「gumiやiaちゃんもバーチャルシンガーですが、会社が違うのであまり目立たせることができない」
「実は元祖バーチャルシンガーがデビューする前に、初音ミクに対してバーチャルシンガーという言葉が使われていた」
さて、今回は私のことについてもちょっとだけ話そう。ちょうど「歩夢ちゃん」こと「小兎音ちゃん」が男の子と結ばれるために従姉妹のお姉さんたちにも相談しようと思っていたところだ(あと、今後の展開から考えてお姉ちゃんたちと関わる機会が少なくなるかもしれないし…)。
藍子「というわけなんだけど…」
志保「…何よそいつ。iaちゃん、絶対に止めるべきよ!その恋!」
そうだよね、普通ならそういう反応が正しいよ!
雫「いやでも、「恋はいつでもハリケーン」ともいうし…」
志保「いや、お姉ちゃん。そんな変な男の子と付き合った時点で、世間から見たら敗北者だから」
賛否両論の意見が姉妹の間で出るけれど、私個人としては歩夢ちゃんの恋を応援したいと思っているし、ラブラブにさせてあげたいと思っている。ただ、変わり者同士のカップルなんて見ていて誰が得するのか…。
藍子「志保お姉ちゃんの言うとおりなんだけどさ…、それでもやっぱり歩夢ちゃんのためになにかしてあげたいからさ」
志保「…まあ、iaちゃんがそう言うなら」
雫「じゃあまずは、お友達から始めるべきよね!共通の趣味とかがあればいいけれど…」
そして数日後、学校で私は歩夢ちゃんを呼んで話した。
藍子「歩夢ちゃん。お姉ちゃんから聞いたけど、まずはお友達から始めてみよう。互いの好きなこととか見つけてさ」
小兎音「私に好きなことなんて…」
藍子「あると思うよ。私だったら…」
さてこのタイミングで私のことについて話そう。私の特技は歌。アイドルをやっている雫お姉ちゃんから直々にコーチをしてもらい、歌の大会では賞をとったぐらいだ。逆に苦手なことはダンス、弦楽器の演奏。元々体が弱くて激しい運動を苦手としていた。また、志保お姉ちゃんからベースの演奏を教わったのだが、あまりにも弦が固くて指を切ってしまったことがある。
藍子「歌かな。その男の子はダンスが得意だっていうしさ」
小兎音「…えっ、なに、歌で誘惑しようとかしてるの、iaちゃん」ゴゴゴゴゴ
藍子「た、例えばの話だよ!横取りしようとかそういうのじゃないから!」
あぁ、やばかった…。歩夢ちゃんは私が恋のライバルになると思ったのかな。もう本家アイドルアニメの歩夢ちゃんみたいに真顔でこっち見てきたから…。
小兎音「あとね、その子はアニメも好きそうなの」
藍子「えっ、ああそれなら…」
みんなアニメは好きだもんね。それなら話も盛り上がると思うし、仲良くなれるきっかけになると思う。もっとも、作品によろけれど。
小兎音「あと住んでるお家の場所も、家族構成も、実は今は親戚の家で預けられていることも」
藍子「えっ、ちょっと待って。それ、お姉さんから聞いたの?」
小兎音「ちがうよ、私が彼のこと調べたの。彼に気づかれないように後ろから追いかけて。彼のことがとっても大好きだから」
いやいくら大好きだからって、そこまでして調べ上げたりする普通。もう国際エージェントにでもなれちゃうんじゃないかな。
小兎音「あとね、最近の彼の一日のルーティンなんだけど…」
藍子「待って!?それ以上は聞かないから!!」
それ以上は聞いてはいけないような気がした。彼に対する熱意は本物なんだけれど、やりすぎると何か危ないことをするのではないか…。そうなる前に止めなくてはいけないと私は思った。
歩夢ちゃんのプロフィールです。
・名前…萩山 小兎音(はぎやま ことね)
・年齢…11歳
・趣味…可愛いもの集め
・特技…暗算
・将来…夕作のお嫁さん
外見はとにかく可愛い美少女です。本家の歩夢ちゃんのような外見でもOKです(やはり、いつも通りみなさんの想像にお任せします)。