魔法科高校の最高傑作   作:虚無神

28 / 52
秘密の会話

香澄と七宝の捜索から三日後、この日やっと見つかり、二人は意識不明のまま救助された。

 

七宝に関しては本当に三日間意識を失っていたが、七草に関しては三日間も意識を失っていた割にはおかしな点があると達也が言うと、達也の言葉を多いかぶす様に清隆が口を開く。

 

『問題点はそこじゃないだろう、何故三日も見つからなかったか、そっちの問題を解明すべきだと思うがな…』

「いやだが・・」

「今回は綾小路君の言う通りだと思います、お兄様」

「深雪まで・・分かった・・・今は何故三日も見つからなかったかだな…」

 

上手い事清隆は香澄が三日間も意識不明では無かった事を誤魔化し三日間の間何故見つからなかったかと言う話題に持っていき話を逸らした。

 

香澄と清隆は二人っきりになると、彼女の方から口を開き始めた。

 

「綾小路先輩・・どうしてあんな事を・・・」

『お前達を襲った八神と天沢の二人を誘き出す為だ…』

「でも・・」

『嗚呼、やはり誘いには乗ってくれなかった・・天沢辺りは乗ってくれると思ったんだが・・・八神に止められたんだろうな……』

「八神君に?」

『嗚呼、かなり頭の回転も早く、狡猾で手段は問わないからな…』

「まぁ八神君・・普通の精神を持ってるとは思えなかったけど・・・綾小路先輩にそんな事を言わせるって事は相当なのね……」

『嗚呼、それでだ七草・・お前に頼みがある』

「頼み?」

『七草の特権を利用してある事を暴露して欲しいんだ・・』

「ある事?」

『嗚呼・・九島家と四葉家の二つはホワイトルームと呼ばれる組織機関と裏で繋がっていると・・・十師族全体に浸透する様に派手に暴露して欲しいんだ……』

「ほ、ホワイトルーム?」

『分からなくて良い・・現当主にホワイトルームと言えば当主が納得し勝手に動いてくれる……』

「どうしてそんな断言出来るのよ…?」

『そうなると運命られているからだ・・言っても分からないだろうがな……』

「運命・・ねぇもしかして・・・」

『口にするのはオススメしない・・この場で消す事になる…』

「!?・・・・わ、分かったわよ・・・これ以上は何も言わないわよ……」

『賢明な判断だ…』

 

香澄は何となく清隆の能力の断片が理解出来始めていた、そして清隆が隠している能力を香澄が口にしようとした瞬間に彼女に向けて無言の圧と何とも言えない様なだけど恐怖が過ぎる様な清隆の殺すは冗談では無くガチだと香澄は感じ取り、それ以上口を開く事は無かった。

 

『後もう一つ頼まれてはくれないか?』

「なによ・・」

『オレの協力者になって欲しい・・お前の地位はとても貴重だ・・・もし何かあれば俺に話して欲しい・・包み隠さず全てを話して欲しい……』

「その程度ならお易いご用よ!!」

『頼もしいな・・七草…』

「ねぇ、・・綾小路君・・・七草って言うと何処か他人行儀だし香澄って呼び捨てにして欲しいな・・なんて…」

『そうか?望むなら呼び方を変えても良いぞ…』

「じゃあ香澄って呼んで!!」

『香澄・・これでいいか?』

「うん…//」

『熱でもあるのか?』

 

清隆は自身のおでこと香澄のおでこを当てて彼女が熱を出していないか確認をする、その時顔がお互いに至近距離であり、香澄は隠す事無く滅茶苦茶顔を赤くさせて照れていた。

 

全く持って清隆は自覚はしていなかった、この行為が口説いていると言う事実である事に。

 

『熱は無い様だなぁ・・熱があっては困るからな…』

「……////・・・・熱は無いわよ!・・・アンタが近いから・出・・」

『近い?・・何がだ?』

「その・・//距離感よ……////」

『距離感?・・余り気にした事は無いが・・・俺は気にしてないぞ』

『私が気になるのよ!!』

『……そうか・・・・人間関係は難しいものなんだな……』

「そ、・・そうねぇ〜・・・確かに難しいわ…」

 

人間関係の難しさを今初めて知った様な反応を見せる清隆、それもそのはず人の事を一つの駒として見て来なかった彼からして見れば人間関係は難易度が高く、特に難しい。

 

「そ、その綾小路先輩は・・何者なの…?」

『……香澄・・オレが何者か知りたいか?』

「知りたい…!!」

『なら俺を脅かす様な・・凄い事を出来たらその時はオレについて全て話そう…』

「脅かす、凄い事・・」《何よそれ!!?、無表情の人にそんな事出来るとは到底思えないんだけど!!・・でもこれはチャンス・・・綾小路先輩を知るチャンスかも……》

『出来なきゃあ教えられないが・・』

「わ、分かったわよ・・やってやろうじゃないの!!」

『……楽しみにしてるぞ…』《これで良い・・これで後は・・・》

 

清隆には何か狙いが会った、明確な何かがある、それは香澄も理解出来た、しかし、その内容迄は分からず、清隆についてもっと深々と知りたい香澄は思い始めていた。

 

「話は・・もう以上……?」

『嗚呼オレからは以上だ…』

「この後って予定空いてたりする・・かなぁ……//////」

『特に予定は無いが・・どうしたんだ?』

「じゃあ私と一緒に買い物付き合ってよ」

『買い物?・・別に構わないぞ……』

 

傍からするとかなり親密な関係に見えるが、実際はそうでは無い、香澄の方は親密に見られるのは悪い気分はしておらず、少し嬉しいと逆に思っていた、清隆からするとそう見られても自身の計画に支障は無いと思っているのか気にしていない。

九島烈の強さは達也と互角?又は達也以上?

  • 以上
  • 互角
  • どちらでも良い
  • 以上の方が面白い
  • 互角の方が面白い
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。