入学式を終えて、生徒会に候補として七草姉妹が生徒会へ呼ばれる事となった。
「この度は私達姉妹を出迎えて下さりありがとうございます・・生徒会入りに関しては私は問題はありません…」
「私は生徒会はイヤ、拒否します…」
『……じゃあ提案がある、風紀員に入ればいいんじゃないか?、それに達也も風紀員だったからな、達也以上の実績を出せるやもしれんぞ?』
「まぁ・・綾小路先輩が言うなら…」
『決まりですね…』
「何故俺を引き合いに出した?」
『その方が効率も良いと思っただけだ…』
七草姉妹を生徒会か風紀員に置いておきたかったのは、いざと言うとき使えるからであり、自分の目の届かない範囲で何かトラブルでも起こされでもしたら清隆としては都合が悪いからである。
数日後、それぞれな部活の介入させる一種の争いが今年も巻き起こった。
そこで取り締まっていたのは、香澄と七宝だった、だが、この二人はいがみ合っていた、七宝が一方的に香澄に敵意とも取れる行動をし喧嘩を売る様な事をしていた、香澄縛道のただ風紀員として、無意識に清隆に振り向いて欲しくて頑張っていた、だが、七宝から色々言われ、何やかんやで喧嘩になり今の現状となる。
「七草の七光りが・・調子づいてんじゃねぇぞ!」
「七光り!?・・ですって・・・私の苦労も知らないで・・良いわよ・・・そんなに言うなら分からせてあげようじゃないの!!」
「嗚呼、良いぜ、・・叩き潰してやるよ!!」
香澄と七宝の言い合いはエスカレートしていき二人は魔法を発動させ始める、先に発動させたのは七宝だったが、二人の魔法の術式は一瞬で無効化された、向こうかしたのは清隆だった。
『お前達は何をしている…』
「七草が喧嘩を吹っ掛けて来たので売った迄です!」
「ちょっ!あんたね!」
『まぁ待て・・オレには七宝お前がこの状況にさせる様な事を言ったのが原因じゃないかと思うんだが…?』
「僕に非があると!?」
『全部とは言わない、だが少なくとも七宝・・喧嘩になった原因は差別的な言葉を彼女に言ったからだ、確か七草の七光りだったか・・・これは彼女の努力を全否定している・・そういう風に聞こえたがな…』
「!?……//」《綾小路先輩・・私をそこまで見てたの・・・》
「それは・・」
『今日は不問にする・・お互い自分の持ち場に着け』
この場は清隆が上手くおさめ、二人は自分の仕事に戻り、今日を得た。
それからまた日を跨ぎ、数日が経つ、だがこの日、香澄と七宝の言い合いはもう言葉では解決し難いレベルに迄発展してしまい、その場でお互いに魔法を発動させようとする、またしても先に使用したのは七宝だった、だがこの場はその場に駆け付けた先輩のお陰で大きいトラブルには発展せずに済んだ。
「申し開きがあれば言ってみろ」
「……」
「……」
『二人共、遺恨はあるだろうが立場を弁えろ・・だが、白黒ハッキリ付けたいなら模擬試合をしたらどうだ?、それにこれなら違反にはならない、負けても勝ってもいがみ合うのだけは絶対にやめろ…』
「二人の意思は尊重しないのか・・清隆…」
『二人はもうやる気満々だ・・思う存分やらせれば良い、オレが責任を持って審判をする…』
「……」《責任!?//》
七宝からは香澄一人では無く、姉妹揃って戦えと強く主張していた、姉妹が揃ってやっと進化するのが七草姉妹だと知っているのか、その二人を打ち負かして真に勝てた事になると七宝は言う、その言葉に頭に来たのか香澄はそれを了承しお互いに納得しての上、違いに準備が出来次第、模擬戦が開始された。
結果言えば引き分けだった、お互いに加減せずに全力で使い殺傷の恐れがあったからだ、そこで七宝は異議を唱え始めた。
「何故です!!・・あのままやってたら僕が勝ってました!」
『つまり、あの二人が焼き殺していたと…?』
「それは・・でも火傷は負わせられました!」
『女子の体に火傷をさせるか・・七宝それだとお前の反則負けだ…』
「はぁ!?巫山戯るな!公平じゃないだろう!!」
『オレは公平に審判したつもりだが・・不公平だと言いたいのか?』
「そうです!最初から使用を禁止にしてくれればやりようはいくらでもあったんだ!」
『なぁ七宝・・お前・・・自分に甘いんじゃないか……?』
「自分に甘いだと!?」
『自分が勝ち出ないと納得出来ない、反則負けと言えば自分に非は無いと主張する、実に自分勝手で甘い・・傲岸不遜もいいところだぞ…』
「!?俺が傲岸不遜!?・・巫山戯るな!!、二科生のくせに大きな口を叩いてんじゃねぇッ!!」
『自分に甘えるな七宝・・相手に厳しく自分に甘い、それを傲岸不遜と言って何の問題がある……』
「!!?・・それは・・・」
『オレがこの試合の審判だ・・審判の言う事は絶対だ・・・その位理解出来ない訳無いだろう……』
「ウィードの分際で!!、・・だったら俺と勝負しろ!!綾小路清隆!!」
『何故そうなる・・』
「俺に勝ってから言え!」
『お前に勝てば・・自分の反則負けと認めるんだな……?』
「……嗚呼!」
こうして、清隆と七宝の模擬戦が次の日に行われた、この日の審判は服部先輩だった。
「では始め!」
「ふ!食らえっ!!」
『……雑な魔法だな…』
「!?…」《いつの間に回避したんだ!?・・加速魔法か!?》
『……』《七宝・・十師族にこそ選ばれはしていないが・・・数字があるだけの事はあるか・・だが魔法の使用が雑過ぎる・・・本当に七宝の人間か疑いたくなるレベルだ…》
「舐めるな!!」
七宝は最大出力で自身の最大の魔法を放ち、何も考えずただ目の前にいる自分を論破しプライドを傷付けた清隆に対して殺意しか感じなかった、誰が見ても七宝は清隆を殺そうとしていた、だが試合は止められる事は無かった、何故なら清隆がそのまま続行させて問題無いと言う合図を送ったからだ。
『……』《無効化するのは簡単だが・・》
清隆は敢えて直ぐ無効化出来るのに無効化せずに周囲に超高密度の結界を張り身を守っていた。
「!?はぁ!?何だよその結界!!・・おかしいだろう!!俺の最大出力だぞ!!」
『お前は勘違いをしている・・優れている力があろうと・・・凡人の力だろうと・・使い方次第では凡人のただの結界魔法が優れた魔法寄り高性能であり強かったりする・・・七宝・・お前は今迄何を見て来た?』
「俺は・・」
清隆は結界を前に押し出すとそのまま七宝の放った魔法を跳ね返す様にして彼に向けていた、だがギリギリのところで清隆はミストディスパージョンを使い無効化して七宝は自身の魔法で死ぬ事は無かった。
清隆のヒロインを何人か増やすとしたら誰が良い?
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天沢一夏
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七草香澄
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七草泉美
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藤林響子
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茶柱佐枝