さて、今回で3作目になりますが、今回は前作より年齢を下げて小学生を主人公にします。ただ個人的に物語を考えやすくなったといえど、あまり大きな期待はしないでくださいね…。
「いつか、君にふさわしい男になってみせるよ!」
この言葉、私に対して言った言葉ではない。ある一人の少年が私の親友に対して言った言葉だ。
さて話は大体ゴールデンウィーク明けぐらいだったかな。とある小学校に通う女子小学生の私、「御山 藍子(みやま あいこ)」が親友から相談されたことから始まる。
親友「あのね、iaちゃん…」
藍子「なぁに?」
あ、「iaちゃん」とは私のことだ。赤い瞳に白い髪の毛が特徴的だからみんなそう呼んでいる。親友の「萩山 小兎音(はぎやま ことね)」ちゃん、通称「歩夢(あゆむ)ちゃん」からの相談を受けているところなんだけれど…。
小兎音「私ね、好きな男の子ができたの…」
藍子「えっ、クラスの男の子!?」
小兎音「違うの、中学生。お姉ちゃんの部活の後輩なの」
ああ、お姉さんダンス部だったね。それでどこが好きになったのかって、聞いてみることにした。
藍子「その、彼のどこが好きになったの?」
小兎音「すごく、一生懸命にダンスしていたの。観客の小さな子たちは彼のことを理解できていなかったみたいだけど」
その日、小兎音ちゃんはお姉さんの付き添いで、あるダンスイベントに来ていた。その彼がステージに立っていたときの衣装が、パンツ一丁に黒いガムテープを体に巻きつけたもの。曲も一昔前のJ-POP音楽だった。そのときの観客はほとんどが小さな子供たちだったから、誰も元ネタなんて知らなくて…。
藍子「ちょっと待って!その子危ないヤツじゃない!?」
小兎音「そうかな?」
藍子「そうだよ!いやほぼ裸の男の子にほれる歩夢ちゃんもおかしいけれど…」
よく「ベーシストはダメな男が多い」とか言われるけどさ、その彼はそれ以上にダメな男の気がする。本当なら別れさせるところだと思うけど、でも親友としては付き合わせやりたい。
藍子「…その、本気でその男の子が好きならね、まずは彼のことをよく知ること。本人から直接聞くのが難しいなら、お姉さんから聞いてみるのがいいんじゃないかな?」
小兎音「そうだね、ありがとうiaちゃん!私、頑張るね!」
学校からの帰り道、私は考え事をしながら歩いた。歩夢ちゃんと変な男の子を両想いにさせてもいいのだろうか…。そういえば、従姉妹のお姉さんがちょっと変わった男の子とステージの上で踊ってたなぁ。そんなこんなで家の前に着くと…。
?「あ、iaちゃん」
藍子「あ、ただいま。志保お姉ちゃん、雫お姉ちゃん」
志保「いま帰ってきたの?私たちもだよ」
雫「今日学校でなにかあったの?よかったらお姉ちゃんたちに聞かせて」
この二人が私の従姉妹の「日野森(ひのもり)姉妹」。お互いの母親が姉妹で家も近所だったこともあり仲がよかった。そしてこの物語は、そんな私が親友の恋を応援するラブコメディ。おもしろいかどうかはやっぱり保証できない。
藍子ちゃんのプロフィールです
・名前…御山 藍子(みやま あいこ)
・年齢…11歳
・趣味…ぬいぐるみ集め
・特技…歌
・将来…看護師
・身長…145cm
外見は赤い瞳に白い髪の毛の女の子です(いつも通りみなさんの想像におまかせします)。
そして特技の歌なのですが、話の都合上あまり披露するシーンは無いと思います。