はい!こちら『愛に溢れる探偵事務所』です! 作:枯華院 清日
放課後ともなれば、流石に今までの質問攻めも鳴りを潜める。用事がある生徒等が帰路に就く間際、喧騒自体は昼間と変わらずにあるのに、私に対しての興味だけが希薄になった。
決して馴染み切ったというわけではないだろう。会話の時間にして一朝一夕未満、数分程度の質疑応答だけで私がどういう人間かがなんとなく知れてしまったに過ぎない。
これも慣れたことだ、本格的に集団に馴染んで、知り合った誰かと何となく寄り添って、少しばかりの友情を育む。そうして時間は過ぎていって、また転校するなり何なりしてを繰り返す。それが私のいつも。
「レイリーさん、どうした。少しばかり疲れたのか?」
そう言って来るのは淋代 颯くん、クラス委員兼生徒会副会長だそうだ。たとえ半ば押し付けられた形でも、こうして校舎案内をしてくれるのには感謝しかない。
「なんでもないよ」
何でも無いのは本当だ。こうして頭の中でぐるぐると考え事をしているから、脳内CPU稼働率とメモリの割当がアンバランス極まりないだけで。
「…そうか」
そうです。
彼はどうやら、こちらが口に出さずとも察してくれる人のようだ。野上さんも同じタイプだと思う、察しがいいというか、どことなく敏い感じ。
なんだっけ…あの、最初に話しかけてきた…立神さん? の質問攻撃を中断させた事からも、きっと良い人なんだろうと思う。第一印象詐欺でないといいけれど、人を見る目が特別ある訳じゃないから恨みっこなしだ。
「基本的な講堂、体育館、屋内プールは…珍しくないか」
「うん」
「じゃあ後は部活動と…視聴覚室とか音楽室の類だな、併せて説明していこう。着いてきてくれ」
「うん」
私立学校であればよくある、特筆すべき活動や特色に溢れた何かが無ければ。学校の部活動なんてよくある物しかない。更に言えばここは公立高校、変な部活動と部室なんて早々無いだろう。
「まずは視聴覚室…ここは昼間以外は危ないから近寄らない方がいい」
「そうなんだ」
「次に美術室、ここは夕方以降は近寄らない方がいい」
「うん」
「音楽室、ここも夕方以降は近寄らない方がいい」
「うん…?」
何かがおかしい。
学校の多目的スペースとか特殊教室自体がおかしい、夕方以降に危険区域になる場所が多過ぎる。夕暮れは逢魔ヶ時と聞いたことはあるけれど、これじゃあ最早危険地帯ではないだろうか。
「放送部と美術部、音楽部がそれぞれ使っているが。顧問の先生方を同伴しないで放課後に校内をうろつくのはそもそもおすすめ出来ないな。骨折程度では済まないかもしれん」
危ないと近寄らない方が良いという言葉が多すぎる、安全性とか考えた事は無いのかな?
一足伸ばせばデストラップな学校は転校の多い私でも初体験、まったくワクワクしない。ドキドキはしちゃうな、命の危機で。
「生徒会室は…もしも危ない場面に出会したら来るといい、会長が居れば何とかしてくれるさ」
知らず識らずのうちに今まさに危険とすれ違っている気がする。知らぬが仏どころの話ではない。無知は罪と言うが、この場合はどうなるのか。知らぬが花?
それ以前に、案内してくれている彼。淋代くんも生徒会の一員と聞いているが、どうも生徒会長に丸投げしているように聞こえる。
「淋代くんは?」
「ん? あぁ…オレは会議でも無い限り近寄らないな」
「そうじゃなくて」
「会長は親切な人だ、それでも、もしも生徒会室に近寄るのは気後れして、困ったり変な事があったら…そうだな…當真を頼るといい」
意図的にはぐらかしているのか、どことなく歯切れが悪い返答がくる。當真というのは、あのイワトビペンギンのような髪色の彼のことだ。
誰かに頼りたい訳ではないが、こういった場面で自分を頼れと言わないのは不思議だ、淋代くんも生徒会の一人だというのに。あまり触れない方がいいのかな?
こちらの思考を中断させるように、ゆっくりと歩きながら説明が続く。そこそこ歩いているはずなのに、これでもまだ学内を回りきっていないのだから大した広さだ。
「運動系の部活は基本的に外のグラウンドや専用コートを使っている。うちの学校は都内にあるが、敷地の広さは中々の物でね」
「確かに結構広い…」
大きいことは良いことだ。身長とかもね、私は気にしていないが、ある程度身長が大きいと満員電車でも呼吸がし易そうでいいよね。お、おのれ…!
「運動系の部活は…まず野球部やサッカー部といった有名所は揃っている、野球部はまだ安全な部類だが、サッカー部は危険だな」
「うん??」
またなの…?
「他に安全な部活はバレーとバドミントンと個人競技系だけかな、テニスは去年にラケットごとフェンスに叩き込まれた部員の胸骨骨折事件があって活動縮小。サッカーは地面を隆起させた部員のせいで活動停止中だ、屋内の文化系でも料理部は食材が逃げ出して校舎の一部を崩壊させたから活動停止中。まったく、やれやれ、とため息の一つも出るものだ」
ふ、と爽やかに笑う淋代くん。わぁ、様になってるなぁ。じゃなくて。
この学校って何なの、パンドラの箱とか防護壁無しのサファリパークか何か?
テニスは普通、人を吹き飛ばしてフェンス直撃させないし。サッカーは小山を作らない。料理部もなんなの、食材が凶暴すぎない?
思えば学食と購買の時もおかしかった、普通はお昼時に怪我人が複数出る事態にはならないよ。
もしかしなくても、ヤバい所に転校してしまったのではなかろうか。不登校になりそう。
「あぁそうだ、野上さんの居る陸上部も安全だよ。彼女が走っている時に近寄らなければ」
「………」
むしろ安全だって言われる方が怖くなってくるんですけど?
「他にも色々と部活動はあるんだが…学校非公認の物もある。迷宮探索部とかね、部活動に入るのは良いと思うが、学校側に認可されているか、それとも非公認かはよくよく気をつけたほうが良い。命あっての物種、それを忘れないように」
非合法組織みたいなのもあるんだ…。学校そのものが万魔殿とか聞いたことがない。お父さん、早く転勤してくれないかな、一人娘は今すぐ転校したい気分です。
「最後に…普段は施錠されていて開放されないんだが。折角だから、屋上に出ようか」
「いいの?」
「もちろん普通はダメだ。しかし何とも不思議な事に、オレの手元に偶然屋上の鍵がある。生徒会役員として誰か無断侵入していないか見回りたい。申し訳ないが、少しばかり付き合ってくれないかレイリーさん」
生徒会副会長、なおかつ転校生への学校案内を任される程度には真面目な人だと思っていた。しかしどうやらちょっとだけイタズラっぽい所があるみたいだ。
降って湧いた出来事に悪い気はしない、むしろ良い。転校初日に味わうには勿体無い程の非日常感。
「エスコートしてね」
「おまかせを、お嬢さん」
どうですか皆さん、紳士的なエスコートを受けるこの瞬間。一般的には億劫でしかない階段を上がるという行為も何らかのスパイスに早変わり。
気遣いの出来る男ってヤツなのか、毎年のバレンタインとか大変そうだね淋代くん。
──コツ、コツ、コツ。
学内用の上履きが階段を撫でる音、今朝方より音は増えて。昼間よりも人の気配が薄くて鮮明だ。
「さて…」
軽い金属の触れ合いから、さして間を置かず重厚な扉が開く。寝坊した怪物が欠伸でもしたみたいな声がしていた。
「わ…」
「晴れていて良かった」
時刻は夕方、日本では黄昏時、逢魔ヶ時とも言われるが。海外ではマジックアワーと言うらしい。
群青と黒の合間、黄と赤の狭間。
「凄いね…」
視界を覆う落暉はおよそ全て橙色。
黒とオレンジのグラデーションで描かれたグレースケール。暮れる前の光が映す杏のパノラマ。輝くこの時、数分だけの魔法。
「学校の高さがあると、こういう時に綺麗だと思う」
彼は黄金の穂波にさえ見える街並みを瞳に写して深呼吸をしている。確かに通り過ぎる風の残り香が心地いい、都会らしい空気の淀みを忘れてしまいそうだ。自然にこちらへ向き直るだけで、一つの絵みたいだ。
「一筋縄では行かない連中も多いが、改めてよろしく。レイリーさん」
今そういう事を言うのはなんだかずるい。
これからの生活に戦々恐々としていた気持ちは太陽に連れ去られて一緒にどこかへ向かってしまった。
夕焼けに照らされる彼の顔は、微笑みを絶やしてはいない。
「よろしく」
相変わらずの口下手っぷりをこんなところでも遺憾なく発揮してしまう。内心ため息が出る。
少女漫画や恋愛小説、ラブロマンスの映画や演劇なら間違いなく恋に落ちる瞬間かも、なんて。
フィクションみたく輝きそうな記憶の一ページ、作者が居るとすれば、後で文句の一つでも言いたくなりそうだ。
「じゃあ帰ろうか、オレは職員室に鍵を戻しに行くから途中まで送っていこう」
他のどこへ行っても、たぶん何があっても、忘れない。面映ゆい思い出が出来た、きっとね。
私達を見送る斜陽は静かに、役目を終えた扉がまたもけたたましく蝶番を鳴らして閉じていく。
足音は階段を一つ、二つ。
静かに降りて三つ、四つ。
私は手摺りに捕まらなかった、気分の高揚がそうさせたから。
───カツン。
硬質な音が一段ごとに二つ。
足元の不明瞭に気を払わないこの瞬間。
つまりこれは、油断という。
──ズ…。
「ひゃっ…」
「…!」
心の中では饒舌な私、滑りがいいのは現実での私の口だけであれば良かったのに。
またか、と思う。
そして今回はもうどうしようもない、淋代くんが手を伸ばしても私の方が早く落ちて行く。己の靴のグリップ不足か、はたまた少しばかり浮かれた私のせいか。
まぁ両方かな。幸いにしてここは階段の中腹、これなら派手な怪我にはならないだろう。とりあえず身体を丸めて後頭部だけは守ろう。
──カチッ。
今の音は、今朝も聞いたような。
「…ぜ…はぁ、はっ…はっ…はぁ…」
息を咳切らして私を抱える人。
「…當真くん?」
「おう…お前、はぁ…階段には、気を付けろよ…転校生」
落日を受けて目一杯輝く金色の彼の息は荒い。
朝の陽射しよりも濃く色付いている、これはこれで綺麗だなんて場違いな事を考えてしまう。
『レイリーさん、躓いたのか?』
寒気。
逆光で表情が見えない、それでも距離の空いた所から話しかけられたのはわかる。心配から来るであろう言葉、だと頭ではわかっているのに違和感がある。
今になって冷や汗が出てきたのか、初秋の柔らかな冷たさが身体に染み込んだのか。皮膚がぞわりと粟立つ気配がした。
何故だろうか、淋代くんが掛けてきたであろう言葉に、なんと答えればいいのか、わからない。
「…モッシュダイブ?」
「どこだよオーディエンス…ふぅ…焦ったぜオイ…」
我ながらどうかと思う咄嗟の答え。
君だよオーディエンス、サンキュー!
「…フッ…なるほど、そういう事にしておこう」
「いえーい」
「颯は何を納得してんだよ、マジでこの時間は気を付けろよ転校生…はぁ…イエーイじゃねぇしよ…!」
「落ち着きなよ」
「て、てめぇ…!」
あっ當真くんがキレそう。髪色も手伝って、穏やかな心を持ちながら、激しい怒りに目覚めちゃった感じがするね。これぞ超絶野菜人、色から考えると君はきっと緑黄色野菜だね、ニンジンとブロッコリーは駄目だからカボチャあたりがオススメだよ。
「はぁ…アホらしい…腰が抜けてねぇなら早目に降りてくれ…ふぅ…」
「すごい疲れてるね」
「あぁそうだよ、急いじまったからな…」
「服、また破れてない?」
「喧嘩じゃねぇからな?」
「露出狂?」
「ぶん投げるぞお前」
露出狂じゃないんだ。てっきり衣服という拘束具に一秒たりとも縛られたくないタイプなのかと思った。
「當真はどうしてここに、今日もバイトじゃなかったか」
「ふぅー…いや、バイトなんだけどさ。その前に学校のデッキブラシを返そうかと思ってたんだけど、備品の数が減ってる訳じゃねぇって話で、アイちゃん先生にまた何か変な事したのかって…」
「いつもの、か」
「そうそうお説教、こんな時間までだぜ? 恨むぜ八月朔日。そんでずっと持ってるのも邪魔だし、とりあえずどっかに置いとくかとちょっとうろついてたらこれってワケ」
何の話かはいまいち掴めないが、お説教がいつもの事ならやっぱり當真くんはチンピラなのでは?
私の推理は当たっていたのでは??
「それはさておき。ほれ、そろそろ降りろよ転校生」
「…すけべ」
「えっ何で急にそういう事言うの? 泣くぞ?」
彼は女子高生の柔肌を堪能していたに違いない、此奴とんでもないすけべ野郎ですよ。
あっごめん、厚手の制服じゃあわからなかったか。これは冤罪なのかもしれない、まぁいいか。
「さてはお前、結構いい性格してんな?」
「顔はいいって言われるよ、性格もいい性格してるって」
「それどっちも実は褒めてないヤツだからな!?」
えっ、悲しい。
出会って時間にして一日も経っていないチンピラペンギンに何がわかるのか。レイリームカつく。
「まぁまぁ落ち着け、じきに夜だ。先生方も近くに居ない、危なくなる前に帰るとしよう」
「あー…そうだな」
「うん」
淋代くんの言うとおり、夜は色々と危ないのはわかる。それでも変だなと思うのは、部活動で残っている生徒とか先生たちはどうして普通に過ごしているのか。未成年には危険な夜、ましてや魑魅魍魎めいた噂が取り巻くであろう場所で…。
「帰るぞ転校生」
…少し考え込んでしまっていた。
それにしても人の事を転校生と何度も呼ぶとは、失礼極まりないんじゃないか、このキンピラマン。夕日を受けてちょうど金色、隠し味にみりんでも入れた?
「じゃあオレは職員室に行くから、二人とも気をつけて」
「おう…って俺も急がなきゃな、もう危ねぇことすんなよ転校生」
玄関近くまで移動しても、どこまでも失礼だなぁ。道中で他愛もない話を淋代くんとしていた君はどこに行ったんだ、私は会話にほとんど参加してないけどね。
明らかに仲の良さそうな二人の間に入れなかっただけですね、はい。
失礼なのは私も一緒か、二度も助けてくれた恩人に一つ訂正をして進ぜよう。それと、勘付かれない程度の感謝も込めて。
「レイリー」
「おう、名前だろ?」
「転校生じゃなくて、レイリーって呼んで。太陽くん」
「…わかったよ、じゃあなレイリー。気をつけて帰れよ」
「うん」
私には名前がある。
レイリー・ケイス、至って普通の名前。親譲りで髪色とかはほんのちょっと珍しいけれど、生まれも育ちも日本で日本語しか喋れない、ノーマルな一般人だ。
「…ふふ」
「何笑ってんだイケメン野郎! お前にわかるか、女子を呼び捨てするこの気恥ずかしさが!」
「わかったわかった…じゃあ二人とも、また明日。レイリーさん、何かあったらオレを頼ってくれ」
「…? うん」
さっきは何かあったら生徒会長か太陽くんを頼ってくれって言ってたけど、いつの間にやら心境の変化でもあったのかな。
転校初日。
普段どおりと少しの非日常が混ざった日だった。
角砂糖一つくらいの甘い期待と、小匙一杯分のコーヒーみたいな不安の混ざるこれから。
いつも、が少しだけ遠ざかった気がした。
「……」
よし、帰ろう。
──ピッ…ガチャン!
これはよくある音。無事に帰宅したと告げる福音。特別なトラブルが何も無く帰ってこれたと安心安心。
今回の引越し先はオートロック付きの住宅。アパートとかの貸し物件じゃなくて、お母さんが用意していた中の一軒らしい。
「ただいま」
「あら…おかえりなさい」
「お母さん?」
帰宅の合図に返事があった。これは珍しい、母親の声だ。私の両親は共働きで、しかもお母さんは何日も家を空ける仕事をしているから、必然的に帰宅した時には父が早く帰っている場合でもなければ、おかえりなさいは滅多に聞こえない。
「早く着替えちゃいなさい…今日はねぇ! お母さんが腕によりをかけて晩御飯を作ったのよ!」
「えっ…」
嫌な予感。
テンションが高い時の母親の料理はあんまり美味しくない。最新式の調理器具をホクホク顔で買ってきて、よくわからないアレンジ料理を作った証左だ。
何度も言うがあんまり美味しくない、レシピ通りにどうして作らないのか。さらには作る料理は酷く薄味、そして食べさせたがり。感想の美味しいという言葉を期待した目で待つタイプ。ちょっと厄介だ。
「油揚げに納豆と挽き肉と大葉とねり梅を詰めたものをね、水蒸気オーブンでじっくり焼いてみたのよ!」
うん、先に断言出来るけれど。オーブンで長時間焼いたら大葉の風味とか色々飛ぶよね。結局下味を付けていないだろうから、なんかもう風味がどっかに行ったほのかな梅の味しかしないんだろうなぁ…。
じっくり焼いてみな、飛ぶぞ、風味が。
「あっ、そうだ。新しいメンテナンスオイル買っておいたからタオルとワイヤーも入れ替えちゃいなさいね」
「うん」
物が錆びないように毎日の手入れは欠かさない。これはお母さんとの約束だ。料理は…うん…お父さんの方が上手で、少し厳しい所もあるけれど、いい母親だと思う。両親ともに稼ぎもいいからね、ありがたいね。
「地下に新しいの置いておいたから、気に入るのがあったらちゃんと言いなさいね」
「後でね」
昔から持っている物の方が何だかんだで手に馴染む。それでも流石に子供用をずっと持つのも、あまり褒められたものではないだろう。
今回の転校を機に変えるのもいいかもしれない。
「お母さんちょっとクリーニング屋を呼ぶけど、何か持って行ってもらうものある?」
「ないよ」
もしかしたらこれから服が汚れるかもしれないけれど、今はそういった物はない。
誰も見てないのだから、いっそ裸で手入れをしようかな? …いや、万が一お母さんに見られたら怒られるからやめておこう。
「砥石は足りてるの?」
「うん、あっ替えの柄が…」
「そろそろかと思ってたのよ」
「流石」
「ふふーん!」
用意がいいなぁ、長年の勘だろうか。
そうそう、私のお母さんのお仕事は掃除屋さん。
色々と特殊らしく、刃物や銃器を使ったり。また別の専門のクリーニング屋さんとの繋がりもあるけれど、私は詳しく知らない。
それと、両親の馴れ初めは知らないが、なんでも大恋愛だったとか。たまに惚気けてくるのは正直うざい。
世の中を見渡せば珍しくもない。普通の、ちょっと親の都合で転校の多いだけの私。
学校での出来事を親と共有して、明日もときめく事がないかと期待して胸を膨らませる。
普通の私の、一日の締めくくり。
御意見・御感想・御評価、質問疑問、誤字脱字等々ありましたら賜りたく存じます。
や、優しくしてね…!