遊戯王5D's 紡がれしもう一つの絆   作:遊~YOU~

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vs牛尾 セキュリティ特訓デュエル

 

 

「バトル!『ゴヨウ・ガーディアン』でダイレクトアタック!」

 

「ぐっ...ま、まいりました....」

 

 

今日はセキュリティのデュエル場に足を運んでいる。

今日もゴドウィン長官からは研究開発の仕事ではなく、別の仕事を割り振られたからだ。

それはセキュリティのデュエルレベル向上のための特訓相手になることだ。

 

ご丁寧にセキュリティ隊員用のデッキまで支給された。

まあ俺の持っているカードを混ぜて強化はしたけどな。

 

 

「(ったく...長官は俺をなんだと思ってるのかね。)次の方、どうぞ。」

 

「ふん...今度は俺だ!」

 

「あれ、牛尾さん...あなた、一応教官側でしょうに。」

 

「一応ってなんだ!これでも俺はセキュリティでそれなりの地位に....って、今日はそんなことどうでもいい!俺はお前を倒すぜ!」

 

「...へえ。それは俺への挑戦ってわけですか。」

 

「挑戦だぁ?生意気な口だぜ....そんな口、すぐにきけなくしてやる!治安維持局でどれだけえらくてもな、俺たちセキュリティの真似事されて黙ってられるかってんだよ!それに...み、深影さんと仲良くしやがって...!」

 

 

まったく...ずいぶんと嫌われたもんだ。

最後の方はよく聞こえなかったが、なぜだか俺は牛尾さんにかなり嫌われてしまっている。

多分、若い俺が自分より上の地位にいるのが嫌なんだろうな。

 

 

「ま、やるってんなら本気で行かせてもらいますよ。」

 

「ふん...来い!」

 

 

 

「お、おい!あっちで牛尾さんと白波さんのデュエルやるみたいだぜ!」

 

「まじか!行ってみようぜ!」

 

 

なんだか知らんが、ほかのセキュリティ隊員たちも俺たちのデュエルに興味があるのか集まってきた。

注目されるのは得意じゃないんだけどな...

 

 

「へっ...やってやるぜ!」

 

「ったく....ま、切り替えていきますか。」

 

「「デュエル!」」

 

 

今使ってるのは強化しているとはいえセキュリティ隊員に支給されるデッキ。

実際本気で行かないと、結構きついかもしれないな。

 

 

「俺が先攻をもらいます。」

 

「構わねえ。」

 

「では...ドロー。」

 

 

遊護 手札5→6

 

 

「う~ん...」

 

 

悪くはない、が...よくもないな。

相手の動き次第ではかなりきつくなるが、仕方ないな。

 

 

「俺は『ヘル・セキュリティ』を守備表示で召喚。カードを2枚セットし、ターンエンド。」

 

 

遊護 手札6→3

ヘル・セキュリティ ★1 DEF:600

リバースカード ×2

 

 

「ふん...ずいぶんと消極的なターンだな。」

 

「まあ、先攻1ターン目ですし。」

 

「なら俺は攻撃的な1ターンってのを見せてやるぜ!俺のターン、ドロー!」

 

 

牛尾 手札5→6

 

 

「俺は『チェイス・スカッド』を召喚!こいつは守備モンスターを破壊した場合、相手に500ポイントのダメージを与える効果を持っている!さらに装備魔法『メテオ・ストライク』を発動!こいつを『チェイス・スカッド』に装備する!これにより、装備モンスターが守備モンスターを攻撃したとき、攻撃力が守備力を超えていればその分だけダメージを与えられる!」

 

 

牛尾 手札6→4

チェイス・スカッド ★3 ATK:1400

メテオ・ストライク

 

 

「まだまだ行くぜ!さらに装備魔法『7カード』を発動し、『チェイス・スカッド』に装備!これにより装備モンスターの攻撃力を700ポイントアップするぜ!」

 

 

牛尾 手札4→3

チェイス・スカッド ★3 ATK:1400 + 700 → 2100

メテオ・ストライク

7カード

 

 

「バトルだ!『チェイス・スカッド』で『ヘル・セキュリティ』を攻撃!」

 

 

チェイス・スカッド ATK:2100 vs ヘル・セキュリティ DEF:600

 

 

「っ...!」

 

「ハハハ!『メテオ・ストライク』による貫通ダメージをくらえ!」

 

 

遊護 LP4000 - 1500 → 2500

 

 

「さらに『チェイス・スカッド』の効果!500ポイントのダメージ!」

 

「っ...」

 

 

遊護 LP2500 - 500 → 2000

 

 

 

 

「す、すげえ...牛尾さん、白波さんのライフを後攻1ターン目で半分も削っちゃった。」

 

「あの白波さんが押されているなんて...牛尾さん、すげえ...!」

 

 

 

「破壊された『ヘル・セキュリティ』の効果発動。デッキから『ヘル・セキュリティ』を特殊召喚。」

 

「はっ!無駄なあがきを...俺はカードを1枚セットして、ターンエンドだ!」

 

 

牛尾 手札3→2

チェイス・スカッド ★3 ATK:2100

メテオ・ストライク

7カード

リバースカード ×1

 

 

 

「俺のターン、ドロー。」

 

 

遊護 手札3→4

 

 

「俺は『マッシブ・ウォリアー』を召喚。そしてレベル2の『マッシブ・ウォリアー』に、レベル1の『ヘル・セキュリティ』をチューニング!シンクロ召喚!『ゴヨウ・ディフェンダー』!」

 

「な、なんだぁ!?『ゴヨウ・ディフェンダー』だと!?見たことねえ『ゴヨウ』モンスターじゃねえか!」

 

 

まあこの時空のセキュリティは持ってないだろうな。

というか本来はこの時代にはまだなかったカードだし。

 

 

「だ、だが攻撃力は1000!俺様の『チェイス・スカッド』には届かねえぜ!」

 

「ああ。だから下準備をするのさ。『ゴヨウ・ディフェンダー』の効果発動。俺の場のモンスターが戦士族、地属性のシンクロモンスターのみの場合、エクストラデッキから『ゴヨウ・ディフェンダー』1体を特殊召喚する!」

 

「なにっ!?」

 

「来い、『ゴヨウ・ディフェンダー』!さらに今特殊召喚された『ゴヨウ・ディフェンダー』で、3体目の『ゴヨウ・ディフェンダー』を呼び出す!」

 

 

連鎖的に俺の場に『ゴヨウ・ディフェンダー』が呼び出され、3体が並んで臨戦態勢をとる。

 

 

「一気に3体のシンクロモンスターが並びやがった....だが、攻撃力は変わらず1000!次のターンで蹴散らしてやるぜ!」

 

「残念だけど、この『ゴヨウ・ディフェンダー』は攻撃対象になった場合、このカード以外の自分の場の戦士族、地属性のシンクロモンスターの数だけ、攻撃力が1000ポイントアップする。」

 

「何ぃ!?つまり、今そいつに攻撃したら、そいつの攻撃力は3000になるってことか!」

 

「そういうこと。俺はカードを1枚セットして、ターンエンド。」

 

 

遊護 手札3→2

ゴヨウ・ディフェンダー ★3 ATK:1000

ゴヨウ・ディフェンダー ★3 ATK:1000

ゴヨウ・ディフェンダー ★3 ATK:1000

リバースカード ×3

 

 

「チッ...厄介な布陣だぜ。俺のターン、ドロー!」

 

 

牛尾 手札2→3

 

 

「...よっしゃあ!いいカードを引いたぜ!俺は『ジュッテ・ナイト』を召喚!」

 

「っ!」

 

「『ジュッテ・ナイト』の効果を発動!お前の『ゴヨウ・ディフェンダー』を1体、守備表示にしてもらうぜ!」

 

 

 

 

「これで、牛尾さんはあの守備表示になった『ゴヨウ・ディフェンダー』を攻撃すれば...!」

 

「またまた貫通ダメージを与えて、さらに効果で500ポイントのダメージだ!」

 

「おいおい、牛尾さん勝っちまうんじゃねえか?」

 

 

 

 

「くくく...お前も運が悪いな。だが運も実力の内よ!バトル!『チェイス・スカッド』で守備表示の『ゴヨウ・ディフェンダー』を攻撃!....あ?なんで攻撃しねえ?」

 

「悪いけど、トラップを発動させてもらった。『ヘル・バリケード』、相手がモンスターを召喚したときに発動できる。このターン、レベル4以下のモンスターは攻撃できない。」

 

「チッ...なら俺はこれでターンエンドだ。」

 

 

牛尾

チェイス・スカッド ★3 ATK:2100

ジュッテ・ナイト ★2 DEF:900

メテオ・ストライク

7カード

リバースカード ×1

 

 

「エンドフェイズ、『ヘル・バリケード』のさらなる効果が発動。相手の場に存在するレベル4以下のモンスターの数につき、500ポイントのダメージを与える。」

 

「ぐっ...!」

 

 

牛尾 LP4000 - 500 * 2 → 4000 - 1000 → 3000

 

 

「そして俺のターン、ドロー。」

 

 

遊護 手札2→3

 

 

「まずは手札から『ジュッテ・ナイト』を召喚。そしてレベル3の『ゴヨウ・ディフェンダー』に、レベル2の『ジュッテ・ナイト』をチューニング!シンクロ召喚!『ゴヨウ・チェイサー』!」

 

「ま、また新しい『ゴヨウ』モンスター...」

 

「『ゴヨウ・チェイサー』の攻撃力は、このカード以外の戦士族、地属性シンクロモンスターの数につき300ポイントアップする。場には『ゴヨウ・ディフェンダー』2枚。よって600ポイントアップする。」

 

 

遊護 手札3→2

ゴヨウ・ディフェンダー ★3 ATK:1000

ゴヨウ・ディフェンダー ★3 ATK:1000

ゴヨウ・チェイサー ★5 ATK:1900 + 300 * 2 → 1900 + 600 → 2500

リバースカード ×3

 

 

「さらにリバースカードオープン!『エンジェル・リフト』!墓地から『ジュッテ・ナイト』を特殊召喚!そしてレベル3の『ゴヨウ・ディフェンダー』2体に、レベル2の『ジュッテ・ナイト』をチューニング!シンクロ召喚!現れろ!『ゴヨウ・キング』!」

 

「ご、『ゴヨウ・キング』...」

 

「場のカードの枚数が変わったことで、攻撃力も変動する。」

 

 

遊護

ゴヨウ・チェイサー ★5 ATK:2200

ゴヨウ・キング ★8 ATK:2800

リバースカード ×2

 

 

「バトルだ。『ゴヨウ・チェイサー』で『ジュッテ・ナイト』を攻撃!」

 

 

ゴヨウ・チェイサー ATK:2200 vs ジュッテ・ナイト DEF:900

 

 

「『ジュッテ・ナイト』を破壊!これにより、『ゴヨウ・チェイサー』の効果が発動!」

 

「くっ...まだだ!トラップ発動、『デス・ペナルティ』!自分の場のモンスターが、相手の場のモンスターによって破壊された場合に発動できる!相手に自分のモンスター1体の攻撃力の半分のダメージを与え、戦闘したモンスターを破壊する!」

 

「無駄だ!カウンタートラップ『ギャクタン』!相手のトラップを無効にし、そのカードをデッキに表向きで戻す。そのカードをドローするまで、相手は同名カードを発動できない。」

 

「ぐっ...!」

 

「さて、それではこのまま処理に移る。『ゴヨウ・チェイサー』の効果により、破壊した『ジュッテ・ナイト』を攻撃力を半分にして俺の場に特殊召喚!」

 

 

遊護

ゴヨウ・チェイサー ★5 ATK:2200

ゴヨウ・キング ★8 ATK:2800

ジュッテ・ナイト ★2 ATK:700 / 2 → 350

リバースカード ×1

 

 

「さあ行くぞ!『ゴヨウ・キング』で『チェイス・スカッド』を攻撃!この瞬間、『ゴヨウ・キング』の効果発動!このカードの攻撃宣言時、俺の場の戦士族、地属性シンクロモンスターの数だけ、このカードの攻撃力をダメージステップ終了時まで400ポイントアップする!」

 

 

遊護

ゴヨウ・チェイサー ★5 ATK:2200

ゴヨウ・キング ★8 ATK:2800 + 400 * 2 → 2800 + 800 → 3600

ジュッテ・ナイト ★2 ATK:350

リバースカード ×1

 

 

「くっ!(俺に防ぐ手段はもう残されていねえ...!)」

 

 

ゴヨウ・キング ATK:3600 vs チェイス・スカッド ATK:2100

 

 

「『チェイス・スカッド』を破壊!」」

 

「ぐおおおおおおお!」

 

 

牛尾 LP3000 - 1500 → 1500

 

 

「そしてこれにより『ゴヨウ・キング』の効果が発動する!破壊したモンスターか、相手の場のモンスター1体のコントロールを得られるが...今回は破壊したモンスター以外にはないのでそちらを選択。俺の場に『チェイス・スカッド』を特殊召喚!」

 

 

遊護

ゴヨウ・チェイサー ★5 ATK:2200

ゴヨウ・キング ★8 ATK:2800

ジュッテ・ナイト ★2 ATK:350

チェイス・スカッド ★3 ATK:1400

リバースカード ×1

 

 

「これで終わりだ!『ジュッテ・ナイト』でダイレクトアタック!」

 

 

牛尾 LP1500 - 350 → 1150

 

 

「ぐぅ..!」

 

「そして『チェイス・スカッド』でダイレクトアタック!」

 

「う、うおおおおおおおおお!」

 

 

牛尾 LP1150 → 1400 → 0

 

 

 

最後に『チェイス・スカッド』の突撃により、牛尾さんのライフが0となって俺の勝利となった。

最初は結構焦ったけど、なんとかなってよかったよ。

 

 

 

「くそ...!」

 

「良いデュエルでしたね、牛尾さん。」

 

「うるせえ!負けたら意味がねえんだよ!」

 

 

 

「お二人とも、良いデュエルでした。」

 

「邪魔するぞ。」

 

 

「っ!深影さん~!...と、キングか。」

 

「やあ、狭霧さん。それにジャックも。」

 

 

俺が牛尾さんと話していると、狭霧さんとジャックがやってきた。

どうやら俺たちのデュエルを見ていたようだ。

 

 

「牛尾巡査。本来のデッキではないとは言え、彼のライフを半分削ったのは素晴らしいです。」

 

「フヘヘ...ありがとうございます、深影さ~ん。」

 

「それから白波くん。やはりあなたは研究開発よりも現場で活躍してほしい...そう思ってしまうわね。」

 

「いやぁ...狭霧さんまでそんなこと言わないでほしいなぁ....」

 

 

もし俺が研究開発から現場担当に移されたら、治安維持局はやめてDホイール製作の会社でも始めるかな。

 

 

「冗談よ。ふふ...」

 

「ははは...」

 

「て、てめえ...何深影さんとイチャイチャしてんだ...!」

 

「いやいや、牛尾さん...落ち着いてよ。」

 

 

「遊護。」

 

「...ジャック。どうした?」

 

 

俺が狭霧さんたちとじゃれていると、ジャックが口を開いた。

どうやら俺に用事があったらしく、真剣な表情で俺を見つめている。

といっても、ジャックの用事なんて検討はついてるけど。

 

 

「俺とデュエルしろ!」

 

「断る。」

 

「そうかそうか、やはり受けてくれ.....何ぃ!?」

 

「いやいや、このやり取り何回目だよ。」

 

 

そう、ジャックはことあるごとに俺にデュエルを申し込んでくるのだ。

きっかけはそう、ゴドウィン長官に頼まれて非公式でジャックとライディングデュエルした後からだ。

あれは初めてジャックと会った日のことでもある。

 

 

 

.

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