スティーブルチェースと言う種目になったのかを理由を天沢は清隆に頼まれ探っていた、この時九島邸に侵入しており、何が目的なのかを天沢はその場で知る事になった。
観客には見えない様にフィールドは設定されていた、その違和感を清隆は抱いており、天沢にそっちの真意も確かめて欲しいと頼んでいた、そして天沢は九島烈から驚くべき事を耳にした。
「パラサイト達を利用出来るか否か・・利用が出来るなら綾小路君の戦闘データからこちらも最高傑作を作れる・・・そして綾小路君本人にはその指揮を任せれば・・問題は無いだろう…」
「兄上は暴走の可能性とかは考えないのか…?」
「その可能性は万が一にもありえんよ、暴走をすれば自ら自害、機能を完全に停止させる機能を組み込んでいるからね・・例え他のところから細工され様がそれは問題にはならん…」
「なるほど・・・・くえぬ兄だ…」
「ははっ・・それと天井裏にいるのは分かっているよ、出てきた前・・・もし拒否をするなら…」
天沢はこの場は撤退せねばと本能的に過ぎった、なので九島烈の警告を無視して逃げる事だけを最優先にして我を忘れる勢いで自身に加速魔法を付与して超高速で走り九島邸から逃亡する。
しかし、逃亡した先には既に九島烈が立っており、九島烈かは放たれる今までに天沢すら経験した事の無い未知のサイオンを体に送り込まれてしまい、その場を気絶してしまった、だが運が良いのか、綾小路の指示なのか八神拓也がタイミング良く姿を現した。
「貴方が秘密技に行おうとしてる・・パラサイトの実験・・・何故一般の生徒もいる中で実験場にしたんです……」
「おやおや、ネズミはまだ蔓延っていたか・・だが君がそれを知る事は無い・・・何故なら此処で私が君もその女も始末するからだよ……」
「それは、・・恐ろしい・・・ですねぇ・・」《まさか九島閣下が強硬手段を取って来るとは・・綾小路先輩の言う通りじゃないか・・・確かに間近で見ると分かる、僕ではこの人に勝つのは無理・・精々時間稼ぎがやっとと言ったところか……》
「さて・・何十年ぶりかに暴れるとしようか・・・さて来た前よ……」
「……」《真っ向からやりあったら確実に瞬殺される!?・・なら・・・》
真っ向勝負を避け隠れながら攻撃を仕掛けると言うスタンスを取る事にした。
隠れながらミストディスパージョンを連発させ、攻撃を仕掛けるが、九島烈は人間かと思う様な動きを見せ、老体とは思えない身体能力を見せ付ける、そして少しずつ距離を詰まれて行く、だが何とか距離を保ちつつ隠密系の魔法も使用しながら時間稼ぎをした。
そう、清隆がその場に着く迄の時間稼ぎを、だがそこに来たのは清隆では無く、達也と九重八雲の二人だった。
「……」《やっと来たかと思えば・・綾小路先輩じゃない・・・まさか・・考え過ぎか・・・この二人がここを通るのを知って天沢にここ迄誘導する様に言っていたのか・・そんな素振りは何処にも無かったのに…》
八神の予想通りこれは清隆の作戦だった、天沢にはバレたらここ迄誘導する様に予め言ってあった、しかしそこから先は清隆は何も言わなかった。
「おやおや、まさか司波達也君と九重八雲がここに来るとは・・これも綾小路君の策略なのかな……?」
「アレは底が読めない・・何を考え、どう感情が左右しているのかも分からない・・・アレ程恐ろしい人は存在しないよ……」
「なるほど・・君もバカされた事がある様だね・・・さてとどうしたものか・・流石に此処で出会したくは無いねぇ…」
「退却でもしてくれると僕としては助かるんだけどね・・どうかな…?」
「ここは君の提案を飲むとしよう・・だが、証拠だけは隠滅させてもらうよ…」
「この録音機を奪い壊す気かな・・悪いけどさせないよ…」
「余り調子に乗らない事をオススメするよ・・いくらホワイトルーム生とは言え君はまだ学生だ・・・殺したくは無い……」
「アンタに容易く殺される程僕はヤワじゃないよ…」
二人のガチの攻防戦が開始された、そして近くにいた九重八雲と達也がぶつかり合う大きいサイオン同士がぶつかり合う波動を感じ、その場に駆け寄って見る、するとその二人が見る光景には八神拓也と九島烈が熾烈な殺し合いをしている光景だった。
だが、明らかに九島烈の方が有利であり、魔法面も体術面も技術面も頭脳面も全てに置いて九島烈の方が圧倒的に有利だった、後は九島烈の圧倒的戦闘経験も相まって八神は圧倒的に押されていた。
そこに加勢する様に九重八雲が最初に九島烈に向かって攻撃を仕掛けた。
「……やはり来るか…」
「何故・・閣下が一生徒をそんな何かを揉み消したいかの様に殺意マシマシにしてるんですかねぇ〜」
「君には関係の無い事だよ九重君…」
そしてこっから九島烈vs八神拓也&九重八雲&司波達也の一対三と言う状況になる、だが、九島烈は圧倒的戦闘の経験から来る経験則から三人同時の加減無しの攻撃を軽くいなしていた。
「やれやれ僕ら三人係だって言うのに・・恐ろしい人だ・・・善戦を退いてもう十数年以上は経つのに・・衰え一つ感じ取れないとは……」
「随分評価してくれるね九重君・・おっと危ないねぇ司波達也君…」
「!?クッ!!?」
「達也君!!」
「人の心配は・・」
「僕の事も忘れては困るな!!」
「忘れてはいないよ・・ただこのタイミングを待っていたんだよ…」
「!?いけない!!八神君!離れるんだ!!」
八雲はこの時、九島烈が殺傷性の高い魔法を放とうとしているのを悟り、八神を庇う形で重傷を負う、だが致命傷は避けており、命に別状が出る事は無かった。
「何故・・何故庇ったんだ・・・九重八雲……」
「可能性ある・・・未来を潰したくは・・無かったからねぇ…」
「・・クッ・・・僕を馬鹿にしたがって・・九島烈〜ッ!!!!!!」
八神は感情の棚が外れたのか、何も考えずにその場で戦略級魔法である環境破壊・ガンマ・バーストを発動させようとしていた。
「だ、ダメだ!!達也君!!八神君にその魔法を使わせてはならない!!」
「はい!!」
「おやおや、暴走かね?・・困った青年だ・・・殺す岳では物足りないなぁ……」
達也がミストディスパージョンで八神の魔法を無力化しようとするその前に九島烈の放つ魔法が八神の戦略級魔法を無力化し同時に彼の意識も刈り取った。
九島烈の放った魔法は精神干渉系魔法と古式魔法の二つを組み合わせた魔法であり、何と発動する前であれば戦略級魔法を無力化出来る魔法なのである。
「今のは・・精神干渉系魔法と古式魔法の・・・まさか九島閣下がこんな難易度の高い魔法を習得していたとは……ねぇ…」
「はい、それも精度もかなり高い・・熟練なのは先ず間違い無いでしょう…」
「今回はこのくらいでおさめておこうか・・それに証拠はもう隠滅完了したからね……」
「まさか・・貴方は九重を敢えて刺激しあの戦略級魔法を使用させようとした、その時のサイオンで証拠のデータも消えた、それが目的だったんですね……」
「流石司波達也君だ・・頭の回転が早いねぇ・・・その通りだよ・・彼は逆上した時が一番隙を作ってくれるからね・・・だから敢えて彼が逆上する様に仕向けたのだよ……」
「貴方は何処迄堕ちれば気が済むんだ…」
「堕ちる?、私は堕ちてはいないよ・・私なりの目的、正義があっての行動さ、ただ君達では理解出来ないと言う岳の話だよ……」
「……九島閣下・・お一つ戦って思った事があるのですが・・・何故閣下は・・そこまで老いたと言うのに若い頃と変わらない程の力を引き出せるのです……」
「それは・・自分で調べて見た前・・・私の強さの秘密を知りたくばね……」
そう言い九島烈は姿を一瞬にして姿を消し、その場からいなくなった。
更に奥地へ達也は足を運ぶとそこには意識不明の天沢が倒れ気絶していた。
結果的に証拠となるものは九島烈により抹消されたかに見えた、しかし清隆は状況でも冷静に高台に立って地上を見下ろしていた。
『これである程度は把握出来たか…』《証拠のデータはオレが消される前に遠隔で解読して全てのデータをこのチップに埋め込んだ……》
証拠のデータが消える前に清隆は遠隔でデータを解読しチップに埋め込む事に成功させていた。
なので九島烈が消したと思っていたデータは清隆の持つチップにしっかりと刻まれていた。
九島烈の強さは達也と互角?又は達也以上?
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以上
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互角
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どちらでも良い
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以上の方が面白い
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互角の方が面白い