最高傑作vsアンジー・シリウスと呼ばれた女
神社に来てとても目立つ格好をしたコスプレした清隆や達也達と同い年くらいの女の子が彼等の前に立ち塞ぐ様に歩けば、何事も無いように過ぎ去って行く。
『……アレはファッションか?』
「綾小路君・・アレはファッションでは無く・・・」
「コスプレって奴だよ」
『コスプレ?・・すまん俺はあまり知らない、コスプレって何だ?、ファッションとは違うのか?』
「まぁ意味合いは違って来るかな・・」
『なるほど・・じゃあ九校戦の時の雫や深雪のはファッションでは無くコスプレだったのか?』
「!?・・アレはファッションだよ・・・//」
「あれ〜雫何顔赤くさせてるのかなァ〜」
『雫どうした?、熱でもあるのか?』
清隆は顔が赤い雫の頭に自身のおでこを当てて熱があるか確認すると顔は更に接近しほぼゼロ距離であり、雫は更に顔を真っ赤にして体温が更に上昇する、だが清隆は気にしている様子も無く、風邪でも引いてるのではと雫に言うと、レオンやエリカ達は当然として達也までもそれは無いのではと言う反応を示していた。
『ん?俺は何かやらかしたのか…?』
「無自覚なのが怖いところだな」
「いや、それ達也も言える立場じゃないだろう…」
「そうか?」
『達也にだけは確かにそう思われたくないし言われたくないな・・オレ何かより余程恥ずかしい事を言っているのは達也だしな…』
「確かに・・達也君って口説いてる感があるって言うか兄妹の会話とは思えない事を平然と口にするよねぇ…」
『だろう、それとさっきの俺の行動が何処がおなじだって言いたいんだ?』
「同じとは言ってないけど・・」
『エリカ教えてくれないか?、オレは踏み込み過ぎたのか?』
「ち、近い・・////」《ん?この匂い・・・》
『エリカ・・』
「ねぇ綾小路君・・何時間か前に七草先輩と一緒じゃなかった?」
『ん?、嗚呼昨日の朝から深夜、最初の明けましては七草先輩だが?』
「そ、そうなのね・・」《あの人は本当に抜け目ないんだから・・・》
何故エリカは真由美と一緒にいたか分かったか、上記の通り匂いである、真由美の掛けていた香水の匂いが一緒にいた清隆にも一生についていたのだ。
これを聞いて雫は突然距離を縮め、清隆の空いてる腕に抱き着き全力でアプローチするとエリカも負け時と清隆のもう片方の空いてる手に抱き着き、対抗意識を雫に向ける。
「モテる男は辛いな・・」
『達也が言うか?妹の深雪にそんなに思われているのに・・タツヤの方がタラシだと思うのは俺だけか?』
「いや、達也に負けずお前もタラシ野郎だよ」
『そうか?レオン』
「嗚呼、そうだ・・本当天然かって言いたいくらいだぜ」
どうやら清隆は天然垂らしの様で無意識ではあるが、他の女の生徒達、外部の女性達からも実は裏でファンクラブが結成されてる程である。
ファンクラブが結成されている事は清隆本人もレオンの口から聞く迄全く認知しておらず知らずにいた。
月日は流れ最近、吸血鬼事件が流行しており、レオンがついに被害にあってしまった、そして彼の話によると急に力が抜き取られたかのようだと話す。
『……』《まさかな・・だが確認は必要か…》
ここで清隆は何か思ったのか、この日の夜ある行動をする、それは自身のサイオンを外に垂れ流す事で霊的存在を誘き出す手法、そして清隆の前に現れたのは精霊や魔物の一種とされる生命体の様な存在が現れる、その存在は特殊な方法でないと視認出来ないが、清隆は存在を確実に視認しており場所も正確に把握しており、気配も当然の様に探知出来る。
『やはり・・』《これはまた難儀な・・・だからアンジー・シリウスであるアンジェリーナ・クドウ・シールズが派遣されたのか、コイツらの正体迄は分かっていないようだが、その存在は知っていると見た・・捕縛しておこう…》
霊的存在は清隆に攻撃を仕掛けるも無力化され霊的存在は清隆に呆気なく拘束魔法で捕まったしまった、ただの拘束魔法ではなく霊的存在のみを対象にした拘束魔法である。
『……』《マテリアル・バーストによる影響で次元の歪みにヒビが入り、こちらの世界に干渉した、そしてコイツらは・・人間の体を依代に行動する、憑依した者のに寄生し元の人格を消し去り完全に自分にとって都合の良い駒にする・・・やり方は効率的だが・・それでは全て後手に回るだけだ・・何故こんは後手に回る様な事を……》
その後、霊的存在の呼称はパラサイトと名付けられた。
パラサイトを確保して数日が経ち、清隆は更に調べに調べを重ねていた、そして確実な事を確信した、だがそれを達也達に話す事はしなかった、それはいずれ達也もそれを理解するからだ、達也が理解する迄は自分の口から言わない事にした。
清隆はこの日アンジェに人気の無い場所に呼ばれた。
「来たわね・・清隆・・・アンタ何者?」
『……それを聞いてどうする…?』
「・・・私達と来てもらうわ、どうせアンタも達也同様に私の正体を知ってるんでしょう、いつも自分は関係無いみたいな顔してるけど、私分かるのよ、アンタの眼は人殺しの眼だって……」
『外見で判断するのは良くないぞ、アンジェ……』
「これは私個人の判断よ、貴方を捕まえて何者かを調べ、結果次第では射殺か私の部隊に所属してもらうわ……」
『‥悪いが下に着くつもりも無いし、先ずアンジェ、お前は俺に勝てない……』
「!?そんなのやってみなくちゃあわからないじゃない!」
清貴に煽られ彼女は割と強めの魔法を放つと、いつ発動させたか不明のオリジナルの魔法で無力化、まるで最初からその魔法が無かったかの様に消失した。
「!?……」《は?、何・・達也と良い、どうしてただの学生にこんな・・・》
『無駄撃ちはしない方が良い…』
「馬鹿にするんじゃないわよ!!」
感情的になったのか、魔法の威力を一切加減をせずに放つが清隆は表情一つ変えずに冷静に自分に向けられた魔法を分解魔法で素粒子レベル迄に分解し無効化した、これは達也の分解魔法と同じである。
『……オレじゃなかったら死んでたぞ・・あ、いやオレ以外なら達也くらいか』
「達也も清隆も何なのよ!!、あんた達どうしてそんなに強いのよ!!」
『強いから強い・・これじゃあダメか?』
「えぇ、ダメよそれじゃあ納得出来ない!!」
『……生まれ持った元々の才能、そして絶え間無い陰の努力・・少なくともオレはそうだ…』
「…たったそれだけでそんな力を身に付けられるはずないじゃないの!」
『……』《やはりアンジェは意識しなくてもオレの隠してる力の正体を見ている、まぁそれが何か迄は知る由もないだろうが…》
「……あ〜もうやけよ!・・アンタには私の全力をぶつけたくなったわァッ!!」
『……』《ヘビィ・メタル・バーストを使う気か・・》
清隆の思った通りアンジェは戦略級魔法であるヘビィ・メタル・バーストを威力調整もせずに本来の威力で自身の全サイオンをヘビィ・メタル・バーストの力の根源として流し、島すら破壊しかねない程の膨大な威力のヘビィ・メタル・バーストを上の許可無く清隆に向けて放った。
「くらえぇぇぇ!!!!!!綾小路・・!!清隆ぁぁぁぁぁぁ〜!!!!!!」
『……人のフルネームを大声で言うなよ・・まぁ今の彼女に言っても届く筈無いか…』
清々しい程の余裕を見せ自身に向けられる島を破壊しかねない一撃が向かってる最中、極めて冷静にそして的確にヘビィ・メタル・バーストを真っ向から無力化した、それは自身の元々の異能である消滅とそして魔法である破壊魔法の組み合わせで術式を消滅させエネルギーの破壊力そのものを破壊した、本来戦略級魔法の術式の消滅は時間が掛かるが破壊魔法と組み合わせると短縮が出来る、本来の時間は10分は掛るが組み合わせた結果10分を3秒迄に縮められ、隙がほぼ無くなった。
「……はぁ・・嘘・・・全力で撃ったのに!!!、どうして清隆・・アンタは無傷なのよ!!」
『・・自分で考えろ、オレの口から言える事は無い……』
その後、アンジェは悔しそうな表情を浮かべながら後にする、そしてヘヴィ・メタル・バーストの発動した跡の痕跡を全て消し、此処で起きた戦闘の痕跡すら一切残さず清隆もその場を後にした。
アンジェリーナ・クドウ・シールズはヒロイン枠に入れる?入れない?
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いる
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どちらかと言えばいる
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どちらでも良い
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どちらかと言えばいらない
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いらない