躊躇いを見せれば相手の思う都合であり、隙を見せてしまう、だから清隆は達也を除く全員に向けて厳しい言葉を掛けた。
『もう一度だけ言う・・人を殺す覚悟・・・あるか…?』
「そんなものとっくに・・剣を握った時から人を斬り殺す覚悟は出来てるわよ…」
「殺られる前に殺っちまう・・俺も覚悟くらいはある…」
「僕は出来る限り殺したくは無いけど・・その時が来たら僕は皆を守る為に手に掛けるよ…」
「私だって綾小路君と一緒にいる様になってから覚悟は決まってた…」
「私もお兄様同様に覚悟はちゃんとあります…」
『……そうか・・なら良い・・・ただ現場で怖気づくなよ……』
「……」《清隆なりに気遣っていると言う事だろうが・・それでも殺す覚悟を問う所を見るに、俺同様にやはり簡単に人を殺せる類なのだろう…》
清隆は達也以外の者に人を殺す覚悟があるか促すがこれは即ちかれ自信が人を殺すのに躊躇いが無いと言う事であり、達也は下手したら自分以上に人を殺す事に躊躇いの無いのでは無いかと思っていた。
自分以上に人を殺す事に何も躊躇いも無いのは危険だと思っていた、敵に回ったら容赦無く達也自身が確実な死を遂げていると自覚する程だった。
それ程に清隆の存在は危険と言う事であり、そんな危険な清隆を放っておくのは更にヤバい、危険だと気付いていた。
この話の後、男女に別れそれぞれ風呂に入る事にした、そして風呂から上がった後、海軍と事を構える支度をする、そして清隆は真由美にもこの事を伝えていた。
十師族としては本来、真由美は止めなくてはならないのだが、自身の感情を優先したのか止める事はせず、逆に力を貸す事にした。
清隆が真由美に頼んだのは自家用旅客機を使って八名の少女達の救出後の乗車させる、これを任せる事にしたのだった。
そして3月の30日、この日実験が行われた、戦略級魔法の実験が、八人の少女達は表情にこそ出てない、出せないが苦しんでいた、それを理解するものは中々いないだろう。
研究員達は絶え間無く彼女達に負荷を掛け地球を破壊しかねない超大規模の戦略級魔法を彼女達を動力源にする事で発動させ様としていた。
そして研究員の中にはずっと反対意見をしていたが、研究所長の圧が凄まじく抵抗出来なかったと述べた。
八人の少女達を救出する為の清隆の立案により開始された、出来るだけ殺さずに解決出来るならとその道もあったが、その道は結果無くなり、死者はやはり出てしまった。
「……」《戦場では甘さが命取りになる・・確かにその通りだが・・・清隆はそれ以前の問題に思えるな…》
『……』《脆い・・こんな簡単に人は死ぬのか……》
清隆は人の脆さを改めて実感した、彼にとって命は儚いものだと自覚してしまった。
実験は清隆と達也の手によって止められてしまい、戦略級魔法の開発は阻止され、計画自体が無い事にした、この時、清隆はこう思っていた。
『……』《まぁ最初からこの計画は潰す気だったが・・都合が良すぎだな……》
清隆は最初から研究員達のやろうとしている実験を潰す気だったのか、清隆は効率良く、計画を邪魔する事に成功したのだった、上手く事が運び過ぎて自分でも困惑していた。
困惑しつつも、自身の今回の目的は果たす事が出来た、それは研究員達が進めていた戦略級魔法のデータをこっそり解析しており、自身でも使える様にする事だった。
戦略級魔法のデータは達也が清隆が解析した後に結果的に消す事となり、達也としてもデータを消したかったのか、今回の戦略級魔法のデータを一応取り、悪用されない様に全てのデータを抹消、削除し装置ごと分解して破片一つ残さず消した。
『……』《これで良い・・データも装置も不要・・・その魔法はオレが覚えた、・・いや習得した…》
「……」《データも装置も破壊した、後はこのインプットさせたチップを持ち帰れば…》
清隆も達也もそれぞれ目論見があるが、お互いに研究員達が開発した戦略級魔法のデータこっそり盗み出ていた、清隆の場合は実際に習得した、達也の場合は自身の術式に組み込めないかと言う事を考えていた。
そして九人の少女達は無事に合流を果たし、真由美に寄って引き取られ、安全が保証された。
そして4月1日、この日は春休み最終日も近く新学期に備えての生徒会の集まりがあった、そしてこの日は中々にハードなスケジュールだった。
結局、夕方まで掛かり、その後は清隆はある人の元へ足を運んだ、それは九重八雲だった。
「珍しい〜お客さんじゃないか・・綾小路清隆君じゃないか・・・どうしたんだい?」
『アンタに頼みたい事がいくつかある…』
「……ホワイトルーム関係かな…?」
『流石です・・はい、新一年生にオレをホワイトルームに連れ戻そうと色々動きが出て来るとおもうので、アンタはその抑止力になって欲しい…』
「理由を聞いても良いかな〜?」
『オレや他のホワイトルームの連中に体術を古式魔法を教えたのはアンタだしな…』
「なるほど、暴走した時に対処出来る人物がいると楽・・そう言う事か・・・分かったよ・・綾小路君に乗せられて上げよう〜、あともう複数は?」
『その事は・・・』
「何となく察したよ…」
『頼みますよ、・・師匠……』
「任されたよ〜」
清隆は九重八雲と会い、四月から後輩の対策をしたり、他にも色々対策を練って来ている。
新学期を迎えるそれまでに清隆は色々策を練り込ませていた、それは達也もそうで一年への対策を練っていた。
清隆のヒロインを何人か増やすとしたら誰が良い?
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天沢一夏
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七草香澄
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七草泉美
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藤林響子
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茶柱佐枝