エンデヴァーファンの?

ブルーフレイムの彼女でしょ?

あの、なんというか、とんちきな。

いろんなヒーローと仲がいいよね。

それと、あれだよね。

 

ものすごく、いい人だよね。

 

アシストというヒーローがヒーロー活動以外に熱を出しているのは、何よりも慈善活動だ。

孤児院や病院の慰問、チャリティーイベントへの参加など。

何よりも、熱を上げているのは、ヴィラン被害の孤児や、個性で苦しんでいる人たちのためのサポートアイテム開発への募金や寄付だろう。

アシストがヴィラン関係の被害者であることは有名で、そういったことから熱心な活動にも納得が生まれている。

そうして、アシストがオールマイトや、気難しいエンデヴァーに可愛がられているのは有名で、あの二人に可愛がられているのならば、という空気もある。

何よりも、当人が出す話題自体が逐一、とんちきめいている。

 

一番最近な話題は、アシストがプライベートでヴィランを捕らえたときに撮られた写真で着ていたのが、エンデヴァーの顔面Tシャツだったという話だろうか。

 

そういった部分が毒気を抜いてしまうのだろう。

アシストは、支持率が極端に高いわけではない。けれど、一番ではないが、誰からも好かれるヒーローなのだ。

そういった意味で、彼女は、英雄(ヒーロー)と言うよりも、偶像(アイドル)めいた在り方の方が正しいのかもしれない。

 

「彼女に何かあった場合、この国の空気は落ち込むよ。派手ではないけれど、地道な活動をずっと続けている子だし、あの見た目だ。可憐な女性が、ヴィランに攫われ悲惨な末路を辿るというのは悪い意味合いで、注目を集める。なにより。」

 

根津はおそらく、呟いた気はなかったのだろうが、それでも確かに声が漏れていた。

 

女性、という性だからこそ出る被害もある。

 

だん!!!

 

何かが衝突するような音がした。音のする方を見ると、そこには拳を机に叩きつけたオールマイトの姿があった。

最後の理性か、一応は机を破壊するほどではないが、確実にへこんでいる。

 

「止めてください・・・・・・!!」

 

絞り出すようなそれに、根津はため息を吐いた。

 

「すまないね、君の前で言うことでは無かったよ。」

けれど、そう言った可能性も考慮しておいた方がいいだろうね。

 

オールマイトはそれにブルブルと拳を握り震わせた。

それに、根津はじっとオールマイトを見つめた。

 

(やはり、あの子へのオールマイトの執着は、あまりにも常軌を逸している。)

 

オールマイトは、今の今までろくに親しい存在を作ってこなかった存在だ。

それは、彼の抱える事情が事情であるためだ。そのため、彼は昔から付き合いのある存在、それこそ、学生時代からの付き合いである根津やグラントリノ、あとは信頼の出来るサー・ナイトアイや警察の塚内程度だろうか。そんな人間としか、個人的な関わりなど無かった。

 

けれど、そんなとき、彗星のごとく現れたのは、夢意転夜という少女だった。

人なつっこい少女だ、そうして、人にためらいなく愛を振りまくことの出来る人間だ。

根津も実際生徒だったときの少女と接したことはある。

なるほど、他者に愛されるのは納得だった。事実、根津自身も、可愛らしい子だと感じている。

気難しいと評価しているエンデヴァーやブルーフレイムにさえも受け入れられているのだから、その評価は正しいだろう。

 

けれど、あまりにも、オールマイトはその少女に執着している気がした。

 

あいつ、何をそんなに気に入ってるんだ?

 

グラントリノもそんなことをぼやくほどだった。といっても、一度転夜に会ったらしいグラントリノも、おじいちゃんと慕われているようで可愛がってしまっているようだった。

 

(・・・・洗脳系の、個性?いいや、けれど、そうだとしても彼女の個性では説明が付かない。いや、だが、脳無には複数の個性持ちが。)

 

 

 

 

いつも、どこか申し訳なさそうで、拒絶するようで、けれど、何か寂しそうな顔をする子どもだった。

何をそんなにあの子どもに執着をするのか?

そんなことを問われたこともある。

 

それは、オールマイト自身にもわからない。

ただ、いつかは笑ってくれるのだと信じていたのは確かだ。

 

最初にあった少女は、燃えていく部屋や廊下を茫然と見つめていた。

だから、声をかけたのだ。

 

もう、大丈夫だと。私が来たから、と。

それに、振り返った少女が浮かべたのは、冷笑だった。

 

友好を示す笑みと、そうして隠しきれなかった諦め。

それにオールマイトは、悲しみこそ覚えれど、ある意味では慣れたものではあった。

どうしようもなく、間にあわなかったことがなかったわけではない。

 

そんなこともある。

けれど、オールマイトは信じていたのだ。

 

きっと、いつかは笑ってくれるものなのだと。

 

 

 

少女は結局、笑うことはなかった。

いや、笑みという表情を浮かべることはよくしていた。

元より、愛らしい顔立ちの少女ににっこりと微笑まれて悪い気がするものは少ない。

そう言った意味で、少女は身体面や精神面での検査のために入院したさきの病院で可愛がられていた。

 

それと同時に、医療関係者達からは少しだけ、不信感が聞こえた。

 

人身売買をしていた組織犯罪に巻き込まれていたにしては、少女はあまりにも精神面で安定しすぎているような部分があると。

そうして、そういった組織で育ったにしては一般教養に精通している部分があるため、もしや誘拐された可能性があるという話もあった。

 

少女を探す人は、誰もいなかった。

当たり前のように他者に愛される素質を持ちながら、孤独な子どものことをオールマイトは気にかけていた。

そうだ、といっても、気にかけていた程度だ。少女のように大変な目にあう子どもは幾人もいて。

自分は励ます程度で、いつかは他者に引き渡して、緩やかにフェードアウトする。

その程度の認識だった。

 

なのに、どうしてだろうか。

 

「・・・・こんにちは。」

 

作り笑いだと理解できるそれを浮かべた少女に会うと、願ってやまなかったのだ。

どうか、心の底から笑って欲しいと。

 

ただ、笑って欲しい、幸せになって欲しい。辛いことがあった事なんて忘れて、ただ、当たり前のように笑って欲しいと。

その思いが、少女から手を引かなければならない事実からどんどん遠ざけさせた。

 

もういかなくては、もう、会わないように。

脳裏には、己の師を殺した宿敵が嘲笑っている姿が浮かんだ。

 

誰も近くに置いてなんておけないのだ。

また、また、あの時のように。

そう思うのに。

 

オールマイトの脳裏には、あの瞳が浮んでくるのだ。

金と、銀の瞳。

絶望しているわけでも、拒絶しているわけでもない。透明な、どこか、遠くを見つめているような、それ故にどんな人間とも目が合わない無機物のような瞳。

その瞳を思い出すと、何か、駆り立てられるように少女に会いにいってしまう。

 

 

あるとき、一人で暮らしたいと願いをされた。

まだ、中学生の少女が一人で暮らすなんて、という想いはあったがそれ以上に個人的な願いを自分にしてくれたという事実への嬉しさのほうが勝ってしまった。

 

それでも、定期的に電話をした。

元気だろうか、寂しくないだろうか、嫌なことはないだろうか?

 

笑っているだろうか?

 

それでも少女は、転夜という名前を抱いた少女は、変わること無く、どこか気まずそうな声を吐くだけだった。

 

少女は変わらないのかと思っていた。

そのまま、変わること無く、ずっと。

どこか気まずそうな顔で、自分を見つめ返して、少しの言葉を交わすだけなのだろうかと。

 

なのに、あの時。

サー・ナイトアイを止められなかったあの時、あの、絶望といえばいいのか。

いいや、あれはきっと、捨てられることを確信した、そんな諦めの目だったのだと思う。

 

探して、探して、そうして、たどり着いた先で少女はぼたぼたと涙を流していた。

涙を流していたのに、その、金と銀の瞳は、あの透明な、全てを遠くに見つめている瞳が。

 

それの瞳が、涙を流して、自分とサー・ナイトアイを見ていた。

 

ああ、ようやく、その時、目が合った。少女の、金と銀の、輝かしい瞳を見ることが出来たのだと理解した。

 

嫌いだと言われても、それでもよかった。

 

ヒーローになりたい。

それは、きっと、誰かのためではなくて、己のための私心のような願いだった。

けれど、それでもいいとオールマイトは思う。

 

いつかに、誰かが自分にもたらした希望が少女の中に芽生えたのならばそれだけで、いいや、転夜が確かに生きようと顔を上げたのならばそれだけでよかった。

それだけで、よかった、はずだった。

 

轟炎司、いいや、エンデヴァーの元で暮らす少女はいつも笑っていた。

同い年の子どももいるそこで暮らす少女は、本当に、楽しそうに、生きていて。

 

時折、エンデヴァーが渋々、実際の所は本人や妻の冷が撮ったものだが、送ってくる写真の中で少女は本当に、自分の知る彼女とは別人のように楽しそうに生きていた。

 

よかった、ああ、よかった。

そう思うのに、それと同時に、オールマイトは改めて思うのだ。

 

己では救えないものがあるのだと。

 

そんなものは多くあって、どうしようもないものがあって、だからこそ笑っていた。せめて、助けられた人たちが笑ってくれるように、微笑んだ。

けれど、改めて、どうしようもなく笑って欲しいと思った少女は自分が救えないものであることを理解する。

 

それでもよかった。

一番ではないけれど、少女は苦手だといった自分に精一杯の愛を返してくれた。

時折会いにいけば、少女は今の生活を嬉しそうに話してくれた。

彼女の回りの人たちは転夜を大事にしてくれているのは一目でわかった。

 

いつだって適当な服を着ていたけれど、彼女に似合う清楚そうな格好をしていたり、髪にアレンジがされていたり。

ちなみに、あとであのクソダサTシャツが当人の趣味であることを知った。

 

「あれ、珍しいね。転夜君、髪、アレンジしてるね。」

 

オールマイトがそう声をかけた転夜は少しだけ気恥ずかしそうにはにかんだ。

その時の転夜は真っ黒なストレートの髪を伸ばして久しく、その長い髪には編み込みなどが施されていた。リボンなどで飾られた少女は、その顔と、またきちんと座っているせいか、まるで姫君のようだった。

 

「うん、あのね、冷さんとね、冬ちゃんがおっちゃんが来るからってやってくれたんだ。」

「そうかい。」

 

はにかんだ少女、愛されているらしい少女、それが嬉しい。少女が幸福であることが嬉しい。

 

「あ、リボン取れた・・・」

「貸して、直してあげるよ。」

「え。オールマイトのおっちゃん出来るの?」

「まあ、整えるぐらいはね。」

 

髪に触られると、びくりと肩をふるわせるけれど、そのままされるがままにされて、直されたリボンに微笑んだ。

 

「ありがとね!」

「・・・・ううん。いいんだ。」

 

にこにこと笑う少女はまた、それに、エンデヴァーや轟燈矢の話をする。それが嬉しいと思うのに。

 

(・・・少しだけ、寂しいな。)

自分では救えないものがあるのだと、わかっているはずなのに。

 

 

 

(なのに、どうして、こんなことに。)

 

幸せになって欲しかった。

事実、少女はこれ以上無いほどに順調に人生を歩んでいた。

ヒーローになり、家族に愛され、弾むように生きていた。

いつかは、結婚するんだろうなあと思っていた燈矢と未だに付き合っていないという事実に少し、色々と聞かなければいけないと思っていたりもしたが。

 

それでいいと思っていた。

例え、君を救えなくたって。私じゃない誰かが君を救ったというのなら。

それでいい、それだけでいい。

 

あの日、願ったとおりに、君は笑っていたから。

笑えるようになったから。

 

なのに。

 

(私は、間違えたのか?)

 

男の脳裏には、いつかに師を殺した男が浮んだ。

ラグドールが攫われた理由ははっきりしない。けれど、転夜が攫われた理由には一つ、思い浮かんでいた。

 

己が、心を傾けていたから。

これ以上無いほどに、オールマイトが、転夜という少女を大事にしていたから。

 

また、奪われる。

また、無くしてしまう。

 

また、また、また、手から何かがこぼれ落ちていくことを理解して。

 

少女の瞳が、淀んでいくのを想像して。

 

殺される?

そうだ、それが最悪だ。

けれど、それ以上に最悪がある可能性もまた、存在して。

 

止めてくれ!

 

叩きつけるようにそう叫びたかった。

 

愛らしい少女、愛されてしかるべきの少女、笑っていて欲しかった少女。

こんな末路のために、あの子は、生きてきたわけではない。

こんなことがあるために、ああ、けれど、それ以上に、オールマイトは思っていた。

こうなってしまったのは。

 

(私が、あの子から離れられなかった、だから、こそ。)

 

自分では救えもせず、そうして、不幸にしてしまうものとて存在するのかもしれないとオールマイトは拳を握った。

 

 

 

 

誰かが、頭を撫でてくれていることに、夢意転夜は気づいた。

気づいたと言っても、それはそれこそ泥のように眠っている最中で、未だに眠気半分の話だった。

 

「・・・・ふふふふふ、まったく、お前はねぼすけだね。あれもねぼすけだったよ。」

 

優しい声だった。

これ以上無いほどに、包むような、あやすような、そんな声だった。

その声が、なんだか懐かしくて、転夜はへにゃりと笑った。

 

「!起きたのかい?」

 

その声に、転夜はそれがひどく自分が起きることを望んでいるのだと、夢うつつに察した。それと同時に、その声が、やたらと懐かしくて。

それが誰なのか知りたくて、まるで重りでもあるようなまぶたを必死にこじ開ける。

 

半分も開かないまぶたからの視界では、暗がりの中ではまったく顔が見えない。

 

だ、れ?

「ああ、やっぱり起きたんだね!?ふふふふ、それでも、やっぱりまだ眠いんだね。」

 

その声に転夜は誰だっけと考える。

それもまるで泥のように眠い意識の中ではふわふわと全て消えていく。ぐいっと、自分のことを持ち上げられるような感覚がした。

そうすると、何か、がっしりとしたものに抱きしめられるような感覚がした。

 

(あ、あれだ、これって。なんだっけ。おっちゃんとか、オールマイトのおっちゃん、とかに、抱っこされたとき、みたいな。)

 

膝の上に座らされて、そうして、腕が己の背中などを支えていることがわかった。

腹に大きな手が回されているのがわかる。

それに転夜は、ひどく昔に、見た夢のことを思い出した。

悲しいことがあると、何か、大きくて、暖かなものが自分を負ぶってあやしてくれた夢のことを。

 

転夜は必死に己の意識をたたき起こそうとするが、体は鉛のように重く、そうしてまぶたも同じだった。

自分を抱き上げているらしいそれが、己の髪を梳るように撫でている。それに、余計に眠気が増す。

 

「・・・・だめ、ねむ、い。」

「そうか、眠いか。まあ、お前はいつまでも、好きに振る舞って良いんだよ。ああ、そうだ、その間に、あの青髪の処理も。」

 

青髪、という単語に沈みかけていた意識が浮上する。

 

「ら、ぐ?」

「おや、知り合いだったのかい?ああ、青髪の、猫っぽい子だよ。個性が気に入ってね。」

 

それの、おそらく男の言う言葉はほとんど意識できなかったけれど、転夜はラグドールのことを思い出して笑った。

愉快な彼女のことは好きだ。いいや、転夜が嫌う人間というのは珍しいので、それはそうなのだが。

 

「いい、こ、すき・・・」

 

ふにゃふにゃと転夜は無意識のうちに微笑んだ。

 

「ふ、ふふふふふふふふ。そうか!そうか!ふむ、お前の気に入りか。それは、そうか、困ったな。でも、そうだな。」

 

上機嫌そうな男は、転夜を抱きしめる腕の力を強くして、そうして、髪を梳いていた手を止めた。

そうして、転夜の頬に指を滑らせた。

 

「なら、あれはそのまま返してあげようか。うん、そうしよう、お前はそれが嬉しいだろう?」

 

何かが聞こえる。けれど、うつらうつらと、もう意識がどうしようもなく眠りに引きずり込まれていく。

まぶたは閉じ、そうして、泥のように沈んでいく意識に身を委ねた。

 

「ああ、また眠るんだね。そうか、わかった。おやすみ。」

 

最後に何か、呼ばれた気がした。そうして、額に柔らかな感触がした後、そのまま転夜は眠りに落ちていった。

 





そう言えばさ、冬美姉って昔、髪が長かったことあるよな?
あ、懐かしいねえ。そうそう、転夜姉とおそろいで伸ばしてたんだ。
・・・あの頃の冬美姉、なんか、やたらと歪な三つ編みになってたなあと思ってさ。母さん、あんなに三つ編みだけ下手なのか?転夜姉の髪いじってるのを見ると、出来そうなのに。

あ、懐かしいな、昔の写真か?
あれ、夏兄。
うん、押し入れ整理しててね。丁度、転夜姉が来て、少ししての奴。
つーか、うち、それよりも前は写真少ないじゃん。うっわ、なつかし、冬美姉の髪が長かったとき。この転夜姉と冬美姉の三つ編み、親父がやってたんだよな。
!?親父が!?
あれ、焦凍、覚えてないの?
覚えてない・・・・・

これねえ、オールマイトのおじさんが転夜姉の髪が崩れたときに見た目だけだけど、ある程度整えてくれたらしくてね。それで、対抗意識燃やしちゃって。
一番簡単な三つ編みだけはなんとか出来るようになってねえ。転夜姉がしてもらえるの羨ましくて、私も一時期伸ばしてたんだ。あと、転夜姉とおそろいっぽくて嬉しくて。お父さん、そのおかげで三つ編みとリボンだけは結ぶのは上手いんだよねえ。
・・・・確かに、段々、上手くなってるな。
でもさ、それに対抗意識燃やした燈矢兄も髪のアレンジ練習してなかったっけ?
あれ、知らない?転夜姉が髪いじってるとき、燈矢兄がしてるよ?
・・・・あの見た目にこだわらない転夜姉にしてはよくやってると思ってたけど、それでか。
そうか、にしても親父がそんなことしてたの覚えてないなあ。
焦凍はまだちっこかったもんな。

俺が覚えてるのは、転夜姉が、何だっけ?翼って名前の主人公のサッカー漫画の技を再現しようとして親父に怒られてたことぐらいだな。
懐かしいな。あったな。
無重力にすれば再現できるって、いざ無重力にしてら風に煽られて飛んでったモンねえ、転夜姉。
親父がものすげえ叫んでたの覚えてるわ。

以前、後書きにあった転夜の異母兄、本編に出そうか、それとも番外編に置いておこうか悩んでおりまして。参考程度に知りたいです。

  • 二次創作だし、いいんじゃない!
  • 一周回って見たい!
  • 番外編で留めておけば?
  • いっそ、兄弟増やそう!
  • どっちでも
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。