FAIRY TAIL 波地空の竜   作:ソウソウ

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この話ではジュンが魔法を使っているですが、何の魔法か分かりますか?
彼の魔法を予想してご覧になるのも悪くはないかと………(当てられたら怖い………)
因みにこの話ではジュンの魔法は明かされませんのでご了承くださいね( ̄▽ ̄;)

───感想、評価大歓迎です!!


第q話 戦車

 大魔闘演武・二日目。

 早速、競技パートが行われており、会場は凄い盛り上がりを見せていた。今回の競技の会場はなんと、町一体。故に会場には大きなモニターが写り出されており、そこから観戦する形式を取っている。出場しない選手達も同じようにモニターを眺めて応援したり、軽口を言い放ったり色々だ。

 そんな中、トライのメンバーは目の前の現状を目の当たりにして何とも言い難い気持ちに襲われていた。

 原因は出場者のある意味無惨な現状になっていることにあった。

 今、会場にいないのはジュン。つまり彼が競技に参加している。なんでも、ナツが出るならと対抗心を燃やしていたらしい。だが、それは仇となった。

 ジュンは乗り物に弱いくせに、乗り物に乗る競技に出てしまったからだ。

 競技名───“戦車(チャリオット)”。

 名前から察することも出来たが、内容は町を一周するほど幾つも連結した戦車の上を落ちないようにして、ゴールを目指すというもの。

 誰が出るかを決める際、結局はジュンが最後まで退かなかったので誰も反対はしなかったのだが………やはり、代わりに違う人が出ていればと思う。具体的には、ジュンとアール以外の誰か。

 

『それにしてもヤジマさん、こんな展開誰が予想できたでしょうか?』

『ウ~~ム』

『Cool………?』

 

 実況席で放送を担当しているのはチャパティ。髪型が昨日と変わっている。そして、解説にヤジマ。後、二日目のゲストとしてジェイソンが招かれていた。かの有名な週刊ソーサラーの記者をしている人だ。

 チャパティの疑念を含んだ一言に誰が同じ意見だった。いや、こんなことになるとは想像すらしていない。ある意味とんでもない波乱を引き起こしていた。

 

『なんと!! 先頭より遥か後方、“妖精の尻尾(フェアリーテイル)A”ナツがグロッキー状態です!!』

『お……おお……おぷ』

 

 画面には今すぐにでも吐き出しそうなほど、顔を真っ青にしたナツがいた。

 この現状を同じチームメイトは最悪だろうと思っているだろうが、意外にもそんなことはなかった。

 

『それだけではありません。そのすぐ近くで“妖精の尻尾(フェアリーテイル)B”ガジルと、“三首の竜(トライデントドラゴン)”ジュン…さらには“剣咬の虎(セイバートゥース)”のスティングまでがグロッキー!!』

『な…なぜオレが……』

『き…気持ち…ワル……』

『おおお……ヤバイ……』

 

 ナツとまったく同じようなことをしているのが、さらに3人もいたからだ。

 

『乗り物に弱ェのは…火竜(サラマンダー)の……アレだろ』

『出るん………じゃなかったぜぇ………』

 

 カジルはナツの弱点である乗り物酔いに困惑している様子で、必死に前へと進もうとしていた。ジュンは今更、後悔している。出てからでは遅いのだ。

 ソウ達の方でも後悔を通り越して、呆れているサンディーがいた。

 

「ジュン………なにやってるの………」

「アホね」

 

 ルーズに至っては最早、呆れすらを通り越して冷徹な視線を浴びせていた。

 アールはというと、呑気に感心していた。

 

「あの鉄竜君も酔うようになったんだね」

「ん?そういえば、そうだな」

 

 これは勝負事なのに、関心すら寄せていない二人にルーズはあの約束ごとは大丈夫なのだろうかと不安になる。

 一応、これでジュンが負けてもトライの敗北となるからだ。

 

『さあ、先頭集団の方を見てみましょう。こちらは激しいデッドヒートが繰り広げられています。先頭は“大鴉の尻尾(レイヴンテイル)クロヘビ』

 

 戦車の先頭を走っているのは、全身の黒タイツと蛇のような顔つきが特徴の男であるクロヘビ。

 

『それを追う“青い天馬(ブルーペガサス)”一夜。“蛇姫の鱗(ラミアスケイル)”ユウカ。“人魚の踵(マーメイドヒール)”リズリー。やや離れた所に“四つ首の猟犬(クワトロケルベロス)”リザーブ枠のバッカス!!』

『メェーン…』

『アンタらその体型でよくついて来れるな………』

『ポッチャリなめちゃいけないよ』

 

 ユウカは互角である二人に負けじとするが、二人とも体型が太りぎみなのでどちらかと言うと感心していた。

 

『ヒック…まいったな……昨日の酒が抜けねぇやい』

 

 後方にいるバッカス以外の3人はほぼ同列に並んで走っており、ここから一気に引き離す為に最初に勝負を仕掛けたのはユウカであった。

 

『波動ブースト!!この衝撃波の中で魔法は使えんぞ!!』

 

 ユウカは魔法を打ち消す波動を後方に放ち、スピードアップすると同時に、後方にいる面々の魔法を封じた。

 波動。ソウとまったく同じだが、どうも微妙に効果が違うようだ。

 

「ソウもあれ、使えるの?」

「魔法を封じる効果はないぞ」

「そうだよね。あの人の場合は波動の中だと魔法を使えなくするみたいだよ」

「根本的に違うようだな」

 

 ソウの波動は空間自体を揺らすことに長けている。ユウカの波動とは違い、魔法を使えなくすることは出来ない。

 

『ポッチャリなめちゃ…いけないよっ』

 

 そしてリズリーは波動をかわし、得意の重力変化の魔法で戦車の側面を駆け抜ける。

 驚くことに、リズリーの体型が一気にスリムになっていた。これには特にサンディーが反応していた。

 

『魔法をかき消す波動……ならば俊足の香り

(パルファム)、零距離吸引!!』

 

 さらに一夜は香り魔法(パルファムマジック)で生み出した速度強化の香りが入った試験管を、かき消されないように直接鼻に押し込んで吸引した。因みに映像でその絵面を見た観客たちは思いっきりドン引きしていた。勿論、ソウ達もだ。

 

『とぉーーーう!!』

 

 俊足の香り(パルファム)によって速度アップした一夜は一気に駆け抜けてユウカを追い越す。

 ユウカの波動もほとんど効果を発揮せずに終わる。

 

『ほぉう、がんばってるなァ。魂が震えてくらァ。オレも少しだけがんばっちゃおうかなァ』

 

 するとそんな4人の後方にいたバッカスはそう言うとその場で立ち止まり、まるで四股を踏むようにゆっくりと片足を上げる。

 そして───

 

『よいしょオオォォォォ!!』

 

 バッカスが足を振り下ろしたその瞬間、彼の足は戦車をいとも容易く踏み潰し、さらにその前後にあった戦車すらも引っくり返す。

 たったのあれだけで、とつてもない破壊力を秘めていた。

 

『こ…これは!!バッカスのパワーで戦車が───崩壊!!』

 

 あまりの光景に会場全体が愕然とする。ソウはその時、まったく関係ないことを思っていた。

 

「俺が出た方が良かったな」

「うん。僕もそう思ったよ」

 

 ルーズが同意するのも、この競技は色々とソウが有利に進められるルールだったからだ。

 まず、乗り物酔いにならない。さらに波動で戦車を揺らしまくれば他の面子の足場は悪くなり、戦況を優位に進められる。

 

『おっ先ィーーー!!落ちたら負けだぜっ!!』

『何だねアレは…』

『きたねぇ!!』

『ポッチャリなめちゃ…』

 

 引っくり返った戦車に巻き込まれて足が止まった一夜たちを一気にごぼう抜きにして走り去っていくバッカス。そんなバッカスを愕然と見送る一夜とユウカとリズリー。リズリーは一気に痩せすぎで別人のようになっている。

 バッカスの勢いは止まることを知らない。そのまま高笑いをしながら、圧倒的な追い上げをしていく。

 そして、そのまま首位を独走していたクロヘビを抜いてそのままゴールへと辿り着いてしまった。

 

『ゴール!!四つ首の猟犬(クワトロケルベロス)、10ポイント獲得!!』

『震えてくらァ!!』

 

 一位を取られたことにサンディーは落胆の態度を見せる。まぁ、それでも彼女は元々ジュンが一位を取れるとは微塵も思っていないようなので、あまり残念がってはいなさそうだ。

 

「あ~あ、負けちゃったねー」

「まだ終わってないわよ」

『続いて2着…大鴉の尻尾(レイヴンテイル)、クロヘビ。3着リズリー、4着ユウカ、5着一夜!!』

 

 バッカスに続くように他のメンバーたちも次々とゴールしていく。

 

『残るは情けない最下位争いの4人ですが……』

 

 そう言って映像に映ったのは、乗り物酔いの影響で未だに半分にも達していないナツ・ガジル・ジュン・スティングの4人。

 

『おぼ…おぼぼ…』

『バ…バカな……オレは乗り物など平気…だった…うぷ』

『じゃあ…うぷ……やっとなれたんだな、本物の滅竜魔導士(ドラゴンスレイヤー)に。おめでとう、新入り』

 

 まるで歓迎するかのようにスティングは口にした。ジュンも彼なりに何かを言うつもりなのか、口を動かしていた。

 

『………こういうのは……慣れたら……平気なんだ………でも………慣れねぇ』

 

 アドバイスのつもりが、あまり意味をなしていなかった。

 

『ぬぐ……!! テメェッ!!』

『おばっ』

『えばっ』

『うぼっ』

『がはっ、力が出ねえ』

 

 ソウはがっくりと項垂れた。

 

「あいつらは何やってんだか………」

 

 そんなスティングの言葉に憤慨したガジルが体当たりをするが、とても弱々しい上にナツやジュンまでも巻き込んでしまう。それを見た観客たちは「あはははははっ!!!」と笑い声を上げる。

 ソウはため息をついた。

 

『うおぉぉぉおお!! 前へ───進む!!』

 

 ナツはフラフラとした足取りになってでも、決してめげずにゴールを目指してただひたすらと進む。それに続くようにガジルとジュンも足を進めていく。

 

『カッコ悪ィ、力も出せねえのにマジになっちゃってさ』

『進むぅぅぅぅぅ!!』

 

 小バカにしたようにそう言うスティングの言葉も意に介さず、ナツたちはひたすらに前へと進む。

 彼にとって、ここまで頑張れる気にはなれなかった。

 

『いいよ……くれてやるよこの勝負。オレたちはこの後も勝ち続ける、たかが1点2点いらねーっての』

『その1点に泣くなよボウズ』

 

 両手をひらひらと動かし、降参のポーズをとる。

 勝負を捨てて立ち止まったスティングに対して、ガジルは不敵な笑みを浮かべながらそう言い放つ。

 

「オォォォォォォオ!!」

「ぐぅぅぅうううう!!」

「ぬがぁぁぁぁああ!!」

 

 もはや地べたに手をつけて這いずりながら、雄叫びを上げて前へと進むナツとガジルとジュン。そんな3人を見ていたスティングは、彼等の背中に問い掛けた。

 

『ひとつだけ聞かせてくんねーかな? 一人は違うんだが、何で大会に参加したの? アンタら。昔の妖精の尻尾からは想像できねーんだわ。ギルドの強さとか、世間体的なモノ気にするとか。オレの知ってる妖精の尻尾はさ、もっと……こうマイペースっつーか、他からどう思われようが気にしねーつーか』

『仲間の為だ』

 

 ナツは即答で返事をした。

 ジュンの動きが止まり、ナツに視線を向ける。彼がどんな信念で挑んでいるのか気になったのだ。

 

『7年も………ずっと………オレたちを待っていた……どんなに苦しくても、悲しくても、バカにされても耐えて耐えて………ギルドを守ってきた………仲間の為に、オレたちは見せてやるんだ』

 

 ひたすら待ち続けてくれた仲間、帰る場所を守り続けてくれた仲間。その仲間はどれほど辛い目に遭ってきたのか、想像するまでもない。

 既に妖精の尻尾は今までの栄光は殆ど消えかけてしまっている。評判は悪い一方だ。

 だからこそ、必死に耐えてくれた仲間達の無念を晴らすべく、彼は例え世間から批判を浴びてででも果たさなければならないのだ。

 

『妖精の尻尾の歩き続けた証を!!だから前に進むんだ!!』

 

 ナツの想いの篭った言葉は会場にも轟いていた。妖精の尻尾応援席では涙ぐむ者が続出して、マスターのマカロフは号泣してしまっていた。

 また妖精の尻尾を昔から知っていた他のギルドの魔導士も微笑ましく、彼等のことを何一つ知らない観客も見る目が良い傾向へと変わっていた。

 ソウはただ黙って聞いていた。

 

「………いいなぁ………」

「そうだね。僕も、羨ましく思ったよ」

「そうかしら?」

 

 サンディーとアールはうるうると瞳を潤していた。ルーズは言葉とは裏腹に少し笑っていたような気がした。

 必死にもがくナツ・ガジル。それに付いていくジュンは徐々にゴールに近づいていく。

 そして遂に───戦車を降りて、後数歩歩けばゴール出来る目前まで辿り着いた。

 

『おめぇらの決意は分かった………。が、こちとら負けるわけにはいかねぇんだぁ』

 

 ジュンは右手を前へと突き出して、言語を詠唱した。

 

『“───”。発動』

『ぐはぁ!!』

『ごはぁ!!』

 

 地面へと叩きつけられたかのように二人はうつ伏せに動けなくなった。まるで、背中に巨大な重石がのし掛かっているかのような感覚が二人を襲う。

 そんな二人とは真逆にジュンは彼等の側を通ると、ゴールの線を越えた。

 

『ゴォーーール!!三首の竜、6位!!3ポイント!!』

 

 ジュンがゴールすると同時に一気に体が軽くなった。

 

『なんだぁ………今のは……?』

 

 ナツとガジルは頭がよく回らないなか、再び歩き出す。

 

『妖精の尻尾A,ナツ8位!!2ポイント!!』

『うっしゃ、ポイント初ゲット』

『妖精の尻尾B、ガジル9位!! 1ポイント!!』

『ギヒ』

『剣咬の虎、スティングはリタイア。0ポイントです!!』

 

 体力、気力、何もかもが限界の中で諦めずに手に入れることが出来た得点。他のギルドと比べれば全然ちっぽけな点数だが、妖精の尻尾にとってはこれが始まりの第一歩であった。

 

「あいつらの執念………みてーなの」

「ああ………スゲー」

「何なんだあいつら」

「妖精の尻尾………ちょっといいかもな」

「少し感動しちまった」

「オレ………!! 応援しようかな!!妖精の尻尾!!」

 

 そんなナツたちの姿に感銘を受けた観客たちは、彼らに惜しみのない拍手を送ったのであった。

 

 

 ───妖精の尻尾A、選手待機席───

 

「あぁ!惜しい~!!」

「くそぉ!後一押しで行けたぞ!!」

 

 ルーシィとエルフマンは悔しがる。ナツがゴール直前で勝つべき相手に抜かれてしまったからだ。

 

「………今のは………」

「エルザ、どうかしたのか?」

「いや、何でもない」

 

 エルザの頭に引っ掛かっていたのは、ソウのギルドから出場したジュンと言う少年。

 終了際、密かに何かを発動していたのをエルザは微少に感じていた。が、その正体を掴めることはなかった。

 

 

 ───三首の竜、選手待機席───

 

「あいつ、魔法を発動したようだな」

「でも、殆どの人は気付いていないようだけどね」

 

 ナツとガジルがいきなり不可思議な行動をとったのも、観客たちはてっきり一度力尽きたのだと思い込んでいるのだろう。

 丁度良かったかもしれない。

 相手に自分の手札をバレずに使用するとは、ジュンも頑張ってくれたものである。

 

「ジュンは負けず嫌いだから、使ったんだね~」

「そもそも彼は負けては駄目なのよね?」

 

 ルーズに聞かれて、ソウはハッとする。

 

「そうか………。これでジュンが負けても、妖精の尻尾は俺らに勝ったことになったんだな………」

「あ、本当だね」

「………気づいてなかったのね………」

 

 相変わらずの緊張感のなさにルーズはどう言うべきか迷ったあげく、何も言わないことにした。

 言っても彼らが変わらないことは目に見えていた。

 

 

 ───2日目途中結果───

 

 1位,“大鴉の尻尾”(26ポイント)

 2位,“三首の竜”(22ポイント)

 3位,“剣咬の虎(20ポイント)

 4位,“青い天馬”(19ポイント)

 5位,“蛇姫の鱗”(19ポイント)

 6位,“四つ首の猟犬”(12ポイント)

 7位,“人魚の踵”(9ポイント)

 8位,“妖精の尻尾A”(2ポイント)

 9位,“妖精の尻尾B”(2ポイント)

 

 

 

 

 

 

 

 大魔闘演武2日目、バトルパート。

 

『さあ皆さんお待ちかねのバトルパートです!! 今日はどんな熱い戦いを見せてくれるのか!!』

 

 第1試合。“大鴉の尻尾”クロヘビ対“蛇姫の鱗”トビー・オルオルタ。

 クロヘビは先程競技パートにも出場していたので、連戦というハンデを背負っている。対するトビーはソウがウェンディに蛇姫の鱗を紹介してもらった際に彼女が知らなかった人物の内の一人で、外見はどこからどう見ても犬だ。

 

『ヘビと犬の睨み合い!! 果たして勝つのはどちらか』

『フェアな戦いを見たいねぇ』

『トビー、犬すぎるぅぅ!!COOOL!!』

 

 蛇と犬。確かに相性は最悪。

 そんな組み合わせに会場はどっと盛り上がりを見せていた。

 その時、乗り物酔いでくたびれたジュンを看護しに迎えに行ったサンディーが帰ってきた。

 

「ジュンはどうだった?」

「休めばすぐ治るって師匠が言ってたよ」

 

 アールの質問にサンディーは笑顔で答えた。

 

「この試合、すぐに終わるな」

「えぇ、そうね」

 

 ソウとルーズは緊張した顔つきで、戦場を見つめていた。

 ソウの呟きにサンディーは疑問を浮かべた。

 

「え?どうして?」

「始まるわよ」

 

 返答が帰ってくる前にルーズにそう告げられた。仕方なくサンディーも試合の行方を見守ることにする。

 

『それでは、第1試合開始です!!』

 

 ───幕が開けた。

 

 

続く──────────────────────────────

 




裏設定:戦車、ゴール寸前

ナツ、ガジルがゴール近くに接近するとジュンは密かに自身のある魔法を発動さしていた。酔っている二人は違和感に気付かないままジュンに抜かされるもののゴールした。
だが、ジュンが使ったのは重力魔法ではない。また別の魔法である。

オリジナルの敵キャラってあり?(無しの場合だと、原作に出てきた敵キャラのいずれかを主人公が奪い倒す形となる予定)

  • あり
  • なし
  • ありよりのなし
  • なしよりのあり
  • どっちでも

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