FE主人公の親は大体死ぬのを逆手に取って「成長した主人公と親を合わせる」と言う原作で叶わなかったやりとりを毎年のようにやって、今年はさてと思っていたら………
つ い に 出 会 っ て し ま わ れ た
レア様が念願の"お母様"と出会うとああなるのね………いやベレトスへの反応見てたら予想通りと言うか案の定と言うかまんまじゃねぇかと言うか………
んでソティスは終始「う、うむ………」で困惑気味なの本当笑った。
「見ろよ!!こいつとあたし体まで全く同じだよ!!」
「だーーーっ!!そんな格好で出てくんな!!」
タオル1枚で出て来たエドルーシィとそれを止めようと同じ格好で出て来たルーシィ。
「エドルーシィさん!!ナツさんとリュークさんがいるんですよ!!」
「別にあたしは構わないんだけどね。」
「あたしがかまうわ!!」
「賑やかだね、
「それ………上手い事言ってるつもり?」
タオル1枚の少女2人がいる部屋。そこに居合わせている2人の男の内の1人、ナツはと言うと。
「………ぷっ!!」
「な、何がおかしいのよ………そっか、エドルーシィの方があたしよりスタイルがいいってボケかましたいのね?」
「いや………ククッ、自分同士で一緒に入るなよ。」
「「(言われてみれば!!)」」
そしてもう1人の男、リュークは部屋の喧騒など目もくれずペンを片手に机に向かっていた。
「……………」
「何やってんだお前?ルーシィが鏡のモノマネ芸やるってよ。」
「「やらんわ!!」」
「ああ………息もピッタリです。」
「悲しいわね。」
「………とりあえずこんなものか。ところでルーシィsはいつまでその格好でいるつもり?風邪ひくから早く服を着なさい」
「どうしたこいつ急に父親みたいな事いいやがって………?」
「年齢からすればおじいちゃ………」
「……………」
「いや、何でもないわ。言われてみれば少し冷えたし、着替えましょ。」
「?」
ルーシィsが浴室に戻って着替えに行ったのを確認して、リュークはナツの問いに答えた。
「エドルーシィの情報とこっちの紋章士からの聞き込みで、エドラスの俺が出す可能性のある紋章士やその武器をリストアップしたんだ。」
「ふーん。」
「あいつは確実に俺の事を狙って来る。なら、用心するに越した事は無いからね。」
紙に書き終わり、ペンを手先で回したリューク。
「そう言えばナツとウェンディ。これ渡しておくよ。」
リュークが2人に渡したのは魔道書。しかも先程渡した魔道書より高位のものだった。
「ナツには"エルファイアー"、ウェンディには"ギガウィンド"。さっき試した限り、このくらいまでなら使えそうだったから渡しておくよ。滅竜魔法が使えない状態で食べられるかは分からないけど、最悪非常食にして。」
「ありがとうございます!!」
「おいリューク、ウェンディの方がいい魔法じゃないか?不公平だぞ?」
「そりゃあウェンディの方が使いこなせてたし。それにナツの戦い方だと威力よりも耐久度の方が必要そうだったから。威力はまぁ腕っぷしで補ってちょうだい。」
「………うす。」
そう話していると、浴室の方からハサミの音がした。
「………ハサミの音?髪でも切ってるのか?」
やがてルーシィsは服を着て浴室から出て来た。しかしエドルーシィは髪をバッサリ短く切っていたのだった。
「よし、これでややこしいのは解決だな。」
「………でも、本当に良かったの?」
「ん?アースランドじゃ髪の毛を大切にする習慣でもあるのか?」
答えたのはエドルーシィの髪を切ったキャンサーだった。
「まぁ………女の子は皆そうだと思うエビ。」
「女の子、ねぇ………」
エドルーシィは苦笑いした。
「こんな世界、男だ女だって考えるのもバカらしくてね。皆生きるのに必死でそれどころじゃないのさ。」
「でも、ギルドの皆は楽しそうだったよ?」
「そりゃ無理にでも笑うさ。そうでもしないと、潰れちまうからな。………でも、それだけじゃ………」
「ん?」
「何でもねぇ。それじゃ、明日も早いし寝るか。」
==========
翌朝。
「信じらんない!!」
「………んん………?」
「何よコレー!?」
「んもぅ、うるさいなぁ………」
ルーシィの叫び声で不機嫌そうに起きたリュークや他の皆。ルーシィが朝から騒いでいる理由は、彼女の持っていた紙切れにあった。
「どれどれ………"王都は東へ3日歩けば着く。あたしはギルドに戻るよ………じゃあね、幸運を"………だって。」
「手伝ってくれるんじゃ無かったのー!?一体どういう神経してんのよ!!」
「ルーシィと同じじゃない?」
「うるさい!!」
ムキー、と言わんばかりに怒るルーシィに、リュークは目をこすりながら答えた。
「仕方無いよ。向こうもギリギリの状態で、身代わりとして差し出す事もできた所を命懸けで協力してくれたんだ。」
「むーーーでも納得いかないわ………!!」
エドルーシィの離脱にルーシィが納得のいかないまま支度をしてホテルを出た一行。そんな中、ずっと騒いでいたルーシィは、
「ふんふ〜ん!!」
「うわ………もう機嫌直ってる。」
「珍しい本見つけて嬉しいんだろうね。」
「よくもまぁここまでコロコロ表情変えられるなぁ………」
一転してご機嫌なルーシィの手にはエドラスの歴史書があった。
「あんた達この世界について少しは知ろうと思わない訳?」
「別に。」
「気にはなるけどもっと落ち着いてからにしたいね。」
「歴史書が物語っている、この世界って面白い!!例えば100年以上前、エクシードって一族が………」
「だから興味ねえって。」
すると、空が暗くなった。
「何?」
「あっ!!」
「あれは………飛行船?」
空を見上げると、エドラス王国の飛行船が降下していたのだった。
「!!王国軍だ、隠れて!!」
その飛行船を追いかけるように駆け寄る王国兵を見つけ、隠れた一行。
「急げー!!」
「あの巨大
「世紀の大イベントに間に合わなくなる前に急げー!!」
それを物陰から聞いた一行の表情が暗くなった。
「明後日って、このままじゃ間に合わない!!」
「魔力抽出が始まったらどうなるの?」
「………恐らく、抽出されたら最後、元には戻らない。」
「マズい………リューク、飛んだらどれぐらいかかる!?」
「歩いて3日だろ………そのくらいなら数時間あれば何とか………危ない!!」
「きゃあっ!?」
急にルーシィを突き飛ばしたリューク。するとルーシィのいた場所に特大の雷が落ちた。
「………!!」
「………ごめん、大丈夫だった?」
「う、ん。ありがとう、あのままだとやられてた………でも、この雷は………」
「もしかして、エドリューク!?」
「………間違いない。だがどこから狙って来ている!?」
だが雷を撃った主を見つける前に、周囲からエドラス兵士が一行を包囲するように現れた。
「マズい、囲まれた………!!」
「………いや、チャンスだ!!ルーシィ!!」
「ええっ!?」
「俺がこいつらとその奥にいる、エドラスの俺を引きつける!!その間に飛行船まで突っ切れ!!そしてあれを奪って先に王都まで行け!!」
「まさかリューク、1人で………」
「大丈夫、俺ならすぐに追いつける!!」
「でも………」
「今は一刻も早く王都に着くのが重要だ!!だがあんな戦闘狂と鬼ごっこしながらじゃ進むに進めない!!だから行け!!」
「………分かった。ちゃんと来てよ?」
「もちろんだ!!」
そう言い残すとルーシィはリュークに背を向けた。
「
『陣中突破ね、任せて!!』
「"エムブレム・エンゲージ"!!」
紋章士シェズと"エンゲージ"したルーシィは"妖刀アシュラ"を手に取り二刀を構えた。
『皆、全速力で駆け抜けるから………ついてきて!!』
「おう!!」
「お願いします!!」
『あたしは止まらないわよ………それっ!!』
駆け出し、"切り込み"、包囲の壁を崩したルーシィ。
「おらあっ!!」
「そこ………です!!」
さらにナツとウェンディも貰ったばかりの魔道書で微力ながら援護射撃。これで包囲網に穴が空いた。
「今度はこっちの番だ………空いた穴を塞がせない!!
『………ぶつくさ言う割には、喜んで面倒事引き受けるわよね、あなた。』
「そう言う性分なんでしょうね、俺は。」
『………あなたも変な人。でもいいわ、私も気まぐれで付き合ってあげる。』
「感謝します………"エムブレム・エンゲージ"!!」
紋章士ヴェロニカと"エンゲージ"したリュークは直ぐ様エンゲージ技を繰り出した。
『来たれ、英雄達よ………"英雄召喚"!!』
目の前に迫り上がった石碑に、魔力の籠もった宝玉を5つ放ったリューク。すると石碑が光り輝いてから消え、その代わりに召喚されたのは1人の紋章士と4人の幻影兵が現れた。
『チキ達の出番?』
『うん、お姉ちゃん。皆を逃がす為に思いっ切り暴れて!!』
『分かった!!それじゃ行くよーっ、ガオーーーッ!!』
召喚された紋章士、紋章士チキはリュークのお願いに応じて竜化。
「な、何だあれは!?」
「あれは………ドラゴン!?」
「どうしてこんなところに………!?」
『いっくよー、ドーン!!』
「「「ぎゃあああっ!!」」」
紋章士チキの"霧のブレス"で10人程まとめて撃破。その脅威と元々の大きさでエドラス兵士の視線は紋章士チキに向いた。
「くそっ、あのドラゴンを狙え!!」
「あんなのに暴れられたらひとたまりもない!!」
「皆でかかれば倒せるはずだ!!」
これでエドラス兵士の注目が紋章士チキに向いた。それがリュークの狙いだった。
『狙い通り!!』
注目が薄れたそのタイミングを狙い、リュークは半ば不意討ちの形で"フリズスキャルヴ"の杖から放たれた魔法で攻撃。さらに幻影兵の2人、
「くそおっ!!」
「こうなったら術者を狙え!!」
今度は召喚者のリュークに標的を変えた兵士が殺到したが、そこに大槍と大盾を携えた
『"クラスチェンジ"、バトルモンク!!これでも食らえっ!!』
さらに"風の大斧"に持ち替えたリュークはそれを振り下ろして向かって来る敵を吹き飛ばし、更に後衛からは剣を持った踊り子の幻影兵がリューク達を元気づけ、瞬く間にリューク、紋章士チキ、4人の幻影兵で周囲のエドラス兵士を一掃したのだった。
『ありがとう、お姉ちゃん達。』
『いつでも力になるからね。』
『ルーシィ達も無事突破したみたいだね………さて。』
飛行船が飛んで行くのを見届けたリューク。実際は別の方法で王都に急行しているのだがとにかく他の皆は王都に向かっていた。そうなると紋章士ヴェロニカとの"エンゲージ"が終了し、紋章士チキ達も消え1人となったリュークの対処する問題はあとひとつ。
「"クラスチェンジ"、ソードマスター。………どこにいる?」
"倭刀"を手に、辺りを見回したリューク。彼が探しているのはただ1人。
「出て来い!!俺はここだ!!」
ついに叫んだリューク。すると彼の叫びに答えるように、再び特大の雷が落ちた。
「"神速回避"………ぐうっ!?」
特大の雷を横移動で避けたリューク。しかし間髪入れずに雷が"もう一撃"撃ち込まれてそれがリュークに命中し彼は思わず膝をついた。すると近くの民家からこの雷の2連撃を放った主………エドリュークが拍手をしながら出て来た。
「突然の"ダイムサンダ"、どうかお許しいただきたい。」
「………!!」
「だが最初の奇襲に気づき、孤軍で仲間を逃がした上でこちらの兵を一掃し、再度の奇襲も初撃を防ぐ………素晴らしい、想定以上だ。」
「………ヤだなぁ。改めて、面倒な奴に目を付けられたものだ。」
「つれない事言うな………世界が違うだけで我同士、そして紋章士を統べる者同士として、存分に戦おうでは無いか!!」
するとエドリュークは一冊の魔道書を再び出した。
「"ダイムサンダ"!!」
「!!」
再び降り注いだ雷の2連撃。だが、その攻撃が決まる前にリュークは姿を消した。
『"ワープ………』
「そこっ!!」
『ライナ"!!』
紋章士セリカと"エンゲージ"し、"ワープライナ"でエドリュークの背後に回り込んだリューク。だがエドリュークは顕現している紋章士のスキル"待ち伏せ"でその動きに追随し、襲いかかる爆炎を雷で撃ち合ったのだった。
『失礼!!』
『くっ………そこっ、"流星刃"!!』
「はあっ!!せやっ!!」
『………ちっ!!』
"流星"の剣による5連撃を以てしても、エドリュークとその紋章士の手数はリュークのそれを上回り、リュークは押されていた。
『"クラスチェンジ"、エンチャント!!』
「距離を取っても良いのか?食らうがいい………」
『!!リューク殿、お待ちを!!』
「"ダイムサンダ"!!」
『ぐはっ………!!』
雷の連撃をまともに受けたリューク。
「ぐおっ………!?」
『………やはり、"魔法カウンター"………!!』
『隙ありだ!!"クラスチェンジ"、プリースト、そして"サイレス"!!』
だがエンチャントのスキル"極限活用"によって魔法攻撃のダメージをエドリュークに返し、膝をついたところでリュークは"サイレス"の杖を使用。これでエドリュークの魔法攻撃を阻止した。
『これでお前の雷は封じた………そしてお前の紋章士、"雷神の右腕"ラインハルトの力も半減だ。』
『(………ラインハルトに関しては、文字通りの半減だけどね。)』
紋章士リーフの前に立ち塞がった強敵であり、"雷神の右腕"と称される程の雷の魔道と剣の腕を誇った魔道騎士、紋章士ラインハルトの圧倒的な手数を封じたリューク。だが、戦術を縛られたエドリュークは高らかに笑った。
「フハハハ、武力に戦術だけでなく、身を切って我が手を封じる度胸まで持ち合わせているとは!!どこまでも我を楽しませてくれるではないか!!」
『……………』
「さあ!!もっと愉しもうぞ!!」
『悪いが俺にはそのつもりはない。………"竜神化"。』
リュークは懐の"竜石"に魔力を籠めると魔力量が跳ね上がると共に全身に青白いオーラを纏った。
「イヤイヤと言う割には乗り気ではないか!!存分に、熱く闘おうぞ!!」
『………願わくば、そのまま燃え尽きて欲しいな!!』
両手に魔力を集め、頭上に掲げたリューク。すると先程の"ワープライナ"より数倍の規模の爆炎が形成された。
『"真ライナロック"!!』
それによりエドリュークと紋章士ラインハルトの頭上から爆炎が降り注ぎ、黒煙と火の粉が舞った。だが少し後に、黒煙を切り裂くように一振りの槍がリューク目掛けて飛んで来た。
『クロム、ルフレ!!』
紋章士セリカから紋章士クロムへと"エンゲージ"を切り替えたリューク。そして"神剣ファルシオン"を手に取ると飛んで来た槍を力ずくで叩き落とし、拾い上げて投げ返した。
『"グラディウス"の槍………こっちは予想通りか!!ルフレ、援護頼みます!!』
『任せてくれ!!』
"神剣ファルシオン"を構えたリュークに、"銀の剣"と"トロン"の魔道書を構えた紋章士ルフレ。そんな2人に、黒煙から魔導二輪に乗ったエドリュークが飛び出して"グラディウス"をキャッチ、本来の持ち主である紋章士と共にリュークへと突撃した。
「エドラス王国のリューク、参る!!」
『"クラスチェンジ"、マスターロード!!』
"グラディウス"の槍を持ち直し突撃するエドリュークに、リュークは真っ向から打ち合った。
『「はあっ!!」』
そこに、同じ"グラディウス"を持った紋章士がリュークの側面から接近。
『可哀想だが、諦めてくれ。』
『させないよ!!"トロン"!!』
『ゼルギウス、ラインハルトと来て"黒騎士"カミュか………あとどれだけの紋章士がいるのだろうね!?』
「知りたくば我と闘え!!そして貴様の紋章士も見せるがいい!!」
『できる事なら、お断り願いたい!!』
"ノーブルレイピア"に持ち替え魔導二輪から突き落とそうとしたリュークだがエドリュークは"グラニの盾"でそれを防いだ。
『ちっ!!』
『リューク!!ここは………!!』
『余所見とは余裕だな?』
『おっと………っ!!』
紋章士ルフレはリュークの加勢に入ろうとしたが、そこに紋章士カミュが割り込み阻止。さらに"グラディウス"による槍の絶技を繰り出すも紋章士ルフレは"エルウィンド"を真下に撃ちその勢いで空中へ飛び上がった。
『"ギガファイアー"!!』
『なんの!!』
『そして、クロムの見様見真似だ!!』
空中からの回転斬りを"グラディウス"で受け止める紋章士カミュ。その後紋章士ルフレは紋章士カミュと距離を取り、同じように距離を取ったリュークと背中を合わせた。
『参ったね………僕とカミュじゃ、"竜神化"があってようやく互角以下だ。』
『こっちも正直、正攻法は骨が折れそうです………!!』
『だけど"竜神化"は長時間使う訳にはいかない………ここで決めよう。』
『了解です。』
『よし………じゃあ、行こうか!!』
紋章士ルフレの"七色の叫び"で能力を更に強化したリュークは真っ直ぐエドリュークに突撃。
『だあああっ!!』
「ふっ!!やはり、貴様は我だ!!何と言おうが、正攻法で打ち合う事こそ至高と考えている。」
『そう思うのなら………そのまま一生勘違いしてな!!』
「………?」
『"神竜の………』
「!!」
『咆哮"!!』
超至近距離から"神竜のブレス"を放ったリューク。エドリュークはそれを避けられるはずも無くダメージと共に魔導二輪から振り落とされた。
『リューク殿!!』
『ようやく隙を見せたね………』
『!!』
『戦局を変える!!"華炎"!!』
"華炎"による、膂力を乗せた"トロン"の一撃を受け後退した紋章士カミュ。紋章士カミュはまだ余裕があったが、エドリュークと離れさせるには十分だった。
『俺は負けん………!!"天!!』
『ぐっ………!!』
『空"ッッッ!!』
『ぐおあっ………!!』
その間に、リュークは態勢を立て直す前のエドリュークに"天空"の2連撃をお見舞いして、壁に激突させた。
『っし………!!』
その時だった。
「こっちだ!!」
「リューク様!!」
「あいつだ、捕らえろ!!」
『………!!』
エドラス兵士の援軍が到着。それを見てリュークはエドリュークの方を向いていた所を反転。
『ありがとうございます、クロムとルフレ!!交代です、シグルド!!』
するとリュークは"エンゲージ"状態を紋章士クロムから紋章士シグルドに交代し得物も"ホースキラー"に変更。
『くっ、逃がすものか!!』
『先を急いでいるのでね!!一気に突破する、"オーバードライヴ"!!』
紋章士カミュが追いつく前にリュークは"オーバードライヴ"でエドラス兵士の増援を貫き突破、そのままの勢いでシッカの街を脱出した。
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「はぁ、はぁ、はぁ………っ。」
『大丈夫かい?』
「ええ………ありがとうございます、シグルド。」
シッカの街から少し離れた場所まで辿り着いたリューク。紋章士シグルドの力を使い全力疾走したリュークは息が完全に上がっており1時間くらいこの場で休んでいた。
「多少練習したから"ニルヴァーナ"で使った時よりは使いこなせたけど………やっぱり、キツいな………!!」
『竜化の力を人の身のままで使う術だ、身体にかかる負担はどうしても大きくなるのだろう。』
「………あまりこの力に頼らない戦法を、王都でもう一度闘う時までに考えておかないと………」
完全に座り込んでいたリュークだったが、ようやく立ち上がった。
「よし、早く王都に向かって、皆と合流しないと。」
リュークは口から霧を吐きながら"竜石"を手にして竜化。出した霧で姿を隠しながら東にある王都へと急いだ。
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一方のエドリュークもエドラス兵士の援軍と共にシッカの街を出ていた。
「………また逃げられたか。逃げ足が速いものよ。」
『………我々がついていながら申し訳ない。』
「いや、構わん………正直に言えば、総合的な戦闘力としては奴の方が上だった。」
『………追いかけますか?』
だが紋章士ラインハルトの言葉にエドリュークは首を横に振った。
「その必要は無い。何故なら、奴の目的地は我と同じなのだからな。そこで今度こそ決着をつける。」
『………随分楽しそうですね。』
「楽しいさ。闘いの中なら………血と鋼の中でなら煩わしいこと、邪魔なこと、眠れないこと………全てを忘れられるからな。特に、強者との戦いなら尚更だ。」
エドリュークは続けた。
「だがそれはそれとして、魔水晶は渡さん。我らの悲願の為、可哀想だがアースランドからの客人には諦めて貰う。」
続く
・"英雄召喚"で召喚したメンツ(星4以下はその幻影で登場)
星5 チキ
星4 エルフィ
星4 ジョルジュ
星3 オーディン
星3 オリヴィエ
ヒーローズ始めたての頃の初期メンツですね。相手によって多少は変えてましたが基本的にはこの5人でリリースしたての頃はやって来ました。インフレにインフレが重なり出番はほぼ無いですがそれはそれとして思い入れはあるので今でも取ってありますね。
・エドリュークの紋章士
答え合わせとしてカミュやラインハルトみたいな、シリーズによくいる「仲間になりそうでならない強敵」や、漆黒の騎士みたいに「条件付きで仲間になるけどもそれはそれとして強敵」を選んでいます。あと数組出す予定なのでそちらもお楽しみにー
・竜神化
竜化の力を人の身体のまま纏う事で擬似的にドラゴンフォースを発動させる技。六魔将軍の時に使っていた力の正体。
使うと青白いオーラを纏い、身体能力をぐーんと上げる。また"エンゲージ"の切り替えも自由に使えるようになり、更にエンゲージ武器、エフラムやルフレのようなバディタイプの紋章士、ヴェロニカやクリスが召喚した味方の能力も格段に上がる。
しかしデメリットとして身体への負担が大きく、魔力消費が多かったり魔力の制御が難しい点がある。
☆紋章士紹介
最後に、前回登場したゼルギウスを含めてここまで出たエドリュークの紋章士を紹介します。尚エドラスの紋章士の特性上、スキルなど一部項目が無かったり少なかったりします。
◎ゼルギウス(真島淳司)
◯登場作品:蒼炎の軌跡、暁の女神
◯スキル
・転移の粉
自分の味方の隣、もしくは砦に移動できる
・女神の加護
武器レベルAの武器による攻撃を半減し、武器レベルB以下の武器による攻撃を無効化する(伝説の武器、エンゲージ武器は効果の範囲外)
・漆黒の月光
技%で発動。相手の守備、魔防を無視しむ攻撃
◯武器
・エタルド(剣、射程1-2)
守備+5
・ゼーンズフト(槍、射程1-2)
幸運+3
突然現れては「身の程をわきまえよ。」と言いながら"月光"で沈めて来る理不尽さを出しました。そして理不尽さの一端を担う"女神の加護"についてですが、"ラグネル"以外ダメージ無効は無法が過ぎるので神器クラスやエンゲージ武器は通す形にしました。ノリとしてはFateシリーズのアキレウスでしょうか(あっちは神性持ち以外からはノーダメ)。
蒼炎でも暁でもヒーローズでもスマブラでも、いきなり現れるの心臓に悪い………"しっこくハウス"やら"おいでよしっこくの森"などとトラウマネタに尽きない男。民家から出てくる英雄は彼のみ………かと思ったらクリスマスベルナデッタが家を召喚して引き篭もると言う変化球ながら正統後継者が生まれたのは笑い散らかしました。
◎ラインハルト(利根健太郎)
◯登場作品:トラキア776
◯スキル
・待ち伏せ
敵から攻撃された時、先制攻撃
・突撃
自分から攻撃した時、自分のHPと攻速が高いともう一ラウンド戦闘を継続する
・連続
自分から攻撃した時、攻速%でもう一回攻撃する
◯武器
・ダイムサンダ(魔法、射程1-2)
2回攻撃
・マスターソード(剣、射程1)
2回攻撃
皆大好きヒーローズの主人公ラインハルト。遠くから"ダイムサンダ"で敵陣を荒して、しのいだかと思ったら救援踊り子がすっ飛んで来て再行動………あまりにもヤクザめいた荒らしっぷりから付いた異名がダイムヤクザ、「突然の"ダイムサンダ"、どうかお許しいただきたい」なるミームもできたけど見事公式に………(笑)
以降ただの章ボスながらFE総選挙の男性TOP20以内に君臨し続けてるのスゲェ………
しかし改めて調べると原作のラインハルト、ヒーローズの比にならんくらい無法が過ぎるwww
それで他でもないラインハルト役の利根さんがトラキアで挫折したのがよりにもよってラインハルトの出るマップだったの凄い偶然でコメント欄も騒然としてましたね………
◎カミュ(井上和彦)
◯登場作品:暗黒竜と光の剣、新暗黒竜と光の剣
◯スキル
・グラニの盾
特効ダメージ無効
・孤軍
味方が隣接していない時、全能力+4
・凪
スキルによる能力上昇を無効化
◯武器
・グラディウス(槍、射程1-2)
毎ターン回復
・サウニオン(槍、射程2-3)
元祖、「仲間になりそうでならない美形」キャラ………え?後々仲間になる?何言ってんだお前、カミュはグルニアでマルスと戦って………へ?ジーク?シリウス?すまぬ仮面?何の話をしているのやら………(すっとぼけ)
やだなぁ、カミュ単体じゃあスキルどうしよっかなって思った結果ジークやシリウスのスキルを参考にしたり、ジークのいたバレンシア大陸の武器を持ってきたりしてますが関係無いですって………(すっとぼけ)
もう、言いがかりは良くないですよ!!顔が似てて声も同じだからって、そんな同一人物な訳無いですよね、カミュ将軍!!(再三のすっとぼけ)
全く関係ないけど、ジークはティータと末永くお幸せに暮らして欲しい。FEの中でも一番好きなカップリングです。異論?聞くだけ聞くよ、受け入れるかは知らんけど。