10月下旬、この日ある事件が起きた、それは大規模のテロ組織による襲撃にあった、その場にいた銃を持った連中は達也と清隆の二人で鎮圧した、ただしその場に居合わせたテロリストの命は確実に仕留めていた。
『……やはりこのタイミングで来たか・・達也・・・お前はお前のやる事をやれ…』
「清隆・・お前俺の所属部隊を知ってたのか…?」
『知ってて悪いか?、別に言いふらすつもりは無い、だがもう今はそうも言ってられないだろうから、向こうから直々に明かしてくるだろう・・オレはこっから別行動を取る・・・合流出来たらその時は背中を預けても構わないか達也…』
「……嗚呼、無論だ・・俺的に合流出来る事は願ってるがな」
『…そうか……』
清隆と達也達はこっから別行動へ移った、清隆は単独で大胆にも逃げも隠れもせず堂々と敵の目の前に現れたかと思えば、一瞬にしてテロリストの連中の首を的確に跳ねていく、その場に居合わせた味方ですらこの時の清隆の行動を見て恐怖し声も発する事も出来なくなり萎縮してしまった。
だがそんなのお構い無しに清隆はゴキブリのように大量に湧く有象無象の集を血祭りにしていく、しかも表情一つ変えず真顔で躊躇無く相手の首と胴体をバラバラにしていく。
『……』《外にいる敵はあらかた片付いたか・・さて中の敵は・・・》
清隆は自身を中心に超広範囲の探知魔法を発動させ、残りの敵の数を確認すると、その場で別の魔法を二重に発動させる、それは時間や空間、距離すら無視して放つ彼の異能、魔法である創造で作ったオリジナルの魔法を発動させ、敵のみを素粒子レベルで世界の歴史からも存在そのものが完全に消滅させ、殲滅した敵のみその場にいる達也以外の記憶が飛ばしていた。
記憶が飛ぶ、即ちテロが起こった事実は認識し覚えてるが、自分達の前にいた消滅する前の敵の存在を完全に記憶から飛んでいる状態であり、失ったと言うのが正確である。
『……』《達也以外の連中は目の前にいた敵の存在が記憶から飛び、記憶を失っているだろうな・・だがそれでいい、達也とオレが認識、覚えていればな・・それに今達也の記憶を飛ばす訳にもいかないしな…》
清隆は達也にだけは自身の魔法の影響を受けないように別の魔法で達也の周りだけに特殊な結界を張っていた。
『……さて達也・・次はお前の番だ・・・見せてくれ、戦略級魔法のマテリアル・バーストを……』
一人清隆は遺体の山に座りながら意味深に呟く。
一方の達也は先程の清隆の魔法で自分以外の者全員の記憶から目の前にいた筈の敵の存在そのものが消されている事に驚きを隠す事は出来なかったが、風間の命令である海域にアル艦隊を殲滅する為、そこに呼ばれマテリアル・バーストを発動させ、その艦隊を撃沈させた。
その衝撃で地上には影響は無いもの巨大津波が発生した、しかしまだ取り残した艦体があった、それは敵船の母艦だった、基地に帰還すると同時にマテリアル・バーストを先程の威力の倍で放ち、母艦を撃沈したが、その衝撃は凄まじく陸地から離れていると言うのに陸にまで影響が及び始めたのだ。
だが、達也はこの時思ったのは本来なら陸地への影響も凄まじいものだと、しかし人への害が無い事に疑問を浮かべていた、その疑問の正体が達也にだけその姿を見る事が出来た、それは海岸先に清隆がたった一人でおり、マテリアル・バーストの威力を自身のサイオンの塊を飛ばし威力を相殺し地上への影響を最小限に抑えていた。
だが、マテリアル・バーストを発動した場所は灼熱のハロウィンとして処理される事となった。
「あの風間少佐・・一つお聞きしたい事があります…」
「許可する、何だ?」
「戦略級魔法、マテリアル・バーストの威力を相殺出来る魔法は存在するのでしょうか…?」
「……ある・・ただし同じ戦略級魔法でない限りマテリアル・バーストを相殺する岳の威力は出せない・・・本来ならな、達也、ここだけの話だ、ここにいる全員も聞いてくれ、今から話す事は我等だけの秘密だ、良いな」
「「はっ!!」」
「さっきマテリアル・バーストは同じ戦略級魔法でないと威力を相殺する事は出来ないと言った、防ぐ事も然りだ、だが例外はある、それはホワイトルーム出身の最高傑作と呼ばれる存在だけは唯一、戦略級魔法以外の魔法でマテリアル・バーストの威力を相殺する事が出来る、話を聞いてる限り恐らくだが、・・・相殺どころか防いだりまたは無効化も出来ると俺は思っている、単なる憶測に過ぎないが……」
「……そうですか…」《最高傑作・・清隆の事だろう、やはりとんでもない化け物だったか……》
「だが達也、何故今それを聞いたんだ?」
「…すみませんいまはまだ何とも言えません…」
「そうか・・まとまったら聞かせて欲しい、なぜ今のタイミングでマテリアル・バーストを戦略級魔法以外で相殺出来る者がいるかと聞いたその答えを…」
「はい、そのつもりです…」
「なら良いんだ…」
本来マテリアル・バーストは同じ戦略級魔法で無い限り相殺する事は出来ず、防ぐ事も勿論不可能である、しかしその常識を覆す存在が一人だけいた、ソイツはホワイトルーム生の最高傑作と呼ばれる存在であった、無論その最高傑作と呼ばれる者は綾小路清隆ただ一人である、清隆のみが唯一戦略級魔法以外の一般的な魔法を使ってもマテリアル・バーストの威力を相殺したり防いだり出来る人物なのである。
風間少佐は最高傑作と言う単語は知っているがそれが誰に該当するかまでは上からも知らされていないが、長年の勘なのか風間は最高傑作と言う存在の事を一番警戒していた。
『……』《まさか二度目にして島を消し飛ばす程の威力で撃つとはな・・だが破壊力、規模は確認出来た、まぁアレが本当に本来の威力かはまだ分からないが少なくとも島を破壊する程の一撃はあると見た・・ほかの戦略級魔法と比較しても破壊力、威力、規模だけなら最高峰だろうな…》
戦略級魔法であるマテリアル・バーストの破壊力と規模を確認すると、今見たのが全力とは最初から思わず、まだ全力では無いのは見抜いていた、しかしマテリアル・バーストは島を破壊するだけのエネルギーがあると認識し達也への評価を更に引き上げた、そしてマテリアル・バーストの残留思念から解析を始めマテリアル・バーストをいつでも使えるように改良も加え、更に最適にマテリアル・バーストを使用出来る様にまでしてしまった。
そして海岸から当然の様に瞬間移動するかの様に姿を消した。
アンジェリーナ・クドウ・シールズはヒロイン枠に入れる?入れない?
-
いる
-
どちらかと言えばいる
-
どちらでも良い
-
どちらかと言えばいらない
-
いらない