お前もニフってる? 作:HLNF会長
夏休みも終わりへ近づいていた頃の話である。
ロンドンの空はどこか鈍色で、窓ガラス越しに差し込む陽の光も薄く、ブラック邸の古びた室内をぼんやりと照らしている。
グリモールド・プレイス十二番地。
代々ブラック家が受け継いできたその屋敷には、今なお重苦しい空気が染みついていた。磨き上げられた廊下も、黒ずんだ木製の壁も、肖像画の並ぶ長い通路も、静寂さえ屋敷の一部であるかのように沈黙を保っている。
しかし一室だけは、少し様子が違っていた。
元は応接室だったのだろうか。
広さだけは十分にある部屋だったが、家具はほとんど運び出されている。
壁際に置かれた古びたバーガンディのソファと、深く腰掛けられる安楽椅子が一脚。それに本棚が一つあるだけで、部屋の中央は広々と空いていた。床板には、ところどころ魔法が当たった焦げ跡が残っている。
ここは、シリウスがハリーへ魔法を教えるためだけに整えた部屋だった。
「集中!」
部屋の奥の壁に寄りかかったシリウスが短く叫んだ。
ハリーは数メートル先に立つ鉄製の人形を見据えた。
人ほどの背丈をした無骨な人形で、黒く鈍い光を放つ全身には、無数の傷跡が刻まれている。何度も魔法を受け続けてきた証だった。
ハリーは杖を握り直した。
ひとつ息を吸い込み、目の前の鉄製の人形へ意識を集中させる。
「——
杖先から白い光が迸った。
光は真っ直ぐ人形へ命中し、その瞬間、人形の全身が硬直する。
ハリーは間髪入れずに踏み込んだ。
「
今度は青白い閃光が放たれる。
轟音。
爆ぜるような衝撃とともに、人形の鉄片が床へ甲高い音を立てて散り、跡形もなくなった。部屋の中へ焦げた鉄の匂いがゆっくりと広がる。
「うん」
しばらく人形の残骸を眺めていたシリウスは、小さく頷く。
腕を組み、満足そうに口元を緩めた。
「なかなかの上達具合だ」
その一言だけで、張り詰めていたハリーの肩から力が抜けた。
「ほんと?」
「ああ」
シリウスは即座に答える。そして杖を一振りすると、また人形は元の形を戻していく。
「少なくとも最初みたいに、レダクトの衝撃で自分が吹き飛びそうになることはなくなったな」
「それ、一回だけでしょ」
「一回で十分面白かった」
シリウスは堪えきれず吹き出した。
ハリーもつられて笑う。
さっきまで部屋を満たしていた緊張は、その笑い声とともに、少しずつほどけていった。
その笑い声とは対照的に、部屋の隅では一匹だけ、まるで別世界にいる生き物がいた。
安楽椅子の上、ふかふかの大きなクッションを何枚も重ね、その上へ丸く収まっている薄灰色に黒いぶち模様のニフラー。
ロミオである。
全身は分厚い毛布にすっぽりと包まれ、鼻先だけがもふりと外へ出ていた。
耳には、人間用を無理やり改造したらしい大きなスポンジパッド付きのヘッドホン。この距離でもなお音漏れが聞こえてきていることを考えるに、中では相当騒々しい音楽が流れているのだろう。恐らくデスメタルの類だ。
毛布の隙間から覗いているくちばしが、激しいリズムに合わせるようにぴくぴくと揺れている。魔法の炸裂音も、シリウスとハリーの会話も、その耳にはまるで届いていないらしい。完全に自分だけの世界へ没入していた。
シリウスはそんなロミオを横目で見て、小さく肩をすくめた。
「……よくあれで耳が壊れないものだ」
呆れ半分、感心半分の声である。
「ほんとに」
ハリーもつられて呆れたように言った。
ロミオは相変わらず毛布の中で幸せそうに揺れている。
二人は顔を見合わせ、小さく笑った。
そのときだった。
——カツ、カツ。
静まり返った屋敷に、不意に金属を打つ乾いた音が響いた。
ブラック家の紋章が刻まれた重厚なドアノッカー。誰かが玄関扉を叩いているようだ。
シリウスの表情から笑みが消える。
部屋の空気が、ほんのわずかに張り詰めた。
ハリーが反射的に玄関の方へ視線を向けると、次の瞬間にはシリウスの手が杖へ伸びていた。
「……ハリー、ここにいなさい」
低く抑えた声だった。
それだけ言い残すと、シリウスは足音を殺して部屋を出ていく。非常に気を付けられた動作で、部屋の扉が静かに閉められた。一方のハリー。その背中を一度は見送ったが、好奇心には勝てなかった。そろり、と部屋の扉を少しだけ開ける。
ほんの指二本ほどの隙間から、廊下の様子を窺った。
視線を調整して廊下を見ると、シリウスがゆっくりと玄関へ近づいていくところである。
足取りは静かだが、一歩ごとに警戒心が滲んでいる。闇祓い然とした、訓練された者の動きだ。少しハリーはワクワクしていた。
シリウスは廊下の突き当たり、玄関に辿り着くと、扉の横へ身体を寄せ、覗き穴に片目を当てた。
数秒。
そのまま外を見つめていたシリウスは、
「……はぁ」
深いため息をついた。
肩から一気に力が抜けているのが遠目にも分かる。
警戒していた空気はどこへやら、面倒事でも押し付けられたような顔になると、そのまま乱暴に扉を開け放った。
「やあやあやあ、お邪魔するよー」
能天気な声が玄関へ飛び込んできた。
最初に姿を現したのは、一人の男だった。
にやにやと人好きのする笑みを浮かべ、まるで近所へ遊びに来た友人のような気軽さで屋敷へ足を踏み入れている。
先日、遊園地でシリウスを散々からかった闇祓いの同僚———コリンズである。
「お前なぁ……」
シリウスは額へ手を当てた。
「もう少し来客らしい来方ってものがあるだろう」
「いいじゃないか。生存確認も兼ねてるんだから」
「そもそも明日も仕事があるだろうが」
「今日無事じゃない保証なんてないでしょうよ。あの一瞬でハリーを取られてるのに、まさか反論するつもりないよね?」
「……」
図星だった。
シリウスが何も言い返せずにいる間に、さらに二人の人物が玄関をくぐる。
「なかなかいい屋敷じゃない」
落ち着いた声で辺りを見回したのは、エバネシーだった。柔らかな髪を撫でつけ、仕立てのいいオーダーメイドのスーツを身に着けている。紳士らしい出で立ちらしく、年季の入った廊下や黒檀の家具を興味深そうに眺めている。
その後ろから、杖を突く無遠慮な音と、義足が床板をがつがつ打ち付ける攻撃的な音が聞こえてくる。
隻眼の魔法使い———アラスター・ムーディだ。
魔法の義眼だけは絶えずぎょろり、ぎょろりと動き続け、玄関も天井も壁の向こう側までも油断なく見渡していた。
「あんたはいつも姿現しで直接来るから、扉から来られるとびっくりするんだよ」
シリウスがムーディに不満そうに言う。
ハリーに対してよりは、幾分か口調が荒っぽく聞こえた。でもなんだか楽しそうだ。
ムーディの無機質なあの目が、扉の隙間から様子を伺う自分の瞳を捕らえたような気がして、ハリーはぎくりとした。
「エバネシーとコリンズはこの場所を知らなかったからな、
ムーディが厭味ったらしく言ったので、シリウスは顔をしかめた。
「そもそも二人にこの場所を教えるなんて伝達はされていない」
「事前に知らされていないと対処も碌に出来んのか」
すかさず横からコリンズが口を挟む。
「やっぱり最近腑抜けてるんじゃないの?」
にやにや。実に腹の立つ笑顔である。
「遊園地でも驚いてたし」
「……お前はな」
シリウスは半眼になる。
「その口、どうにかならないのか」
「無理」
「そうか」
言うが早いか、シリウスは軽く拳を握り、そのままコリンズの二の腕を小突いた。
「痛っ」
「全然痛そうじゃないな」
「実際痛くないし」
「じゃあもう一発」
「暴力反対」
コリンズがファイティングポーズをとってシリウスに応戦する。
二人の軽口を横目に見ながら、ムーディが低い声で尋ねる。
「……ハリーは?」
シリウスは振り返った。
先ほどまで魔法の稽古をしていた部屋の扉はほんの少しだけ開いている。
隙間から覗く緑色の瞳と、ぱちりと目が合った。見つかった、と言わんばかりにハリーの肩がぴくりと跳ねる。
シリウスは呆れたように笑い、小さく手を振った。
「ハリー、そんなところで隠れてないで出ておいで」
ハリーは恐る恐る扉を開け、一歩だけ廊下へ出ようとした。
「いや」
その動きを制するように、エバネシーが穏やかな声で言う。
「こちらから出向こう」
そう言うや否や、ためらいなく部屋の方へ歩き始めた。遠慮のない足取りで廊下を進む。
「お、おい待て」
シリウスが慌てて飛んできて、前へ飛び出した。
ハリーの部屋の扉をばたん、と閉め、その前へ立ちはだかる。
「…………」
数秒の沈黙。
エバネシーはそんなシリウスをじっと眺めると、小さく肩をすくめた。
「分かりやすすぎると思うよ、シリウス」
「いや、これは———」
言い訳を口にする暇もなかった。
ガツッ、ガツッ、ガツッ。
義足が床板を力強く打つ音が、一気に近付いてくる。ムーディだった。その速度は義足とは到底思えないほど速い。
あっという間にシリウスの横をすり抜けると、身体をひねって背後へ回り込み、ためらいなく扉の取っ手へ手を掛ける。
「おい、ムーディ!」
「退け」
短い一言。
次の瞬間、半ば力任せに扉が押し開かれた。
勢いよく開いた扉の向こうでは、ハリーが気まずそうな顔で立ち尽くしている。
部屋の中央には、何度も魔法を受けて傷だらけになった鉄製の人形。床には弾道のズレた魔法の跡。そして、杖を握ったままのハリー。
その様子をひょい、とコリンズが横から覗き込んだ。
「ああ〜」
妙に納得した声を漏らす。
「魔法の練習してるんだ」
「それを隠そうとしていた、と」
エバネシーも室内を見回しながら言った。
シリウスは額へ手を当てた。
完全に墓穴を掘った。
あそこまで露骨に隠せば、かえって怪しまれるに決まっていた。
後悔の念が浮き上がっているシリウスの肩を、コリンズがぽん、と軽く叩く。
「まあ、大丈夫だよ。むしろこういった状況ならば、他の人よりも
いつもの調子で笑うと、そのまま部屋へずかずかと入っていく。
エバネシーも続き、ムーディは部屋全体を一瞥してから静かに足を踏み入れた。
エバネシーは部屋の中央に据えられた鉄製の人形へ歩み寄る。魔法の痕を指先でなぞり、損傷具合を確かめるように眺めながら口を開いた。
「すでに私たちは、ダンブルドアからある程度事情を聞かされている。ハリーのことも」
その声は落ち着いていた。軽く人形の肩を叩いて、動作確認をしている。
「そして、闇の帝王のことも」
エバネシーは努めて明るく言っているようだったが、部屋の空気は少しだけ重くなった。
シリウスは黙ってムーディへ視線を送った。
ムーディはわずかに顎を引く。
シリウスは今度はコリンズとエバネシーを見る。
先ほどまで軽口を叩いていたコリンズは、もう笑っていなかった。
エバネシーも同じだった。
二人とも静かに頷く。
その仕草だけで、おおよその意図は伝わる。
「キングズリーにも、折を見て話す。こちらへ引き入れるつもりだ」
ムーディが低く言った。
シリウスはゆっくりと息を吐く。肩から余計な力が抜けていくようだったが、どこか後ろめたそうな表情でもあった。
「……ありがとう。礼を言う」
まっすぐ三人を見つめる。
珍しく冗談も皮肉もない声音だった。コリンズはそんなシリウスを見て、一瞬だけ目を丸くし、それからいつものように口元を緩める。
「気にするな、仲間だろ」
にやりと笑った。
シリウスの表情がすこし明るくなる。
「頼りにしてるぞ」
そう言うと、何の遠慮もなくコリンズの肩へ腕を回した。
ぐい、と力いっぱい引き寄せられたコリンズは、「おっと」と少し身体を傾けながらも笑っている。
「おいおいよせよ、暑苦しいな」
「今日は許せ」
「しょうがないなぁ」
結局振り払うこともなく、コリンズは肩を竦めるだけだった。
その様子を少し離れたところから眺めていたエバネシーが、くつくつと喉を鳴らす。
「若いなあ」
どこか懐かしむような目で二人を見ながら、ぽつりと言った。そのまま横にいたムーディに視線を移す。
「若いっていうのはいいものだね、マッド-アイ」
「就職して同僚ができたのが大きいんだろう」
ムーディも腕を組んだまま静かに続ける。
「精神的にもずいぶん成長したようだ」
「聞こえてるぞ」
シリウスがむっとした顔で振り返る。
「私を何歳だと思ってる」
「十分若いよ」
「まだまだ青い」
「そもそも君二十のときから十年近くニートだったでしょ? いや、まあ僕たちのせいなんだけどさ」
三人が口々に言う。
コリンズは堪えきれず吹き出し、エバネシーも目尻に皺を寄せて笑いだした。
重かった空気は、いつの間にかすっかり和らいでいた。
エバネシーがぱん、と一つ手を叩く。
「さて」
穏やかな声が部屋へ響く。
「話はそのくらいにして———ハリー、魔法の練習の続きをしようじゃないか」
ハリーが少し驚いたように顔を上げる。
「闇祓いが四人も見ていてくれる機会なんて、そうそうあるものじゃないからね。上達するにはこれ以上ない環境だよ」
エバネシーは再度鉄製の人形へ目を向け、それからハリーへ微笑みかけた。
「よーし。じゃあ最初はコリンズお兄さんが魔法を教えちゃうぞ」
コリンズは袖をまくるような仕草をして笑った。
「シリウス、お前なに教えたの? せっかく闇祓いが四人もいるんだから、対人戦で役立つものを教えようよ。決闘とか」
「細かいものも教えてはいるが」
シリウスは腕を組み、少し考えてから答えた。
「とりあえず、エクスペリアームス、ディフィンド、インセンディオ、ステューピファイ。今はペトリフィカス・トタルスからのレダクトを教えているところだ」
その瞬間、コリンズの笑顔が固まった。
「お前、なんてものを十二歳に教えてんの?」
コリンズが胡乱な眼差しをシリウスに送っている。
「"石になれ"の次が"粉々"って、それ相手を殺しにいってるよね? もうちょっと加減とかないの?」
「問題はない、コリンズ」
シリウスは悪びれる様子もない。
「歴史上、脳の欠片ひとつから完全に再生した事例があったはずだ」
「三年生でピンズ先生に教わるやつだろ、それ」
コリンズがすかさず叫ぶ。
「最後ゾンビみたいになってたって言うじゃないか!」
「生きてはいた」
「論点はそこじゃない!」
ハリーは苦笑しながら二人を見比べている。
少し離れたソファでは、その様子を眺めながらエバネシーが紅茶を口に運んでいた。エバネシーは純血の血筋である。その気品あふれる様相がクリーチャーのお眼鏡にかなったのか、彼にしては珍しくブラック家の調度品を応対に使用していた。
「そういえばね」
エバネシーは何気ない口調で切り出す。小さくも大きくもない声だったが、おそらくシリウスらの耳にはぎりぎり届かないような特別な配慮がされていた。
「私の古巣———魔法生物規制管理部で、少し話題になっていた案件があるんだ」
エバネシーの隣に座っていたムーディが視線だけを寄こした。
「ノクターン横丁で摘発した、魔法生物密売組織の話なんだけど」
エバネシーはティーカップを置く。
「連中が、妙な魔法道具を使っていたらしいんだ」
「妙な?」
「ああ、球体状の魔法道具さ。手のひらに収まるくらいの大きさでね。中央のボタンを押して魔法生物へ向けると、一瞬でその生物を中へ収納したり、出したりできる代物さ」
ムーディが目を丸くした。
「そんなモンが出てきたのか?」
「名前も変わっていてね」
エバネシーは首を傾げる。
「モン……モンスター……何だったかな」
「忘れたのか」
「まあ名前はどうでもいいだろう」
そう言ってエバネシーは肩を竦めた。
「発想自体は実に画期的だった。ただ、込められている魔法があまりにも粗雑でね。封印術式も安定していなければ、安全装置もお粗末。粗悪品もいいところだった」
「つまり、脅威ではなかったと?」
「犯罪の手口そのものが劇的に変わるほどではない、と判断されたよ」
エバネシーは頷いた。
「でも、私は別のところが気になってね。こんな発想をする人間が、本当にあの密売人たちの中にいたのか、と」
「調べたのか」
「もちろん。仕入れ先を辿ったら、一軒の魔法道具店に行き着いた……もぐりの工房だよ。注文を受けて魔法道具を製作する店だった」
そこでエバネシーは少し肩をすくめた。
「例の"魔法カードゲーム"も、どうやらそこで売っていたらしい。ユウギ……何とか、そんな名前だったかな」
「ああ、新聞に載ってたあれか?」
「そう」
ムーディの魔法の眼が細くなる。
「その店は?」
「
エバネシーは淡々と続けた。
「すると店主は、『自分たちは依頼された物を作っただけ』と言うんだ。その依頼品を店主が勝手にコピーして量産し、売っていたらしい」
「依頼主については?」
「最後まで口を割らなかった。DMLEも、その人物自体に犯罪との直接的な関与は見つけられなかったから、それ以上深く追及はしなかった。」
そこでエバネシーは、どこか楽しそうに目を細めた。
「でもね、もし、その依頼主が"人"物じゃなかったら?」
ムーディの片眉がゆっくり持ち上がる。
「……どういう意味だ。」
「その店には、一時期やたらと怪しいニフラーが出入りしていたそうなんだ」
その瞬間、ムーディの魔法の眼がぎょろりと部屋の隅へ向く。
安楽椅子の上。ふかふかのクッションと毛布に埋もれたロミオは、ヘッドホンを付け、頭を小さく揺らしながら音楽に浸っていた。外界など存在しないと言わんばかりに自分の世界をエンジョイしている。
「いやあ、どうだろうねえ」
エバネシーは肩を揺らして笑った。
そして、眠たそうに頭を揺らすニフラーを意味深に眺める。
「でも———もし"そう"だったら、面白いよねえ」
「……ダンブルドアは、あのニフラーのことをどう思っているんだろうな」
「さあ? でも、盲目的に信じてるわけじゃあるまいしね」
エバネシーは指をくいっとやって、クリーチャーを呼び寄せた。
「紅茶のお替りを頼みたい」
クリーチャーは恭しく一礼した。
ロミオは相変わらず、じゃかじゃかと鳴り続ける音楽に夢中で、二人の会話には気付く様子すらなかった。
ここにストックが四話分あります。
ただ、ハリポタを11巻分設定など読み直しているので死ぬほど更新が遅いです。一巻約30万字って……なに……?
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切実に燃料をください。エタる確率が低くなります。沢山の感想ありがとうございます。感想をください。私の主食です。