ある日のこと十文字から呼ばれた清隆と竜也は彼の部屋魔の前に立ち、ドアをノックすると待っていたと言わんばかりにドアは開いた。
「ご足労かけたな、まぁ座ってくれ綾小路、司波」
「は、はい」《俺達だけを呼ぶにしては・・》
『……』《何故オレ達だけをこの部屋に呼んだんだ、それにこの部屋・・》
「では単刀直入に聞く、お前ら二人は十師族に入れ」
「何故・・ですか・・・」
『九校戦の時、十師族の一条家に勝ってしまった・・それが原因で反発をかっているとそう仰りたいのですね』
居間綾小路が言った事を俺も言ってる」
「ですが自分は劣等生です・・そう簡単では・・・」
「司波も綾小路も自覚した方が良い、十師族の一人を倒しているのだから・・特に綾小路お前は一条だけじゃない、俺にすら勝っているのだから…」
『……』《やはりこうなるか・・》
十師族に勝つ、それは彼等にとっては都合が悪い状況であり、正確には十師族で気にするのは現当主とその取り巻き達である、十文字はお偉い方の目気にしており、清隆と達也にもいずれ火の粉が飛ぶだろうと忠告をしていた。
三人が話しているとパラサイトの目撃情報が摩利から受け、清隆と達也と十文字は急いでその目撃されたと言う場所に向かう。
そこには既にエリカ、レオン、幹比古の三人が交戦しており、苦戦していた、何故なら実態がなく捉えづらいからだ。
『……いますね・・あそこに・・・でも様子が変です』
「…ん?清隆それは一体どう言う・・」
「説明してくれ綾小路」
『本来あの生命体に感情は無い、しかしあのパラサイトは人を殺す事に快楽を得ている、もっと人を殺したいそう言う感情が溢れ出ている…』
「「!?」」
「パラサイトがどうしてそんな感情を・・」
「確かにそこが気掛かりだな…」
そう考えながらも目の前のパラサイトに攻撃を仕掛ける、清隆の指示の元で、清隆だけが唯一実態の無いパラサイトを認識しており、存在としての形や気配の特徴等全て把握しているからこそ的確な指示の元、パラサイト達を弱らせる為に戦った。
『……』《俺がやる方が早そうだ…》
自身がやる方が効率良く更にはスピーディーに出来ると思ったからなのか、達也と十文字、エリカとレオンと幹比古の四人は清隆の冷静で的確な指示に驚いていたのに更に清隆本人が自分達寄りスピーディーで効率良くパラサイト達を弱らせ捕縛していった。
「……」《綾小路君・・何て的確なのかしら・・・あんなのまるでパラサイトがそこにいるのが分かっていて、・・そして対処法を知っているみたいな・・・》
「……凄い…」《精霊魔法を使う僕ですら真面に認識出来ないのに、それに達也の目も完全に捉えてた訳じゃない、なのに躊躇無く迷い無く最初からパラサイトがそこにいるのを把握していたような・・》
「こまけぇ事は分からねぇが綾小路!お前すげぇーな!!」
『偶然だ・・偶然把握出来ただけだ…』
「清隆・・」《まぁこの場は嘘も方便か》
「後でちゃんと説明しろ綾小路」
『その時はもっと静かな場所で話しましょう、騒がしいところ寄りマシでしょう…』
「嗚呼、了解した…」
十文字は清隆の力を全て把握した訳ではなかった、彼の素性も過去もまだ知らない、だが何か絶対にあると確信はしていた。
十文字以外にも疑問に思ったのはエリカと幹比古だった、勘が鋭い二人はこの日を気にずっと清隆が何者かを調べ始める様になった、清隆本人には勿論黙っていた。
レオンに関しては余り気にしていなかった、けど只者では無いと言うのはあの非公式の九校戦最終戦で理解していたが余り深くは考えない様にはしている。
達也の方は清隆の素性や過去、魔法についてあらかた知っていたからなのか他の四人程驚きはしなかったが、驚愕していた、精霊や魔物の類を完璧に認識し的確に指示を与え、そして的確に攻撃を与え弱らせ捕縛している、そんな様子を見てホワイトルームでは一体何していたのか更に興味が湧いた。
パラサイトを捕縛し専用の部屋に封じ込めそこから出られない様にした。
それから数週間は経ち、最近アンジェが何も考え無しにパラサイトの依り代岳を殺しそれがキッカケでパラサイト達が更なる暴走を引き起こし、殺しは楽しいものと言う歪んだ感情を徐々に抱く様になり、もっと危険な存在へと進化していた。
パラサイトの異変を見逃す事無くこの数週間ずっと清隆はパラサイトの対処を休まず行っていた、それは自分の平穏を乱されたく無いからと言う彼にしては珍しい理由で動いていた。
『……』《ひっきりなしに暴れてくれる・・やれやれアンジェにも困ったものだ、更にパラサイトが危険になっていると言うのに・・》
アンジェがパラサイト達の依り代を殺す事でパラサイト達に殺しの悦楽を覚えさせているのだと清隆はアンジェに対し少し怒っていた、自分の平和と秩序を乱す行為をする彼女に対して。
アンジェリーナ・クドウ・シールズはヒロイン枠に入れる?入れない?
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いる
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どちらかと言えばいる
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どちらでも良い
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どちらかと言えばいらない
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いらない