大乱闘のおかげでFE知らん人でもこの人なら知ってるって人は多いし、実際自分も"ファイアーエムブレムという作品"を初めて認識したのは小学生の時にこのキャラを気に入って使い始めたところですね。初めてFEそのものをプレイするのはそこからしばらく後になりましたが。
「はぁーーーーーーーーーーっ………」
ルーシィの教育係となってから、ルーシィのお転婆っぷりや彼女と行動する事が多いナツの破天荒さにため息をつく事が多くなったリューク。だが今回のため息は過去最大のものだった。
「………全く、何でこうなるのか………?」
ギルドの前の広場で、ギルドのメンバーに囲まれたリュークの目の前には炎の纏った腕をブンブン振り回しながらやる気満々のナツがいた。
「リューク!!俺が勝ったら約束は守って貰うからな!!」
「………仕方ない、やるしか無いか。」
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遡る事数時間前。リュークはバーカウンターでフェルト共々スヤスヤと寝息を立てていた。
「スヤスヤ………スヤスヤ………スヤァ……………」
「いつも思うけど、本当によく寝るのね。」
「そうね。リューク本人は「燃費の悪い身体でままならない」なんて言ってたわね。」
「ギルドはこんなに騒がしいのに………」
ギルド内では、ナツがエルザに勝負を挑み突撃するもエルザは換装魔法で出した大槌でナツを逆方向にかっ飛ばし、ナツは壁に激突して気絶し試合終了。その結果に周囲は大盛り上がりを見せていても、ルーシィとミラが横で話していてもリュークとフェルトに起きる気配は皆無だった。
「………こう見ると童顔というか、ちょっと可愛い顔してるのね。」
「気にしてるみたいだからあまり本人には言わないでね。昔そう言ったら形容し難い表情をしたから。」
そうして話していた時だった。
「ふぬ………」
「どうしました、マスター?」
「眠い………奴じゃ。」
すると、ギルドの魔導士達が次々とその場に崩れ落ち、寝息を立て始めたのだった。そしてマカロフ以外が寝静まったタイミングで、顔を布で覆った謎の男がギルドに入って来た。
「ミストガン。」
S級魔導士にして、妖精の尻尾の魔導士の中でも5本の指に入る実力者であるミストガン。顔や姿を見られたくない理由があるようで、布で顔を覆うだけでなくギルドに来る度に必ず強力な催眠魔法でギルドの中の人間を眠らせてから入るという徹底ぶりである。だが、この催眠魔法に耐える魔導士はマカロフを含め数人いるのだが、その数人の中には意外にもいつもぐーすか寝ているリュークも入るのだった。
「ふぁあ………ミストガンか、久しぶり。」
「……………。」
「いつも思うがリューク、お主はミストガンが来ると逆に起きるのは何じゃ?」
「さぁ………
あくびを噛み殺すリュークを無視して、ミストガンはクエストボードからクエストを選ぶとマカロフに持って行った。
「行ってくる。」
「いってらっしゃーい。」
「………暢気なものだな。」
「眠りの魔法は解くんじゃぞ!!」
「伍…四…参…弐…壱………」
カウントダウンと共に踵を返し、ギルドの外へ出たミストガン。カウントダウンが終わると同時に彼は姿を消し、眠りの魔法も解除されギルドの皆は一斉に起きたのだった。しかしリュークだけは、まるでミストガンの眠りの魔法が起床の魔法であったかのように再び寝息を立て始めたのだった。
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「………ぃ、ぉーぃ………おーい!!」
「ん、んん………」
「起きろー、リューク!!起きろー!!」
「何だよ全くうるさいなぁ………」
その後もスヤスヤ寝ていたリューク。しかし、突然ナツが大声をあげながらリュークをゆすり、起こしたのだった。
「………で、わざわざ起こして何の用だい?用件次第では怒るよ?」
「リューク、俺と勝負だ!!そしてお前に勝ってS級クエストを受けるんだ!!」
「………はぁ?」
いまいち要領の得ないリュークは近くにいたミラに説明を求めた。
「さっきラクサスがナツを煽ったのよ。「お前程度じゃS級クエストなんて一生無理だ」なんてね。それでナツが「S級を絶対に受けるんだ!!」って躍起になっちゃって。」
「チッ………あのクソガキ、余計な事ばかりしやがって………」
珍しくあからさまに舌打ちをしたリューク。
「………それで、俺をマスターの前で倒せば自分もS級に行けるって考えに至った訳か。」
「おう、その通りだ。だから勝負しろ!!」
「悪い事は言わないからやめておけ。お前みたいな奴が真っ先に死ぬのがS級クエストだ。」
「心配すんな、俺は誰にも負けねぇからよ!!」
「………さっきエルザに負けてたって聞いたが?」
「次は必ず勝つ!!」
「"次"、ねぇ………」
躍起になっているナツに、普段とは違う厳し目の口調で止めようとするリューク。するとその横にいたルーシィがミラに問いかけた。
「ナツって、何でリュークに突っかかってるのかしら?リュークはS級では無いんですよね?」
「そうねぇ………リュークはちょっと"特殊"なの。」
「"特殊"?」
「彼、ギルドに入る前はこの国をフラフラと放浪してたみたいなんだけど、その時にS級クエストの討伐対象になるような魔物を何体も討伐している事が発覚したの。」
「S級相当の魔物を、何体も………?」
「極めつけには、ちょっと前にS級クエストに指定されてから50年間誰も倒せなかったような、地域の住民も"天災"として扱って討伐も諦めていたような討伐対象を倒しちゃったの。"青燎"の名前も、その頃からついた異名よ。」
「50年間?それに、"天災"………?もしかして、それで………?」
「流石にマスターも認めざるを得なくなっちゃったの。それで、S級魔導士とはまだ名乗れないけどS級クエストは受けられる"特例"になってしまったの。」
「………そうか!!それでナツもその"特例"を狙って………!!」
S級の中でも難易度の高いものを手違いでクリアしてしまった事でS級相当の扱いとなってしまったリューク。これにより"前例"を作ってしまったのでナツもそれを狙いリュークに勝負を挑んでいたのだ。
「………はぁ、色々言いたい事はあるけど、今のナツは聞く耳を持たないだろうからなぁ………」
そう言うとリュークは眠そうに目を擦りながら立ち上がった。
「仕方ない。その勝負、受けて立つ。ナツが勝てば掛け合ってみるよ。」
「よっしゃあ!!燃えて………」
「ただし!!」
「!?」
「手加減する程、俺は甘くない………死ぬ気でかかってこい。」
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そして冒頭に戻るのであった。
「さて、勝負の条件のおさらいだ。」
リュークはこの勝負における条件を説明した。
「君が勝てば俺がマスターに掛け合ってS級に挑めるようにする。その代わり俺が勝てばS級は諦める。いいね?」
「勿論だ!!俺は絶対に勝ってS級に行くんだ!!」
「………そう言う自信過剰なとこがダメだ、と言ってるんだけどな………」
やれやれ、と何度目かのため息をついたリューク。
「
顕現するはリュークの有する紋章士の中でも"最強"と謳われる者。"クラスチェンジ"先は、その紋章士のついたクラス。
『………いいのか。俺は手加減できんぞ。』
「それで構いません。"戦場を知らない若造"の鼻っ柱を折るには全力が一番手っ取り早いですから。」
『そうか。ならば任せる、上手く使え。』
「よろしくお願いします、アイク。」
"蒼炎の勇者"、アイクを顕現したリューク。その姿に、観客となったギルドの仲間達はざわつき始めた。
「お、おい………あれって。」
「ああ………ラクサスをぶっ飛ばしたやつだ。おまけに、"あのオヤジ"ともやり合ってたのと同じだ。」
「え、ラクサスを………?」
「リュークの奴、本気でナツを潰す気か!?」
観客の声を無視して、リュークはナツに話しかけた。
「S級魔導士じゃない俺がS級を語るのはお門違いだから、君よりも多く戦場に立った者として話そう………今の君じゃS級という"戦場"は無理だ。それを分かるまで、徹底的に叩き込んでやる。」
そう言って、リュークは無骨な両手剣である"アロンダイト"を取り出し、それを片手に持って構えた。
「遊びや手合わせだと思うな。もう一度言う、死ぬ気でかかってこい。」
「上等だァ!!行くぞ!!」
こうして紋章士アイクと"シンクロ"したリュークと、ナツとの戦いが始まった。
「"火竜の、劍角"!!」
「ふんっ!!」
炎を纏った突進攻撃を繰り出したナツに、リュークは"アロンダイト"で受け止め。
「"火竜の鉄拳"、"鉤爪"、"翼撃"、"砕牙"!!」
「ふんっ!!はっ!!とうっ!!せやぁっ!!」
続く連続攻撃に、リュークは怯まず"アロンダイト"を片手で軽々と扱い、足の踏み変え以外では一歩も動かず応戦。
「"火竜の炎肘"!!」
「させるものか!!」
炎をブースターにして加速させたパンチに、リュークは剣で受け流した上でカウンターで殴り飛ばした。
「………その程度かい?」
「望むところだぁ!!"紅蓮火竜拳"!!」
一発一発では全然攻撃が通っていない事に気づいたナツは攻め方を切り替え、炎を纏った連続パンチを繰り出した。
「っっ………!!」
再び"アロンダイト"で防ごうとしたリュークだが、全てのパンチを防ぐ事はできずに数発当たり、思いっきり顔をしかめた。
「………やっぱりお前の炎は痛ぇ、なあっ!!」
「うおっ!?」
"紅蓮火竜拳"の拳が止まったそのタイミングで"アロンダイト"の横薙ぎでナツを再度吹き飛ばした。
「くっそぉ、まだまだ!!」
だが何度吹き飛ばしてもナツに諦めの二文字は無かった。
「まだ向かって来るよな……!!」
リュークは何度目かも分からないため息をつくと、今度は呼吸を整えて息を吐き、突撃を仕掛けたナツと向き合った。
「ふんっ!!」
「おわっ!?」
すると、先に接近したナツの目の前で"アロンダイト"を上空へぶん投げた。目の前を大剣が掠めた事でナツはのけぞりバランスを崩したが、すぐにバランスを整えると武器を失ったリュークに飛び掛かった。
「貰ったぁっ!!」
そしてナツが渾身の拳を振り下ろした。しかし、その拳は空振りに終わった。
「くそっ!?………上か!!」
ナツが空を見上げると、上空に飛び上がっていたリュークは先に投げた"アロンダイト"をキャッチし、数回空中で回転すると急速落下した。
「"天、空"ッッッ!!」
「おわあっっ!!」
落下斬りと同時に体力を吸収する"太陽"と、着地後すぐに相手の守備を貫く"月光"の斬り上げを合わせた奥義"天空"。これをまともに食らったナツは再度吹き飛ばされたが受け身を取って体勢を立て直した。
「こうなったら、"火竜の咆哮"ッ!!」
「!!」
炎のブレスは、"天空"を繰り出した後に宙返りをして着地したリュークに迫り、呑み込んだ。だが間もなくして、赤い炎の中からアイクと"エンゲージ"したリュークが蒼い炎と共に現れ、"アロンダイト"の剣からエンゲージ武器の"ウルヴァン"の斧でナツの炎を薙ぎ払った。
『………アイクの"不動"をもってしても、真正面から受けるのはやはり痛いな。』
「ようやく本気を出してくれたか。燃えて来た………!!」
『燃えて来た?………だからダメなんだよ。』
呆れた、という声色の混ざった呟きを放ったリュークは思いっきり踏み込むと一気にナツとの距離を詰めた。
『ぬぅん!!』
「おわっっ!?」
渾身の一振りは咄嗟に防御態勢を取ったナツを軽々と吹き飛ばした。
「っっ!!」
『S級は失敗即ち死の"戦場"だと思え!!"戦場"に"次"があると思うな!!死ぬ気で来いと言ったのはそう言う事だ!!』
「そこまで言うなら、食らいやがれ!!"紅蓮火竜拳"!!」
再び炎の連続パンチを繰り出したナツ。だが今度の攻撃をリュークは全て難なく"ウルヴァン"で捌ききった。
『ぜぇえやあぁっ!!』
「くそっ!!」
回避を犠牲に被ダメージを抑えるエンゲージスキル"不動"と、体力が減っている時に防御力が上昇するシンクロスキル"勇将"。2つのスキルで先程受けきれなかった攻撃を完全に受けきり重い反撃を与えたのだった。
「だったら、"火竜の咆哮"!!」
『そう来るよな………だが、甘いっ!!』
近距離では不利と判断したナツはブレスによる遠距離攻撃に切り替えるも、リュークは"ウルヴァン"からエンゲージ武器の大剣"ラグネル"に持ち替えるとそれを振り下ろし、放たれた衝撃波でブレスを相殺、さらに追撃の衝撃波でナツを攻撃したのだった。
「ぐっ………!!」
『どうした?あれだけ威勢が良かったのにもう終わりか?それでS級は無理だぞ?』
「んな訳ねぇ!!うおおおっ!!」
『(炎の勢いが増した………やっぱりこれが怖いなぁ、ナツは。)』
炎の勢いが明らかに増したナツを見たリュークは大きく息を吸い、そして吐いた。
『ふぅ………っ。』
そしてスッと構えたリューク。すると蒼炎のような濃密なオーラが彼の周囲に発現した。
『来い。』
「望むところだぁぁ!!滅竜奥義!!」
ナツは勢いの増した炎を両腕に纏いながらリュークに近づくと、螺旋状に振るい渦を巻いた爆炎を至近距離で放った。
「"紅蓮爆炎刃"!!」
『ぐっ………!!』
リュークに激突した爆炎の渦は爆発と黒煙を生み、周囲にいた一部の観客を吹き飛ばすまでに至った。
「うわっ!?」
「おい、どうなった!?」
黒煙が晴れるまではしばらく時間がかるかと思われた。だが立ち昇る黒煙は、蒼い炎が巻き起こる事で吹き飛んだ。そしてそこにいたのは、技を撃ち終わったナツと、その技を一歩も退かず受けきったリュークであった。
『っっ………感謝する。』
「!?」
『苦手な滅竜魔法を正面から受けきった………つまり、俺はまだ強くなれる!!』
そう言うとリュークは"ラグネル"を空中へぶん投げた。
「さっきの攻撃………!!」
自分の最大の攻撃を受けられた事に驚きつつも、先程の"天空"が来ると気づいたナツはすぐに距離を取った。そして落下斬りと斬り上げの間に僅かに生じる隙を狙って反撃を試みる、そんな絶妙な距離を取った。それが命取りとなることを知らず。
『ここまでだ。"覇克………天空"ッッッ!!』
エンゲージ技"覇克・天空"。元々の"天空"との違いは2つ。1つは"太陽"と"月光"の二撃の組み合わせである"天空"と異なり一撃のみである。そしてもう1つは、"覇克・天空"が"範囲攻撃"である事だ。
「しまっ………!!」
"相手を斬る"、というよりは"地面を割る"ように"ラグネル"を振り下ろしたリューク。するとナツの立つ所を含む半径数メートルの地面がヒビ割れ、爆発した。
「おわあああっ!?」
爆発によって大ダメージと共に打ち上げられたナツは自由落下し、地面に激突した。
「ぐえっ!!」
起き上がろうとしたナツだが、起き上がる前に"エンゲージ"状態が解除されたリュークが首元に"鉄の剣"を突き付けた。
「勝負ありだ。」
「ぐ………!!」
「実力だけで言えば昇格試験を受けられるだけのものはあるんだ、今は大人しく力も精神も鍛えて年末まで待て。」
「………くっそーーーっ!!」
"鉄の剣"をしまったリューク。するとナツはガバっと立ち上がり、ハッピーを呼んだ。
「ハッピー!!」
「あい!!」
「今から筋トレだ!!もっと力をつけるぞ!!」
「あいさー!!」
元気に走り去って行ったナツとハッピーを見たリュークは再びため息を付きながら紋章士アイクとの"シンクロ"と"クラスチェンジ"を解除した。
「元気だなー。こっちはヘトヘトだと言うのに。」
大袈裟に言うリューク。だが実際、ナツの炎を受ける為に魔力は多めに使っていた事に加え魔力消費の激しい最上級職への"クラスチェンジ"を使ったので普段より多くの魔力を消費していた。
「ふああっ。………ほとんど寝てただけな気もするが、もう帰って寝るか………」
そう呟き、リュークは近くまで飛んで来たフェルトを頭に乗せ帰宅した。
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翌朝。リュークは珍しく早起きしていた。
「いってて………やっぱり滅竜魔法を真正面からは無謀だったか………」
「………ホー………」
眠い目を擦りながらリュークがしていたのは、全身にできていた火傷の治療だった。
「くそっ、この張り付くような痛み………だから嫌なんだよナツと戦うのは………」
昨日の戦いではナツを圧倒したリューク。だがその実、リュークはナツの猛攻によって全身に火傷を負っていたのをこらえながら、それを見せないように踏ん張りながら戦っていた。
「こちらの最大戦力で、この傷に抑えるのがやっとか。………さて、いつまで"隠し通せる"かな?」
「ホー?」
完治とは言えないものの、治療を終えたリュークはいつものフード付きローブを着て、まだ残る火傷を隠した。
「………さてと、ギルドに向かうか。」
眠気はまだ残っているが、二度寝するような時間でも無かったのでギルドに向かったリューク。だがこの眠気はギルドの到着と共に吹き飛んだ。
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「………エルザ、もう一度言ってみろ。今聞き捨てならない事を聞いたぞ?」
「ナツが勝手にS級クエストへ向かった。ハッピーと、ルーシィを連れてな。」
ナツがハッピーとルーシィを連れ、S級クエストに無断で行ってしまったという報せを聞いたリューク。
「………場所は?」
「"悪魔の島"ガルナ島だ。グレイが連れ戻しに先行している。」
「そうか。」
そう言うとリュークはギルドを出ようとした。
「待てリューク。私も行く。」
「助かる。」
言葉短に返事するリュークの顔面には珍しく青筋が立っていた。
「ただし、バカ2人と1匹の説教は俺が行う………昨日の今日でふざけやがって。」
続く
・ミストガンの魔法で起きるリューク
理由は不明だが、寝ている時にミストガンが眠りの魔法を使うと何故か起きる。最初は驚いたミストガンだが数回目で「なんだこいつ………」とツッコむのもやめた。
・リュークはS級魔導士?
結論から言えば、昇格試験は受けていないがS級クエストは受けられるような絶妙な状況。
経緯としては以下の通り。
昨年のS級昇格試験不参加
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少し後に、寝ぼけて行った依頼で入る山を間違え、50年間誰も討伐できないS級クエストの討伐対象の化物がいる山に入ってしまう。
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無事化物との戦闘になり、何度も死にそうになりながら死に物狂いで暴れ倒した結果、なんとか化物を倒して生還。その時に紋章士の力などで青い炎のようなオーラを放ちまくっていた様を麓から確認できた事から"青燎"の異名がついた。
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結果的に、いわば"50年クエスト"をクリアしてしまったリュークを認めざるを得なくなりS級クエストを受ける許可を得る。
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今年末には昇格試験に受け、余程の問題が無ければここでS級魔導士に正式になる予定。
となります。なお、本人はこの一連の出来事を"トラウマ"として捉えており自らは語らないし、S級クエストも積極的には受けない。だがナツからすれば「ズリィぞ!!」と日頃から思われており、今回の騒動に発展した。
さて次回からガルナ島に入ります。リュークはブチギレ状態での追っかけになります。