「………よし、無事に到着できた。」
確認したいものは見れたので、時間にして僅か10秒足らずでベンチに新聞を置く。
「■■■とははぐれてしまったけど、大丈夫………」
そして立ち上がる。
「あたしが、"アイツ"を殺す。」
グッと握った拳に籠めるのは殺意、そして決意。
「そして、●●●は、■■■は………あたしが、助けるんだ。」
こうして"あたし"の最後の戦いは始まった。
フィオーレ王国首都、"花咲く都"クロッカス。その二つ名の通り、無数の花が街を華やかに彩る事で有名なのだが、この時期にこの街を彩るものはもうひとつ。それは王国一の魔導士ギルドを決める大会、その名も大魔闘演武。国中の魔導士が集まり白熱の競技と闘技をぶつけ合う祭の参加者と、それを見に来た観客でクロッカスはいつも以上に賑わっていた。そしてその街に、かつての栄光を取り戻すべく妖精の尻尾も乗り込んだのだった。
「すごい………!!」
「前に来た時よりも大きくなってるな………!!」
「ホー………!!」
リューク達もクロッカスに入り、他の妖精の尻尾の仲間と合流して情報共有と出場者の発表が行われた。
「それにしても驚いたわね………2チームの出場ってアリなんだ。」
「参加が認められるならいいんじゃ無いかな?俺だけチーム違うのは、まぁ………」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「妖精の尻尾はAチームとBチームの2つで参加する事にした。」
合流して早々にマカロフからこう切り出された。
「3000万ジュ………オホン、フィオーレ一のギルドの座を勝ち取る確率を上げる為、ワシらは2チーム出す。出場者は実力とチームワークを加味して、次の通りにする。」
大魔闘演武のルールは1チーム5名。条件はギルドの紋章を有する、ギルドマスター以外の魔導士。
「Aチームはナツ、グレイ、エルザ、ルーシィ、ウェンディ。大将はエルザ。」
Aチームは最強チームから選出。
「Bチームはラクサス、ミラジェーン、ガジル、ジュビア、リューク。大将はラクサス。」
BチームはS級魔導士を中心としたメンバーとなった。
「おいジジイ、リュークはこっちなのか?」
「てっきりAチームの方に入るものだと………」
「大魔闘演武の競技は毎年変わっていて予測が不可能………しかし、チームワークが求められるものが多いのは事実じゃ。」
「………ハッ、つまりは"手綱役"か。」
実力優先で選ばれた結果、Aチームより更に我の強いメンバーで固められたBチーム。それを纏める、と言うよりは戦術眼で"調整"する役目としてリュークが選ばれたのであった。
「ギヒッ、せいぜい操ってみな。」
「お前に手綱が握れるか、見せて貰おうか。」
「上等だ。こっちこそ失望させないでくれよ、"大将殿"?」
「………言うじゃねぇか。」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「まさか敵同士になる可能性があるなんてねー。」
「その時はその時で、全力でやるしか無いでしょう。」
「リュークにできるのかなぁ〜?」
「そうやって調子に乗ってると足下掬われるよ、ルーシィ。………あ、足下掬われるで重要な事を思い出した。」
ハッとした顔をしたリュークはルーシィに重要な連絡を告げた。
「数組の紋章士がどうも"繋がりにくい"みたいだから気をつけて。」
「"繋がりにくい"?」
あまり聞いたことのない事態にルーシィは首を傾げるのだが、リュークもいまいち要領を得ていない表情のまま事情を説明した。
「クロッカスに入ってから、数組の紋章士が呼びかけても中々返事が帰って来ないんだ。」
「中々返事が帰って来ない?」
「うん。どこか上の空みたいな………呼びかけても反応が無かったり生返事だったりでね。そして1人、完全に応答が無い紋章士がいる。」
「………何が起きてるの?」
「さぁ。他の紋章士は事情を知ってるみたいだけど………そこの所はどうなの、"お姉ちゃん"?」
リュークの視線がルーシィの隣にいる少女………チキに向いた。
「………ごめん、言えない。」
「"知らない"、じゃなくて"言えない"………か。」
「うん。でも安心して、皆リュークやルーシィを嫌いになった訳じゃないんだよ?」
「紋章士の事情があるってことでしょ?………分かった、ならこれ以上深くは追及しないよ。」
「ありがとう。特に忙しい………以外は、戦いの時になら来るから心配しないで。」
話が終わると、チキはリュークとルーシィの手を取り走り出した。
「わあっ!?」
「引っ張んないでよお姉ちゃん!!」
「早く行こう!!夜の12時までは自由に動けるんでしょ?なら早く街を回ろう!!」
大魔闘演武の参加者は12時に指定の宿に入る事が決められていたが、それまでは自由時間となっていた。なのでチキはリュークとルーシィと手を繋ぎ、クロッカスの街を一緒に回る事を提案して観光する事になったのだった。
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「〜〜〜♪」
「凄いゴキゲンね。」
「こんなお姉ちゃん、俺も初めて見たよ。」
出店で買ったお揃いの花冠を身に着け、リュークとルーシィと手を繋ぎながら歩くチキはいつになく上機嫌だった。
「昔むかーし、マルスのお兄ちゃんやシーダのお姉ちゃんがよく手を繋いでチキとお出かけしてくれたの。だからチキも、弟や妹ができたら一緒にお出かけするのが夢だったの!!」
マルスと一緒に冒険をしていた頃は末っ子のような扱いで、クロムと共闘した時や紋章士としてリュールの力になっていた頃は信仰対象として敬われていたチキ。そんな彼女に初めてできた"弟"がリュークであり、そのリュークの恋人であるルーシィは"義妹"と言える。そんな初めての弟や妹に"お姉ちゃんらしいこと"をしてあげるのがチキの密かな望みであり、リュークの魔法の暴発で実体を伴った事でそれが実現できる事にチキの機嫌は絶好調になっていた。
「最初はルーシィの事お姉ちゃんって言ってた気がするけど………」
「いいの!!弟のお嫁さんになるんだから妹でいいの!!」
「およっ、お嫁………!?そ、それはまだちょっと、早いかなー、なん、て………」
「………分かった。俺が悪かったから、恥ずかしい事を大声で言わないでくれ。」
空いている方の手で赤面する2人の手を引き、チキは街中散策を続けた。
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「あっ、リュークさんにルーシィさん!!」
しばらく歩いていると背後から声がかかり、振り向くとそこには見覚えのある顔があった。
「リネンか。」
声をかけたのはリネンだった。
「噂には聞いていたけど、妖精の尻尾も大魔闘演武に出るんだ。」
「そうだね。」
「リネンは
だがルーシィの問いに、リネンは何と答えようか、と言う顔をした。
「私は"補欠"なんだ。」
「"補欠"………?」
「あれだけ獣牙の紋章士を扱える君が補欠とは、セイバーは相当な選手層なんだね。」
「どうなんだろう。他のメンバーにもそう簡単に負けはしないと思うけど………正直、あまりマスターには好かれてないのが大きいかも。」
「どう言う事なのよ、それ?」
「旅芸人との二足の草鞋を履いてるのが気に入らないみたい。」
「やる気が無いと取られてる感じか。」
「そうそう。ギルドの居心地はいいし、大体のメンバーとも仲良くやれてるけどマスターとその娘とだけはイマイチねぇ………」
するとリネンは話題を変えようとしてチキに視線が止まった。
「その子は………2人の子供?」
「「ブフゥッ!?」」
「………にしては大きいね………リュークさんの妹?」
「違うよ!!チキはリュークとルーシィのお姉ちゃんだよ!!」
「お姉………?あ、もしかして紋章士かな?」
「そうだよ!!あなたは獣牙の紋章士の指輪の持ち主だよね?」
「はい、私は獣牙の紋章士の継承者リネン。よろしくね、紋章士チキ。」
挨拶が終わるとリネンはその場を去ろうとした。
「それじゃ、恋人と姉弟の邪魔をするのも悪いから………」
「別に構わないけど、今1人なの?」
「友人と待ち合わせをしてるんだけどね………って噂をすれば来た、おーい!!」
リネンは待ち合わせをしていた人物を見つけ手を振った。それに気づいた"友人"も手を振り近づいてきたのだが、その姿を見てリュークとルーシィは驚きの表情になった。
「ウソ!?あんた………」
「シモンか!?」
「誰かと思ったら、リュークとルーシィか。元気そうで何よりだ、エルザやナツも元気か?」
「元気過ぎるくらいだ………だが、リネンとはどんな関わりが?」
「おじいちゃんの訃報を報せてくれたのをきっかけにちょこちょこ会う仲になったの。」
「そう言う事か。それで、シモンも大魔闘演武に出るのか?」
シモンは首を横に振った。
「いや。そもそも俺は魔導士ギルドに所属していない、フリーの魔導士としてたまに警護や用心棒をやるくらいだ。ただ………」
「ただ?」
「妹とミリアーナが出場するんだ。俺はその応援で来ている。」
「なるほど………あの後妹と会えたんだな、良かった。」
「ああ。因みにショウとウォーリーもそれぞれ別の道で元気にやっている。心配しないでくれ。」
「そっかぁ。あとでエルザにも会ってあげてよ、喜ぶと思うから。」
「そうさせて貰うよ。大魔闘演武は、妹とミリアーナのギルドが勝つけどな。」
「………へぇ、それは楽しみだ。」
剣呑さの無い睨み合いをしたリュークとシモン。するとリュークの頭にフェルトが止まった。
「ホーッ!!」
「………今回ばかりはタイミングが悪いね、フェルト。」
「ホ!?」
「足に括り付けられた紙は………?」
「おっと、こう見えてフェルトは優秀な偵察兵なんだ。せっかく大魔闘演武や対戦相手の情報を調べてくれたって言うのに、それを敵陣営の人には見せられないなぁ。」
フェルトの足に括り付けられた紙をパッと広げ、流し読みしてから懐にしまったリューク。だが彼の内心は穏やかでは無かった。
「(本当、見せる訳にはいかないよな………"ジェラールの居場所"なんて。)」
大魔闘演武や対戦相手の情報収集はウソ。フェルトの本当の目的はジェラールら
「(よりによって過ぎる………素直に引き下がる2人で助かった。)」
祖父の仇、仲間の仇。名前を出すだけでも危うい存在と連絡を取っている事実を、少なくともここでカミングアウトするのは悪手も悪手である事を理解していないリュークでは無い。結果、怪しまれる事無くその場は乗り切る事ができたのだった。しかし一難去ってまた一難。
「………何だか向こうが騒がしいな。」
建物の向こうが俄に騒がしくなったのに気づいた一同。リューク達は耳を澄ませると、聞き覚えのある声が聞こえてきた。
「………ねぇリューク、この声って………」
「………疑うまでも無い。騒ぎある所に
「ホホー………」
「収めに行くしか無さそうだ………じゃあリネン、シモン、俺達はこれで………」
「いや、私も行くよ。」
「どうして?」
「………ウチの"双竜"の声も聞こえたからね。」
「"双竜"?」
するとシモンが口を開いた。
「………剣咬の虎のエース、白竜と影竜の事か?」
「その通り、剣咬の虎の二人組の
「滅竜魔導士か………」
リュークは露骨に嫌そうな顔をした。
「このままじゃ街の一角が吹き飛んじゃう、早く止めに行こう!!」
「どこに行ってもいつも通りね………」
「フェルト、いつも通り先行してくれ。」
「ホーッ!!」
「それじゃあシモンは気をつけて!!」
「ああ、また会おう。」
シモンと分かれ、騒ぎの方向へと急行するリューク、ルーシィ、チキ、フェルト、リネン。するとナツと言い合いをしている二人組に、ハッピーと二匹のエクシード、そしてケンカをしていたのか地面に倒れる複数人の魔導士がいた。
「全くいつもいつも………」
と、ため息をついたリューク。だが次の瞬間、
「「ッッッ!?」」
リュークとルーシィが同時に頭を抑えながら顔を顰めた。
「どうしたの?」
「っ………あれ?頭痛かなって思ったけど、もう引いた………」
「ルーシィもか………?」
一瞬だけ鋭い頭痛が2人を襲い、そしてすぐに引いた。だがリュークはすぐに考えこんだ。
「(何だ………?偶然にしては、何かを………)」
根拠は無い。何かの法則性を見つけた訳でも無ければ、目の良いフェルトや現世の人間とは異なる力を持つチキが何かを見つけた訳でも無い。
「(何かは分からない、けど………)」
何でそう思ったのかは説明もできない。
「(この"直感"は、"無視してはいけない"ーーー!!)」
だが"直感"に、そして"本能"に、逆らってはいけない。その想いがリュークを突き動かした。
「
紋章士マルスを顕現、"エンゲージ"したリュークはエンゲージ武器の剣"メリクル"を手にすると"神速"の速さを以て騒ぎの中心へと跳ぶように駆け出した。
「「リューク!!」」
ルーシィやチキが止める間など無かった。
「リューク!?」
抜き身の"メリクル"を手に猛然と突撃して来る様には、ナツも思わず怯んだ。
「リューク………確か、リネンの言っていた………」
「"神竜王"とやらか………」
そしてナツと相対していた剣咬の虎の"双竜"………白竜のスティングと影竜ローグは戦闘態勢を取った。
『……………!!』
だが直感、本能のままに駆けるリューク。何のためにかすらも分かっていない、だけどとにかく走らないといけない。それだけに押された彼はナツと双竜の間を"通り抜け"、
『はあああっ!!』
"メリクル"を振り抜いた。
「!!」
振り抜いた先に待っていたのは、短刀を手に突撃していた黒ずくめの影だった。
「………っ!!」
リュークの斬り込む勢いに逆らわず、後ろに飛び退いた黒ずくめの影。それは漆黒の外套に身を包んだ、暗殺者っぽく見える人だった。そしてリュークはここで理解した。
『(こいつか………!!)』
何の能力なのかは分からないが、自分を突き動かしていたのは、何らかの形で自分はこの黒ずくめを察知していて、この黒ずくめを止める為だったのを理解したリューク。
『(ならば、このまま直感に従うのみ!!)』
理由も分からず従った直感に意味があった事を確信したリュークはこれに従う事にした。その直感が即座に次の指令を出していた。
「………!!」
『逃がすか!!』
ナツを狙っていたのか、双竜のどちらかを狙っていたのか、他に狙いがあったのか。そんなものは分からなかったしどうでも良かった。
『("こいつを絶対に逃がすな"………か!!)』
追いかけろ、その指令に従いリュークは黒ずくめを追いかけた。
『ちっ………思ったより機動力がある。』
路地裏を走り抜ける黒ずくめを追いかけるリューク。だが思わぬ機動力を誇る黒ずくめに、紋章士マルスの"神速"を以てしても僅かに差が開き始めていた。
『(こう言う時はシグルドなんだが………シグルドは"繋がりにくい紋章士"だから期待はできない………ならこのまま行くのが最善か。)』
本来ならこう言う"鬼ごっこ"に最適な紋章士は紋章士シグルドなのだが、その紋章士シグルドは"繋がりにくい"紋章士の1人だった。なのでリュークは素早さに長けた紋章士マルスのまま、別の手を打った。
『"レスキュー"!!』
リュークは足を緩めずに"メリクル"を手放した彼は今度、"レスキュー"の杖を使用、すると頭の上に、杖の効果で転移したフェルトが現れた。
『フェルト、あいつを見失うな!!』
「ホホー!!」
"透視"を駆使して黒ずくめをマークしたフェルト。リュークが見失いそうになってもフェルトがカバーして逃さず追い続けた結果、"鬼ごっこ"は黒ずくめが行き止まりについてしまった事で終わりを迎えた。
「………!!」
『鬼ごっこは終わりだよ。』
ここで"エンゲージ"状態は解除されたがリュークは黒ずくめをジリジリと追い詰め、懐の"竜石"に手を伸ばして即座に"エンゲージ"できる態勢で構えた。
「………妖精の尻尾のリューク・ソラネルですね。」
「おっと、俺の事を知ってるみたいだね。」
「………ええ、よく知っていますとも。」
黒ずくめの刺客にしては丁寧な口調の、少女の声。だがリュークが警戒を強めたのはそれが理由ではなく、知り合い以外にはほぼ名乗っていないフルネームを知っていたからであった。
「ちょうどいいです………では、あなたに忠告です。」
「………忠告?」
「はい。………大魔闘演武を辞退して、クロッカスを去りなさい。」
「はあ?」
黒ずくめの少女からの"忠告"に、リュークは眉を顰めた。
「暗殺者の次は占い師気取りか?………何者だ?」
「………。」
「………何も答えるつもりは無いか。」
「……………。」
黒ずくめの少女は無言で武器を短剣から銀の直剣に持ち替えた。それを見てリュークも"絆剣リベラシオン"を抜剣した。
「答えない、と言うのであれば勝手に暴いてみせる。悪く思うなよ?」
続く
・原作との変更点
①2チーム体制で行くのは既に伝達済み
「負けた方が罰ゲームな!!」の会話も事前に済ませてます。
そしてリュークがBチームに入ったのも本編で言及した通りで、
「Aチーム以上のじゃじゃ馬揃いじゃがお主なら纏められるだろ、と言うかいざという時は何とかしてくれ。」
と言う流れです。何か出場そのものに暗雲立ち込めてますけど。
②シモンの登場
楽園の塔で生存したシモン、ここで登場です。特定のギルドに所属している訳では無いが、護衛や用心棒として半ば傭兵みたいな感じでやっている事にしてます。
そんな彼がクロッカスにいる理由はご想像の通りです。本作では未登場ですが、
また、リネンにアーロンの訃報を伝えた縁から交流があるようにしています。
③黒ずくめの少女
ナツと双竜が言い争っている所に乱入して斬り込んで来た存在。声から女性であると断定するがそれ以外の情報は無し。
新キャラです。詳細?今はまだ語るべき時では無い。
・チキについて
結果として、ロキみたいに紋章士でありながら人間界にある程度融通を利かせて受肉した状態で顕現できるようになりました。前回言った通り、FE側のキャラを紋章士以外の形で出したかったのでこうしました。
もちろん戦闘シーンもこの先出す予定です!!また背伸びしてお姉ちゃんムーブしてるとこも書いていきたいです。
・繋がりにくい紋章士
クロッカスに入ってから数名の紋章士が呼びかけても返事が帰って来ない事象が発生。強く呼ぶと流石に出てくれるがルーシィの印象では「何か忙しそう………?」と言った具合。また1人の紋章士は完全に応答無しである。
チキや他の紋章士は事情こそ知っているが黙秘。紋章士を信じているしウソをつく理由も無いので、取り敢えずリュークとルーシィはその紋章士無しで戦略を練る事に。
理由はいずれ明かします。
因みに繋がりにくい紋章士は1人を除いて"ある要素"を有しています(本編で言及のあった紋章士シグルドも有している側)。
またリュークはその"ある要素"には何となく気づいているが、1人の例外がノイズ過ぎて推理が頓挫している状況。