インターネットに汚染された和マンチ共のTRPG 作:よくメガネを無くす海月のーれん
ママトマトトマサイド
「……はい、たぶんここで女神様が良い感じのOP入れてくれてると思うので一旦休憩」
手をパチンっと叩き、フリップを下げる。割と時間が掛かったフリップなので折らないように(なんでも入るハイパー呪物バッグくんに)大切にしまう。ふぅと一息、スッと体の力が抜け、へにゃっとしたゆる〜い空気になる。
ケモミミケモシッポの女性……狼洞蝶華は尻尾に手櫛を掛けながら、丁寧に、初めての感触を確かめるように…いや、ただトラウマでハネた枝毛を梳いているだけだわ。瞳とキューティクルの輝きがくすんで見える…ブラック企業勤めの闇は深い。
それはともかくケモミミケモシッポは羨ましく思う…。俺も自キャラで転生するなら、普通に性癖ガンガン詰め込んだヤツにしたのに…。あの〜、蟲系亜人がいい。人寄りのあんまりリアルじゃないやつね。
次いで、山羊頭で胴体がイカ、触手の先に竜やカニの鋏が接合された蜘蛛足八脚タイプの化け物……ドルドルはうねうねと触手を動かしながら時折回転している。コイツは下半身と胴体の繋ぎ目部分がデカめの球体関節みたいな感じになっているので、脊椎動物の枠をかなぐり捨てた360度捻りが出来る。こちらの目線に気付いてキメ顔をするが、それ山羊顔でやってもカッコつかないぞ。
「は?山羊頭は最高にクールだが?」
「黙りな、ベイブ○ードの失敗作がよ。頭が山羊なら山羊らしく草でも食ってろ」
「は?肉食もいけるが?雑食だが?バースト出来るが?」
腰から上を回転させながら、触手の竜頭がガチガチと歯を鳴らす。お前それ野菜食う時と肉食う時で口使い分けるん?キメラの利点ゼロじゃねぇか。ヒューマンヘッドは野菜も肉もいけるんだぞ。異世界だと特段の特徴がない汎用パーツかもしれないが、もっとヒューマンパーツを信用しろ。一応霊長類やぞ。汎用性はピカイチだかんな。
謎に自身の回転力とパワーを見せつけ出したドルドルに中指おっ立てながら、ムンクの叫びみてぇな顔してる植物女……じーえむを見やる。
「大丈夫そ?」
「Identity…」
「だめそう」
頭を抱えて、絶望というものを表すとこうなるというお手本みたいな表情でorzとなっているじーえむは哀れ通り越して滑稽だ。
どうやらコンバートされたドリアードという種族は、身に纏う植物が本体の感情の大小、喜怒哀楽に影響されるらしく、絶望という感情は植物を枯れさせるには十分なものであるらしい。病気に掛かってるの?というような萎び方をしている。死ぬんか?
スッと脇に手を差し込み、そっと持ち上げ、狼洞さんに渡す。
「任せる」
「任された」
アニマルセラピーならぬ、プラントセラピーと化して狼洞さんのトラウマを癒やすマイナスイオン生成機械となったじーえむを横目に、こちらを半目で睨みつける巨人単眼の男……アマツマ。
「とりあえず一発殴らせてもらえない?」
「アマツマのパンチは普通に死ねるからNG」
「アマツマチョップは破壊力だからな」
「あれは、バカか?アホか?ゴミか?」
「あれは、アマツマーン!(⤴)アマツマーン!(⤵)」
「裏切り者の…」
「勝手に裏切り者扱いしないで?」
見た目からしてパワータイプであるアマツマパンチなんかくらいとうないと言えば、ドルドルが唐突な連想ゲームによりデ○ルマンの替え歌を歌いだし、俺はそれにノッてアマツマを貶す。大体こんなことをひたすら繰り返すのが俺達クオリティだ。
肩をグルグルとさせるアマツマを見てため息を吐く。どうせ、こいつは脳筋だ。困ったら全部筋肉で解決しようとする。お前はやはり悲しき筋肉バーサーカーなんだ。それはもはや誰にも変えることができない不変の個性だ。もし、変えたらコイツはコイツでいられなくなるだろう。
哀れみの目を向けて俺は言った。
「そうだよな。お前は本家と違って優しさに目覚めてないもんな」
俺は暗に暴の化身であると言った。
「は?誰よりも優しいが?バファリンのもう半分僕だから」
「驕りが過ぎるだろ。お前の優しさなんて、せいぜい定時間際でそわそわしだした新人社員の肩にそっと手をおいて、追加の仕事を渡して残業させるくらいだろ」
「優しさマイナスじゃんそれ。人に残業させるのは優しさではないよ」
「仕事したいからそわそわしてるんじゃないのか!?」
「はいカス。この世の根源悪が顔を出したね」
「残業……無給……日を跨いで……終電逃し……一人………」
「ア、アァ、アオア・・・あ、あ!…狼洞さんまたトラウマ刺激されてるじゃないですかー!やめですやめです!」
「お、じーえむ復活したじゃーん…途中カオ〇シいなかった?」
「陰キャでしょ」
「ち、が、い、ま、す、〜」
ぐだぐだ喋る俺等に空気が読めない以前に人ですらないドルドルが声を上げる。
「改めてだが…自己紹介しないか?」
突然何を言い出すんだと言わんばかりに視線が集まる。おう、お前、いい加減回転やめろよ。
「いやなに…これからこのメンバーでこの世界を生きていくのなら、軽いプロフィールやできる事を把握しておいたほうが良いだろうとな」
「あ〜…ね」
「三理くらいある、ドルドルもたまには賢いこと言うね」
「私等リアルのことはあんまり話さなかったしねぇ…」
「大体TRPGのことしか話してなかったですもんね…」
「あぁ、この体になって改めてできる事できない事を明確にし、互いを理解するのが最初の一歩であると考える」
「それに…」
「先から体を動かしているが特に違和感もない。しかし、リアル…ここに来る前に出来ていた事が、此方では出来なくなっている」
と奇妙な事を言いだした。なに?ナニカされてるようだ…ってことかい?それの確認のために回転してたの?ずっと?
「というと?」
「肉体に補正かかってるとか?あとは脳みそに異世界倫理インストールとかかな?」
「わからん…が、地球では出来ていた背骨を豪快に鳴らす事が出来なくなっているのは確かだ」
「…それお前が無脊椎動物の胴体してっからじゃないの?」
山羊頭で胴体がイカ、蜘蛛足の化け物が背骨の有る無しを話し始めたので突っ込んでしまった。…が、それはどうやら的を得たツッコミであるらしい。
「……」
「………ドルドル?」
「…お、おーい……」
「死んじゃったねぇ…」
ドルドルは動かない。ただのしかばねのようだ。
「ふっ、マヌケは見つかったようだな…」
「マジのアホじゃん。何が賢いだよ図に乗るな」
「ドルドルぅ…異世界に来たから頭が…」
「ドルドル、一旦休みな」
「………」
俺、アマツマ、じーえむ、狼洞さんの容赦ない物言いにスッと部屋の隅に移動していじけるドルドル…うーん…アホ。
そうして自身の身体を全く理解していなかったバカのベ○ブレード失敗作を放置して、しかし、言葉自体は一利ある事は確かなので、自己紹介する方向で話を固める。
なにせこのメンツは、ネット上でしかコミュニケーションをしてこなかった生粋の人間共だ。社会人たる狼洞さんを抜いた他メンツはコミュニケーションに難ありと言えるだろう。なんなら、社会人である狼洞さん以外職業すら知らないのだ。いや、確かアマツマは大学生とか言ってたはず。それくらいしか思いつかない。ネットリテラシー高めグループがここにきて弊害となっている。
こうして、ネット上のノリを持ち出しているのも、ネットのノリを抜いたら途端に会話に支障をきたすからだ。一種の互いに踏み込むべきラインとして成り立っている。それを取っ払わないとやっていけないのは事実。なにせ、ずっとインターネットのノリはキツイからだ。
ここで一つの意見が入る。はい、元気よく手を上げたじーえむさん、どうぞ。
「キャラのステータスも更新して見せ合いません?ほら、確かキャンペーン終わらせた後じゃないですか。そのままコンバートされたなら、キャンペーン分の報酬とか経験点を振り分けてない訳ですし、神様視聴者?に見られてるならステータスも含めて紹介した方が良いんじゃないかなと……。データを更新する傍ら、自己紹介の内容を考える時間がほしい…というのが本音ですが」
ほう、良い意見ですね。
「池○彰さん!?」
「池上○さんはお前みたいにギャンブルしないよ」
ワンチャン…?
「ツーチャンもない」
アマツマの断固たる否定。しかし日本にはこんな言葉がある。3度目の正直…
「スリーアウト、ゲームセッ」
「33-4」
「な阪関無」
「いい加減に、しなさい!」
ぽむっ
アマツマのゲームセッに、狼洞さんが反応。すぐさま俺が反応しかえすと、じーえむの小さなお手々で頭をぽむっとされた。
「66-8」
阪神算さん!?
すぐさま狼洞さんがインターセプト。
「判断が早い!」
鱗滝さんも!?
ノッたアマツマ。
「ゆるさん…ゆるさんぞ……トマト…!」
「ママトマトトマですー!って俺ぇ!?」
じーえむになぜかところてんの化け物方式で悪い事にされたが、俺、悪クナイ。悪いヒューマンチガウ。
「残当」
「いいだしっぺが悪いから」
「いや普通の発言だっただろ。良い意見ですねは。反応した奴が悪い」
「やってることがほぼ踏み絵じゃん」
「ともかく!?どうですか!??!?」
叫ぶじーえむに、拗ねたドルドル以外頷く。確かにデータは更新したい。なにせ、異世界で生きていけと言われたのだ。できる限り生きていく力というのは持っておきたい。あと視聴者がいるならちゃんとキャラ紹介を挟まないとついて行けなくなるだろう。タイトルコールする前にも言った通り、初見の人にも優しいリプレイ動画でないといけない。
……あと新しい技能とか特技使いたい(本音)
だがここで問題もある。
「どうやってデータ更新するん?」
静寂……おっと?
「……念じたら?」
「ステータス!とかかねぇ…」
「キャラクターシートが手持ちにあるとか?」
再度全員黙りこくる…。誰一人としてデータ更新を知らないから何も出来ない。固まること、数分後…
「ステータス!ステータス!」
「おーぷんすてーたす」
「システムウィンドウ!」
「えー、えーっと…鑑定?」
各々がそれっぽいことを只管言いまくるという地獄絵図が展開されていた。いやなんかそれっぽいこと言えばいけるんじゃ?という希望的観測がこうなってるんだが…。
すると、隅にいたドルドルが口を開いた。
「……冒険者であることを示すライセンス証の裏を見ろ。世界観として冒険者の能力や特技といったものはそこに記載される。考えられるとするならそこだ」
「それを早く言え」
虚空に向かってステータス!とか叫んでた俺等が馬鹿みたいじゃんか。ブーブーと文句を吐いては親指を下に向けていると、憮然とした態度でこちらを見やる。
「私は生粋の和マンチだ。システムに関わるルールは当然として、世界観や武器の形、歴史、国々の国民性に至るまでを隅から隅まで調べ上げ、GMを泣かせることを第一の信条としている。先の話も意味ある事だ」
「自分の馬鹿を曝す話が?」
「最低な事言ってるねぇ…」
「うぎぎ…何度ドルドルに苦しめられたか…」
「まぁそれに関してはじーえむも悪いところあるよ。俺等も苦しめられたことあるし、お互い様だぜ」
あんまり一緒にセッションしたくないようなことをカミングアウトしたドルドルだが、それ以上にGMの魔の手で可哀想な目に遭ってるので、ウチではドルドルの行為は許容されている。それにじーえむが愉悦部だから定期的に泣かしてわからせないと、プレイが厳しくなるからだ。おう、人格を残して、機械にされた人間が必死に助けてって叫びながら、暴れまくって殺戮を繰り返すのを殺さなくちゃいけないとか拷問だろ。
ちなみに、その機械化された人は、和マンチとダイス運の力により、インテリジェンスウェポンとして生まれ変わりました。
「聞け!…先の話の意味は、端的に言えばこの世界の重力が地球よりも弱いことだ。だからこそ、私のような生物として破綻しようと自重で潰れることはない。そしてそれはこうとも言い換えることができる」
「この世界は小さい、あるいは地球よりも遅く回転している」
「急に子供みたいなこという」
「当たり〇体操?」
「違う。重力とは未だ不確かな事が多くまったくもって分かっていない。しかし、ある程度の事実要因からいくつかのことが考えられる。質量が大きいほどに引力は生まれ、公転が強い程、重力が生まれるということだ。習ったことあるだろう。重力とは、引力と遠心力の合力だ。だがここで問題が出てくる」
部屋の隅から立ち上がったドルドルは語り出す。急に考察厨見たいなことなるじゃんと思いながら、話しがどこに着地するのか全員で見守る。あとたぶんなんとなくこの流れに見覚えがあるからだ。ちょうど、GMに処されるときのドルドルである。
「重力を操る魔法がこの世界には存在する。なら重力を増減させるということはその物体から質量を奪ったり与えたりしているのではないか。遠心力も関係すると考えたが、それならば公転に干渉しているということになる。それでは個別に重力を増減することは出来ない。だから、重力魔法というのは引力を増大、減少させるために、質量に干渉する魔法ではないかと考えた」
「質量とは、物体を構成する物質の量を指す。つまりそれが増減すれば、物体の形は変わることになる。しかし、魔法は重力のみを増減させる。それはつまるところ、局所的に存在しない質量を増やしたり減らしたりしているのではないか。重力の計算式に魔法という虚数が代入して計算されている。私はそう考えている」
「重力魔法に限らず…魔法は魔力と呼ばれるものから作り出される。重力を操作し、火を発生させ、虚空から水を作り出すことができるこの力」
「つまるところ魔法とい「【ドルドル…おやめなさい】」ぶべらっ!?」
なにかものすごく世界の真理にたどり着こうとしたドルドルが突如として吹っ飛ばされる。ほら、やっぱりな。
「え?なになになになに」
「僕達消される…?」
「私何もきーてませーん!!」
突如起こった謎現象にうろたえる狼洞さん、アマツマ、じーえむだが俺はそれどころではない。予想していた天罰を食らったんだが、それ以上にヤベー事が俺の身に起きてる。
身体、動かせねぇ。
「【ドルドル…この世には知らなくてもいい事柄という者が存在します。それは人間が扱えるものではないということでもあり、人間が扱うと害になるものでもあるからです】」
俺の口がわななく。俺じゃない俺の声が出る。十中八九女神様だ。俺を介して伝えるって言ってたけど、お告げとかじゃなくてこんな直接的なの?
「トマト…?」
「え、悪魔憑きになったのトマト?」
「トマト…魂を…!」
「ママトマトトマですー!【悪魔憑き扱いしたアマツマ…後で覚えておくことです。さて、女神より直々にありがたいお言葉があります】」
「ひぇ、ごめんなさい…」
「自分の名前を言うときだけ自我が戻るの面白」
「そこは女神様に乗っ取られようと譲れないんですね…」
「【いいですか。皆さん】」
「はい」
「何でしょう…?」
「エラッタ報告とか?」
「【早く自己紹介を始めなさい】」
「草」
「催促来ちゃったねぇ」
「あぁ…動画のテンポ、悪くなりますもんね」
「【以上です。今後もトマトを介して、GM裁定やルール変更、お知らせを伝えていくのでよく聞くように。あとステータスはドルドルが言ったように、ライセンス証の裏をダブルタップするとステータスの更新ができます。それでは】」
「ママトマトトマですー!ハッ!?」
「あ、戻ってきた」
「くっ…GMから処された以上、言及は避けるか…」
「こっちも復活したねぇ」
「女神様に乗っ取られたトマトはちょっと面白かったですね」
「ママトマトトマですー!…はぁ」
普通に疲れた。馬鹿かて。なんか無理やり脳を動かされたみたいな疲労感と不快感で吐きそうなんだけど…
グロッキー状態の俺をよそに話は進む。
「とりあえず…女神様からステ更新教わりましたし…ステータス更新したら、自己紹介を始めていきましょう。最初は言い出しっぺの私からやりますね」
「了解。じゃあ僕は二番目で」
「三番目か四番目がいいねぇ。出来れば四番目」
「なら私が三番目にしよう。トマトは最後でいい」
「ママトマトトマですー…最後か」
「じゃ、そういうことで」
そういうことになった。
~~~~~~~~~~
じーえむサイド
そういうことになったので、とりあえずデータの更新をしていかないとですね…。
ライセンス証…PCでやってた時はフレーバーテキストとして扱っていましたがちゃんと持ってるんですね。私のキャラ名と冒険者のランク、あと出身だったりが書かれてますね。
『じーえむ』
冒険者ランク:A
出身;ノーフェリア森林国
裏をめくると、技能やら何やら書かれてますね。ダブルタップすると、ヴォンという音と共に半透明なウィンドウが表示されました。ちょっとビビりましたが…UIがネットで使っていたキャラシ作成サイトと同じなので操作自体は楽ですね。……これ著作権とか引っかかったりしないんですかね?いや、この場合…実用新案権?いや…全部ひっくるめて知的財産権ですね。んまぁ…神様製だから大丈夫…なはず。
ちょっと不安はありますが置いといて…視聴者がいるとのことなので、簡単に説明していきましょうか。
パパっとステータスの更新を済ませて……じゃん!
『じー・えむ』
種族:ドリアード
キャラクターレベル8
[身体能力]
生命:36+1 生命B5
筋力:14+1 筋力B2
俊敏:14+1 俊敏B2
技術:21 技術B3
理力:16 理力B2
精神:38 精神B5
HP119/MP127
[技能]
ジーニアス レベル8
《多才Ⅱ》
《天賦》
《特技縫合》
《英雄の卵》
コンバーター レベル5
《ライフ・コンバート》
《マナ・コンバート》
《共通規格》
[継承]
『ゲー・マス』の魂
ドクター レベル10
《医療術Ⅱ》
《薬物耐性》
《人体の知恵》
《緊急治療》
《悪性転換》
[装備]
武器
ロングソード ソードカテゴリA
1H/2H 必筋15 耐久力100
1H k20@10 追加D+0、命中+0
2H k30@10 追加D+0、命中+0
防具
アイアンメイル 金属鎧カテゴリB
必筋15 耐久力100
防護点+5 回避-1
[装飾品]
頭:英傑の頭冠
首:聖神のロザリオ
背中:ミミック
右手:魔法触媒
左手:調教師の証
腰:整備士の工具箱
足:安全ブーツ
内臓:命魔転換炉
任意:マギカ・タンク
[使役枠] 使役可能数3枠
ミミック(キーパー) 3枠
[機械割合]
命魔転換炉 5%
色々書いてありますが、一つずつ解説していきましょう。
まず、名前。
私はこの子…というか自キャラは急遽、人が来れなくなった時の代打として使っていたので名前も適当です。
もっとちゃんと作っておくんだったなぁ。
種族:ドリアード
種族は特段言うことはありません。私はドリアード、植物の精霊…的な生き物です。種族特徴と呼ばれるものがあり、種族によって固有のぱぅわーを持っています。ドリアードはこれです。
種族:ドリアード
植物の精霊と謳われる種族。自身に宿る植物の力を操ることができる。
種族特性
樹精の呼応
植物がドリアードの呼びかけに応じて繁茂する。植物に関係する効果に+1のボーナス修正。
日光浴
1日1回、日光を10分浴びることで自身のHPを最大値まで回復する。
火に弱い
火属性を含む攻撃を受けた時被ダメージを+5点する。
レベル5種族特性強化・精霊の呼応:さらに+1のボーナス修正を受ける。(合計+2)
レベル10種族特性強化・日光浴:1日2回出来るようになる。
こんな風に種族の特徴があります。強いモノもありますが、「火に弱い」みたいにデメリット特徴もあります。一長一短ですね。私は地味に樹精の呼応が好きです。手堅い効果…スキ…。
種族はもうどれだけ?と思うほどあるのでお好きなのをお選んでくださいな。
続いて、キャラクターレベル…。
これは、技能の最大レベルを参照します。私の場合、ジーニアスという技能が8レベルなので、キャラクターレベルは8ということになります。この値は大体セッションとかを行う上での指標…みたいな感じです。このシナリオはキャラクターレベル7までです…とか。私以外も8レベルで統一してます。
お次に[身体能力]
これはゲームで言うSTRとかVITとかLUCとかそういうヤツ…もっと詳しく言えば、キャラクターがどれくらいのことをできるのかを指し示す数値となります。実はこのステータスはほとんど参照しません。右にある○○Bがこのゲームでは、大事になってきます。
この○○Bは、○○ボーナスとも言い、このボーナス値が色々なダイスの数値に加算されます。このゲームはダイスの出目によって行動の成否が決まるので、こういうボーナスが高ければ高い程、成功しやすいというわけです。
上から順に
生命ボーナス 毒や病気といったものへの対抗判定にボーナスが入ります。
筋力ボーナス シンプル肉体を動かす行動判定にボーナスですね。
俊敏ボーナス どれだけ素早く行動できるかの判定にボーナス。
技術ボーナス 攻撃を命中させられるか、手先の器用さを参照する判定にボーナス。
理力ボーナス 魔法等はココのボーナスを参照します。
精神ボーナス 魔法などの対抗判定にボーナスが入りますね。
基本的に数値に対して、7で割った数がボーナスの値となります。数値の後に+1とかあるのは、特技や装飾品によってプラスされることがあるからですね。ガン積みすることも出来ます。特技や装飾品は後程…。
HPとMPは、それぞれ生命、精神の数値を×3、戦士系技能レベルor魔法系技能レベル点プラスです。
私の場合、HPが生命(36+1)×3で111にジーニアスレベル8が加わって119点です。
MPは、精神38×3の114に、ジーニアスレベル8とコンバーター5レベルで、127点です。
ジーニアス技能って、戦士?魔法?と思われるかもしれませんが、ただ特殊な技能ってだけです。普通は戦士か魔法に分かれます。それを今から紹介していきますね。
[技能]
これは、キャラクターが何をできるかを表す物であり、このゲームの6割くらいを占める沼コンテンツです。えぇ、本当に沼コンテンツです。
トマトが視聴者に説明した通り、種族と技能選びでほぼ無限大に遊べます。その理由というか特徴として…特技の要素が存在します。
この特技、技能レベルが1、3、5、7、9の段階でその技能の特技一覧から一つずつ習得していきます。技能のレベルは10が最大なので、5つの特技を習得できます。
で…この特技、他の技能で被ったりもしてます。例として、ファイター技能に《武具修練A/ソード》と言う特技があり、ソードマン技能にも《武具修練A/ソード》があります。
えぇーじゃあいっぱいある意味ないじゃん…と思うでしょう!ちゃんと理由がありますよ…!
この二つの技能の違いは習得レベルの差にあります。
ファイター技能は《武具修練A/ソード》をレベル5から習得することができます。ソードマン技能は1から、つまり最初から習得することができます。
このゲームはレベル制限がしっかりしているので、レベル1の枠、レベル3の枠とちゃんと決まっているので、ファイターレベル5になったからレベル1の枠に《武器修練A/ソード》入れちゃお~とかできません!
そして、この特技、上位化するものがあります。
例えば、プリースト技能…神官の技能を取ったとしましょう。レベル1で回復魔法を一通り扱える《奇跡術Ⅰ》と呼ばれる特技を取ります。これが、レベル9とかになると、《奇跡術Ⅱ》に置き換わるんです。もちろん、出来ることも増えます。
そして!この特技の上位化も職業によって変わるんです!
プリーストなら、《奇跡術Ⅰ》の上位化はレベル9になったらです。
しかし、上位の技能にあたるビショップ技能なら、《奇跡術Ⅰ》の上位化はレベル5になります。そして!レベル9になると追加で《奇跡術Ⅲ》に置き換わります。
こんな風にですね。技能によってできることやれることが変わります。ですが、そんなポンポン技能を取れるわけではありません。
先にも出しましたが、技能にも上位化があり、複合化と呼ばれるシステムも存在します(ででどん)
えぇ、もー沼です。アホ?と思うほど沼なんですコレ。
技能のレベルが10になると、技能を上位の技能に変えることができます。このとき、レベルは1に戻ります。
また、複数の技能が最大の10レベルになっていると、その技能同士を複合して、新しい技能にすることもできます。
ちなみに、ジーニアス技能は
ファイター、ウィッチャー、ソーサラー、プリースト、エンジニア、テイマーをそれぞれ10レベルにすれば成ることができます。
馬鹿です。
ファイターは普通に前衛で戦う技能の最初に選べる技能です。ウィッチャーは魔法使いですね。こちらも同様。ソーサラーは呪術師、プリーストは神官、エンジニアは整備士、テイマーは調教師といった感じでそれぞれ最初に選べる技能です。物理攻撃、魔法攻撃、デバフ、回復、機械、モンスターと扱えるものが違います。つまり、最初に選べる技能を全部10レベルにすると成れます。
もう一度言います。私は馬鹿です。
えぇ!だって異世界に呼ばれることまったく想定してませんでしたし!なんなら、誰が休むかわからない用の代打のキャラクターなので、穴埋めのためにやれることを増やしているんですよ!
ジーニアス技能は、先に上げた6つの技能の基礎的な特技を全部複合してます。それが特技《多才Ⅱ》ですね。
《多才Ⅱ》は特技6つを選択して複合することができるというものです。上位化してますが、別にもっと特技が習得できるわけではなく、それぞれの特技が上位化してるだけです。私の場合、
《武具修練A/ソード》《風属性魔法Ⅱ》《呪術Ⅱ》《奇跡術Ⅱ》《機械術Ⅱ》《調教術Ⅱ》
を選びました。
つまり、剣が振れて、風属性の魔法が使えて、呪術も回復も出来て、機械やモンスターの調教もできる万能人間です。
……だれですか器用貧乏っていったの!それは私が一番わかってるんですよ!
えぇ、ですがこのジーニアス、他の技能と違ってつよいぱぅわーがあるんで!私つよつよなんで!
それが特技《特技縫合》です。
これは二つ以上の特技を一つのものとして扱うことができる特技です。どういうことか?
例にすると、
《風属性魔法Ⅱ》と《奇跡術Ⅱ》を特技縫合すると、奇跡術に風属性が、風属性魔法に奇跡術が乗ります。つまり!回復魔法を使えば、風属性エンチャントがおまけで付与され、風属性魔法を使えば、悪しきもの、アンデッド等に特攻が付いたりします。
基本的に魔法は、特別な特技がない限り、1ラウンドに1回しか使えません。風属性で支援したいけど…回復も必要…って時に有効なんです!
よく使うのが、《武具修練A/ソード》と《風属性魔法Ⅱ》です。このゲーム、近接攻撃と魔法を同時にするには専用の技能と特技が必要になるんですが、《特技縫合》ですり抜けることができます。
竜巻を引き起こして相手をなぎ倒しつつ、剣先でチョンと突っついても近接攻撃しかやってない判定になりますし
風で加速してその速度そのままにダイナミック不倫アタック(正式名称:腹部による刺突)を行っても、魔法判定になります。
これに近接攻撃と魔法を同時にやることができる技能と特技を習得すれば…夢の剣と魔法の二回行動ですよ!目指すものはそれです!
他にも、《呪術Ⅱ》と《機械術Ⅱ》を縫合すると、なんか呪われた機械みたいなのが作れたりします。ちなみに、縫合する特技に制限はないです。全部乗せとかできます。ただ、デメリットとかも全部合体するので、下手に全部縫合すると魔法に小突かれるだけで死ぬ程弱体化したりします。
そんな感じでジーニアス技能は夢の技能なんです!決して器用貧乏ではないんですよー!
この技能以外にもいっぱいあります!私みたいに万能になることも、一つのことに特化することもできます!
そして、特技によって持てる武器や防具が変わるなんてこともあるので、本当にキャラクターが無限大に作れます!
楽しくもあり、面倒臭くもある点として、一部特技に条件があることですね。特技《○○》を習得していることーとか、○○を所持していることとか、そんなのがありますが、そういう特技に限って強いのでもにゅもにゅ…
とまぁ技能の説明はこれくらいです!特技の個別説明は長くなるので…割愛!
サクサクいきますよ〜!
次は…[継承]!
このゲームは別キャラクターから一つ、技能と特技を引き継ぐ事ができます!この継承枠はキャラクターレベルに影響しないので、キャラクターレベル1でレベル10の技能が使えたりしますね。習得条件があるやつは引き継いでも、条件を満たさないと使えないので注意ですね。
お次々は…[装備]!
先ほど言いましたが、特技によって装備できるものが変わります!《武具修練A/〇〇》というのが該当します。武器欄のロングソードにソードカテゴリAとありますが、これはロングソードがソードカテゴリAに属していることを表します。なので、条件を満たすために《武具修練A/ソード》を習得する必要が、あったんですね。
《武具修練》にも、AとSがありまして…より強い武器や防具は、カテゴリS…《武具修練S/〇〇》を要求されます。もちろん、武器種ごとにA,Sありますので、複数の武器を扱いたいなら、《武具修練》も複数必要…という感じです。
1/2Hは、片手で持つ場合と両手で持つ場合ですね。ワンハンド、ツーハンドで攻撃時の威力が変わります。
必筋は必要な筋力ですね。ロングソードは筋力が15あれば装備できます。この必筋が足りないと、攻撃が命中しにくかったりとデメリットがあります。なるべく必筋は満たすようにしましょう。
耐久力は、何回武器を振れるのか…ですね。これが0になると壊れます。敵で耐久力を減らす攻撃をする奴もいます。嫌いです。
威力の算出ですが計算式が存在します。ここらへんはPCでやってるとサイト上で自動計算してくれてたので正直…わかんにゃい。
防具は武器と一緒です。《武具修練/金属鎧》とか取らないと、カテゴリAの金属鎧は装備できないですね。
装備説明…だるい!装備できる武器にはレベルみたいなのがあって特技を取らないと扱えない!以上!
続きまして…[装飾品]!
なんか色々装備出来るところです!……と雑に言いましたが本当に色々装備出来ます。聖神のロザリオや、魔法触媒といった装飾品は、装備しないと該当の特技が使えないんです。前者なら《奇跡術》、後者なら《風属性魔法》、《呪術》ですね。調教師の証や整備士の工具箱も《調教術》、《機械術》に使います。
あとはまぁ…好みです。装飾品に、装備できる部位が記載されてるのでそれに則って装備します。任意は無制限枠です。好きに装備しましょう。…あ、装飾品欄に内臓とありますが、そのまんま、内臓に一つ仕込めます。私はエンジニアとコンバーターという技能で作った命魔転換炉を仕込んでますね。
エンジニアやコンバーターの詳しい説明……はやると長くなるんですよねぇ…うん、あとにしましょ。今はシステム、ちゃんとどういうゲーム性か解説しないと…。
さて、次に[使役枠]
これはテイマー関連のシステムです。テイマー系統はモンスターを使役するんですが…なんでもかんでも使役できるわけではありません。モンスターに枠という概念があり、その枠分空きがないと使役出来ません。私の場合、3枠ありますね。そして3枠全てをミミックのキーパーくんが埋めています。ちなみに()はモンスターの名前ですね。話を戻しまして…例えば、1枠のモンスター3体でも良いですし、2枠、1枠のモンスターをそれぞれ1体でもいいです。好み!
最後![機械割合]!
これは身体を占める機械の割合ですね!この割合で、種族特徴に変化があったり、最悪、種族が変わります。サイボーグになります。たまに敵が肉体を機械に置き換える攻撃とかしてきます。機械化は便利な面もありますが、水属性や雷属性にめちゃくちゃ弱かったり、機械が暴走して片腕が言うことを聞かない…!とかあるのでオススメしません。
以上!大体のキャラクターシステム説明でした!此等をおさえておけばもーまんたい。大丈夫です!
こんな感じでっす!それでは…!キャラクター紹介といきましょう!
……こんなのでどうでしょう女神様?
女神様のありがたいお言葉コーナー
【ええ、説明していただきたい点は粗方解説していましたし、合間合間に感情表現もしていたのがポイント高いですね。視聴者神からは「普通に可愛い」「巫女やってくんねぇかなぁ」「真面目な時と巫山戯る時のギャップが良い」といった反応がありました。
補足したい点としては、特技には常時型と条件発動型があります。条件発動型は戦闘時のみや、特定技能のみ使えたりと制限がありますね。あと、別種類の特技なら重ねて使うことが出来ます。その分デメリットも重複するので使いようですね。《特技縫合》との違いはその対象の広さにあります。《特技縫合》を持たない場合、近接攻撃には近接攻撃系の特技しか乗せられません。しかし、《特技縫合》を持つと、近接攻撃に遠隔攻撃の特技を使えたりします。アンリミテッドブレイドワークスが出来ます。技能6つをレベル10まで上げたご褒美みたいなものですね。以上、女神様のありがたいお言葉コーナーでした】