父親との戦いを終え清隆は気を失っている篤臣を八雲の元へ運んで行く。
因みに運ぶ時だが、敢えて清隆は篤臣の靴と靴下を脱がしそのまま引きずりながら運んだそうだ。
「……あ〜・・戦っただけで出来た訳じゃ無い傷もあるのは気になるけど・・・まぁそこは敢えて触れないでおこうか…」
『…助かります・・詮索されていたらこの場で父さんを殺していたところです……』
「親殺しは余り感心しないなぁ〜・・綾小路君」
『……まぁ父さんがいたから今のオレがいるって考えれば殺しはしませんよ……』
「……ははっ、君らしいねぇ・・・・さてと篤臣君・・・寝たフリを擦るのはもうやめた置いた方が良いよ…」
「……」
『足を斬るぞ…』
「…わ、分かった・・これで良いんだろう・・・それで俺を生け捕りにして何が目的だ・・九重八雲」
「目的も何も僕が聞きたいくらいさぁ・・ナラク族と手を取り合って迄……」
「それをお前達に言うとでも思うか…?」
『吐かせる方法はいくらでもある・・アンタの精神に干渉して言わす事も出来るんだぞ……』
「・・さて篤臣君・・・どうするのかなぁ?」
「脅しには屈しないぞ…」
「ん〜・・脅しかぁ〜・・・脅しじゃなくてこれは忠告何だけどねぇ……」
その瞬間、八雲の雰囲気は一瞬にして一変する、一見ヒョロりとしていて何を考えているのか掴み所の無い様に振る舞っているが、この時の八雲はあった臣目線だと恐怖と言う概念そのものを具現化させた様な感覚に陥っており、何も言えず逆に膠着して情けない程に怯えていた。
この恐怖感に篤臣は耐えきれず口から泡を吹いて二度目の気絶をした。
『アンタがあれ程の力を当てさせるから口から泡吹いて倒れるんですよ……』
「まだまだ序の口だったんだが、・・だがあの程度で精神干渉に耐性が少しでもあればねぇ〜……」
『自分で気絶させておいてよく言う・・、まぁあの程度で口から泡を吹くなら父さんもその程度の存在だった訳だぁ…』
「結構キツい事を言うねぇ〜・・・・綾小路君は……」
それからまた少し時間が経ち、篤臣が眼を覚ますと顔を近付ける八雲の姿が視界に入っていた。
「・・・・じゃあさぁ・・・篤臣君・・さっきと同じ事を言うけど・・・どうして君はナラク族と組んだのかなぁ・・」
「それは・・」
「言い難いなら心を読んでやろう・・ん〜・・・ほうほう・・なるほどねぇ・・・ナラク族の真の目的は最終的には宇宙に存在する生命や環境を自身等の支配下に置く事で自分達の存在証明をしたいと・・君の場合は綾小路君を確実に殺す事が出来るのが条件でナラク族に手を貸したと言う事か……」
「……そうだ・・だが、奴等はまだ何かもっと壮大な何かを隠している、表向きは宇宙に生きる生命と環境の支配だが・・・それも奴等にとってはもっと壮大な計画の一部なのでは無いかと私は思っている……」
『壮大な目的か・・その壮大は宇宙に住む生命と環境の支配以上に恐ろしい事だとするなら、・・・この次元と奴等の住む次元の融合・・もしかしたらだが、ナラク族は次元と次元を融合させ全てをナラク族に置き換えナラク族岳の世界を築こうとしている・・・父さんの話を聞いて思った事を率直に言ってみたがた・・どうだろうか?可能性はあると思うか…?』
「ん〜・・本当に壮大過ぎて信じ難い話だけど・・・ありえそうな話しではあるねぇ〜・・僕としてはその読みはハズレて欲しいところかなぁ……」
「……どうする気だ・・清隆……」
『…………滅ぼす……』
清隆の予想は実は的中しており、ナラク族の真の目的、それは人間の住む次元と人間が住む次元とは異なる次元を融合させ、世界の理も概念そのものも全てをナラク族に置き換え、全ての種族をナラク族にしナラク族岳の世界を築こうと企てていた。
だが、清隆に自身等の目的を知られた事を知ったナラク族の一個体がナラク本人にその事を報告した。
「ナラク様・・我等の計画が綾小路清隆に寄り見破られました…!!」
「……そうか・・知られてしまったか・・・それで貴様は何故綾小路清隆を始末しない?」
「そ、それは・・あの者は・・・ハッキリ申し上げますと・・化け物・・人間に許された力の許容を遥かに超えています!」
「だから・・どうした?、我等の力が奴一人に遅れを取ると・・・貴様は言いたいのか……」(睨)
「!?・・・・いえ・・・決してそんな訳では・・ですが不安なのです・・・あの者は未知に満ちています・・篤臣との戦いを見ておりましたが、底が知れず・・・敵に回したく無いと本能的に感じました……」
「……そうか・・ならお前はいらぬ、私の一部となるが良い…」
「へっ・・それは私が用済みと・・・」
「そういう事だ・・臆病者に生きる道は無い・・・生きる価値が無い以上私の一部になるのが理とは思わぬかぁ……」
「……嫌です!!まだやれます!俺はこんなところで死にたくない‼️」
「……怖気付いて帰って来たお前にもう生きると言う選択肢は無い・・・・今迄ご苦労だった・・・さようなら……」
ナラク族は同胞を食らう事で更に進化する生き物でもあり、ナラクはおめおめと怖気付いて帰って来た、一個体の一体を躊躇無く捕食し自身のエネルギーとして、力としてフル活用される事になった。
オリジナルの敵キャラ(人間)はどんな感じのキャラが良い?
-
頭脳も力も両方の面で優れている
-
完全な頭脳派かつ魔法も特殊
-
完全な肉体派かつ馬鹿では無い
-
性格がサイコパス
-
行き過ぎた自己正義