───早速、どぞ!!
*〈2015年3月3日〉会話間の行を訂正。
何もない。
それがこの場所を表すのに十分すぎる一言。
何を言われようと聞かれようと、言葉通りに何もないのだ。ここは。一体どこなのかは勿論不明。周りには何もなくただただ白い景色が視界一面を覆っている。
その中で目立つ黒の人影。それも二つ。向かい合うように対峙している。
一人は“ジュン”。あの地動竜のドラゴンスレイヤーであり、またソウとは親友でもある。
もう一人は“アール”。空動竜のドラゴンスレイヤーである。アールもソウとジュンとは親しい関係にあった。
「じゃ、行くぞ!」
「うん、いつでも準備万端だよ」
距離をとり二人は対峙してその場から動かない。
と、同時に二人が息を吸い込んだ。
「地動竜の咆哮!」「空動竜の咆哮!」
ジュンは黄土色のブレスを放ち、アールは水色のブレスを同時に放つ。
お互いのブレスは二人の中央でぶつかり合い大きな爆発を誘い出した。
どちらも互角だったようで不利にも有利にもならない。爆風が辺り一帯を覆った。
やがて爆発で起きた煙が晴れるとジュンはため息をついた。
「ふ~…………今日はこれで終わりだな」
ジュンはその場に座り込んで、そしてそのままバタン!と重力に身を任せ床に仰向けになった。
アールは額に汗を浮かべながらも離れたところにいるはずの観客の元へと歩いていく。
「うわぁ~すごい威力だよ~」
遠くから二人のブレス対決を眺めていたのは、“サンディー”だった。
ブレスの威力の高さに感嘆の声を上げていた。
隣には何を考えているのかまったく読めない“ルーズ”がいた。
「そうね……」
「どうしたの?」
いつもよりも暗い感じになっていることに気づいたサンディー。
「ただ、ここが相変わらずの何でもありなのねと思っただけよ」
今サンディー達がいるここは普通の場所ではない。
というよりもあの二人のブレスの爆発はとてつもなく大きなものだったので町中は勿論、山奥で行っても近くの人々に危険が及ぶだろう。
「そりゃ“師匠”が魔法で作ったのでしょ?」
師匠。アールとルーズの魔法を教えてくれている人でもあり、またある魔法を使いこなす化け物級の人だ。
「でも、ここにいると体の成長が止まるのはどうかと思うわ……」
この空間に入ったのはちょうど7年前くらいだろうか。
そのお陰で体格は7年前とほとんど変わりがなかった。
自分としては成長してほしかったと思っていた心の奥底が訴えてきたが気にしないことにした。
「もうそろそろかな?」
「何がなの?」
「師匠の言ってる通りだと、ソウが起きるのは今日なんだ」
アールはそう言った。
ようやく、ソウが目覚めるとは遅すぎる。そのおかけでこの空間に7年間も閉じこめられるとほとんど同じ状況に陥ったのだから。
ジュンとアールは途中からトレーニングをし始めて楽しそうだったが。
ルーズも一応、魔力のトレーニングはしている。
サンディーも暇なのかトレーニングには参加していたが「しんどい」とのことでサボっていることが多かった。
ルーズも参加するよりは観戦している方が多かった。あんな野蛮な戦闘になど参加したくないのだ。
二人はただ、お互いの技を磨くために技をぶつけ合っているだけだが、ルーズはそれが別の意味で捉えたらしい。
トレーニングというと終わった後はどうしても食欲が増すとジュンは言っていた。
が、ありがたいのかは不明だがこの空間ではお腹が減らなくならないという一体どういう原理なのか理解しがたいことが起きている。
精神年齢は上がるらしいが、それが本当なら特にジュンの精神年齢が上がってほしい。
すると、魔力も鍛えても意味はないのだろうかと思ったがどうやらそうでは無さそうだ。現に今のブレスやら、確実に7年前と比べて実力が上がってきている。
「ジュン、アール、サンディー、ルーズ。よく聞くのじゃ」
何処からともなくいつの間にか現れた師匠。
四人はもう慣れたのか驚きもしないようになってきている。
「ソウがようやく動いた。あれもちょうど今年じゃから運も良かったのう」
「だったらこの魔法も解くのか?」
「うむ、もうこれは必要とないのでな」
パチン!と指を師匠が鳴らすといきなり視界が光に包まれた。
思わず目を瞑る一行。
目が慣れて光景が戻ってきたころ。ルーズの視界に写ったのはあのフィオーレだった。ここはとある町のようだった。ようやく7年の歳月を戻ってこれたのだ。
「ここからはどうするの?」
「ソウには既に伝えておるからのう、待ち合わせ場所まで行くことにするぞい」
「それはどこなのよ?」
「───草原じゃ」
ここからはそんなに遠くはなさそうだ。
アールとルーズは頷く。ジュンとサンディーはもう既に歩き出している。
目指すはソウが来るであろう草原だ。
◇
「あれ?お兄ちゃんは?」
ギルドの中を見渡しても兄がいないことに気付いたウェンディ。
隣のシャルルも居場所を知らないようで首を傾げている。
「レモンもいないわね」
ソウとレモンがどっちもいないとなると何処かに出掛けていったのだろうか。
出掛けていったのはいいが、また勝手に自分には何も言わずに出ていくのは寂しかった。一緒に連れていって欲しいとの気持ちもあるがやはりソウの方から誘ってもらいたい。
誘えてもらえないのは自分自身の実力がないのだろうか。それとも自分が行くと仕事の邪魔になるからなのか。
そう考えると自然と悔しくなるウェンディ。あの時とは違って自分は成長したんだと兄に見せつけてやりたかった。
「どうしたのよ、ウェンディ?」
話しかけてきたのはルーシィだった。
どうやら自分は周りから見ると困っているように見えたのだろう。
ウェンディは気持ちを切り替えて答えた。
「いえ、お兄ちゃんが見当たらなくって………」
「そうね………ソウのやつ………可愛い妹を置いてどこにいったのかしら?」
やはりルーシィも会っていないとなると何処かに出掛けていったという結論が正しくなってくる。
「どこに行ったの………お兄ちゃん………」
「あ、ウェンディ。探したわよ」
呟くと同時に声を出して近寄ってきたのはミラだった。
どうやらウェンディのことを探していたらしい。
「ソウのことだけど、三日くらい留守にするって言って飛び出していったわ」
「急にどうしたのよ」
「私は手紙の中身を見て飛び出したから手紙に何か書いてあったのだろうと思うわ」
「手紙?だとすれば………」
シャルルはミラの言葉に反応して考え込んでしまった。
「やっぱり……私は置いてけぼりなんですね…」
「ウェンディ!ダメダメ、違うから!ソウは急用を思い出しただけよ!うん!そうよ7年も経つと色々と大変なのよ!」
感傷的になり始めているウェンディの姿を見て、ルーシィは慌てて否定を並べていく。
「やっぱりこうなるのね……」
ミラは分かっていたのか、苦笑いを浮かべる。
次に帰ってきたときには言っておかないと心に決めた。
ウェンディは目に涙を浮かべており今に泣きそうな雰囲気である。
「私……まだまだなんですね…皆さんに追い付けるようにしないと……」
「ウェンディは充分!すごいと私は思うわ。だから自信持ってって!ソウもきっと見てくれるから!」
「本当ですか……?」
「うん、本当、本当!天空魔法なんて凄いじゃないの!」
「………分かりました!私、お兄ちゃんにあっ!と言わせる魔導士になります!」
誓いをあげるように言ったウェンディを見て安堵の表情を浮かべるルーシィ。
ていうか、自分は何をやっているのだろうか。
ウェンディが兄に置いていかれたことに感傷的になり、それをルーシィが慰めた。
だとすればそもそもこの役目はソウ本人がやるのではないかと思ったルーシィ。
妹をこんなに不安にさせて当の本人はとこで一体何をしているのだろうとルーシィは心の中で思った。
───今度会った時には言ってやるんだから!
ルーシィの目が光った。
◇
「へっ~~~くっしょーん!」
盛大なくしゃみをかました噂の張本人は現在空の上に飛んでいた。
正確に言うとレモンのエーラによって吊られているだけだが。
「あっ…揺れないでよ、ソウ。落ちちゃうよ!」
「ごめん、ごめん……風邪かな?」
ギルドの中で自分の悪口を思われているとは微塵も思っていないソウは仮想の病気に頭を悩ます。
と、ここでようやく自分がした最大の失態に気付いた。
ソウの額に冷や汗がたらりと流れる。
「やば……ウェンディに言うの忘れた……」
「えー、またー」
レモンはそう言うがずっとソウの頭に乗っていたではないか。いや、エーラで飛ぶ前までは寝ていたのか。
よく頭の上で寝れるなぁと思った。
「…どうしよう……」
今頃、ギルドの中で自分がいないことに気付いて感傷的になっている妹の姿が目に浮かんだ。
帰ったときには一体何を言われるのか、想像したくない。特に女性陣からの罵倒は怖い。一種の魔法ではないかと錯覚するほどの威力だ。
実体のない攻撃なので波動で防ぎようがなかった。
どっちにしろ防いでも駄目だろう。
やはりウェンディの機嫌を直すには今度、一緒に仕事に連れてやる必要があるだろうか。でもそれだけでいいのだろうか。結論からウェンディの言うことは何でも一つ聞いてやらないとご機嫌にならなさそうである。
「はあ……帰るのが憂鬱だ……」
「ソウが飛び出したのが悪いのだよ~」
どうやら、レモンは弁護してくれる様子は皆無とのことらしい。
こちらの事情を話せば許してくれるのだが、それだけは言うわけにはいかないことなのでそれも却下だった。
「“師匠”からの手紙だとは思ってもいなかったから仕方がない」
アールとルーズ、それに最近はジュンとサンディーも世話になっているであろう師匠からの直々の呼びつけの手紙。
まるでソウが起きてくる時間が分かっていたかのようにその人から時間ちょうどに届いたのだ。
正直、怖い人である。
「師匠からの呼び出しなの?だとすればこれからいく先は?」
「ああ、多分全員集合だろうな」
波と地と空が一度に同じ場所に集うのは久しぶりだった。
ましてや、7年も経っている今ではどんな姿をしているのだろうかとソウの胸が期待で膨らんでいく。
が、それはあっさりと破られるのだった。
「あ!いたよ!」
下には広大な草原が広がっている。どうやら到着したようだ。
レモンの視線の先には巨大な岩の半分が地上に顔を出しておりその上に座っている人がいた。
───『波動式六番』波動波
どうやら岩の上に座っているのがジュンみたいだ。
岩にもたれ掛かっているのはアール。
隣の小さな岩に座って不機嫌そうにしているのはルーズ。
草原に咲いてる花で遊んでいるのはサンディーと言ったところか。
だが、驚いたことに皆が7年前とほとんど姿形が変わらない。
7年も経っているのだから、少しは成長したと思っていたが違うみたいだ。
一体何をしていたのか気になったところだが、本人たちに聞いて見た方が早いだろうということでレモンに合図を出す。
意図を理解したレモンは高度を下げてジュン達の元へとエーラの翼を動かす。
最初に気付いたのはアールだった。
無邪気な子供姿のようなままのアールは大きく手を振ってここにいるよとアーピルする。
アールが手を振ったことでジュンとルーズが顔を上げてソウの方へと見た。ジュンは目を輝かせ、ルーズは興味なさそうにただ傍観していた。サンディーは花で冠を作るのに夢中で気付いていない。
ソウは近くの草むらの上にどん!と着地した。
ぼわぁっと風が舞い上がり草むらが揺れる。それでようやくサンディーが気付いたようだった。
「ようやく来たか、ソウ」
ジュンはにやりと口角を上げてそう告げた。
「ああ、遅れた」
「7年も待たせたんだ、待ちくたびれたよ」
「7年経ってる割にはあまり変わってないな」
「変わってないのは師匠の魔法の影響のせいよ」
ルーズの返答にソウは「あぁ~、そういうこと」と納得していた。
さすが、絶界魔法の第一人者のことだけはある。
「ねぇ、ソウ。ウェンディは?」
サンディーはウェンディと仲が良かったので久しぶりに会いたかったのだろう。ソウとてっきり一緒に来ると思っていたサンディーはソウに訊ねた。
「ギルドにいるはずだ」
「ええー、むぅー」
不満そうにほっぺを膨らましたサンディー。
心の中でサンディーにごめんと謝りながら早速本題に入る。
「んで、俺をここに呼んだのはどのような用件で?」
「それは師匠が言うんだって」
「アール、師匠はどこに?」
「ここじゃ!」
幼い声と共に現れたのは一人の少女だった。
着物を着ており、見た目は完全に和装少女。ただ、その小さな個体の中からは膨大な魔力が秘められていることが感じられた。
確か、この人は元聖十大魔道の一人であったはずだ。
今思えばあの青い天馬のジュラという人も聖十大魔道の一人ではないか。だからソウには見覚えがあったのか。
閑話休題。
元と言っても見ただけだその小さな体に秘められた実力は分かる。 こうして正面から対峙するとより一層分かる。
自分が本気で戦っても勝てる確率は殆どないと言ってもいいだろう。
「お主と直接会うのは初めてじゃのう」
「ええ……初めてまして、師匠」
「むっ……師匠と呼ばれるのはあれじゃのう……まあ、いいわい。ソウ、敬語は使わなくって結構じゃぞい。お主みたいなのから敬語を使われるとむず痒いからのう」
少女からは似つかわしい口調で話始めた師匠。違和感満載である。
というよりこの人は一体何歳だろうかと疑問に思ったソウ。
「師匠、早速本題に入ってくれないか」
急かすように言ったのはジュンだった。
その表情からは期待しているように思えた。どうやらジュン達も事情とやらを聞かされていないらしい。
サンディーとルーズもこちらに耳を傾けて話を聞こうとしていた。
「ようやく、お主らが揃ったのでな、そろそ動きだそうというのじゃ」
ソウ、ジュン、サンディー、アール、ルーズ。
この5人が揃ったことでやっと動き出すというのか。
待っていたというよりは遂に来たかと思う気持ちの方が強い。
「動き出すのは今年の“大魔闘演武”じゃ」
大魔闘演武。
ネーミングから察するに何かの大会だろうが、聞いたことがなかった。
他の皆も聞いたことがなかったのか首を傾げている。
「その大魔なんたらって何なの?」
代表して質問したのはサンディーだった。
その質問をされた師匠は「そうじゃった」と何かを思い出したようだ。
「お主らがいない間にフィオーレ大陸で随一の最強ギルドを決める大会が開催されたのじゃ」
「あんたの魔法で私達を閉じ込めていたんじゃない………」
師匠の言葉に呟いたルーズ。
つい耳に入ってきてしまい苦笑いをしたソウ。
ジュン達もジュン達で色々と苦労していたようだ。
「ルーズ、聞こえておるわい」
びくっ!と肩を震わしたルーズ。恐る恐る顔を上げて師匠の顔を覗いた。
師匠はただニコニコ可愛らしい少女の笑みを浮かべているだけだった。
「その大魔闘演武とお主達の目的の時期が被っておるのじゃ」
師匠の説明は続く。
時期が被るということは7月の上旬ということになるのか。
「そこでじゃ、妾達もそれに参加することにしたのじゃ」
「ちょっと待て、それって何処かのギルドに入れってことかよ」
黙って聞いていたジュンが意見を上げた。
大魔闘演武はフィオーレ一のギルドを決める大会なのでギルドに入っていないと参加することすら出来ない。
そこから考えられるのは何処かのギルドに入って参加するという手段。
手っ取り早いのはソウのいるフェアリーテイルに入ることだが、そもそもフェアリーテイルはこの7年で最弱のギルドとなっているので参加するかどうか怪しい。
ナツ達の場合は大魔闘演武で優勝出来れば他の奴等に見返せれると思って必ず参加するだろう。
そうなるとソウ達が全員一緒に参加することは現状では難しくなる。
まさか、ギルド全員参加ではないだろう。抜擢された魔導士で争っていくのが妥当といったところか。
師匠の出した答えはそれを一回り違っていた。
「妾達で新しいギルドを作るのじゃ」
「わーい、私やってみたーい!」
意気揚々と手を上げて賛成の意思を表したサンディー。
逆にソウの表情は暗くなっていく。レモンもソウの考えに気付いたのか呟く。
「それって………」
「確かにそれだと手っ取り早いな」
「僕も異論はないね」
「私も特にないわ」
ソウ以外のメンバーは次々に同意していく。
あせりを感じた。
「ソウはどうかの?」
「師匠、ソウは既にフェアリーテイルのギルドに入ってるよ」
「そうじゃったか………だが大魔闘演武に参加するには5人は必要なのじゃ………」
「それなら師匠も参加すれば?」
「妾がマスターとなるからのう。マスターは大魔闘演武には出場は出来ないのじゃ」
「私とジュンとサンディーとアールと四人しかいないことになるわね」
そこまで言って皆の目線がソウの所に集まる。
ここで行けるのはソウのみ。レモンも一応魔導士だが、エクシードだ。
けれど、ソウとレモンはフェアリーテイルの魔導士。入るとなれば、フェアリーテイルを抜ける形になるだろう。
無理にとは言わないのだが、大魔闘演武に参加した方が目的は遂行しやすい。
だったら自分がやることは一つ……。
「分かった、俺も入るよ」
「やったー!」
「俺は入れるがウェンディが入れるかどうかは分からないぞ、サンディー」
「うん、いいもん。ウェンディちゃんと試合出来るかもしれないんだよ」
そっちか!と意表を突かれたソウ。
てっきり同じチームに入りたいと考えていた。
「でも、ソウ。それだとフェアリーテイルを抜けることに………」
アールは心配そうにソウを見つめる。上に乗っているレモンも口には出していないが心配しているのかそわそわしている。
ソウの決意は固かった。
「マスターに相談してみる。無理だったら無理矢理了承してもらうまでだ」
ウェンディやギルドの皆には悪いが、こうでもしないといけないのだ。
またウェンディの機嫌が悪くなりそうだ。嫌いになられたら困る。
もしそうなるとすれば、フェアリーテイルも出場するとなれば自分は彼等の敵となるだろう。
それも案外悪くないと思ったソウ。
「ふむ、ソウのことは取り敢えず後回しにておいてじゃのう。妾は既にギルドの名を決めてあるのじゃ」
「ほんとか!なんだ、師匠!」
「気になる~、ねぇルーズ」
「少しだけよ」
そっぽを向けたルーズだったが目線は師匠の方に向けられている。
「言うぞい、妾達のギルドの名は………………『トライデントドラゴン』じゃ!」
師匠はにやりと笑った。
続く───────────────────────────
ギルドのネーミングセンスについてはノータッチでお願い申し上げます!もし、こっちの方が良くない?というのが、あればお待ちしておりますので!
さらにご要望があれば、アール達のキャラ設定も執筆したいと思ってますので感想待ってま~す!!
オリジナルの敵キャラってあり?(無しの場合だと、原作に出てきた敵キャラのいずれかを主人公が奪い倒す形となる予定)
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あり
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なし
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ありよりのなし
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なしよりのあり
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どっちでも