「ソウがウェンディのお兄ちゃんって本当なの!?」
「な!本当か!ウェンディ!?」
「分からないです………でも、私のお兄ちゃんも滅竜魔導士なんです………」
「それも波動竜のね」
「同一人物の滅竜魔導士はいないはずだ。だとすれば……」
エルザの言う通り、考え付く先はただ一つしかない。
「ソウがウェンディのお兄ちゃんってことかぁー!!」
ナツが皆の気持ちを代弁するかのように叫んだ。
「マスター!なにか知らねぇのか!?」
グレイがマスターに尋ねる。皆も気になっているのか息を飲んで返事を待っていた。
「む……そうじゃのう……確か…随分前に妹がおるとかどうとか、言ってたのう」
「だったら………」
「お兄ちゃん………」
ウェンディは兄との再会を果たせるかもしれないと感動のあまり涙目になる。
「ジェラールと同じくらい大事な人なんです」
「ほぇー………あのソウが」
「ナツ、そんなこと言ったらソウに殺されるよ」
「どんだけ凶暴なのよ………」
ハッピーのせいで変なイメージがルーシィの頭に浮かぶ。実際はまったく異なるのだが、小説家でもあるルーシィの想像はどんどんと膨らんでいく。
「ウェンディ、お主とソウがどうやって会ったのか、教えてくれるかのう?」
「はい、分かりました」
ウェンディは快く返事をして、昔のことを思い出しながらゆっくりと楽しそうに喋り出す。周りの皆も静かに耳を傾ける。
そこには妖精の尻尾全員が集まっていた。故に誰も気づくことはなかった。
────外にある人物の人影があったことに。
◇
「おー、相変わらずだな」
「変わらないね」
ソウとレモンはマグノリアの町へと帰ってきていた。
故郷の町へと帰った二人は久しぶりに見た景色に感嘆の声を上げる。以前とまったく変わらない風景に安心感を覚える。
「よし、行こうか」
「フェアリーテイルへ!」
二人は懐かしい風景を存分に楽しんだあと、妖精の尻尾に向けて足を動かした。
しばらくして、ソウは足を止める。
「ここ?」
「そのはずなんだけどな………随分変わったな」
「なんか………凄くなったね………」
そして、妖精の尻尾の扉の前へと着いた二人。
記憶に従って到着したのは想像とはまったく別の建物の前だった。留守にしている間に豪華に改築したようで、ソウは戸惑いぎみになった。
「とにかく入ってみるか 」
ソウが扉を開けようとするが、そこでレモンが異変に気づく。
「ソウ、なんだか静か過ぎじゃない?」
「ん、そういえばそうだな」
フェアリーテイルは確か…うるさいのが取り柄のギルドだったはずだとソウはそういう風に認識があった。
けれど、扉越しに聞こえる騒音がまったく聞こえないのだ。
「魔法では、反応があるからいるはずなんだけどな……」
ソウの魔法によって中に人がいるかどうかを調べることが出来るのだ。
「何か、あったのか?」
「マスターが倒れたとか?」
レモンが不吉なことを言う。
「そりゃ、ないだろ。連絡した時には元気だったはずだし」
「あ………そういえばマスターに言った帰る時間まであと数時間ぐらいあるのを思い出したよ」
「おいおい………だから静かなのか?」
だとしてもあまり関係はないと思うが。
「入りづらいね」
この逆だったら遠慮なく入れるのにレモンの言う通りとても入りづらい。
さらにここがまた別の場所なのに、妖精の尻尾と間違えでもしたら恥だ。
「レモンが余計なことを言うから………」
「どうするの?入るの?」
「折角だし、散歩して時間を潰してみますか」
「やったー!」
ソウとレモンはその場をぐるりと半回転して町中へと歩き出した。
◇
「な!ソウの奴!ゆるさねぇーーぞ!」
ウェンディの話が終わると同時にナツが叫んで口から炎を出した。
ナツは火竜の
「それは本当なの?ウェンディ」
「はい………」
「ソウがウェンディを置いて勝手に出ていくとはな」
「それも何も言わずにね」
そんなことをされたら誰だって寂しく思う。
「だが、ソウがそんなことを意味もなしにするとは思えない」
エルザは何か裏があると思い、ソウの行動を信じる。
「だったら、ウェンディに言えば良いじゃねェか!」
ナツの言う通り、本人に出ていかなければいけない理由を伝えればいいはずだが、ソウはそんなことをしていない。
「そのソウって人にはわけがあったのじゃないかしら?」
「どうしてそう思うの、ルーシィ?」
ミラが代表してルーシィへと質問する。
「だって話を聞いた限りだと悪い人には到底思えないし、だとするば言えない理由があったとしか考えられないの」
「ルーシィの言う通りだな」
ルーシィの意見にグレイは同意をする。
「でも…………」
「そうよね………いくら言えないからって黙って出ていくのは………駄目よね」
「おい!ソウを馬鹿にするのか!」
「一体ナツはどっちの味方!?」
先程までソウに怒りを吐き出していたナツが急に意見を変えた。
ハッピーは思わず突っ込む。
「ちょっといいかしら」
そう言ったのはシャルルだった。今回のシャルルは何処か雰囲気が少し違っていた。
「シャルル?」
「私は知ってるわ」
「え、なにをだ?」
「ソウが黙って消えた理由をよ」
「はあ!?本当なのか!?」
「な、何!?」
「本当なの!?シャルル!?」
シャルルの爆弾発言にグレイ、エルザ、ウェンディが勢いよく食いつく。
「なんでシャルルが知っていてウェンディは知らないのかしら?」
皆もその事を疑問に思ったのかルーシィの素朴な疑問に頷いている。
「本人から口止めされてたのよ」
「それはソウ本人にか?」
「そうよ」
素っ気なく答えるシャルル。と、ルーシィには何故ソウが黙って消えたのか判明したような気がした。
「もしかしてシャルルには伝えていたから黙って消えたのかしら?」
「そうね……そうだと、辻褄があうわね」
ミラがルーシィの辿り着いた結論に同意するかのように言う。
だとすると気になることが一つ浮かび上がる。それはソウがシャルルになにを伝えたのかだ。
「ソウは一体何を言ったんだ?」
珍しくナツが的のある質問をしたことに周りの奴等は驚くが、シャルルはそんなことは関係なしに言う。
「言えないわ。特に滅竜魔導士にはね」
「滅竜魔導士が関係あるの?」
「後は本人に聞いて頂戴」
「それもそうね」
「分からねぇな……」
グレイはそう呟く。他の皆も疑問にそうだった。ドラゴンスレイヤーとソウが急に消えることにどういう関係があるのか。
と、マスターが間に入ってきて言う。
「ソウとレモンが帰ってくるのはもうすぐじゃぞい。貴様ら、歓迎の用意をせんかい!」
「そうよね、今はそうするしかないもの」
グレイ達は歓迎の準備のために動き出す。ナツも渋々、用意し始めた。
───と、ハッピーが何かを思い出したように言う。
「ウェンディの話だとレモンが入って来たときには既にソウは会っていたということになるねー」
「そういえばそうだな」
「レモンが入ってきたのは随分前だったじゃないか?」
「ん、確か…最近だったような」
「何言ってんだ!グレイ」
「やんのか!ナツ!」
何故か急展開で喧嘩を始め出す二人にルーシィがため息を吐く。
「なんでそうなるのよ………」
「あい、これがナツとグレイです!」
「皆、ソウが帰ってきたぞーー!」
見張りをしていた一人がそう周りに報告する。
その一言で皆の気持ちは各々、違うが段々と高ぶっていった。
(ついにお兄ちゃんが…)
ウェンディは期待と不安で胸がいっぱいになりながらもソウの帰還を待っていた。
そして、ついに扉が開いた──────
◇
久しぶりのマグノリアを一通り見渡し歩いて二時間が経過した二人は妖精の尻尾のギルドへと向かう。
懐かしのギルドが見えてくると同時に中から騒がしい声が聞こえてくる。
「おおー、やってる。やってる。相変わらずのうるさいことよ」
「さっきのは何だったんだろうね」
「後で聞いてみるか」
数時間前までのあの静けさは一体何だったんだろうかと、二人は思った。
「さて、あとは扉を開けるのみだが緊張するな」
「何ヵ月ぶりにギルドの中に入るんだろうね?」
「さあな。よし開けるぞ」
大きな扉をゆっくりと開けていく。
二人が見たのは久しぶりに見る仲間達の姿。どいつも元気そうである。
「ソウとレモンが帰ってきたぞぉーー!」
誰かは分からないがそう叫ぶことでギルドの中が歓声に包まれる。
二人は辺りを見回す。
中はソウの記憶とはかけ離れていた。ボロクサイ雰囲気は一切なく、快適に過ごせそうな空間へと変貌している。
と、ソウに青い猫が接近。
「久しぶり、レモン!」
「あっ!ハッピーだ。元気そうだね」
「あい!おいらはいつでも元気です!」
ソウの頭の上に乗っているレモン。
なので、ソウの頭上で同じ猫同士の再会に挨拶をかわすことになる。
「お帰りなさい、ソウ」
「ミラか、ただいま。相変わらず騒がしいな、ここは」
この前とまったく変わらないミラ。そんなミラの姿を見たソウは感心していた。
「何か………変わったな、色々」
「ソウが留守にしている間にギルドが崩壊しちゃってね。折角の機会だから新しくしようってことでマスターがはりきっちゃって、こんな感じになったの」
「壊れた?」
「一度、ソウにも召集をかけた時があったでしょ。あの時に一騒ぎあって、ギルドが犠牲になったんだけど………詳しい話は後でするから、今はマスターの所に行ったらどう?」
「マスターはどこにいる?」
「ほら、あそこよ」
ミラが指差したのはカウンターだった。その上に座っている一人の影がソウからでも目視できた。
ソウはマスターの方へと歩みを進める。
「ソウ!!勝負しやがれぇぇーー」
「ん?ナツか?」
人混みから飛び出してソウの前に立ちふさがるマフラーの少年。
この少年にはギルドに帰るたびにこうして何度も喧嘩を売られていたことをソウは思い出した。思わず苦笑する。
「ソウにこんなことを言うのはナツぐらいだよ」
レモンも同じことを思ったのか呆れながらいった。
「いいから!勝負すんぞ!」
もう既に戦闘体制に入っているナツ。
それに対してソウはただナツを見ているだけ。
「火竜の鉄拳!」
ナツが拳に火を纏わせて正面からソウに接近する。
「ちょっと!ナツ!」
ソウには聞き覚えのない声が聞こえた。
マスターの言っていた新人なのだろうとソウは思い出す。ナツが目の前に来ているのに余裕の態度だ。
「今度こそぉー」
ナツがソウの顔面目掛けて鉄拳を放ってくる。
それをソウはただ笑みを浮かべて何もせずただ見るだけ。
「まだ遅いな」
ソウの一言と同時にナツの拳がソウの顔面にあと少しという所まで近づく。
そして───
ナツが吹き飛ばされた。
「な………………」
謎の障壁に弾かれた拳と一緒にナツが吹き飛ばされたことに初めて見る者達は驚きを隠せないだろう。
「くそ……いけると思ったんだが……」
吹き飛ばされた先にあったテーブルとイスをどけながらナツは悔しそうに唇を噛む。
「確かにスピードは上がっているが、ナツ。お前が強くなると同じく俺も強くなってんだからそれ以上成長しならないと俺にダメージすら当てられんぞ」
「ソウに攻撃当てた人はまだ数人だしね」
ソウの偉そうな解説に頭に乗っているレモンが付け足すように言う。
というよりもナツが、レモンとソウを纏めて攻撃しようとしていたことにルーシィは驚いていた。
ナツの魔法の威力は既に何度も目撃しており、相当な破壊力であったことは経験済みだ。また、レモンもハッピーやシャルルと同じ種族であることは猫なので明らかである。
猫がナツの炎を喰らったらどんな目に遭うか想像もしたくないのに、レモンはナツの拳から逃げる素振りはまったくしていなかった。そんなことをする必要はないとまでの余裕の態度だ。
それほどソウの魔法に安心感を抱いていたということなのだろうか。
「あれが………」
「ああ、あれがソウの魔法“波動”だ」
ルーシィの考えを読み取ったグレイが代わりに答える。
続いてエルザも加わる。
「あの魔法のせいで本人にダメージを負わすことは難しいのだ。故に反撃防御とも呼ばれている」
「自分の周りを魔法で固めてるの?」
ルーシィは自分の周りを魔法をで造った目に見えないので囲んであるのかと思った。
「いや、攻撃をそれ以上の衝撃で相殺させているらしいぜ」
「そんなのありなの………」
ルーシィはそう呟く。
グレイの言うことが本当ならば、あの青年には物理攻撃の類いがまったく効かないということになる。
つまり完全に魔法のみでの攻撃しか行えないということ。それでも数は限られてくる。
下手をして襲いかかっても衝撃によってこちらがダメージを負うだけで向こうは無傷だ。
「君は新人さんなのかな?」
ナツをぶっ飛ばして、辺りを見回していたソウはルーシィの存在に真っ先に気づいた。
「え!はい。そうです。ルーシィです!!」
異様なオーラを出していたソウにルーシィは思わず敬語で答えてしまった。
「ああ。よろしく、俺はソウ。んでこっちがレモン。後、敬語はなしでいいから」
「よろしくー」
ソウの自己紹介に続くようにレモンがルーシィに向けて挨拶をする。彼の背後のオーラが緩和されたかのようにふんわりとなった。
「……やっと普通の人がいたわ……このギルドに」
常識をもった礼儀正しい人に出会ったルー シィは一種の安堵感に包まれてしまった。
「ルーシィが今、妖精の尻尾で話題の魔導士ってことか?」
「………念のために具体的なことを言ってくれません………?」
ルーシィは嫌な予感がした。
「コスプレ大好き少女とか、バルカンを一撃で葬ったとか、見た目とは裏腹に随分と腹黒な女とか………その他もろもろ、帰ってくる途中で結構な量の噂を耳にしたぞ」
「それ全部うそですから!!」
「へ~、まぁこいつらと一緒にいると面倒ごとに巻き込まれるからな。そのせいで余計な尾びれがついたってことか」
「まさにその通りです!!」
彼は神だと確信したルーシィ。嬉しいあまり、涙ぐんでしまった。
ソウは一言添えると、ルーシィの元から離れた。
ソウはマスターの目の前に移動する。
「マスター、ただいま帰還しました」
「おう、ようやく帰って来たわい」
「まあ、あれも近づいてますしね」
「む!てっきりお主のことだから忘れてあると思ったわい」
内心をつかれてうっ…となるソウ。表情には出さずにばれないように誤魔化す。
「忘れていたよ~、マスター」
レモンがまた余計なことを言った。ソウの顔には冷や汗がたらりと流れる。
「何!?やはり、忘れておったのか……」
「まあ……………………アハハ」
事実なので何も言えないソウはとりあえずから笑いをしておく。
「いやー、懐かしいですねーここは」
もうこれ以上へまは出させまいと無理矢理に話を別の話題にと変える。
「それに………新しい魔力も幾つか感じますしね」
口には出さないが秘かに懐かしい魔力もソウは感じていた。
「おお!そうじゃ、お主に聞きたいことがあったのじゃ!」
「何ですか?」
「────お兄ちゃん」
「っ!!」
マスターからではなく背後から聞こえた「お兄ちゃん」という声。
これに、ソウは内心慌てていた。こんな呼び方をする人に心当たりがあるのは一人。だが、その人は今このギルドにいるどころか、まったく別のギルドにいるはずだ。
ソウはゆっくりと振り返る。ソウの背後に立っていたのは─────
「……ウェンディ…?」
むかし危ないところを助けてもらった少女。それに黙って自分の行方をくらまして心配をかけてしまっただろうと思われる少女。
その少女───ウェンディが涙目を浮かべながらソウをじっと見つめていた。
これにはソウは勿論、レモンも驚きを隠せなかった。
「久しぶりね、あんた達」
ウェンディの横にはシャルル。そっぽを向けながらの挨拶。本物だ。
「なんで……ここに……」
どうにか口にだしたのはその一言だった。
「お兄ちゃんなの……?」
「ウェンディ……」
まさか、本人が目の前にいるとは思わず狼狽えるしかないソウ。
「うわぁ~~~~~~!」
ウェンディは思わずソウに抱きついて泣き出してしまった。
それでどうにか落ち着きを取り戻したソウはウェンディの頭をそっと撫でてやる。
「なんで、ウェンディ達がフェアリーテイルにいるんだよ?」
「やはり、ウェンディのことは知っておったかのう……」
マスターの聞きたいことはこれなのか。
「ソウ、聞いてほしいことがある」
「エルザか、何があった」
「ああ、──────」
ソウとレモンはエルザからケットシーがなくなったこととウェンディとシャルルがこの妖精の尻尾に入るまでの過程を聞かされた。
「そうか……ローバウルさんも…」
とある所に一見、マスターしかいないように見えるギルドが存在していた。ギルド名は“化猫の宿”。そこにウェンディとシャルルは入っていた。
だが、そこはある秘密を抱え込んだ特殊なギルド。
ソウも一度そこで世話になったことがあり、その際に確か化猫の宿は一人の少年が連れてきた少女のために作られたとマスターから言われたことをソウは覚えている。
───その少女がウェンディだということも。
それに化猫の宿で過ごしている途中で出会った別の少年のこと。
───それがソウだったということ。
レモンとシャルルと出会ったのもその時だ。
一見、ギルドにいるたくさわの人々もすべてローバウルが魔法によって作られたことを暴露されたときには驚きが隠せなかった。
なんでも、ウェンディに淋しい思いをさせたくないかららしい。彼女を孤独にさせないようにと咄嗟にでっち上げたようだ。
嘘をついてまでしてウェンディのことを考えてくれたあの人はとてもいい人だ。
そんなローバウルからある日言われた驚愕の頼み。
『ウェンディを引き取ってもらえないかのう?』
自分はここに大事な理由がいて動けない。それにあと少しで化猫の宿もなくなってしまうと直感的に感じていたローバウルはソウにそう告げた。
………ソウは悩んだ末、こう答えた。
『分かりました。けれど、もう少し待ってもらえますか。また戻ってきますので』
そう答えた次の日、ソウそれにレモンはウェンディとシャルルの前から姿を消した。
やがて予言通りに化猫の宿に終わりが来た。その時に偶然ソウと同じギルドに所属しているナツ達は妖精の尻尾に来ないかとウェンディ達を誘った。
こうして再び出会ったソウとウェンディ。
「…どうして……あの時……消えちゃったの………」
ソウに抱きつきながらウェンディが呟く。
「ごめん………あと少しで迎えにいくつもりだったんだ……」
ローバウルとの約束は忘れていなかった。どうしてもやらなければいけないことがあった。それももうすぐで終わる。その後に彼女を迎えに行くつもりだった。
「感動の再会ね………」
「そうだな………」
「うぅ………漢だ………っ!!」
二人の光景に感動を覚えた妖精の尻尾のメンバーは微笑ましくその光景を眺めていた。
続く─────────────────────────────
あと、数話はストックあるから良いけど………それからは時間がかかりそうです………。
オリジナルの敵キャラってあり?(無しの場合だと、原作に出てきた敵キャラのいずれかを主人公が奪い倒す形となる予定)
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あり
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なし
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ありよりのなし
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なしよりのあり
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どっちでも