転生超越者は胸の穴を埋めたい(書籍版:転生程度で胸の穴は埋まらない)   作:ニテーロン

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登場人物紹介(後日談長編終了時)

◆コノエ

 主人公。後日談長編では聖国に向かい、祭りを楽しんでいたところ突然魔王爆弾に巻き込まれる。これで魔王関係の戦いに巻き込まれるのは三度目。災厄も含め、あまりに頻度が高すぎてげんなりしているが、テルネリカに「でも遭遇頻度は下がってませんか」と言われ、気を取り直す(シルメニア~天蓋竜が200日くらいで、天蓋竜~聖国も200日くらい)。いいこと探しをしよう。

 

 マイコをどう思っているのかと言えば、最近よく話す相手であり、過去に色々とあった相手でもあり、本物天蓋竜戦では恩がある相手であり、気付けば日常の一部になっていた人。以前、迷宮内で過去を見ているため、その絶望に共感している部分があり、力になってやりたいとも思っている。

 ……マイコの頭の感触、ぶにぶにでちょっと癖になりそうな感じだったなと思っている。でも触らせてくれとか言えないのでちょっと残念。

 

 〇性格

 神様に女性との距離を考えろと言われた。コミュ障の自覚があるので驚いている。

 ……まさか僕が?距離が近い?本当に? むしろ遠いのでは?

 

 実際のところを言うと、普段のコノエは自分からは女性に近づかないので、その考え(むしろ遠い)も間違っているわけではない。ただ、危機的状況で自分の利益を度外視して助けたりするので、それが結果的に近づくのと同じになっている。

 周囲の女性陣もそれは分かっているが、かといって助けるなとも言えないし、どうしたものかと。

 

 ただ、流石に人数が増えすぎなので、そろそろ気を付けないとマズいという点で、神様の言葉には何一つ間違いがない。

 

【雑ステータス】

 基礎能力     8000  神威武装Lv5 魂の補完

 固有魔法     0~2000  抗固有魔法 

 祝福     500~1000  ギミック特攻 弱体化(世界からの干渉停止、運命の乱れ)

 祝福(もど)き      1000  強化対象は可変式(基礎or金の祝福)

 

 

◆マイコ

 アデプト訓練生。マイコニド。世界最高クラスの才能の持ち主。

 服を作るのが好き。コノエの服を少しずつ自分製に置き換えて行こうと企んでいる。

 

 命を懸けて聖国を救った。というより、コノエが手を握らなければ確実に死んでいた(フランが思いとどまる理由がないので)。命がけの献身。贖罪。かつてマイコは、神に罪を償い続けると誓った。その帰結。

 今回マイコが頑張らなければ聖国はまず間違いなく滅んでいたので、その功績は極めて大きい。元魔物だと冷たい目を向けていた相手でも流石に態度を軟化させざるを得ない状況。聖国上層部の魔物嫌いで有名なアデプトがわざわざ感謝を伝えに来て、今後何かあれば力になると約束した。家族を救ってもらった恩は返さなければならない。

 

 人気急上昇中。マイコニドの名前が世界に広がりつつある。聖国では観賞用茸の栽培が計画されている。

 ただ、食用茸を栽培していた者たちは顔を青くして、食べてもいいのかと戦々恐々としつつマイコに質問しに来た。食べてもいいよって言った。

 

 〇性格

 コノエに手を握って欲しいと言った。恋じゃないけど、近くに居れば嬉しいし、手を握ってもらえると幸せになる。恋じゃないけど、ずっと傍に居てほしいし、拒絶されると考えると怖くなる。

 

 ……本当に恋じゃないの?

 

 〇戦闘能力

 半年のアデプト式の訓練を熟して、以前よりは成長した。

 ただ、そこまで差し迫った事情がなく、全力で鍛えている訳ではないので、才能に対して成長は緩やか。

 

 〇魔法

 今回、祝福(もど)きを作った。一途な想いではないため、擬き。なので、マイコほどの才の持ち主であっても出力は低め。

 ただ、強化対象をその場の状況に応じて変えられるので、とても便利。

 

 なお、祝福擬きを使わないときは普通の固有魔法も使える。あまりに法外。

 

【雑ステータス】

 基礎能力:2000→2400

 固有魔法:測定不能(可変式)

 

◆フラン

 夢の住人。マイコのあったかもしれない未来の一つ。

 神の加護を持っていない。

 

 夢の魔王の力によって連れてこられ、受肉した姿。コノエに手を握ってもらえなかったマイコ。孤独に生き、孤独に死んだ。

 ちなみに、神の加護がないのに何で知性があるのかと言えば、あまりの天才性故に自力習得したから。本編とは違う形で邪神に反逆し、知性を剥奪されてただの茸に戻り、しかし一度成長した知性は残滓を残していたため、長い年月の果てに元と同程度まで発達した。してしまった。

 フランが人間と仲良くできなかったのは、教官の死後、知性を取り戻すまでにかなりの年月が経っていたのも原因の一つ。平和な時代は遠く、生命神の分体も欠け、人類は滅亡間近。そんな世界に、人外の存在に居場所はなかった。

 

 本編終了後は、聖国の研究員と共に夢の研究をしている。結構聖女様にこき使われているが、そもそも人と関われるのが嬉しいため、内心喜んでいる。

 成果を出し、現実に行くことが出来れば、生命神の加護を貰えると約束してもらったため、頑張るつもり。

 

 ……現在、コノエを迎える用に夢の中に部屋を造っている。

 

 〇戦闘能力

 マイコの完全上位互換。生命神の加護がないため身体能力が低いが、それを補って余りあるほど原始魔法、固有魔法の扱いが巧み。

 初対面時、マイコは全力で抗ったが瞬殺された。

 

【雑ステータス】

 基礎能力:5000

 固有魔法:[測定不能][測定不能]

 

 スロットが二つある。

 マイコへの呪詛を使いつつ、義体も使ってたのはそういうこと。

 

◆聖女:セレスティナ

 アデプト。聖国の武のトップ。桃髪桃目。とても強い。

 教官のことが大好き。

 

 フランをこき使っているが、これはある種のアピールでもある。人外の存在であるフランを聖女様が顎で使って見せることで危険な存在じゃないよって言ってる。

 

 努力の人。教官の役に立つために頑張ってきた。努力して、努力して、努力して、偶に教官に構ってもらって。いつか戦死するまでそんな生活をすることになると思っていた。

 しかし、なんだか突然に邪神が死んで、余裕が出来て。しかもお姉様が恋の相手まで見つけてしまった。その結果、「これは私も生き方を変えるべきでは、お姉様とコノエに結婚してもらって、その上で私もコノエと結婚して、お姉様と本当の家族に――」みたいな感じに本格的になっている。出来たらいいなじゃなくて、必ずするの領域。

 

 ……なので、そろそろ本格的に聖国トップの後釜を見つけないとなぁ、と。

 

 ――ちなみに、今回の一件を、聖国の為政者側から見るとどうなるのかと言えば.

 仮に、マイコが対処しなかった場合、まず聖国の一般市民が全員死ぬ。村も街も死体で溢れかえって、しかも人手が足りず葬儀もままならない。

 世界中から応援を呼んで対処しようとするも、聖国は人口が極めて多いので焼け石に水。最終的にはアデプトが村や町を根こそぎ消し飛ばすことになっていたかも。心が強いアデプトでもキツイ仕事。また、それでも間に合わなかった亡骸は魔物に喰われることになる。喰らった魔物は高い知性を手に入れ、狡猾に行動し、後の災害、災厄になっていた可能性も高い。

 また、食料の最大輸出国であった聖国が崩壊することで、世界中で飢餓が発生。邪神討伐に浮かれていた人類は一転、苦難の時代を迎えることになる。

 

 そういうのをマイコが全部、ぬってしてくれました。魔物嫌いのアデプトが感謝しに来たのは要するにそういうこと。

 

【雑ステータス】

 基礎能力 44000

 固有魔法 ?

 

◆聖国の神様

 生命神の分体。外見は十歳。無垢の概念と共に生まれてきた。

 今回の一件で、マイコとコノエに深く感謝している。

 

 十の生命神の分体の中で、最も人に近い。長年人の傍で活動してきたので、どの分体よりも多くの人と対話してきた。人を尊敬より親愛で率いてきた神格。人への理解が深く、外見は最も幼いのに恋愛などへの理解は最もあるとも言える。

 なお、恋愛に理解があるのにどうして神国の神様の前でコノエを勧誘したかというと、神国の神様がコノエに恋愛感情を持っていると知らなかったから。というか、あの後に気付いて、神が人の子に恋!? と、凄く驚いた。でも邪神が死んだし、それもありなのかな、とも思っている。

 

 神国の神様を落としたコノエへの興味が増しつつある。いい子だよね。

 ……でも聖女(あのこ)を連れて行くのだけはやめてくれないかなぁ。

 

◆夢の魔王(夢鏡の魔王)

 魔王。邪神の遺産。戦いの後、夢鏡の魔王と正式に命名された。

 対象者の恐怖の形を映し出し、類似存在を夢の中から連れてくる権能を持つ。

 

 作り出された後、一度も目を覚まさずに死んだ可哀そうな魔王。起動のためのエネルギーが多すぎたことなどを理由に凍結され、最後は爆弾として利用されてしまった。

 

 夢喰いの魔王が精神体であったことを理由に討伐されたので、現世に肉体を持つ存在として作られた。一方的に夢の中に取り込み、内部で戦わせ、自分は現世の地下深くで高み(低み?)の見物。そういう魔王。もし起動されていたら、かなりの犠牲者が出ていたはず。ただ、本体は物理攻撃が通用するので、教官に勝てない。そのため、世界崩壊まで行けたかと言うと、少し難しいかも。

 

◆天蓋竜

 今回、偽物が限定的に復活して暴れ回った。コノエと全力で戦えたので、かなり満足している。次は負けないぞ。

 夢の存在であったため、本物には今回の記憶は残っていない。……はず。

 

◆神国で待つ人たち

 テルネリカは、無事訓練から帰還。帰ってきたタイミングがコノエが聖国から戻った直後だったので、家の玄関を潜るなりコノエに抱き着いた。辛かった。……コノエが帰って来ていてよかった。コノエもその苦しみが分かったので、しばらく背中をぽんぽんしていた。

 メルミナも、訓練から帰還。テルネリカと共に乗り越えた姉と祝杯を挙げた。その後、早速聖国から帰ってきたコノエの元を訪れて――というのが後日談メルミナ編の始まり。多分。違うかも。

 フォニアは、まだアーキノルカで復興作業に従事している。久しぶりに城で過ごしていた際、メイドにつかまった。誘導尋問であれこれと聞きだされ、恋バナの範疇でコノエ君の情報が流出した。

 教官は、訓練から帰還後、聖国の一件の後始末に従事している。魔王爆弾爆発の件などで仕事が増え、コノエとの飲み会はしばらく後になりそう。悲しい……というより、少し安堵している。

 秘書さんは、そんな教官を白い目で見ている。それでいいの? あなた。




これで後日談長編は終わりです。
次は来週サポーター短編を一話投稿して、その後はメルミナ編に移行していきます。

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