俺はギャンブルなんてしないぞ!絶対に!(フラグ) 作:カリ梅
なのでこの話からいきなり主人公は2年生になってる。
前回の続きはいつか外伝として……書きたいなあ(モチベ次第)
「──カケちゃん、ごめん死ぬわー」
「え?ちょ待って"るなパイ"。耐えて?お願いだから」
「無理ー、今ぴよぴよー」
そんなセリフが聞こえた瞬間に画面に映る彼女のHPがゼロになった。
報酬金が減るテキストが流れ、マップの初期位置に運ばれていく先輩。
目の前のモンスターとの一騎打ち。
「これで私2乙でもう死ねないねー」
「やってやるわこんにゃろう!!」
モンスターの動きに合わせて、溜めた一撃を放つ。
前足に後2発でひるませられるはず。だが油断なく、回避はフレーム回避を駆使して…!
「はえー、さすがカケちゃんだねえー。やっぱり真骨頂はマルチよりソロじゃん」
「あったぼうよ…!ヘイトが分散しない分逆にやりやすいね…!」
とはいえ掠りでも一撃貰えば体力8割持ってかれるクソ仕様。気は抜けない。
「ふあぁぁぁぁ…!死ぬ、死ぬよこれ…!」
「そのまま火事場発動させれば?」
「こいつ相手に火事場ってマ?スキルは積んでるけど鬼畜も鬼畜じゃないかね?」
「殺られる前に殺れだー!」
「脳筋だぁー。………あとそろそろキャンプから出てこっち来てくれませんかね?」
「えー、死ぬもん」
「……ネットでやる時はそのムーブしちゃダメよ?」
「もちー、カケちゃんだからやってるー」
「ははははは……嫌がらせかな?」
会話をしながらも画面から目を離さない。
ヒョイっと差し出されたチュッパチャプスをパクッと咥える。
その時だった。
突進してくるモンスターに合わせた一撃で勝利のBGMが流れた。
「…………」
「…………」
惚ける俺たち。
そして──
「「ぃやったあぁぁぁぁあッ!!」」
──立ち上がりガッツポーズをする。
そのまま目の前の先輩の脇に手を差し込み持ち上げ高い高ーい。
「よく勝てたねカケちゃん」
「いやもう全くもって、ほんとに」
「私何もしてないのにねー」
「るなパイは何もしてないもんねー」
「あ゛ぁ゛?」
「……自分で言っといてキレるのやめてくれません?情緒不安定?」
そんなことを言いつつ先輩を地面へと下ろす。
彼女は"黄泉月るな"。現生徒会所属選挙管理委員会委員長の3年である。
……肩書きなっが。
俺が編入してきた1年の頃から世話になってる……世話をしている?先輩だ。まさかの中学の頃からやってたネトゲのフレンドだったそうですぐに打ち解けられた。
ただ、紹介してきたのが生徒会長を務める桃喰綺羅莉ということあって一癖も二癖もあるお方でもある。
特にギャンブルのディーラーの時には人格が変わったようにスイッチが入り、とんでもない覇気を飛ばしてくる。もはや覇王色。
ちなみに生徒会で覇王色を使えるのは現状会長とるなパイだけである。やはり選ばれし者しか使えない力。憧れはしないけど。怖いし。
まあそれを抜きにすれば楽しい楽しい1番仲のいい先輩と言っても過言じゃない。
なんならお揃いのパーカーまで貰った。選挙管理委員じゃないのに。入らないか勧誘されたけど断固拒否した。なんならギャンブルしてまで断った。
無理だよ。なんであんな魔窟に飛び込んでいかないといけないんだよ。
オレンジに黒のうさ耳が着いたパーカー。恥ずかしかったから部屋に飾るだけにしようと思ったら半泣きされたからブレザーの下に着てる。もうね、あんなうるうるお目目されたら着るしかないじゃない。演技だったけどさ。
「カケちゃーん。おすすめのゲーム何かないのー?」
「えー?でも大抵るなパイやってるでしょ?」
「そうだけどさー。こう、マイナーなゲームとか──」
「あの」
「「……?」」
そんな会話をしてるとこに横から入り込んだ1人の声。
目を向けると黒髪をサイドテールにした女子生徒。
「どした、サンボー」
「……その呼び方をそろそろやめて貰えませんか?」
「そんな怒らないでよーさやかちゃん。私は好きだよーサンボー」
サンボー。参謀。
生徒会長こと、魔王の桃喰綺羅莉の秘書を務める彼女。
着いたあだ名はサンボー。まあ勝手に俺が言ってるだけだけど。1年の頃から魔王様からのお達しで俺の監視をしていた。任務遂行のために張り付いてきたあの姿はもはやストーカーである。怖かった。覇王色は使えないがそれでもその覇気は凄まじい。
さすが魔王の右腕。冥王や三刀流と同じ立ち位置と考えるといつかは彼女も覇王色を使えるようになるのだろうか。頑張ってくれ。
「それで?どしたのさやかちゃん」
「遊ぶのであれば"生徒会室"じゃない、他の場所で遊んでくれません?それに……九十九、あなたは役員じゃないでしょ」
「そんなこと言われても……これあるから俺イジメられるし」
そう言って弾くのは首から下げた1枚のプレート。
この学園は特殊で異端だ。その中でも特に頭狂ってんじゃないかと思う校則が"家畜制度"である。
ギャンブルで多額の負債を負った、あるいは生徒会への上納金が下から100位以内になった時に適応される校則。
言ってしまえば家畜のように扱われる。いわゆるイジメの対象、合法的なイジメ制度ということだ。
男はポチ、女はミケと呼ばれ……まあそれに俺も巻き込まれたと。
ギャンブルで負けた?まあそうだ。
相手は魔王。あのギャンブルは今思い返しても……うん、酷い。酷すぎる。てなわけで俺の借金は生徒会からではなく魔王個人からの借金になってる。
………しかも額が数億……いや、数十億?
なんかギャンブルに消極的だったから呼び出されて俺が無理やりギャンブルしなくちゃいけない環境に仕立て上げるべく魔王が仕組んだわけで。
にしたって数十億とかどう返せと?しかも公式戦という家畜が一発逆転することが出来る制度が俺だけ無効にされてるというね。もうね、どうしようもないよこれ。
本来のプレートの色は白と黒の簡素なもの。
でも俺のプレートはキラキラに金色に輝いてる。魔王が特注で作ったらしい。わーい、特別待遇だ。くたばり散らかせクソ野郎。
名前もポチじゃ無くて"カケル"と書かれてる。家畜待遇なのかVIP待遇なのかもう分からんて。
さらにさらに人生計画表なるものが発行されていて、それの内容が……まあいいや。
「あなたが無謀にも会長とギャンブルしたからでしょう」
「したと言うよりさせられただから。俺はやりたくなかったから」
「……いいから、遊ぶなら他に行ってください」
「魔王が居ない今、ここがいちばん安全なんだよ。もう少しくつろがせろって──」
──ガチャ
「あら、カケル来てたの──」
「行くぞ!るなパイ!」
「うぇっ!?」
隣の小柄な先輩の腕を掴み椅子を倒しながら走り出す。
出入口には魔王。となれば窓からしかない。
「ちょちょちょちょ!?カケちゃん!?そっち窓だぞ!?」
「ええい!死にはせん!」
「ひゃあああああ!!」
開いた窓からFly The Sky。
今の俺は大空を羽ばたく鳥さ。
まあ──
「──すぐ落ちるけどねー」
「うおおおお!?大丈夫!?これ死なない!?」
「下には植え込み。大丈夫だ任せろ」
「……………」
「運に」
「運かよ!」
魔王に捕まるよりマシだ!
るなパイを抱えるように、背中から落ちるように…!
「……痛すぎ」
「か、カケちゃんに付き合ってたら体が持たねーよー」
「恨むなら2人で楓を恨んどこう」
「許さん…!殺してやるぞ楓…!」
そんな会話を2人がしている時、とある一室でパソコンを弄っていたメガネをかけた男子生徒はくしゃみをした。
みんなの好きなキャラは?
それによって話書いていきたい。
……見返したら西洞院の名前が小百合になってるじゃん。なんで?
西洞院百合子なので。はい。
アンケート一旦設定したら選択肢変えれないんで。はい。
このままで行きます。はい。
好きなキャラ
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蛇喰夢子
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桃喰綺羅莉
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桃喰リリカ
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早乙女芽亜里
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鈴井涼太
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五十嵐清華
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豆生田楓
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夢見弖ユメミ
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西洞院小百合
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黄泉月るな
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聚楽幸子
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壬生臣葵