『力ある者よ、我を恐れよ!力無き者よ、我を求めよ!!世界は我々黒の騎士団が、裁く!!!!』
翌日 トウキョウ租界 カレン 視点
昨日のホテルジャック事件にゼロが人質解放し、ブリタニアに宣戦布告をした。 しかもこれまでのテロリストとは違い彼は弱い立場の人間を救うと言った。 街中ではいや、世界中、ゼロの話題で持ちきりだ。 私も生徒会のメンバーを助けてくれた事には感謝しているけど、正直正義の味方って言われてもね。
「ふぁ〜それにこれからしばらく二重生活は堪えそう…」
今日は学園は休みだがら、徹夜明けには堪える…このまま家に帰るのは…でも、睡魔が…公園のベンチででも休もうかな…
「この辺は学園から遠いから、一応変装してるから大丈夫でしょう…日向ぼっこしながら…え?」
公園のベンチで向かおうとしたら先客が居た。 いや、そこは問題じゃない、問題なのは…
「こんな朝早くにすみません…」
「いえ、気にしなくても良いですよ、アキハさん…」
何で、トモヤとあの人が居るの!?
私は眠気が吹っ飛び、忍び足でベンチの近くの木に隠れて2人の話しを聞こうとした。
「そして、話って何ですか?」
「実はお嬢様について」
「アキハさん、ここは自分達しか居ないので遠慮せずにカレンって呼んでも大丈夫ですよ。 何かそんなに余所余所しいのは……」
「それは…そうね、カレンだけど、前からではあるのだけど、夜に屋敷を抜けて出掛けてるの」
「カレンが?」
「特に最近になっては疲れた顔が酷くて…何だが心配で」
「そんな事が、自分の方でも聞いてみますね。」
「えぇ、 ナオトの時みたいにカレンも居なくなったら、私…」
「えっ」
「そうだ、トモヤにはお兄ちゃんの事、話して無かった」
私がその事を気にしてる間にあの人はお兄ちゃんの事を話していた。 そして、また急に泣き出して、トモヤはハンカチを渡してなだめていた。
「3人にそんな事が…」
「えぇ、 私にはもうカレンしかいません…でも、カレンは私の事は」
「それは、カレンの口から言ったのですか?」
「いえ、でも私の事は軽蔑してると思うのです…戦争後、私達3人の家族が不自由なく暮らすためにはブリタニア人の所に行くしか無かった…そんな弱い私の事なんて」
「いい加減にしてよ!!」
「カレン…」
「!? どうして、ここに」
私はあの人の態度に余りにも腹が立ち、思わず2人の前に立った。
そうだ、私はゼロに着いて行くと決めた。 それはこんな惨めな生き方をしたくないから…
「いい加減にしてよ! 戦争で路頭に迷うからって私達のことを平気で捨てる男に縋り付いて…そんなだからお兄ちゃんも…」
「ちょっと、カレン落ち着いて…それにいくらなんでも」
「トモヤは黙って! これは私とこの人の問題なの!! 」
「この人って…カレン! お母さんに対して失礼だよ!!」
「うるさい! トモヤに解る訳無いじゃない! ちゃんとした両親が居て、親戚のブリタニア人の人に優しくして貰って」
「それは……」
「何の苦労もしてないトモヤが私の事で指図しない《バチーン!!!!》!?」
私は怒りのままに叫んでいたら、突然あの人が私の頬にビンタをした。 その行動に私とトモヤは呆然していた。
「アキ…ハさん?」
「カレン…貴女が私に対して不満が多々ある事はわかったわ…でも、それでトモヤ君に八つ当たりをして良い理由にはならない。 謝りなさい! トモヤ君に謝りなさい、カレン!!」
「……ッ!」
私は目の前の出来事が理解出来なくて、何も言わずにその場から逃げてしまった。
背後からあの人とトモヤの呼び止める声が聞こえるけど、私はただひたすらに走って逃げてしまった。
一方 クラブハウス
「扇か…あぁ、暫くは黒の騎士団の名を偽る者や模倣犯が出るだろ、被害が出るなら、迅速に対応する…ナイトメアはしばらくすればこちらから用意する…それと他の情報が集まり次第に動く……準備が出来たらこちらから連絡する」
俺は扇からの連絡を切り、PCで掲示板を見ていた。
昨日の俺の宣戦布告からインターネットで凡ゆる情報が流れていた。
「人って言うのはわかり易いな、お陰で情報や地下協力員が集まりつつある。 まずはわかりやすい汚職や日本人を虐げてるブリタニア人連中を吊るすのが一番の効果がありそうだ」
特にこの行動は名誉ブリタニア人として過ごす日本人には効果が大きい…中にはブリタニア軍と関わりがある者も出るだろ…
「後はブリタニア軍側からこちらに来てくれたら」
「ギアスを掛けて情報を得るか…一夜にして対した成果だな」
昨日の俺の戦略が上手くいって気分が良かったが…この女はまたベットの上でピザを食べていた。
「所でいい加減にベットの上で食べるのを辞めろC.C!」
「食べカス等落としては無いぞ…最も私の残り香で興奮して眠れないのか? 童貞坊や」
「ふっ、ピザの臭いがする女に興奮する男が古今東西に居るとは思えんがな」
「やれやれ、男なら多少寛大でないと女に好かれんぞ 」
「下らん、俺はナナリーに優しい世界を作るのが最優先だ」
「なるほど、良かったな、モテない理由が出来て」
「悪いが、お前のお喋りに付き合う暇は無い…それを食ったら静かにしろよ」
「本当に度量の小さい男だな」
全く、このC.Cは相変わらずわがままな奴だ。 こいつは謎の点が多すぎる。あのシンジュクの時に頭を撃たれたはずなのに生きている。 何よりも、ギアスと言う超常な力を俺に与えた事。
俺のギアスは《絶対遵守》と言う俺の目を見たものを1度限りだが凡ゆる命令が出来る。 そのお陰で今のゼロの存在が出来た。
「ふっ、今はこちらが最優先だ。 事が済んだらお前の事、教えて貰うからな」
そうだ。 今はナナリーが望む優しい世界を作る。そのためなら、悪魔の契約しても俺は手に入れる。
そう決意していたら、また扇から電話が来ていた。
「私だ、扇、指示を出すまで私に……何、ブリタニア軍が…解った所定位置に黒の騎士団を集めろ、ナイトメアの手配はこちらが用意する……何だと、カレンと連絡がつかないだと!」
くそ、今の黒の騎士団にナイトメアの操縦でずば抜けているのはカレンだけなのに……もしかしたらアイツなら
「扇、お前は今は集められるメンツを指定の位置に集合させろ」
俺は電話を切り、恐らく、カレンの状況を知っている可能性が高いアイツに電話を掛けた。
「もしもし、俺だルルーシュだ、トモヤ、悪いがカレン事で聞きたいのだが電話に繋がらなくて、何か知らないか?」
「もしもし、ルルーシュ? ごめん俺、今カレンを追いかけてる所だから、落ち着いたら後で電話するから!」
トモヤに掛けたが直ぐに切られた。 先の言葉ならトモヤはカレンの位置を知っているのだろう…問題は先の電話でトモヤの背後なのか銃声や悲鳴が聞こえていた…まさかあの2人、ゲットーに居るのか!?
「ちっ! こんな大事な時に!」
俺は変装道具が入ったアタッシュケースを持ち出しへやを出た。
「まったく、魔王になるにはまだまだヒヨコだな…さて、偶然なのか運命なのか…あいつまでエリア11に来るとはな…何だ、マリアンヌ…そんなでは無い…ただ、昔に少し借りを作られただけさ」
私はピザを食いながら外を眺めていた。 自分の色を忘れた時に…この味を思い出させた。あの弱々しい火だが、何処か灯火の様な不思議と惹かれるあいつには…
少し前シンジュクゲットー
「はぁ〜何で私は」
私はあの直後に逃げ出し、気が付いたらシンジュクゲットーに来て誰も居ないビルの屋上に来て、自分の行動に嫌気が刺していた。
あの人の言う通りなのは癪だけど、本当にトモヤは悪くないのに…何であんな事を言ってしまったんだろ。
「また、トモヤに酷いことを……」
昔の事を含めて私はトモヤに酷いことをした。 何であんな事を…私は
「聞け! シンジュクゲットーにいる日本人よ!! 我々は、黒の騎士団の使いの者だ!!」
「何!? 黒の騎士団だって」
自暴自棄になっていたら大通りの方で複数のナイトメアと戦車が拡声機を使って演説をしていた。
当然、この声の主に私達、黒の騎士団のメンバーには居ない…多分、私達の昨日の活躍に便乗した模倣犯。
「一体何?」
「日本人よ、今こそ、我々、黒の騎士団と共に立ち上がり!憎きブリタニア人をこの日本から根絶やしにする為に共に戦場に行こうではないか!」
「何よ、アイツら勝手に私達の名前を使って勧誘なんて」
「我々と共に戦おう! だが、拒否するものはブリタニアの手下とみなして此処で粛清をする!」
許せない、黒の騎士団は武器を持たないものの味方よ!
無関係の人を巻き込むなんて…彼奴らを止めないと黒の騎士団の信頼が……
「撃てーー!!」
「嘘!!」
戦車から砲弾が放たれた。 放たれたのは私が居るビルに撃たれた。 直撃では無いけど…ビルの真ん中の階層に撃たれてその衝撃でものすごく揺れた。私は思わず尻もちを付いてしまった。
「無茶苦茶じゃない、 とにかく扇さん達に連絡を!?」
私は携帯電話を取ろうとしたら、足元の床が一気に亀裂が入り割れた。 私はその割れた床から落ちて今屋上から地上に落下していた。
「そんな…嘘でしょう? やっとお兄ちゃんの仇を取れるのに」
多分、老朽化して、整備もしてないビルだがら、先の攻撃で一気に崩落したんだ。
「ごめん…お兄ちゃん」
お兄ちゃんが居なくなった時に私はレジスタンスとして、日本を取り戻すって決めた。
「トモヤ…ごめんね」
折角、トモヤと再会したのに、私、謝れてない…
ほんと、私は最低だ…こんなだったら早く謝れば良かった、どうせなら昔みたいにトモヤの作った料理をあの人…お母さんと一緒に食べたかったな…
「お母さん…」
こんなことになるなら昔みたいにキャンプとかしたかったな…
〈ナオト、カレン…これから大変な事になるけど、お母さんずっと傍に居るから〉
〈カレン、俺はブリタニアが憎いから戦うんじゃない、俺たち3人が笑えるようにする為に俺はレジスタンスを立ち上げたんだ…家族を守るために〉
「そっか…お母さんもお兄ちゃんも私を守るためになのに…」
死ぬ時に走馬灯が走るって言うけど本当ね…最後にお兄ちゃんとお母さんの大事な事を思い出せた。
「バカだな…私」
全てを諦めて目を閉じようとした
「カレーーン!!!」
「トモヤ?」
崩壊するビルの真ん中の階のフロアからトモヤは全力疾走で私のもとに飛び込んで居た。 トモヤは私を抱きしめながら、飛び込んだ勢いで、私を覆うようにして、ビルの窓を突き破った。
「大丈夫! 絶対に守るから!!」
私の頭を包む様に抱きしめてトモヤは近くに転がっていた。大型トラックの荷台の上に落下し、そのまま跳ねるように飛んで地面に落ちた。
「まさか…ノネットさんの特訓が生きる日が来るとは…あはは」
「トモヤ…」
私はトモヤの腕の中から脱出して、トモヤの顔を見ていた。本人はちょっと躓いて転んだみたいに軽い表情をしていた。
「カレン、大丈夫? 怪我はしてない?」
「バカ! なんて無茶をしたの!」
「いや、その…だってカレンが危ないって思ったから」
「どうして、私なんかの為にこんな無茶するの!? トモヤに酷いことをしてきたのに…何で」
「カレンが大事だから…それ以外に理由なんて無いよ」
「えぇ」
私は真剣な顔をしているトモヤに対して何も言えなかった…上手く言えないけど、何この気持ちは?
「カレンとにかく、今は逃げよう…ここは危ない!?痛……」
「トモヤ!」
「大丈夫…落ちた時に肩を痛めただけだ」
トモヤは立ち上がろうとしたら右肩を抑えて苦しんでいた。
先、私を抱えて落下した時に右肩をぶつけたんだ。 よく見たら右腕の服の部分が赤く滲んでいた。 下手をしたら骨が折れてるかもしれない。
「とにかく、ここから離れないと」
「分かった…右肩借して、私が支えるから」
私は有無を言わさずにトモヤの右腕の中に入ってトモヤを起こした。 今は非常事態だから、トモヤと共に急いでここから逃げないと…
「テロリスト集団に告げる、我々はブリタニア軍だ」
「嘘! もうブリタニア軍が駆けつけたの!?」
拡声器の方に視線向けると、4機のサザーランドが先のテロリストに向けて声明を出していた。 先の砲撃から直ぐに来るなんて…今ここで戦闘になったら…
「…いや、おかしい、何でこんなに早く来るんだ? まさか事前にテロリストの動きを」
「どういう事、トモヤ?」
「多分、あのテロリストとブリタニア軍は繋がってる。 大方、テロリストの中にブリタニア軍に情報を売って自分達の安全を確保する為だと思う。次いでに黒の騎士団の名前を使って注目を浴びさせて…」
「黒の騎士団の評判を落とし、その功績で勲章取るのがブリタニア軍の目的…」
「推測だけど、今の現状だとその可能性が高い」
おのれ、ブリタニアめ! そんな卑怯な事を…その為に無関係な人を巻き込むなんて…
「待て! 我々はまだ、何もしていない降伏をするから…」
「テロリストを殲滅、撃て!」
ブリタニア軍が一斉に攻撃を仕掛けた。 既に敗北を認めていたテロリストは次々と粛清されていた。 戦闘用に駆り出された無頼も戦わずして逃げていた。 そのうちの一機は操作を誤って、私達の近くのビルで、足元を躓いて倒れ、パイロットは直ぐにコックピットから出て逃げ出した。
けど、サザーランドの迎撃射撃で殺された。 私達は物陰で隠れてまだ敵に気づかれてはないけど…このままだと、何れ…私一人ならナイトメアに乗り込んで戦えるけど…今はトモヤが居るから…動けない。
「カレン…あのナイトメアに乗り込もう」
「え?トモヤ一体何を言って」
「サザーランドのレーダーには壁越しでも人が居るか分かるサーモグラフィーがある。このままだと何れ見つかる…なら2人で乗り込んで、あのナイトメアで逃げる方が生き残る可能性がある…俺も、ナイトメアの操作は出来る何とかなるよ」
「分かった…」
確かにトモヤの言う通りね、このままだと、何れブリタニアとの戦闘に巻き込まれるリスクがある。 でも、こんな事をしたら、同じブリタニア軍のトモヤの立場が危ないんじゃ
「行くよ、カレン」
「うん、行くよ、トモヤ!」
私達は二人三脚の様にして走り込んでナイトメアのコックピットに近づいた。 コックピット内を見ると、キーは刺したままでエナジーフィラーもまだ100パーセントだ。動かせる。
「よし、動かせる、カレン乗り込んで」
私はトモヤに抱き着くようにコックピットのシートに入り込んだ。
無頼の中は正直狭かったけど、非常事態だし、私達にそんな事を気にしてる余裕は無かった。
「ホォ〜まだ、戦う意思のあるテロリストが居たとはな?」
「そうだ、狩りをするならこうでなければ!」
「消えて貰いましょうかね」
「さる狩りだ! さる狩り!!」
サザーランドから日本人である私達をおもちゃで遊ぶ様にバカにしていた。
「カレンしっかり捕まってね、一気に行くよ」
そして、私達が乗る無頼はあいつらに向かって加速をした。
C.C「ブリタニア軍に囲まれたトモヤとカレン、彼らはブリタニア軍の刺客から繰り出せる攻撃をかわして…」
ルル「おい、何だこれはC.C?」
C.C「知らないのか、次回予告だ、 名作のロボットアニメには美人キャラが次回予告するみたいだ。 この回から私がする事にした」
ルル「何故、こんな中途半端な所から」
C.C「決まって居るだろう 私がこの回から正式に出たからだ」
ルル「そんな無茶苦茶な理由でやって言いわけないだろ!?」
C.C「全てのワガママは許される。コードギアス世界では私が神だからだ」
ルル「微妙に本家に関係してることを言うな、ややこしいだろうが」
C.C「時間だ、2人の絆で戦況を変えろ 次回 コードギアス 彷徨のトモヤ 「小さな1歩」お楽しみ」
ルル「こんな中途半端な次回予告あってたまるか!」